本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2024/5/12 日曜日::

■[ラノベ]聖女の騎士と魔女の戦い「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」8巻

ラ・ロの遺産を受け継いだFAIRのロッキー・ディーンの大規模魔法「ギャラルホルン」によって、
サンフランシスコが暴動の惨禍に見舞われる。
スターズはその原因となった魔法の解読のために達也を頼り、
ほぼ同時にFEHRのレナからも協力の依頼が舞い込むが…

USNA国内の問題に達也が出張るのはどうかと思ったけれど、
同盟国だし、何より達也の分析力が必要というのは理解できます。
というか、仕事で飛び回って放置されて拗ねる深雪さんが可愛かったので、
それだけで満足したというか、結果オーライな気がしないでもありませんねw

達也がUSNAに行く為に色々な組織が調整したりしてるあたりに、
達也の重要度がわかりますが、それも理解はできますね。
実際にシャンバラの鍵を持っているというのもあるけれど、
すぐに魔法を解読して解決策を考えられるんだから、本当に有能ですよ。

今回は聖女レナの魔法が事態の沈静化に貢献しましたけれど、
達也たちの一年先輩の中条あずさの梓弓でも対応できそうな気がしますね。
スターズとFBIの捜査網から逃れたディーンは日本で問題を起こすつもりみたいだし、
久しぶりに中条先輩の出番がないかな? とちょっと期待しています。

:: 2024/3/24 日曜日::

■[ラノベ]公式からのちさたきの供給!「リコリス・リコイル Recovery days」

リコリス・リコイルRecovery daysリコリス・リコイルRecovery days
出版社:KADOKAWA
原作者名:Spider Lily
作者名:アサウラ
作者サイト:アサウラの生存観察室
作者twitter:アサウラさん(@asaura_seizon) / Twitter
絵師名:いみぎむる
絵師twitter:いみぎむるさん(@imigimuru) / Twitter
紙書籍通販:リコリス・リコイル Recovery days
DMM電子書籍:リコリス・リコイル Recovery days

「リコリス・リコイル Ordinary days」と表紙がそっくりすぎて二度見しました。
もうちょっと変えても良かった気がするんだけど… 狙ったのかな…?

それはさておき「リコリス・リコイル Ordinary days」がバカ売れしたせいか、
新シリーズというかTVアニメの番外編的なラノベが出ました。
今回もアサウラさんといみぎむるさんという公式タッグの作品なので、
とてもちさたきの魅力が120%詰め込まれていて面白いです!

映画館で映画を観たことがないというたきなに体験させるため、
千束が勝手に騒いだり奮闘したりと、非常に楽しそうなんですよね。
これでこそ千束って感じがしますし、
乗せられるたきなも、とてもたきなって感じがします。
公式でしか摂取できない、純正なちさたきが冒頭から漂ってきて満足感が半端ないです。

それにしてもアサウラさんはサバゲ作品を書かれるだけあって、詳しいですよね。
漫画家の伊藤さんが描かれる作品内のAKについての蘊蓄をたきなに語らせてましたが、
素人の私にはさっぱりでしたね!
まぁ、例えがわかりやすかったので理解はできましたけども!

しかし、漫画の作画資料のために仕事先で本物をかっぱらってくるとか、
千束は豪快だし、たきなも染められてるなぁ、と思いますねw
しかも予想通り、本物使っちゃったから暴発しちゃったし…w
伊藤先生には悪いけれど、笑っちゃいましたw

そして千束を看病するたきなが、これまた良いんだ!
ただの不摂生で体調を崩しているだけだというのに、
千束のために丁寧に鍋焼きうどんを作ってあげているたきな!
千束のために脚を伸ばしてお赤飯を買いに出かけてくれるたきな!
素晴らしいちさたきじゃあ、ないですか!?

それとフキとサクラのペアの話も有りですね。
アニメ本編ではあまり掘り下げられなかった二人だけど、
ちさたきとは違ったバディ感が良かったです。

このシリーズはこのまま続いていくのでしょうか?
新作アニメともども期待したいところです。

:: 2024/2/18 日曜日::

■[ラノベ]学園青春モノと言えば文化祭!「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」6巻

達也のせいで論文コンペが消えて、代わりに開催されるようになった九校フェス。
九校合同の文化祭のようなイベントになっており、各校は準備に大忙し。
そんな中で生徒会長交代とともに生徒会に引き抜かれたアリサ。
茉莉花はアリサがいないなら風紀委員をやる理由がないので辞めようとするのだけど…?

キグナスの乙女は爽やか青春学生モノって感じなんだけど、
達也が絡むと途端にきな臭くなるのでアリサたちが可哀想ですねw
まぁ、明のように達也を崇拝し、努力を積み上げている子もいるので、
達也が切り拓いた魔法師たちの道というのは無駄ではなかったのだな、とも感じるんですけどね。

そんな明が堀越先輩と協力して作った出し物ですが…、面白いですね!
現実でもVRやARが色々と実用化され始めているだけに、
魔法を使ってよりリアルな体験を作り出すというのはフィクションとしてとても良いですよ。
しかも達也が目標としている兵器以外の魔法の使い方として、とてもマッチしてますし。
娯楽を作るのが得意な日本らしいモノ作りだと思います。

そして裏で巻き起こっている達也を狙った海外マフィアの暗躍ですが、
九島家が頑張っているけれど、まだまだ黒羽の方が一枚上手ですね。
元老院も動いているけれど、やっぱり四葉は別格なんだなぁ、と思わせられます。
黒羽姉弟は既に大学生みたいだけど、アリサたちと絡むことはあるのでしょうか?

アリサたちの平和のためには、あまり四葉と関わり合いにならない方が良いと思うけれど、
明が達也に招待されちゃったからなぁ…
もしかしたら次巻あたりで対面したりするのかもしれませんね。
ちょっと怖いけど、楽しみです。

:: 2023/12/14 木曜日::

■[ラノベ]エピローグは数年後じゃないと思った?「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.23」

大好きなネトゲにしてもう一つの人生そのものだったレジェンダリー・エイジ。
突然のサービス終了告知で混乱し、絶望し、諦観し、終活をこなすことで、
アコも現実を認識し始めたせいで禁断症状が出て大変なことに…
そこでルシアンは杏先輩に頼み、お互いの両親のバックアップを受け、
アコとの駆け落ち結婚式を執り行い、新居での新生活を始めるのだった…!

と言うわけで、完結巻です!
いやー、ここまで来るのが長かったけど、最後まで面白かったですね!
アコのために奔走する杏先輩がマジで頼もしいけれど、
それもこれも実家の資金力を元手にした資産運用の才覚があってこそというか…
やっぱり杏先輩の存在が一番のチートな気がするなぁ…w

学校の友人との会話でエンディングを見ようと奮闘するのは青春って感じで面白いけれど、
それ以上に面白かったのが、斜め上に着地するアレイキャッツらしさですねw
ラスボスを頼んだらラスボスにされていたでござる、には本気で笑ったw
まぁ、その方がルシアンらしいよね!
でも、その道中でルシアンの盤外戦術というか、アコのおっぱい攻撃でリベンジ成功してたのが面白すぎる…!
そうだよね… ネトゲ廃人相手には(見切れてるとはいえ)リアル巨乳JKのコスプレ画像は特攻だよね…
そりゃ勝つわ…w

そして、最後のみんなの慟哭は本気の感情の発露が感じられてねぇ…
そりゃ泣くよ。泣くに決まってるよ。
どんだけ納得したように思えても、泣くに決まってるよ。
だって10代の少年少女が人生の数割掛けてたんだよ?
これで泣かないなんてあり得ないですよ…!
セッテさんまで号泣してるあたり、彼女もちゃんと仲間になってんだなぁ、と思いましたね。

そしてエピローグもまた良かったです。
始まりはネトゲだったけれど、そこで培った友情はずっと続いているし、
愛情は更に深く結ばれ、続いていくんだなっていうのが感じられて嬉しかったです。
この作品の終わりに相応しい、とても幸せな終わり方だと思います。
完結巻が出るのまで長かったけれど、待った甲斐がありました。
面白かったです!

:: 2023/12/12 火曜日::

■[ラノベ]悪魔の後継者「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」7巻

ポタラ宮でシャンバラの遺産を手に入れた達也。
しかしそこに記されていたのは大規模破壊魔法”天罰業火”の存在だった。
危険すぎる魔法を封印するために渡米したい達也だったが、
度重なる海外渡航に東道から待ったが掛かってしまう。
そしてIPUは大亜連合へと宣戦布告してしまい…

IPUの注意を逸らすだけのつもりでラサに遺産が眠っていると言ったら、
それを真に受けて戦争が始まってしまい、それに振り回されるとか、
達也にとっては瓢箪から駒というか、因果応報というか…
精神的にとても痛い目に遭ってるから、トントンなのかもしれない。

FAIRの二人がシャンバラと敵対していたラ・ロの危険な魔法を手に入れて、
とてもきな臭いことになっていますけれど、
富士山麓のシャンバラ遺跡を調査する前に、そちらに注力する展開になるのでしょうか?
スターズでなんとかして欲しいところなんだけど、難しいのかな?

そのスターズの元隊長であるリーナですけど、
女子会をしていて微笑ましかったというか、ニヤニヤしたというか…
そうかー、三人ともまだなんだ…
この世界の日本の貞操観念はかなり強固ですね!
早く結婚すれば良いと思うよ!

逆にハニトラのためなら身体を使うのに躊躇いが無い大陸美人ですが、
一条を狙うのは目の付け所が良いと思うんだけど、
一条には恋人候補にレイラが居たのを調べなかったのは痛恨のミスですね!
戦略級魔法を限定的とはいえ街中で使うほどに恋に恋した少女が身近に居るとか、
想定していないんだろうけど… 命が助かっただけマシだと思うんだ…!

:: 2023/11/12 日曜日::

■[ラノベ]終活のすゝめ「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.22」

レジェンダリー・エイジ、サービス終了のお知らせ…
そんな衝撃的な告知がされてネトゲ部のみんながどうなったのか…
キングクリムゾンした21巻から時系列が巻き戻って、
告知がされたリアルでの卒業式からのみんなの時間が動き出す…!

三年半待ったよ…!

次巻で完結、というところから待たされることに定評のあるラノベ界隈ですが、
まさか三年半待たされた上で、ちゃんと出るとは思いませんでしたよ!
まぁ、それでも上下巻構成になってしまったので、
本当の完結は来月発売の23巻なんですけどね!?

とはいえ面白さは変わらないものが有って嬉しかったですね。
流石にラグが有りすぎたので当時のノリを思い出すのに時間が掛かりましたが、
一度読み始めると止まらない面白さは健在でした。

もうね、ルシアンの気持ちがよく分かるんだよ。
終わって欲しくないけど、納得せざるを得ない運営からの正直な告知に、
どうしようもない、やるせない気持ちが募って爆発しそうになるもの…
この言語化しにくい気持ちを、リアルに追体験させてくれちゃうのが、
この作品の面白さの一つだよなぁ…

諦められないアコ以外は、それぞれのやり残したことをやるのは、
ある意味とても健全な終わり方だと思うんですよね。
特にルシアンなんて健全も健全なんだけど、だからこそ難易度高そうというか…
杏先輩のやり残しは意味不明だったけど、
理由を聞いたら納得というかドン引きでしたね!
この人はちょっと有能すぎるところが困ったところだよ!
そういう人だったよ!

そしてセッテさんが聞きたいということで話され始めたアレイキャッツ誕生秘話ですが、
この頃のアコは純真で可愛いですね。
今ではネットスラングを普通に操りまくる廃人になっちゃいましたが…
どうしてこうなった…(主にアレイキャッツのせい

それにしてもまさかシュヴァインというか、茜があそこであんなことを言うとはなぁ…
いや、ちゃんと今までフラグ立ててたし、
何ならアコがいなければ間違いなくシュヴァインエンドだと思ってたけどさ。
それでも、自分からあんなに、精一杯の気持ちを込めて言うだなんて…
尊すぎる…!

お陰で吹っ切れたルシアンが杏先輩に全力で頼って、
アコのために奔走するのは一種の爽快感がありましたね。
そうだよ、杏先輩は頼られたらとても喜んじゃう変態もとい、ギルマスだからね。
そのお陰でアコの終活をするための同棲生活が始まるんだなぁ…

その続きは来月のお楽しみですが…
今から楽しみだけど、同時に寂しくなってきますね。
大好きだったネトゲを引退するような切なさがあるけど…
当時の思い出は大切な宝物ですからね。
この作品も特別な宝物になってくれるでしょう。
来月を楽しみに待っています。

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