■[漫画]進撃のベロチュー「KISS×DEATH」1巻
KISS×DEATH 1 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:叶 恭弘
出版社:集英社( 2015-02-04 )
連載サイト:少年ジャンプ+
Kindle版:KISS×DEATH (1)
「エム×ゼロ」や「鏡の国の針栖川」とエロ要素アリアリの学園ラブコメという、
少年ジャンプの必須栄養素を生み出しながらも同時期に化け物タイトルがあったがために、
短命に終わってしまっていた叶恭弘さんの新作が少年ジャンプ+で花開きました。
その名は「KISS×DEATH」!
エロ要素だけではなく宇宙人が出てくるSF要素もアリアリの作品です。
ある日冴えないオタクの戸津慎五は立ち入り禁止の国有地に入り、
UFOを見付けようとした矢先に転んであっさりと死亡。
しかしそれは異星人の策略の一つで、舌に寄生されて華麗に復活。
その異星人の目的は脱走し、自分を殺した囚人5人を拘束することなんだけど、
囚人5人は寄生した少女5人の力を2年の歳月を費やしてブーストし、
既に一大勢力とも言える状況を築いていた。
それでも自分が母星へ帰還するためには拘束しないといけないんだけど、
その拘束手段が舌に寄生した本体同士で接触すること…
つまり、ディープキスをするということで…!?
今までの作品よりちょっぴりダークな要素が入っている上に、
2話目で男同士のディープキスという、腐女子メーターが振りきれる展開でしたが、
途中からはパンチラ回だけでなく、全裸サウナ回がドドンと入ってきてくれましたよ!
しかも乳首券アリで!
思わず「こういうので良いんだよ、こういうので」
と言ってしまいましたね。(笑
やっぱり叶恭弘さんの絵は少年誌エロを描いてこそなんや!
ただ残念なのが単行本になったことで全裸サウナ回がモノクロになったことですね。
連載時はちゃんとカラーだったというのに…!
ちなみに印刷代という概念がないKindle版でもモノクロです。
ぐぬぬ… カラー増補版とか出してくれないかしら。
Kindle版といえば描き下ろしもきちんと収録されてましたね。
更にカバー下のイラストも収録されてましたが、
特筆すべきは表紙折り返しの作者コメントまでしっかりと収録されていたことでしょうか。
ここまでやってくれるならもうKindle版に抵抗はないですね。
1巻の時点で主人公サイドと囚人サイドの目的もしっかりと判るし、
お互いのキャラクターも分かりやすく出来ているあたりは流石だと思います。
少年誌にしてはSF要素も案外よく出来ているし、
何より叶恭弘さんの少年誌エロが相変わらず磨きがかかっていますので、
今後も楽しみですよ。
1巻の続きが読める連載は少年ジャンプ+アプリで読めますし、
普通にPCでも読めるので気になる人はそちらで連載を追いかけることをお勧めします。
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