本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2009/8/12 水曜日::

■[ラノベ]キリトのフラグ立てスキルは熟練度MAXに違いない「ソードアート・オンライン (2) アインクラッド」

ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-08-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 404867935X
ISBN-13 : 9784048679350
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:■BUN+BUN■

1巻で綺麗に完結していたので、どうやって続きを書くのかと思ったら、
1巻の序盤から終盤までの間にキリトが遭遇したイベントを纏めた、
4つの短編を集めた短編集という形の2巻でした。
そして短編集ながらその面白さは1巻に迫るものがあり、
この作品の面白さは本物だと核心した次第です。

中階層で出会ったレアなビーストテイマーの13歳の少女、シリカ。
アスナの友人である鍛冶屋の童顔の少女、リズベット。
新婚の頃、22層で記憶を失っていた少女、ユイ。
そしてキリトがかつて所属していたギルドの苦い思い出の少女、サチ。
最後のサチとの話以外は登場する少女とアスナ視点なので、
キリトの主人公補正が掛かりまくってます。(笑

何というか、キリトのフラグ立て能力は半端ないっすね。
時には兄のように接してシリカの心を奪って、
時には変わった人として一緒に冒険してリズを恋に堕として、
時には父のように接してユイと幸せな家族のように過ごして、
そして、いつも後悔するのは守ると誓いながら守れなかったサチのこと。

いやー、兎に角面白かった。
そしてだからこそ、Web公開されていた頃に読まなかったのを後悔ですよ。
特にSAO1巻の話はWeb公開版はエロかったというのを聞いて更に…!
そして知らないからこそ、3巻があるのか判らないのでドキドキです。
続き読みたいんだけど、どうなんだろうなぁ。
できれば出て欲しいんだけど、続きをどうするのか判らないだけに不安と期待が半々です。

:: 2009/4/14 火曜日::

■[ラノベ]リトライなしのボーイミーツガール「ソードアート・オンライン アインクラッド」1巻

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-04-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 4048677608
ISBN-13 : 978404867760
作者サイト:WORD GEAR

「アクセル・ワールド」が面白かったので同じ作者の作品だし、という理由で買ったのですが、
これが予想通りに面白く、そして期待していた以上に楽しめる作品でした。
作者さんのサイトでWeb連載していたオリジナルSSが元らしいんですけど、
これほど面白い作品があったなんて、私なんかが知っているWebの世界はまだまだ狭いと痛感した次第です。

視覚どころか五感の全てを仮想世界(VR)で楽しめる近未来のヘッドマウント型ゲーム機「ナーヴギア」
そしてその能力をフルに活用できる初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン(SAO)」
コアゲーマーなキリトは運良くβテスト時からプレイし、1万人が参加する本運用でも開始直後から友人が出来、
順調な滑り出しを見せたかと思いきや突如全プレイヤーが招集され、SAO開発者・茅場晶彦から告げられる。
「これは、ゲームであっても遊びではない」
と。

外部からのナーヴギアの除装orゲーム内での死亡がプレイヤーの死を意味するVRMMORPGソードアート・オンライン。
全百層からなる城、アインクラッドを攻略し始めてから2年が経過し74層まで到達した時点から始まる物語。
孤独を抱えるソロプレイヤーのキリトが有名ギルドの副団長・アスナと絆を深めることで廻り始まる運命。
ファンタジーとリアルの狭間で描かれる極上のボーイミーツガールがここにあります。

死と隣り合わせだけど、確かにそこにある平和な日常。
死と隣り合わせだからこその、息をもつかせぬ緊迫感のあるバトル。
そして仮想空間であろうとも確かに紡がれるキリトとアスナの男女の絆。
全編に渡って見所満載で本当に素晴らしかったです。
「アクセル・ワールド」を面白いと思った人には間違いなくお勧めできる作品ですね。

しかしこれだけ綺麗に終わってるのにどうやって続編を作るんだろう…
Web掲載版を読んでる人が正直羨ましいです。(笑

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