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:: 2021/11/7 日曜日::

■[漫画]ヨル・フォージャーの事件簿 豪華客船殺し屋殺されすぎ編「SPY×FAMILY」8巻

SPY×FAMILY8巻SPY×FAMILY8巻
出版社:集英社
作者名:遠藤達哉
作者twitter:遠藤達哉さん(@_tatsuyaendo_) / Twitter
連載サイト:SPY×FAMILY – 遠藤達哉 | 少年ジャンプ+
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Kindle版まとめ買い:SPY×FAMILY
DMM電子書籍:SPY×FAMILY (8)

アーニャが超能力をちょいと駆使してクジで当てた豪華客船チケットだけど、
ヨルさんは暗殺組織ガーデンの要人警護任務で同じ船に乗ることに。
ロイドとアーニャの二人に仕事のことがバレないようにしつつ、
暗殺ではなく、警護という慣れない仕事をしなければいけないヨルさんは任務を達成できるのか…?

待望のTVアニメ化決定ですね!
これだけ人気で売れている作品ですから、いつかはやるはずだと思ってましたが、
このPVを観る限り、しっかりと作られているようなので期待が高まります。

さて、この8巻ですがヨルさんが凄い勢いで活躍していましたが、
アーニャも地味にサポートしていたのが面白かったです。
超能力でヨルさんの事情だけでなく、殺し屋の行動も察知した上で、
ヨルさんの正体がバレないように動くとか、ナイス判断ですよ。
まぁ、本人は本気だけど、読者からすると見てて微笑ましくも思うんですけどねw

事情を知らずに振り回されているばかりのロイドには同情してしまいますが、
家族の平和のためにも道化でいてもらうのが一番なんですよね…
頑張れ、ロイドパパ…!

そしてヨルさんですが、要人警護という慣れない任務というのもあるけれど、
護る者が、護るべき秘密が増えたことで動きが鈍くなってしまっているはずなのに、
殺し屋連中を複数同時に相手にしてても無双しちゃってるあたり凄すぎますよね…

おかしい…
殺し屋連中の実力にピンキリあるとはいえ、これほど一方的になるとは…
ヨルさんだけ念能力が使えるとか、そんな設定があったりするのだろうか…!?

とはいえ、流石に強者も混じっていてヨルさんも大ピンチになってましたが、
それでも初心を取り戻して奮起しているところは感動できますよね…
まぁ、ロイドなら認めてくれると思ってますが、
実際のところはどうなのかは読者の私にもわからないわけで…
うーん、フォージャー一家の秘密がバレた時のリスクがまた上がったかな…!

豪華客船編はもうちょっと続きますね。
折角の船旅なので、フォージャー一家の平和な光景も見てみたいです。
たとえそれが束の間の幻想だったとしても…

:: 2021/6/4 金曜日::

■[漫画]スパイの仕事と殺し屋の仕事「SPY×FAMILY」7巻

SPY×FAMILY7巻SPY×FAMILY7巻
出版社:集英社
作者名:遠藤達哉
作者twitter:遠藤達哉さん(@_tatsuyaendo_) / Twitter
連載サイト:SPY×FAMILY – 遠藤達哉 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:SPY×FAMILY (7)
Kindle版まとめ買い:SPY×FAMILY
DMM電子書籍:SPY×FAMILY (7)

イーデン校の懇親会に訪れたデズモンドと接触する機会を伺い、
目論見通り、ダミアンに会いにやってきた目標と接触できたロイド。
スパイとして、平和のため、デズモンドという人間を知ろうとするが、
もちろんロイドの正体を知られるわけにはいかなくて…

このヒリつくような感じは正にスパイ漫画って感じですね!
洋画とかで感じる緊迫感がありましたよ。
デズモンドに不審がられないようにしつつ、
さりとて可能な限り情報を得ようとするロイドの言動にはハラハラしました。

超一流のスパイであるロイドですから演技力も抜群なんですが、
このシーンだけは演技じゃなくて素の部分が出てるなぁ、と思いましたね…w

子供たちにも同情される超一流スパイ…
ロイドを翻弄するとか、やはりアーニャはただ者ではない…!
だって超能力とか以前に、性格がはちゃめちゃすぎるからー!

ロイドとアーニャに翻弄されるダミアンくんですが、
彼の休日も描かれてて微笑ましかったですね。
取り巻きの二人とも良い友人関係を築けているし、
周りの教師も良い大人だし、恵まれていると思いますよ。
このまま素直に育って欲しいものですね。
国語力は勉強しないといけないだろうけど…w

そしてヨルさんの弟であり、秘密警察のユーリくんの日常ですが、
優しいところはあるけれど、職務に忠実なユーリくんは素直な良い子なんだけど、
それ故にどこか危ないとも思ってしまいますね。
暗部に携わってるけど、より深くて暗いところで活躍するヨルさんのことを知った時にどうなるのか…
ちょっと心配ですね。

そんなヨルさんですが、そのお仕事先である”ガーデン”のことが少し出てきましたね。
ロイドたちですら掴み切れていない暗殺組織にして、
ヨルさんが幼少の頃から暗殺者として活躍する職場…
今回のヨルさんは暗殺者としてではなく、護衛として働くみたいですが、
そこに偶然アーニャたちも居合わせることに…

しばらくはヨルさんパートが続くみたいですが、
殺し屋ではなく、護衛として動くヨルさんがどう活躍するのか。
アーニャはともかく、ロイドにはバレないのか。
そもそも”ガーデン”はどういった組織に組み込まれているのか。
色々と気になりますね!

:: 2021/1/2 土曜日::

■[漫画]横恋慕の愛の重さと母の強さ(物理)「SPY×FAMILY」6巻

SPY×FAMILY6巻SPY×FAMILY6巻
出版社:集英社
作者名:遠藤達哉
作者twitter:遠藤達哉さん(@_tatsuyaendo_) / Twitter
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Kindle版まとめ買い:SPY×FAMILY
DMM電子書籍:SPY×FAMILY (6)

ロイドの同僚であり後輩スパイのクールビューティーの夜帳。
彼女はクールな顔の裏に重厚なロイドへの愛を抱えるという、
有能だけどちょっと困ったスパイだった…!
今回は資産家キャンベルが持つ絵画に隠された機密情報を求めて、
闇テニスの試合に出ることになったんだけど…!?

闇テニスって何だよ!?
というツッコミを入れながら読んでた訳なんですが、
そんなツッコミは序の口で、次々と出てくる敵と、
その倒し方にツッコミを入れまくりで楽しかったですね!w

特に夜帳のクールな仮面に隠れてロイドへのアピールを欠かさないところと、
ロイドの有能という言葉だけでは片付けられないクレイジーな強さには、
抱腹絶倒な面白さでとても楽しかったですw
しかし、ロイドが有能であれば有能であるほどに、
夜帳の愛が膨らんでいくのは業が深いな…w

しかし、そんな夜帳の愛も、
ヨルさんのテニスの強さ(物理)の前には砕け散るとか…
母は強し…?
まぁ、ヨルさんはラブコメ方面では初心で弱いみたいだけど…
うーん、ロイドとの夫婦生活は今後どう進展するのだろうか…
そもそもこれは進展… するのか…?

進展と言えば梟の作戦ですが、
アーニャメインのプラン以外にも準備していたとはロイドってば有能ですね。
そしてアーニャの意外なアシストでちょっと進展しそうですが、
わりとヒリつく感じがとってもスパイっぽいな、と思いました。

ダミアンくんの純情な父親への想いを利用し、
アーニャの失敗すらも利用してデズモンドとのファーストコンタクトですよ…!
うーん、この展開は予想出してなかったなぁ。
これは続きがとても楽しみになってきたぞ…!

ちなみに先日更新された最新話はこの続きになっています。

[38話]SPY×FAMILY – 遠藤達哉 | 少年ジャンプ+

気になる人は今のうちに読んでおきましょう!

:: 2020/9/10 木曜日::

■[漫画]母と娘、それぞれの奮闘「SPY×FAMILY」5巻

SPY×FAMILY5巻SPY×FAMILY5巻
出版社:集英社
作者名:遠藤達哉
作者twitter:遠藤達哉(公式)さん (@_tatsuyaendo_) / Twitter
連載サイト:SPY×FAMILY – 遠藤達哉 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:SPY×FAMILY (5)
Kindle版まとめ買い:SPY×FAMILY
DMM電子書籍:SPY×FAMILY (5)

新しい家族の番犬にして予知能力犬のボンドが加入しい、
家族としての形がより一層盤石になったフォージャー家。
でも相変わらず梟の任務の進捗は芳しくないし、
ヨルさんはヨルさんでなにか行動をしていて…

いやー、ヨルさん可愛かったですね…
苦手な料理を克服するために、
職場の人間に協力を求めるとか、コミュ力高くなってますよ。
ツンデレのカミラさんが言う通り、結婚して変わったんじゃないでしょうか。
今までは弟のユーリが笑顔だったら良いだけだったのに、
今ではロイドとアーニャが笑顔になることが心底嬉しそうですもんね…

まぁ、それでも殺し屋としての意識は心の底に根付いているっぽいので、
相変わらずヨルさんが爆弾を抱えているのは間違いないんですけどね…

そしてもう一つの爆弾というか、梟の任務としての爆弾というか。
アーニャが赤点取って落第するかどうか、という話ですね。
ロイドは心配してましたが、4巻で勉強の必要性を痛感したこともあり、
アーニャはアーニャなりに頑張って進歩しているんですよね。
まぁ、微々たる成長ですけども。
ロイドはそれで良しとしてるあたり、心が広いですね…

そして後半からは新キャラですよ。
ロイドの同僚のスパイ、クールな夜帳さんです。

ナンバー1の座をロイドから奪取する野望でもあるのかと思いましたが、
この漫画は基本的にコメディ要素もしっかりあるのを忘れていました。
まぁ、それにしてもあの見開きの使い方はかなり大胆だと思いますけどね!
でも、そのお陰でメチャクチャ笑いました。w

夜帳さんは良いキャラなので頑張って欲しいですけど、
相手が色々な意味で悪いですからね…
射止める相手のロイドもそうだけど、
敵であるヨルさんは戦闘力的な意味でかないっこなさそうだし…
まぁ… 頑張って…?w

:: 2020/5/13 水曜日::

■[漫画]家族がふえるよ!! やったねアーニャちゃん!「SPY×FAMILY」4巻

SPY×FAMILY4巻SPY×FAMILY4巻
出版社:集英社
作者名:遠藤達哉
作者twitter:遠藤達哉(公式) (@_tatsuyaendo_) | Twitter
連載サイト:SPY×FAMILY – 遠藤達哉 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:SPY×FAMILY (4)
Kindle版まとめ買い:SPY×FAMILY
DMM電子書籍:SPY×FAMILY (4)

アーニャが人命救助でステラを取ったご褒美に犬を飼うことになるんだけど、
そこからたまたま学生たちによるテロに巻き込まれてしまい、
アーニャは未来予知ができる超能力犬と一緒に父を救うため、
街を駆け抜けるのだ…!

旧政権下で行われたIQの高い犬を作り出す実験の結果生み出された未来予知犬ですが、
犬は言葉が話せなかったのでそれは誰にも気付かれなかったんだけど、
心を読むことができる超能力を持つアーニャは気付くことが出来たってのは良いですね。

誰にも秘密なエージェントが誕生ですよ。
まぁ、アーニャはまだ子供なので殺されかけることもあるんだけど、
そこは戦闘力極振りであるヨル母がいるので何とかなるわけです。
というかヨルさん、軍用犬すらも睨み一つで追い払うとか、
戦闘力はとっくに人間辞めてる気がする…

アーニャが不幸な未来を回避するために頑張るんだけど、
誰にも話せないので奮闘するのは応援したくなりますね。
ただ、未来を読めても細かいところは知能が足りずに苦労するあたり、
学習の必要さを痛感できたんじゃないかな、と思う訳です。
まぁ、ケチャップで警告を出すあたり、知恵はあると思うんですよね。
だから将来性はあると思うので頑張って欲しいですね!

それにしてもわりとハードボイルドな任務をこなしたのに、
基本的にコメディ的な面白さがあるのが凄いですね。
ロイド父の上司である管理官が青臭いテロリストに語った凄惨な戦争情景とか、
わりとシリアスなんだけど、それだけで終わらせない雰囲気が好きです。

:: 2020/1/9 木曜日::

■[漫画]このスパイがすごい!「SPY×FAMILY」3巻

SPY×FAMILY3巻SPY×FAMILY3巻
出版社:集英社
作者名:遠藤達哉
作者twitter:遠藤達哉(公式) (@_tatsuyaendo_) | Twitter
連載サイト:SPY×FAMILY – 遠藤達哉 | 少年ジャンプ+
Kindle版:SPY×FAMILY (3)
Kindle版まとめ買い:SPY×FAMILY
DMM電子書籍:SPY×FAMILY (3)

「このマンガがすごい! 2020」1位おめでとうございます!
確かに1位を取るのも納得の面白さですが、
取った直後の単行本がシスコン回なのは業が深いですね…
それにしてもWeb連載の漫画がトップ3に2つも入るとか時代を感じます。

さて、2巻ラストにシスコンのユーリくん(秘密警察)が、
姉のヨルさん(殺し屋)がロイド(スパイ)と結婚した、
という情報を得たことで挨拶に来たわけなんですが…
ヨルさんの誤魔化し方がポンコツすぎて驚きましたね…
そしてユーリくんの姉に対してのポンコツっぷりにはもっと驚きました…

こんなポンコツ具合で秘密警察やってて大丈夫なのか…?
と心配になりますが、ポンコツなのは姉に対してだけっぽいので安心(?)です。
それにしてもユーリくんが秘密警察所属なのをすぐ見抜くとか、
流石はロイド、優秀なスパイですよ。

それにしてもヨルさんが可愛かったですね。
殺し屋といっても房中術とか使わない腕っぷしの強さが武器なので、
エッチなことに免疫がないとか最高じゃないですか。

キスをしようとするだけでこんなに赤面する新妻…
そう考えるととても可愛いな、と思うのです。
最近は新婚のイチャラブ漫画が多いですが、
「SPY×FAMILY」にもそういった漫画としてのポテンシャルはあるんだな、
と見せつけられた気分であります。

また、それだけでなくロイドの父性にも心が暖かくなりました。
アーニャが予想以上のポンコツでも焦ることなく、
どんなに失敗しても怒ることもなく、厳しいけれど優しく育てるとか、
任務とはいえ良いお父さんしてると思うのですよ。
特に人命救助をして星を取ったアーニャに対して、
任務に対して一歩前進とことよりも、
父としての誇らしさからの笑みを浮かべるロイドさんは素敵でした。

ロイドは平和を望む正義のスパイなんだな、としみじみと思いましたね…

次の4巻でも新たな家族が増えるみたいですね。
親族はユーリで打ち止めかと思ってましたが、
まさかペットという選択肢があったとは…
今度の家族も何かしら事情があるみたいですし、
この物語が今後どうなっていくのか楽しみです。

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