本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2007/12/5 水曜日::

■[漫画]見事な恋愛漫画もとい変態漫画でありました!「ククルカン~史上最大の作戦~」7巻

ククルカン~史上最大の作戦~ 7 (Gファンタジーコミックス)
著者/訳者:高田 慎一郎
出版社:スクウェア・エニックス( 2007-11-27 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4757521561
ISBN-13 : 9784757521568

お馬鹿な軍隊の物語も残念だけどこれにて完結。

6巻でウルトラCでペジャを助けたは良いけど、敵地ど真ん中で迷子になってしまったリプトンたち。結構真面目に危険な目に遭っていてそれなりに緊迫感はあるんだけど悲壮感がないのはリプトンが主人公だからというか。まぁ、リプトンだからなぁ。(笑

しかしリプトンだけではなくこの軍の連中は全員馬鹿であった。仲が悪かったジャッカルとも手を取り合い、清廉潔白っぽい蒼天までも巻き込んでの史上最大ののぞき作戦。軍として最も重要な作戦を敢行する時にも忘れないエロの心。その情熱をもう少し本業に活かせば良いのにと思わざるを得ない”のぞき”に対する飽くなき欲望と行動力。その艱難辛苦の果てにある桃源郷の為に彼らは全力で突き進むのだ!

そんな傍から見てたら馬鹿以外何者でもないことをやりながらもきっちり作戦を遂行しているわけですよ。最後の展開は少々性急すぎた感は否めませんけど、リプトンもヒロインの窮地を助けたり、射撃のスキルを活かして盛り上げたりと主人公らしい活躍もしましたね。恋愛関連もエピローグだけじゃ物足りなかったけど、恒例の表紙カバーを外した下のオマケ漫画で補完できたので一応満足です。

ただやはりもっと読み続けたかったなぁ、という気持ちも強くあるんですよ。高田慎一郎先生のファンだからってのもあるんですけどねー ただGファンタジーだと雑誌の色が違ってきている感もあるのがちょっと。ヤングガンガンとかに移籍しても良いのでこれからも高田慎一郎先生のこういったお馬鹿な漫画を初め色んな漫画を読み続けていきたいです。

■[萌え]橋口たかし先生って再婚だったんすね

まんが家BACKSTAGE 更新
橋口たかし先生が新連載と再婚と子宝に恵まれたことを報告。
畑先生、グーテンモルゲンはドイツ語だとエヴァで習わなかったのでしょうか。(笑

ねこうさプリンさん 涼宮ハルヒの牛丼
みくるちゃんってば怖いモノ知らずー☆
ネットの話題に敏感サラリーマンなみに反応するらーめんさんなのであった。

殆ど死んでいるさん ローゼンマンガ。
看護師さん根気強いな。
しかし水銀燈はこれはこれで幸せなんじゃなかろか。

ぺたぺただん。さん 突発短期連載?まんが・がみりん9
哀れレン。
同じ声の女の子に本名を名乗らせても貰えないとは…(笑

もしゃろぐさん 電脳コイル 卒業写真 (もしゃろぐ
イサコの髪を下ろしたセーラー服姿は何というか… 良いね…
しかしハラケンおばちゃん、危険な香りしまくりです。(笑

panda’s visionさん 最終回、そして再会
こんな続きがあっても良いんじゃないかなー
太陽の日差しが眩しくて、明るい未来が感じられて希望が持てますね。

ハルモニアさん 鏡音リン・レン
元気があって大変よろしい。
絵日記にはミクが。

八点駅さん アリンの縞ぱん
縞ぱん! Yシャツ! おっぱい!
はち切れそうなおっぱい圧に大興奮です。

ゆ~のす通信さん サンタこなたに抱きしめられるかがみん
石が取れておめでとうございます。(笑
取りあえずかがみんのおっぱいが成長している件について。

:: 2007/12/4 火曜日::

■[漫画]むかしむかし、あるところに…「GUNSLINGER GIRL」9巻

GUNSLINGER GIRL 9 (9) (電撃コミックス)
著者/訳者:相田 裕
出版社:メディアワークス( 2007-11-27 )
定価:¥ 578
コミック
ISBN-10 : 4840241082
ISBN-13 : 9784840241083

1期生、アンジェリカの最期。

以前からずっと伏線が張り続けられており判っていたことだけど、やりきれない思いはあります。「義体の死」はエルザという前例がありますが、アンジェの場合はその生い立ちからずっと追ってきた為思い入れがあり、ショックは大きいです。ショックとは言え、単純に悲しいとか切ないとかそういった言葉では表すことができないのが「GUNSLINGER GIRL」という作品の独自性が持つ特徴かと思います。

健忘症気味になり、義体になる前の記憶も思い出してきて自覚のない最期へのステップを確実に踏み出していたアンジェが任務中に遭遇する大規模テロ。マルコーを身を挺して守った代償は薬物投与での脳への障害。目を覚ますことがないと思われたアンジェがマルコーが傍に来るだけで目覚めたのは凄いことだと思うけど、「条件付け」のことを思うと素直に感動できないものがあります。こういった複雑な感情を抱いてしまうのがこの作品の特異性なんですよね。

マルコーや周りの大人たちはその行動は欺瞞や偽善にまみれたものであろうとも、アンジェのために奔走するのは少しは救われるものがあります。その分他の1期生たちが全然悲しみという感情とは無縁なのが辛く思えてしまいますが。そんな中、ペトラとアレッサンドロの二人は前向きで健康的な印象を受けます。やはり2期生のフラテッロは1期生とは一線を画した存在なんだな、とも感じます。

結局アンジェは義体になるまでの経緯からして不幸な少女でしたけど、最期は偽善とはいえ彼女のことを思う大人たちに看取られて幸せだったのかな、とも思います。むしろそう思わないとやりきれないとも言えますでしょうか。美少女が多く出てくる作品だけど萌え漫画では決してない。特異的ではあるけど面白い作品。それが象徴的に示され、一区切りが付いた9巻でした。

■[PC・デジタル]有機ELTVは面白そうなガジェットですねー

「鏡音リン(仮)」が「鏡音リン・レン」の双子と判明
(仮)の意味が判明しましたね。
VOCALOID2用の投稿サイトが出来たのも凄い。

【有機ELテレビ分解その6】表示部をさらに分解,有機ELパネルを詳細に見てみた
COGじゃなくてTABなんすね。
額縁にはどんな回路が実装されてるんだろ。

■[萌え]マリみて同人は成熟しすぎですね…(笑

据えZENさん うしとらの鎌鼬かがり(その他)
うわー、懐かしいな!
そうだよなー、当時はGS美神もそうだけどボディコンが流行ってたんだよ…
しかし子供心に思ってたけど、やっぱりかがりは良い体してますね…

真・みずかみ小屋さん コミックブレイド新連載「戦国妖狐」イラスト
以前コミックブレイドで載った読切「妖狐小歌」が連載化。
水上悟志さんがその活動の場を少年誌にまで広げてきたので今後の活躍を更に期待!

爆天堂さん ガンダム00のロシアの荒熊さん
中佐シブイっすねー
背景は可愛いですけどー

SnowHouseさん 引っ込み思案のパッチュさん (SnowHouse
本に隠れる形のパチュが庇護欲をソソルです。
自分からこっちにくるようになったらさぞ幸せだろうなぁ。

なぐ茶。さん 落書き長門漫画。 (なぐ茶。
やはりもぐらさんのラブコメ漫画は破壊力がたけー
長門さん、マジ嫁にきてくれませんか。

かわいそうな子さん なのは漫画「シャッターチャンスは一瞬なの」 (かわいそうな子
フェイトちゃんエロいよフェイトちゃん。
勿論なのはさんはそんなフェイトちゃんを逃さないのであった…

HONEY DROPさん マリア様がみてるんです
マリみてで吉田戦車噴いた。
これ…、どこに需要層があるんだろう…(笑

EnHANCE HEART plusさん 初音ミク withMiG-29 ストラトスフィア
空に吸い込まれるかのようなミク。
曲調と凄くマッチしてるなぁ。

ドラえもさん 440.カチューシャ
こりはどう考えても遺伝ですね。
しかしママン萌えですね。

:: 2007/12/3 月曜日::

■[漫画]やまむらはじめの良さが光る「夢のアトサキ」

夢のアトサキ夢のアトサキ (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:少年画報社( 2007-11-28 )
定価:¥ 590
コミック
ISBN-10 : 4785928832
ISBN-13 : 9784785928834

短編の名手、やまむらはじめさんが送る大学生青春ラブコメ。

美大に落ち、夢破れて三流私大に入った也寸志。サークルでだらだらと麻雀をして過ごすような怠惰な大学生活を送っている也寸志だが、遠距離恋愛の相手の阿耶は東京の音大に進み夢に邁進中。そんな彼女との音信が途絶えて半年が経とうとしている時、サークルの先輩の紹介で憧れのイラストレーターの仕事を目の当たりにし、心のどこかに置いてきた絵に対する情熱を取り戻し彼女との仲も元に戻ろうとする。

そんな二人の物語を主軸とした、大学生の恋愛オムニバス。研究生の虫マニアの彼女と学部生の彼氏のカップルが生み出す緩やかで心地よい恋、プレイボーイな級友が見つけた恋、天然の魔性の女なロリ先輩に恋する純情野郎のセツネー恋、そして主人公の也寸志に報われない片思いをする女の子の恋。そんな”青春”という言葉がしっくりくる様々な恋模様がとても微笑ましく、そして羨ましくもあります。

大学生という若さとエネルギーに溢れながら、どこか迷いがある人間をメインに据えた為に多くの読者に共感を得ることができるのではないでしょうか。ファンタジー要素もなく、等身大の若者を描くことで短編が特に上手いやまむらはじめさんの実力が際立っていると感じられます。

しかしロリ先輩の都緒里さんは困った人ですね。彼女の天然っぷりはある意味恐怖ですよ。平嗣も厄介な人を好きになったもんだなぁ。二人の間に今後恋模様が描かれるかどうかが非常に興味深いです。このシリーズはこれで完結かと思うと非常に残念でなりません。どこかで続き描かないのかなぁ。

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