■[漫画]ロードレースの楽しさが凝縮された「弱虫ペダル」3巻
弱虫ペダル 3 (3) (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2008-11-07 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4253214533
ISBN-13 : 9784253214537
作者サイト:seihukunuidara’s Website
もう、兎に角熱くて面白いんですよ!
チャンピオン本誌の連載も毎週楽しみで楽しみで仕方ないんですよ!
週刊誌だから単行本化も早いとはいえ、待ち遠しくて堪らない!
何でみんなこの漫画を読まないのか不思議なくらいの面白さで、
今全力でお勧めしたい少年漫画がこの「弱虫ペダル」なんです。
経験者の鳴子や今泉に触発されて自転車競技部に入った小野田坂道。
アキバ系オタクの初心者だけど、子供の頃から坂と長距離移動に慣れていた小野田。
一年生同士のウェルカムレースに参加するもママチャリなため勝負にならず、
その道具の差に絶望しかけていた時に先輩が用意していたロードレーサーが間に合う―
ハンデが無くなった最強の初心者が鳴子と今泉と一緒に走りたい一心で、
全力を出し切り最後尾から首位まで一気に躍進するのがこの3巻です。
軽く、漕げば漕ぐほど前に進み、その思いを地面に伝えてくれる―
そんな走り専門の自転車の頂点であるロードレーサーの面白さが伝わってくるし、
鳴子や今泉と一緒に走りたい、その想いで加速していく姿が熱いんですよ!
後ろから見てる3年の先輩たちも興奮せざるをえないその走りに、
読者の心まで奮わされます。
その純粋な想いと、ひたすら真っ直ぐ進む姿が凄く気持ちが良いんですよね。
主人公の小野田はその瞳に秘めた決意が、ペダルを全力で回す脚が美しいんですよ。
もう、兎に角そういった小難しい理屈抜きにして面白いんで、
未読の人は是非読んで欲しいですね。
少年漫画の中でピカ一の面白さなので是非!
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