■[漫画]案外伏線とか凝りまくってます「それでも町は廻っている」4巻
それでも町は廻っている 4 (4) (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2008-03-19 )
定価:¥ 560
コミック
ISBN-10 : 478592926X
ISBN-13 : 9784785929268
作者サイト:おかんの家
この漫画のヒロインにして主人公の歩鳥はアホの子です。
朝にやったことを昼には忘れているなんて当たり前。
口笛も満足に出来ないけど、そんな歩鳥が好きです。
大ファンの作家のサインを貰って感動に震える姿とか、
純粋さの塊なんですよね。
馬鹿な子ほど可愛いとか、そんな感じ。
下町人情、メイドだけどメイド萌えでは決してない。
休みを利用して宝の地図を持って田舎町に財宝探索したり、
滑って転んで前進水浸しになったりと今日もどこかでアホ三昧。
でもそんな歩鳥だからこそ可愛いし親しみ易いのです。
勿論歩鳥だけじゃなく、周りの脇キャラも良いんですよね。
今回は警官の松田さんが色々な意味で美味しかったし、
幼なじみの真田とは良い雰囲気だったと思う。
1巻からずっと出ているたっつんは中学生の頃から胸が大きかったのが判明。
そんなたっつんの躍動感溢れる姿に真田が注目するのは致し方あるまい。
だって、男の子だもん!
それとこの漫画って適当なようで凄く凝ってるんですよね。
糸井重里ネタで歩鳥と真田が同じリアクションをするなんて序の口で、
針原が弱点のフットワークを克服したことが今回判明したけど、
これはメイズのバンド練習でドラムやってたのが伏線なんですよね。
他にも色々と細かいトコロで伏線が張られているし、
巻頭カラーでは地味に歩鳥が縞ぱんのパンチラとかしています。
のんびりとしているようで案外凝りまくってるのでじっくり読むのもお勧めです。
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