本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2014/3/12 水曜日::

■[漫画]据次タカシの告白「据次タカシの憂鬱」6巻

据次タカシの憂鬱 (6) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
著者/訳者:あどべんちゃら
出版社:芳文社( 2014-03-12 )
コミック ( 120 ページ )
作者サイト:サークルT&K
作者twitter:あどべんちゃら (adoventyara) on Twitter

Kindle版1巻:据次タカシの憂鬱 (1) [Kindle]
Kindle版2巻:据次タカシの憂鬱 (2) [Kindle]
Kindle版3巻:据次タカシの憂鬱 (3) [Kindle]
Kindle版4巻:据次タカシの憂鬱 (4) [Kindle]

ついに… ついに最終巻だー!

いや、正直残念でならないんですよ! 大好きでしたから!
でもきらら系列で6巻って充分凄いんですよ!
「けいおん!」でさえ後日談含めて6冊ですし!
そう考えるとここらで幕を下ろすのが妥当かとは思うのですが、
それでも好きな作品が終わるのは残念だなぁ…

でも終わり方は良かったですよ!
それに6巻はラブコメ濃度が非常に高かったですし!
ついに恋心を自覚したいくみんが初っ端からアクセル全開でしたからね!
わかなとのパジャマパーティーで自責の念とかで苦悩する姿も良かったし、
バレンタインのチョコの件で空回って焦って赤面している所もニヤニヤしたけど、
一番キュンってきたのは据次と一週間会ってないだけで落ち込む所かな!

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恋する乙女が涙を浮かべながら溜め息をつく姿って絵になるよね…!

据次が新社長に気に入られて本社に抜擢されて居なくなることで、
一番判りやすく拗ねたりとかもうね!
恋しちゃうことで行動の全部が全部、可愛くなりすぎだよ!

わかなはわかなで恋する女の子として十二分に魅力的です!
気持ちを持て余すとか恋する姿も奥ゆかしくて可愛いなぁ、もう!

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性格も良くてルックスも良くて料理スキルもあるし向上心もある!
それでいて恋する女の子の魅力で可愛さが倍加ですよ!
ホントもうニヤニヤしてゴロゴロしながら読んでました!

それにしても勘違いモノはいつも結末がどうなるのか心配でしたが、
据次タカシの場合はこの方法で来たかー
うん、これはこれで有りだと思いますよ!
いつもの黒歴史フラッシュバックを交えつつも据次の勇気と決断と、
ニートからの成長を描きつつのラストへ至る展開は面白かったです。

ラブコメの決着は読者に想像の余地を与える結果になったけど、
描き下ろしの巻頭カラーに後書きのイラストで充分から読み取れることを妄想すると、
もうそれだけでニヤニヤしてしまいますね!
据次は末永く爆発すれば良いと思います!

ホント良いラブコメ4コマでした!
ありがとうございました!
次回作もお待ちしています!

:: 2013/8/18 日曜日::

■[漫画]学生イチャラブ漫画の決定版!「7時間目の音符」4巻

7時間目の音符(ノート) (4) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
著者/訳者:志摩 時緒
出版社:芳文社( 2013-08-10 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:SCARECROW
作者twitter:志摩 (shimaso)さんはTwitterを使っています

先輩女子&後輩男子カップルなイチャラブ漫画は、
この4巻のあずみ先輩の卒業をもって大団円!
大きな波乱もなく、どこまでも面映ゆさが漂うラブコメ模様でしたけど、
だからこそ安心して読める面白さがあったように思えます。

大きな波乱がないとは言いましたけど、
実はこの4巻では遂に葉平の男子高校生の性欲問題が顕在化することで、
二人の間にちょっとした騒動が巻き起こります。
でもまぁ、それすらも二人の仲がより深まるための布石な訳でして…
余りの青春っぷりに胸焼けを起こすレベルでしたね!(笑

それに対して米くん先輩と米子先生のカップルがですね! 良いんですよ!
まだ付き合うに至ってないという点と、
年の差とか社会的な立場とか諸々のせいでもどかしいコトになってるのが、
主人公カップルにない初々しさを見せてくれて大変に眼福なのです。

特に今回は独り暮らしの米子先生が風邪引いちゃって、
心細い所に米くん先輩がやってくるんだけど、それがまた卑怯で!

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こんな泣き顔を見せられたら惚れてまうやろー!
いや、米くん先輩的に言うなら惚れ直してまうやろー!
ってとこですかね!

独り暮らしの米子先生の葛藤と淋しさがリアルで共感出来るだけに、
米くん先輩の登場がジャストタイミングすぎて心憎く感じちゃいます。
まぁね、こんなことされたらアラサー女子だろうと落ちますよね!
米くん先輩マジジゴロ!

最後にエピローグでちゃんと二人が結ばれて子供が居ることが示唆されてるのも良かったし、
主人公カップルも結婚して妊婦マークをあずみ先輩がしていることで、
子供が出来てるとこが判ってるのも良い演出でした。

大きなドラマはありませんでしたが、
学生のイチャラブの魅力が詰まった良い作品だったと思います。
全4巻という手頃な短さですので、気が向いた人は是非どうぞ。

■[漫画]こんな面白い漫画が、またとあるでしょうか「ふたりの恋愛書架」2巻

ふたりの恋愛書架 (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
著者/訳者:ヤマザキ コレ
出版社:芳文社( 2013-08-10 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:灰色境界
作者twitter:ヤマザキコレ (EzoYamazaki00)さんはTwitterを使っています

1巻を読んだ時、まだまだ物語の序盤だと思ってたんですが、
予想外にもこの2巻であっという間の完結になってしまいました…
うーん、好きな作品だったんだけどなぁ…
毎回アンケートでプッシュしていたんだけど足りなかったか…

古本屋を営むカナコさんと老成した高校生の秋生くんの、
ピュアプラトニック同棲ラブコメ!
この2巻ではカナコさんが父親に抱えるコンプレックスを、
秋生くんが解消する話がメインになっています。

というか本当に秋生くんは老成してるな!
宮沢賢治が好きな所とかはまぁ、置いておくとして、
友人連中からも色々とツッコミが入っているけど、
年上彼女との同棲で何故もっと色気のある展開にならないのか。
きららフォワードってそんなに規制厳しい印象はないんだけどなぁ。(笑

そして最も老成していると感じられたのはカナコさんの父親である隆司との対話シーン。
妻を愛しすぎていたからこそ、失った時に感情の行き場を喪失し、
娘との接し方が判らなくなった父・隆司。
そんな父親が重い雰囲気で問いかけても自然体で返す秋生さんマジパネェっす。

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1巻の頃はカナコさんみたいな美人で可愛い年上女性と同棲とか秋生羨ましいなぁ、
とか思ってましたけど、このシーンを読んでからカナコさん幸せ者だなぁ、
とも思うようになってしまいましたよ。
愛し愛されてるってのは良いモノだ…

正直、たった2巻で終わるのが勿体無い作品だと思います。
もうちょっと読んでいたかったんだけど…
まぁ、今後の新連載に期待かな。

:: 2013/3/13 水曜日::

■[漫画]イチャラブ三昧三者三様「7時間目の音符」3巻

イチャラブ警報発令! イチャラブ警報発令!

この「7時間目の音符」3巻では恋愛未満カップル2組と恋愛進行中カップル1組が、
これでもかという程に甘ったるい雰囲気を出しまくっているので、
イチャラブスカウターが壊れる覚悟をしてからお読みください!

まずは主人公カップルの葉平とあずみ先輩のカップルなんですが、
部活の世代交代というイベントと受験シーズンの到来で、
二人きりになる時間が少々減ってしまいがちになるんだけど、
それを補うかの如く、二人きりになったらイチャイチャしまくりでもうね!

膝枕でイチャラブ

読んでいると初めはニヤニヤするんですけど、
二人が交互に膝枕してるのを見てると恋ディスの山野辺が童貞時代にこぼしていた、
「イチャイチャしたいなぁ… 好きな娘と」という台詞が自然と口から零れ出て、
自分が独り身であることに絶望するわけなんですよ!
劇薬やでー、マジでこのイチャラブは警報が発令されるレベルの劇薬やでー

そして恋愛未満の吉成くんと鶴ちゃんのカップルですが、
吉成くんの中学時代の元カノが出てきて、
そのせいで鶴ちゃんが自分の気持ちに気付きかけてる所が初々しくて良いですね!
なんとも学生らしい初々しさ!

そして逆に米くん先輩と米子先生のカップルは、
米子ちゃんが先生なのに学生を凌駕する程に初々しくて萌え萌えなんですよね!
米くん先輩の気持ちに気付いてからも普段は冷静に対処するも…、
冷静米子ちゃん

一皮剥けば赤面しまくりの初々しさったらもうね!
赤面米子ちゃん

29歳でも恋をすれば学生と同様に一人の可愛い女の子に変身するのです!
米子ちゃん可愛い! かわいい! カワイイ! KAWAII!

しかし文化祭デートという学生らしいイベントを、
学生と先生というカップルで体験しちゃうとは思いもしませんでしたよ。
まぁ、お陰で米子ちゃんの可愛さを堪能できたんですけどね!

そしてちょっとスルー気味だった主人公カップル二人の文化祭デートですけど、
巻末描き下ろしで補足されてますのでご安心ください。
うーん、メイド服なあずみ先輩も全然有りだなぁ…
くそぅ、葉平ってば本当に羨ましいな…!

余談ですが作者の志摩時緒さんのもう一つの単行本「あまあま」の2巻も今月末発売です。
Amazon.co.jp: あまあま2: 志摩時緒: 本

こちらも可愛らしい先生キャラが出てくるので、女教師好きは要チェックですよ!

:: 2013/2/13 水曜日::

■[漫画]カナコさんはとても不思議「ふたりの恋愛書架」1巻

ふたりの恋愛書架 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
著者/訳者:ヤマザキ コレ
出版社:芳文社( 2013-02-12 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:灰色境界
作者twitter:ヤマザキコレ@ティアG04a (EzoYamazaki00)さんはTwitterを使っています

「ビブリア古書堂の事件手帖」を初め、古書店を扱う男女のラブコメは古今多々ありますが、
歳の差カップルな上に男の方が学生というのは珍しいと思います。
しかも出会って直ぐにラブい関係になって同棲というのが、
意表をついてきており、中々にgoodなのであります。

二人の出会いは京都の古本市。
そして再会は地元の北海道の古書店ピリカ堂。
父の後を継いでピリカ堂を営むカナコさんは、
懐かしい雰囲気を持つ青年、秋生くんに惹かれてしまい、
思わずプロポーズしてしまい…

お互い一目惚れに近い状況なんだろうけど、
スピード感が凄いというか、早いです。
プロポーズはまだ秋生くんが学生(というか初登場時は中三)なので、
しばらく保留になったんだけど、あっという間に同棲し始めて、
ラブラブになっている訳ですよ!
何と羨ましい…

物語としてそれほど大きな山がある訳ではなく、
ジェットコースター的にラブラブになってて驚きはあるのですが、
年上だけど生活力がないカナコさんの積極的なラブ具合が、
何ともむず痒い甘さがあって読んでてニヤニヤします。

まだ1巻ということなので序盤も序盤ですけど、
これからの展開に期待したい作品です。

:: 2012/12/15 土曜日::

■[漫画]失敗したりもしたけれど、恋をして幸せです。「せなかぐらし」3巻

せなかぐらし (3) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:カザマ アヤミ
出版社:芳文社( 2012-12-12 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:ザマログ入り口
作者twitter:カザマアヤミ (aya_zamalog) on Twitter

すりガラスで仕切られているだけの部屋で暮らす飴原菓奈と綿見巡。
夏休みの間だけの隣り暮らしで、すりガラス越しに感じる体温と、
少しずつ育んでいく恋の甘さが面白い作品でしたが、
この3巻で完結です。

正直この手のアパートなんて本当にあるのか、と連載当初は思ってたんですが、
某ビフォーアフターな住宅を見てると「全然アリだな!」と思ってしまうから不思議です。(笑
まぁ、それはともかく二人の仲が少しずつ接近して友達以上恋人未満な関係だったのが、
菓奈の方から一歩踏み出そうとするんだけど…

いや、うん、間が悪い子ってのはいるよね!
そして思春期病で思ってもないことを言っちゃうこともあるよね!
でもそういった自分勝手な言動で相手が傷付くのも確かなので、
そういった所にまで気付かないの所はまだまだ綿見くんは子供だなぁ、と思います。

傷付けたことに後悔して何とか謝ろうとした時に、
菓奈が我慢しきれずに言った台詞が痛切で心に来ますよねー…

菓奈の叫び

うーん、私が中学生だった頃に読みたかったなぁ、ホント…
当時の私は本当になんて…(黒歴史フラッシュバック中

そういったぶつかり合いはありながらも最後には綿菓子みたいな甘々なラストを迎えてくれるのは、
期待通りで嬉しかったですけどね!
綿見くんはともかく、やっぱり菓奈みたいな良い子は幸せになって欲しいですしね!
というか幸せになるためにも綿見くんはもっと精進して欲しい次第ですよ!

全3巻という短さなので気軽に手に取れると思いますので是非。
それと描き下ろしのエピローグは微笑ましくてついつい頬が緩んでしまいました。
女の子ってのは大変だ。(笑

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