■[漫画]ライオンとクローバー「3月のライオン」14巻
3月のライオン14巻
出版社:白泉社
作者名:羽海野チカ
作者twitter:羽海野 (@CHICAUMINO) | Twitter
Kindle版:3月のライオン (14)
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良い… 実に良い…
待望の14巻は非の打ち所がないくらいに良いものだ…
まずね、零くんの幸せお裾分けで、
島田八段と林田先生の二人にあかりさんと会う機会をセッティングするわけですが、
まぁ、所詮は零くんはコミュ力低いわけで、
わりと誘い方が直球なので、その思惑はモロバレなわけですよ。
これね、モロバレなことがわかったら、
また全力ダッシュかますんじゃないかってくらいの恥ずかしさがあるけれど、
二人は大人だから言わないであげるわけですよ。
まぁ、相応に傷付いて憤ってるわけですが、
二人とも零くんのこと好きですからね。
そりゃ我慢しますよ。
しかしですよ、二人とも大人なはずなのに、
あかりさんとのラブコメには積極的ではないんですよ。
いえ、まぁ、島田さんはわかります。
本人が言ってるように将棋に全力を傾けることこそが人生でしょうし、
それくらいしてでもタイトルが欲しいという渇望は今まで散々見せられてきました。
でも先生… あんたはダメダメだ…!
教え子二人が後押ししてもまだスタートラインに立てるか微妙な所だよ!
人間的には島田さんの方が相応しいと思うけど、
あかりさんへの愛情を注げるのは先生なわけなんだけど、
本人がヘタレだからなぁ…
というかもう、野口先輩の方が相応しいのでは?
まである気がする…
ひなたちゃんはまさかの零くんとあかりさんのカップリングを推してるし、
もうね、この回をヤングアニマル本誌で読んだ時は零くんが不憫で不憫で…
正直爆笑が止まらなかったんですけど、まぁ、その、はい…
ひなたちゃんなりにあかりさんのことを想って真剣だったのが後にわかってですね。
笑ったのはちょっと申し訳ないかな、と思いました。
でもねぇ… あんだけストレートに零くんに好意を寄せられてて気付かないのは…
中身が小学生だと言われても仕方ない気がするんだ…!
さて、それとは話が変わって職団戦ですが…
アマチュアにもこういった団体での将棋大会ってのがあるんですね。
団体戦とか少年漫画みたいですが、やってるのはおっさんたちという…
しかもゲストとして登場するのがハチクロのメンバーとか驚きですよ。
ハチクロは友人の家で読んだっきりなので、
ざっくりと登場人物の名前とストーリーは把握してる程度なので、
ハチクロ9巻の表紙が伏線だったとか全然気付きませんでしたよ!
12年越しの伏線回収とかしゅごい…
これ、気付いた人は凄い感動しただろうなぁ…
私には無理だったよ…
それにしても良いところで終わりますね…
この14巻の続きは連載の方でもまだ一話分しか出てないのですが…
それもすこぶる素晴らしいので、是非読んで欲しいです。
すごく… すごくいいので…!
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