■[漫画]銀の鳳が羽ばたく時「ナイツ&マジック」5巻
ナイツ&マジック5巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:天酒之瓢
原作者サイト:絵師空域 — Index
原作者twitter:天酒之瓢 (@Amazake_Write) on Twitter
作者名:加藤拓弐
作者サイト: RP 新しきかな篇
作者twitter:加藤拓弐 (@isiyumi) on Twitter
Kindle版:ナイツ&マジック (5)
Kindle版まとめ買い:ナイツ&マジック
DMM電子書籍:ナイツ&マジック (5)
カザドシュ砦が賊に襲われ新型機テレスターレが強奪されてしまうも、
エルは自分の乗機がなくて参戦できずにヤキモキしていた所に、
親方がやってきて幻晶甲冑を装備していざロボット戦闘へ!
そして賊を追っていたエドガーは執拗な抵抗を受けて…!
唐突ですが、コミカライズ作家にとって一番重要なことは何だと思いますか?
漫画家としての技術? イラストレーターと親和性の高い絵柄?
それとも原作に追いつけるくらいの筆の速さ?
どれも重要だとは思いますが、私が思うに一番は「原作を好きであること」だと思います。
原作を好きで、原作を楽しみ、原作を理解することで、
原作ファンが納得できるコミカライズ作品になるのではないかな、と思うんですよね。
そういった意味では加藤拓弐さんは本当に原作が好きなことが伝わってきますね。
主にtwitter見てると。(笑
「グゥエール超強化案です!」
「一体何をトチ狂っているんだ…?」 pic.twitter.com/JUc5xPo9vX— 加藤拓弐@漫画版ナイツマ最新⑤巻3/24発売 (@isiyumi) 2018年3月12日
ロボットモノ大好きな人が書いた原作なら、
ロボットモノ大好きな漫画家ならそりゃ好きになるよねー
お陰でこのコミカライズはとても楽しいです。
この5巻でも初っ端からエルくんが大暴走してるんだけど、
それもまた原作通りなですよね。
主人公であるエルくんの無邪気であくどい笑顔させるとか、
割りと勇気がいると思うんですが、原作からしてそんな雰囲気ですもんね。
よく分かってるなぁ、とむしろ感心します。
幻晶騎士同士の戦闘も面白かったけど、
かつて逃げ出して後悔しているディーの覚悟の決め方とか、
そういった生き様の描写も流石の上手さですし、
TVアニメだと多少端折られた国王との謁見も、
きちんとほぼそのまま描かれたのは嬉しかったです。
さて、次回からはまたもやモノ作り編ですよ!
この作品の面白さの半分はこのモノ作り編にあると思いますので、
アニメで端折られたところを丹念にやってくれると期待しています!
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