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:: 2016/3/13 日曜日::

■[漫画]肉々しい変態たちの対決「弱虫ペダル」44巻

今回の44巻は異色です。
メインとなっているのが箱学と京伏というのも異色ながら、
スプリンター対決が3年生と1年生というのも異色だし、
何より対決するのがアブアブな泉田とアパアパな岸神というのが異色です。

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異色というか…
とても…変態です…

まず泉田の方ですが、昨年インターハイに出場したとはいえ、
結果としてはスプリントを取れず総合でも2位敗北。
負けた上に異例のスプリンターな部長ということで、
かなり思い悩んでいたのは伝わってきますよ。
後輩にあんなことを進言されたら本当に辛いよ。
それでも、同期の二人に支えられて前を向いて進んでいく展開は救われますね。
箱学は本当に同期同士の友情が厚いよなぁ!
とはいえ、いきなり筋肉に語りだしたのには笑っちゃいましたが。(笑
泉田はブレないな…

そして京都伏見の岸神ですが…
こちらも泉田以上にクレイジーだなぁ。
あの御堂筋が気に入ってるんだから変態だとは思ってましたけど、
中学時代に花開いていたとは…
とはいえ、変態性癖を下手に押さえつけるよりも、
自ら認めた上で前に進むのはアリだとは思います。
まぁ、どうしても変態なのは変わらないんですけどね…

次巻でこの二人の対決は決着します。
そして二日目のゴールも間近です。
はたしてゴールテープは誰が切るのか
チャンピオン本誌の方でもまだ決まっていないし楽しみです。

:: 2016/1/25 月曜日::

■[漫画]今年もやっぱりヒメなのだ「弱虫ペダル」43巻

インターハイ2日目、総北は6人全員でトップ集団を走るつもりが、
鏑木が不調で止まってしまうという異常事態に陥ってしまう。
そんな中、青八木が手嶋とのチーム二人を解散してまで鏑木を救うために合流し、
鏑木を復調させるために鏑木が信奉する神様のメモに書いたものは、
昨年、田所を復調させたヒメなのだで…

いや、うん、この時ばかりは鏑木の気持ちがわかったね!

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どうした青八木!
先輩なのに呼び捨てにするとか礼儀がなってないなー、
とか前巻で思ってましたが、この時ばかりは仕方ないと思わざるをえない。
しかも至極真面目な顔で言っているだけに正気を疑うのも当然と言えましょう。(笑

それもこれも田所に対する絶大な信頼があってこそなのでしょう。
もちろん青八木の性格もあったことでしょうが、
それにしたって大真面目にラブ★ヒメの歌詞を歌いながら、
鏑木と一緒に集団から抜け出す姿は一種異様な雰囲気がありました。(笑

調子を持ち直してきた青八木とは対照的に、
調子を持ち崩してきた今泉が辛い。
相変わらずメンタルが弱いよなぁ、今泉は。
その弱さを的確に攻めてくる御堂筋は相変わらずえげつないですが。

それと箱学の新開弟ですが、
一年生ながら予想以上にガッツと容赦のなさを持ってましたね。
あっという間に手嶋を篩い落としただけでなく、
坂道を相手に積極的に仕掛けていく姿は末恐ろしいものがありましたよ。
これは2日目だけでなく、3日目でも波乱がありそうだなぁ…

そしてそれ以前に総北は無事に2日目を終えることが出来るのか。
それが心配になってきましたね…

:: 2015/11/16 月曜日::

■[漫画]受け継がれる思い「弱虫ペダル」42巻

ついに始まる坂道たちにとって2年目のインターハイ2日目。
しかし2回目なのは坂道たち2年生メンバーだけで、
手嶋たちにとっては選手として初めてであり、
鏑木にとっては正真正銘の初めてなので…

昨年の状況がそのまま引き継がれたかのような総北ですが、
坂道は既にゼッケン1を背負う身。
不調に陥った鏑木一人が置いていかれる状況を助けることができず、
このまま5人で行くしかないかと思ったらまさか青八木が残るとは…

確かに鏑木を今まで導いてきたのは青八木(が書いた神様のメモ)ですが、
今まで2年以上組んできた手嶋とのチーム二人を解散して、
その上で鏑木を救い上げるために待つことを選択するとは…
鏑木もバカだけど、青八木も充分バカだと思いますよ。

そんな総北ピンチの原因となっている鏑木ですが、
確かに言われてみれば一人だけ一年生で初めてのインターハイですからね。
いくらバカとはいえ同情する面もあるのは確かです。
それに気付けたのが古賀だけというのも中々にグッとくるものがありますね。
やはり総北は選手以外全員が一丸となって支え合うチームなんだなぁ。

それにしてもバカを救うために青八木がバカになってますが、
更にバカになる展開になるとは思いませんでした。
田所を救うために残った坂道の想いが、
こんな風に受け継がれることになるとは…
これは来年もヒメヒメするフラグが立ったかな…?(笑

:: 2015/8/28 金曜日::

■[漫画]1日目の終わり、2日目の始まり。「弱虫ペダル」41巻

弱虫ペダル 41 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺航
出版社:秋田書店( 2015-08-07 )

作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (1)
Kindle版:弱虫ペダル (2)
Kindle版:弱虫ペダル (3)

Kindle版:Kindle版:弱虫ペダル (39)
Kindle版:弱虫ペダル (40)
Kindle版:弱虫ペダル (41)

2年目のインターハイ1日目の決着!
出し抜く御堂筋と食らいつく鳴子。
そして猛追する黒田と葦木場。
デッドヒートの決着はいかに…!?

正直、この決着は読めなかったなぁ…
雑誌で読んでた時も「えっ…!?」ってなりましたよ。
でもまぁ、今泉が指摘した通り体格という才能の差が出るあたり、
残酷すぎる勝負の世界というものなんでしょうね…

そして1日目が終わったからといって休んでられない総北チーム。
そこに顔を出すかと思った金城ですが、
ある意味先輩として厳しい態度でしたね。
それに感化されたのか、坂道も2年生の先輩としての表情になっていて、
坂道が別のベクトルで成長しているのが感じられて嬉しかったです。

逆に全く変わってない坂道おかんは相変わらず面白かったです。(笑
どんだけ坂道が説明しても理解出来てないおかんの言動…
いやー、うん、坂道本人は大変だろうけど見てて面白いですよ。(笑
それでいてちゃんと坂道が成長しているところを見ているあたりは、
ちゃんとおかんなんだなぁ、と思いました。

それにしてもおかんが青八木に「アニソンっての歌うの?」と聞いて、
それに青八木が「歌いません」と答えていたのに、
今週のチャンピオンではアレだったからなぁ…(笑
うーん…、まさかの伏線だ…!

:: 2015/6/8 月曜日::

■[漫画]進撃の御堂筋「弱虫ペダル」40巻

平地、山岳の2つの1位を取った箱学と、
両方2位に甘んじてしまった総北。
ゴール奪取に向けてそれぞれが2名ずつ出したが、
虎視眈々と機会を狙っていた京都伏見も御堂筋が出陣して…

今回もゴールのみを狙って御堂筋が凄い!
漫画的演出なのはわかっているんだけど、
巨人すぎてキモすぎて、なんというか凄い!
それでも、これでこそ御堂筋だと思わされます。

そんな御堂筋に出し抜かれる箱学と総北の主将とエース。
しかし、そこに食らいつく鳴子が格好良いですね!
冬の敗北の雪辱を誓い、オールラウンダーに転向して力を蓄え、
御堂筋に出し抜かれず、騙されず、真っ向からぶつかっていく。
坂道とは違った主人公っぽい熱血さには滾るものがあります。

そして出し抜かれた王者、箱学ですが、
福富の「オレは強い!!」の精神が葦木場に受け継がれていたのは驚きました。
これは伝統ある王者である箱学だからこそ受け継ぐことが出来るのでしょう。
その受け継がれる精神があってこそ、脅威の追い上げがあるのですが…
まぁ、そこら辺は次の41巻を楽しみにしたいですね。

ちなみに給水所に間に合った杉元と古賀も良い味出してたと思います。
杉元には来年のインターハイに選手として出て欲しいなぁ…

:: 2015/4/10 金曜日::

■[漫画]オレは自転車が好きなんだ「弱虫ペダル」39巻

アニメ2期も無事終わった訳ですが原作はまだまだ続いているどころか、
更なる熱さを見せてくれています。
この39巻では坂道たちにとって2年目のインターハイが描かれているんですが、
一日目にして手に汗握りまくりの熱戦で大興奮ですよ!

特に熱いのが手嶋さんなんですよね。
凡人ながら天才真波に意識を飛ばしながら食らいつき、
人生初の一位が目の前に転がりこみそうになりながら、
自転車が好きだからあくまでフェアであろうとするとか、
結果はどうあれ、手嶋さんはマジで格好いいと感動しました。

本当に結果は残酷なんだよなぁ…
坂道がウェルカムレースで山頂を争った時は全力を振り絞って勝てたけど、
手嶋さんは力尽きるまで全力を振り絞ってもあの結果だからなぁ…
言いたくないけど、二人の才能の差を感じざるを得ないです。
ですが、個人の才能だけが勝負の結果を左右しないのもチームでの自転車レースな訳で、
去年もチームで支え合った総北は今年もちゃんと坂道がやってくれましたよ。
ウェルカムレースの時は倒れた坂道が、今度は倒れそうな手嶋さんを支えるとか、
何か運命的なモノを感じました。

そんな山岳でのレースの結果が出たばかりながら、
次は遂にゴールを狙って箱学と総北は二人ずつ出すんだけど、
総北は今泉と鳴子という我が強いライバル同士な訳で。
連載の方でもまだ結果が出ていないので結末が楽しみでなりません。
はたしてどうなるんだ…!

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