本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2020/1/26 日曜日::

■[ラノベ]北方戦線での死の舞踏「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く」2巻

オリビアの活躍によってカスパー砦を奪還した王国。
しかし、オリビアが殺したオスヴァンヌ大将の仇を取るため、
ローゼンマリー率いる帝国の紅の騎士団は北方戦線で王国の第三、四軍を打ち破る。
北方で第七軍を待つローゼンマリーに対してオリビア擁する第七軍は向かい…

今回もオリビア無双でしたね。
帝国でもそこそこ強い戦士が出てきましたが、
力自慢のホスムントや一騎当千の女傑ローゼンマリーも、
オリビアにとってはかなり格下でしたね…
これは、スーパーサイヤ人2の悟空に対してナメック星のフリーザくらいの差があるな…

帝国は帝国で結構本気でやってるんだけど、
オリビアの武力とアシュトンの献策がそれらを上回ってますね。
序盤は王国がそれらを活かし切れてなかったけれど、
実績を積むことで雑音を黙らせていくのは気持ちよかったです。
今回失敗したホスムントさんは見事なまでに引き立て役でしたね…
多少出世欲が強かっただけなんだけどね…
哀れな人…

ラストでは第三の勢力である神国メキアが登場しましたが、
宗教国家はかなりめんどくさそうですね。
それに武力もありそうですが、それでもオリビアには及ばないんだろうなぁ…
せいぜいスーパーサイヤ人1くらいの強さな気がする…!

:: 2020/1/25 土曜日::

■[ラノベ]美少女剣士キルゼムオール「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く」1巻

深い森にある神殿で死神ゼットに拾われ育てられ、ゼットを慕うようになった美少女オリビア。
色々と教わり15歳になった時に黒い剣を残してどこかへ去ったゼットを探すため、
ゼットの手がかりを求めて王国へ赴くことになったオリビア。
しかし、王国は帝国から仕掛けられた戦争で敗色濃厚となっており…

電撃大王でコミカライズ版を読み、続きが気になったのでなろうでWeb版を読み、
書き下ろしがあるっぽい、ということでこの書籍版へとポロロッカした次第です。
美少女なのに死神に育てられたせいで最強で、
倫理観も普通の人間のソレと違うので容赦なく敵を殺すという、
とても私好みの作品だったのが一番の決め手ですね!

人間離れした美少女が人間離れした戦闘力で、
戦術どころか戦略すらも覆してしまうのは痛快の一言ですね。
多少実力がある敵だろうと一撃で死んでしまうから記憶に残らないけれど、
子供の頃に読んだ絵本に載っていたケーキには憧れを持っていて、
食べた時は感動に打ち震える可愛い一面を持っているギャップが良いんですよね。

そんなオリビアに振り回されるのは味方もそうで、
副官として遣わされたクラウディアもそうだけど、
軍師として引き抜かれたアシュトンも心労が大変そうですよね。
まぁ、オリビアの傍にいると大変だけど、ある意味安全圏なのかもしれない…

1巻でキリが良いところまで終わってるし、
買って損はない面白さでした。
別の作者の作品ですが「死神を食べた少女」や「火輪を抱いた少女」が好きな人にオススメです。

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