多くの漫画好きが注目している幾花にいろさんの初単行本がついに発売…!
古くは4コマ漫画の「同姓同盟」、最近だと楽園の「イマジナリー」と、
一般向けの漫画も描かれてますがメインで活動しているのはエロ漫画なんですよね。
まぁ、今後はどんどん一般向けでも活躍されそうな気がしますが。
だって、それだけのポテンシャルは充分持っているんだもの。
幾花にいろさんのエロ漫画の特徴は情感豊かというか情緒的というか。
こう、生唾を飲み込むようなエロさがあるというか…
とても日常感があり、生々しいセックスなんですよね。
どの話も恋人同士や、これから恋人になる男女の機微が描き込まれていて、
グイグイとその内容に引き込まれていくのです。
エロ漫画によくあるように一話ずつの読み切り短編なんですが、
微妙に登場人物が被っているのはちょっとした隠し味って感じがしますね。
エロの内容そのものはあくまで恋人同士のそれなので、
大きく変わるものではないのですが、
男女の性格の違いとかは大きいので、それぞれで感じるモノはかなり変わってきています。
私が気に入っている話を幾つかピックアップしますと…
■咬合
ネットの知り合いと待ち合わせしたら、
そこにいたのは美女だった…
待ち合わせ場所がどう見ても名古屋駅です、本当にありがとうございます。
金の時計で美女と待ち合わせとか、なんてうらやまけしからん…!
割りとマジメで草食系なカラスコさんをその気にさせる、
ゾンさんの可愛さがやばかった!
それに、照れ隠しがヒドイけど可愛いというか!(笑
カーセックスで狭いから頭を打つとか、
シチュエーションも生々しいから余計に興奮するんですよね。
あと、窓ガラスに映る自分の顔を見てイッちゃうのが素晴らしい…
やっぱり最初から最後までこの二人のエロは大好きだなぁ。
■寄辺
バイト仲間のギャルの原さんに気に入られたオタクの杁中くんの話なんだけど、
これもまた良い…
オタク趣味に偏見なくて、部屋に入り浸られて半同棲になるとか、
これはこれで有りな形だと思う訳ですよ。
部屋着で油断した姿が煽情的に思えてしまうのも仕方ないというか。
半同棲状態だと抜くに抜けないでしょうしねぇ…
そして軽いスキンシップで過剰に反応してしまうのもわかる…!
手玉に取られているのは分かっているんだけど、
そこに乗らざるを得ないというか…
それにしても、この足の指の形ひとつとってもエロいな…!
足を触ってからのエロという展開も脚フェチ的に大いに有りです。
指、足首、ふくらはぎ、ふともも、という流れも最高ですね!
足に足を絡めるとか脚フェチを殺しにきてますよ…!
セックス自体は終始原さんに翻弄される形だったけど、
こういうのも全然アリなんだよなぁ、と思いました。
■引鉄
サバゲ好きの守山さんと、そんな守山さんに引かれる喜多山くんのお話。
見た目はゆるふわ系なのにサバゲ好きとか、
まずそのギャップにやられましたけど、
手を握られて顔を真っ赤にしている純情さには更にヤラれましたね。
サバゲやってて出来たアザの描写とか、
もう色々と生々しすぎましたが、
一番エロいと思ったのは事後のゴムのエピソードですね!
結局二人はこの後、何回戦までやったのだろうか…
そんな想像をしてしまいます…!
今回の単行本は快楽天で掲載されたものになりますが、
幾花にいろさんはアンスリウムでも描かれているというか、
むしろアンスリウムからエロ漫画デビューされたはずなので、
そちらからの単行本も期待したいですね。
具体的に言うと秘密シリーズをちゃんと完結させた上で収録して欲しいです。
あと、欲を言うと「同姓同盟」も単行本化されないかな…!
ちなみに全くの余談ですが、登場人物の名前とか、
舞台設定のアレコレから考えると、
幾花にいろさんは名古屋市の緑区か天白区あたりに縁が深そうだな、と思いました。
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