■[漫画]還らぬ者の名にかけて「まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」」4巻
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 (14) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:石田 あきら
原作者サイト:m2lade JAM
原作者twitter:橙乃ままれ(@marmalade_macro)さん | Twitter
作者サイト:LifeLikeLove
作者twitter:石田あきら(@Akira_Ishida)さん | Twitter
Kindle版:まおゆう魔王勇者 (1)
Kindle版:まおゆう魔王勇者 (2)
Kindle版:まおゆう魔王勇者 (13)
Kindle版:まおゆう魔王勇者 (14)
ついに始まってしまった遠征軍と開門都市との衝突。
圧倒的なまでの物量と火力によって、
一騎当千の勇猛果敢な魔族側の将が討たれていく中、
勇者は女魔法使いから動くことを禁じられ、
メイド姉は別の場所で別の”戦い”をしており…
人間の世界でも南部連合が遅まきながら動きだしたけど、
それでも間に合うかどうかがギリギリ…
魔王もあらかじめ準備はしていたけれど、
マスケットの集中運用は予想以上に圧倒的で、
今まで魔王たちを支えてくれた銀虎公が還らぬ人に…
立ち往生とは、銀虎公らしい勇壮な最期だった…
攻めかかる遠征軍も盲目な狂信者たちには辟易しますが、
奏楽子弟が触れ合う人たちからは”普通さ”が感じられるだけに、
遠征軍が一方的に悪人ばかりだとは感じないですね。
それだけに、お互い生き残ればわかり合えたかもしれないのに、
生き残ることすら許されない戦いの悲劇は辛いモノがあります…
それとメイド姉ですが、火竜大公に会うための方策や、
会談する時にメイド長の教えが活きている所が、
魔王とメイド長の弟子であることが感じられました。
そして、そこから一人の人間として考えて前に進む所がメイド姉の凄さなんだと思います。
これから更に苛烈になっていく戦いの中で、
戦う術を殆ど持たないメイド姉の心の強さがどれほどの活躍を見せてくれるのか。
それが今後の見所だと思います。
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