本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2012/10/6 土曜日::

■[ラノベ]生徒会の水着姿を激写!「生徒会探偵キリカ」3巻

これはハーレム生徒会での詐欺師の探偵業を綴った作品です!(ぉ
今回も前半と後半の事件が2つ収録された内容で、
そしてラストにはちょっとした事件というか伏線があります。
しかし、ここでこの種を蒔くとか案外早い完結になるのかしら…

しかし3巻目になって言うのも遅いけど、キリカは本当に可愛いですね!
ひかげが鈍すぎる、というのもあるんだけど、それ故にヤキモキするキリカが見られて嬉しいというか!
というかひかげはどんだけ全方位にモテてるんだホント。
狐徹と戦うという伏線が張られたけど、ハーレム競争じゃないのかコレ。

事件の前半はカンニング問題ですが、ひかげが姉弟丼を頂きそうになる話でもあります。(ぉ
しかし随所に差し込まれるプログラマーの寝ていない自慢は、
ネットでもリアルでも割りとよく聞くネタですよね。(笑
いや、ホント寝ろよお前ら、と。
何にしても好きな人とずっと一緒のクラスに居たいという乙女の願いが可愛らしい話でした。

後半は水着盗撮とソーシャルゲー問題。
マニアックなフェチが原因とか杉井光らしかったですね。
というか恥じらいがMAXでテンパるキリカが可愛いですよね!
いやまぁ、美園先輩とかの水着姿とかも充分魅力的なんですけどね!
しかしこれでひかげも本格的な詐欺師の仲間入りだなぁ…
将来が楽しみなようなそうでないような…
結婚詐欺師にだけはならないようにね!

それと全くの余談なんですが、スク水が大量投棄されていた事件で思い出したんですが、
私の高校時代、母校で体育時間中の女子が更衣室からスカートをクラス全員分盗まれて、
数日後隣町の駐車場で発見された事件を思い出しました。
…あれは一体なんだったんだろうなぁ。

:: 2012/8/4 土曜日::

■[ラノベ]ロリババア+巨乳属性「彼女がフラグをおられたら 大丈夫、この臨海学校は安全だから、絶対敵に見つかったりしないよ」

海だ! 山だ! がをられだ!
恵(♂)のヘソが可愛らしい表紙な3巻ですが、
今回はテスト後の臨海学校と林間学校の話であります!
そう、水着回なのです!

しかし今回一番驚いたのはカラーピンナップの時点で暴露されている、
学園生き字引なロリババァ、龍騎士原月麦がロリ巨乳だったことですよ!
竹井10日さんの作品には毎回巨乳キャラが出てきますが、
てっきり「がをられ」では深雪先生が担当だと思っていたのですが、
まさか月麦もそうだったとは…!

しかも月麦は弟にダダ甘な姉キャラならぬ、孫にダダ甘な婆キャラなのも良いデスネ!
おっぱいに埋もれて甘えたいですよ!
そして今回ついに登場した聖職者キャラの大司教河くるみ子ですが、
まさか竹井10日作品で妹系キャラを見ることになるとは…
いや、「ここから脱出したければ恋しあえっ」では出てましたけど、
竹井10日作品だと比較的レアだよなぁ…

何にしても「がをられ」を読むと甘やかされたい病を発症しそうで困りますね。
お姉ちゃんに寝癖を息を吹きかけて湿気で髪を梳かして貰いたいなぁ…
安西先生…、お姉ちゃんとイチャ甘がしたいです…orz

ちなみに今回もコミカライズと本作の帯に付いている応募券で、
同人誌がゲットできるそうなのでそちらも忘れずに応募するべしですよ!

:: 2012/4/5 木曜日::

■[ラノベ]新ヒロイン(?)登場!「生徒会探偵キリカ」2巻

相変わらず杉井光は杉井光だなぁ、と思わずにはいられない内容なんですが、
それでもマンネリ感がなく飽きさせないのも杉井光なんですよね。
素直じゃないけど好意が透けて見えるヒロイン勢とそれに気付かないほどに主人公は鈍感なんだけど、
いざとなったら凄い発想でもって事態を好転させるというワンパターンなのに、何故か飽きない。
最早水戸黄門的な黄金パターンになってきているのかもしれない…

生徒会予算8億円を詐欺的な手法で見事倍増させたひかげは、
色んなトコで詐欺師として認識されるという日々なんだけど、何故か中一の薫に慕われることに。
どう見ても美少女なんだけど、朱鷺子さんのという薫に懐かれて、
それにキリカが危機感を持つという中々にニヤニヤできる展開が素晴らしいですね!

そして今回は薫が色んな意味で大活躍でしたね。
序盤の生徒会探偵編ではちょい役かと思ったけど、
後半の文化祭実行委員編ではどんどんウェイトを占めてきて、
ラストではついにひかげの隣のポジションをゲットですからね!
いやー、心中穏やかでなくなったキリカの次回以降のリアクションが楽しみっすなー

しかしさり気にひかげとキリカが狐徹と本気で戦うことが暗示されたりと、
中々に先の展開が気になったりはしますが、
個人的にはそろそろ神様のメモ帳の続きが読みたかったりするのですが…
うーん、やっぱりあのアニメ化がまずかったのかなー…
先生…、アリスにペロペロしたいです…

:: 2012/3/4 日曜日::

■[ラノベ]体育祭週間である!「彼女がフラグをおられたら こんな女子ばかりの体育祭に出られるか、僕は二人三脚に出させてもらう」

コミカライズ1巻と同日発売の原作2巻は体育祭編!
しかも1週間丸ごとのイベントで最後には怒濤の障害物競走!
確かひまチャきでも自転車レースで盛り上がってたけど、竹井10日さんはこの手の催しが好きなんでしょうか。
まぁ、実況に権田原&野々宮ペアが出てくるのは予想通りでしたけどね!

学生時代の非モテ根性をおっさんになっても保持ししている理事のおっさんたちと、
割りと抜けている所ばかりの生徒会長のせいで男女混合のクエスト寮の廃寮を賭けて、
体育祭でMVPを取る必要が出てきたクエスト寮の面々。
そして今回のヒロインは助っ人として登場する英雄崎凛!
そしてアンドロイドの忍者林瑠璃の二人だー!

というか凛の正体ははがないにおける夜空と似たようなもんなんですが、
その真価はフラグがソッコーで攻略済みになるというISヒロイン以上のチョロさにあります。
流石の颯太も攻略済みフラグには干渉出来ないのでチョロチョロさにタジタジです。
そして瑠璃はアンドロイドなのでフラグが判りにくくて大変です。
うーむ、颯太もなんだかんだで大変であるなぁ。

自身に立っている特大の死亡フラグとみんなの記憶にない実の姉のことについて、
一歩踏み出すことにした颯太が今後どういった行動を取るのか?
最後に出てきた侍少女が一体どんな役割を持っているのか未知数なだけに気になりますね!
それと侍少女のフラグがどういったものなのか、今回出番が控え目だった菜波の出番は増えるのか。
いやはや3巻も楽しみであります。

まぁ、それはそれとして北条恋歌の続きも読みたいんですがまだなんじゃろか…

:: 2012/2/3 金曜日::

■[ラノベ]あなたの魂、How much?「小夜音はあくまで小悪魔です!?」1巻

あの名高い悪魔、メフィストフェレスを祖母に持つ新人営業悪魔の小夜音が、
初めての営業先、初めての契約相手である一崎嶽人は両親の遺産を守るため、
数々の泥棒やセールスマンを撃退してきた本物の自宅警備員だった…!

という訳で東出祐一郎さんの講談社ラノベ文庫での新作は、
可愛い小悪魔が出てくる萌え要素アリの内容です。
とはいえ細かいところに銃器関連の要素がマニアックに散りばめられてたり、
イラストレーターがビっ子さんで有名な吉田音さんだったりするのが、
何とも東出祐一郎さんらしいなぁ、と思います。

悪魔の方が誠実に営業して、天使の方が騙して唆す手法を使うとかは、
何とも現代らしい解釈だと思います。
しかし言葉とそれを用いたコミュニケーションが大事だと言い、
それには共感するのですが最後は天使とバトる展開になるとは、
何ともラノベ業界というのは世知辛い現場だなぁ、と。(笑
まぁ、言っても聞かない悪い子は叩いてでも云々とプリティーサミーも言ってたもんね!
やはり最後は肉体言語で!

言葉を用いたコミュニケーションの話といい、
全体的に中高生にこそ読んで欲しい内容でしたね。
まぁ、ラノベ文庫という名前からして間違ってないですし。
問題があるとすれば講談社ラノベ文庫がどこまで中高生に認知されてるかだけど…
実際どうなんでしょうね…(笑

:: 2011/12/15 木曜日::

■[ラノベ]生徒会予算8億円の生徒会会計「生徒会探偵キリカ」1巻

新しいレーベルとはいえ、竹井10日さんが竹井10日さんだったように、
「生徒会探偵キリカ」も杉井光さんらしい作品でした。

タイトルに探偵とありますが、ミステリー的な要素はほぼ皆無。
主題はむしろボーイミーツガールの青春モノです。
電撃文庫から出している似たシチュの「神様のメモ帳」から探偵要素をかなり差っ引いて、
その代わり主人公の周りの男成分を女成分に置き換えた形になっています。
「がをられ」といい、あざとい、流石講談社ハーレムラノベ文庫あざとい。

物語は何でもできる姉と比べられるのが嫌で寮制がある事以外下調べしなかった牧村ひかげが、
中高一貫の8000人という巨大学園、白樹台学園の高等部に編入することから始まります。
色々な思惑があって生徒会総務執行部に入ることになった牧村が、
一般生徒からライオンに例えられる生徒会長の天王寺狐徹(女性)や、
見た目と言動はお嬢様だけど腹黒で牧村姉弟大好きな副会長の竹内美園、
監査委員長の関西弁キャラの久米田郁乃に、
「他人の話は聞いているがぺしゃんこにする」中央議会議長の神林朱鷺子と、
濃すぎる面子の中で、8億円の予算を預かる生徒会会計にして、
会計室に引き篭っている生徒会探偵の聖橋キリカのお手伝いに任じられることに。

濃いキャラクターが次々と出てきて生徒会探偵として導入が「起」
キリカ生徒会会計と探偵としての仕事が垣間見え、牧村の詐欺師の才能が開花する「承」
キリカの父が理事として横槍を入れてきて事態が急変する「転」
そして牧村がトンデモナイ案を捻り出して濃いキャラが奮闘して強引に一件落着させる「結」
と、すらすら読みやすい構造になっていて、更に杉井光さんの文体らしく面白いです。
というか相変わらず主人公が詐欺師で女心に鈍くてツッコミ体質だよなぁ。(笑

作風的には同作者の「神様のメモ帳」と似通ってますが、
あちらより軽妙に出来ているので心がえぐられるような描写は(今のところ)少ないです。
キャラクターもおっさんや男率が低く見目麗しい女性ばかりなので、
杉井光作品初心者向けとも言えましょう。
創刊したばかりのレーベルですが、非常に手堅い作品だと思いますので、
読んで損はないと思いますので試しに読んで見ることをオススメします。

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