■[ラノベ]いとしのエリー「男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 2 ―Time to Play― 下」
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (2) ―Time to Play― (下) (電撃文庫)
著者/訳者:時雨沢恵一
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-03-08 )
文庫 ( 344 ページ )
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絵師サイト:黒星紅白ラクガキ置き場
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ラノベ史上最長タイトルの続刊!
タイトルそのままのシチュに陥った理由とそこからの展開が綴られているので、
1巻を読んだ人は安心して答え合わせをしましょう。
もっとも答え合わせをするまでもなく、読んでれば途中で判るんじゃないかな。
今回も前半はヒロインである新人声優の似鳥絵里から”僕”へのインタビュー形式で進みますが、
ラノベを書くノウハウがメインだった1巻からちょっと変わってきて、
印税や確定申告に初版部数に守秘義務にイラストレーター選びとちょっと突っ込んだ話になってます。
正直、ここまで生臭くストレートに書いて良いのかしらという気はしますが、
敢えてオープンにすることで作家志望の若人に将来を考えて欲しいのかもしれませんね。
また、それらの情報を開示しながら物語を組み立てているのは流石だと思います。
首を絞められる理由に関しては”僕”が原稿を読み返しているシーンで確信できましたが、
それにしたって色々と凄い確率で出会ったなぁ、と思わざるを得ません。
正にファンタジー
しっかし”僕”は色々と貧乏くじを引きすぎだよなぁ…
似鳥を守るために泥をかぶりすぎてあんまり報われてないような…
いや、似鳥との関係がアレしているからプラマイ0なのかな?
とはいえ、クラスの女子二人に「最低」と言われるのは個人的に心が痛いので、
似鳥さんには後でフォローして欲しい所存であります。
それはそうとこのシリーズ、このまま続くのでしょうか。
腐女子なイラストレーターさんにクラスメイトの新キャラとか美味しいキャラ出てきているので、
今後は彼女たちとの話も読んでみたいのですが。
ただ、このままのタイトルで行くとするなら、
次回もまた首を絞められながらの走馬灯になっちゃうのでしょうか。
だとしたら”僕”は辛すぎですね…(笑
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