本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2013/4/16 火曜日::

■[ラノベ]多田万里という男の人生「ゴールデンタイム 6 この世のほかの思い出に」

ゴールデンタイム (6) この世のほかの思い出に (電撃文庫)
著者/訳者:竹宮ゆゆこ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-04-10 )
文庫 ( 248 ページ )
絵師サイト:Passing Rim

竹宮ゆゆこは何度私のトラウマを抉れば気が済むんでしょうか…

えぇ、そうですよ、私も大学生時代に居眠り運転で自損事故起こしましたよ!
しかも友達が隣に乗ってたのにやっちゃいましたよ!
溝にハマっただけなので私も友人も全く怪我がなかったからまだマシでしたけど!
他にも後輩の車に同乗していた時、油断して寝たら後輩もうたた寝して事故りましたよ!
あれ以来、車を運転することと乗り合わせることへの意識が切り替わりましたけど、
正直、もう二度とあの手の経験はしたくないんですよ!

だというのに!

香子が居眠り運転して責任を感じて引き篭もりになるわ、
同乗していた三人がそれそれに責任を感じて暗い雰囲気になるわと、
これでもかというほどに共感させてきて、当時の記憶を掘り起こしてくるわけですよ!
子供から大人に脱皮し「責任感」という言葉を身をもって思い知ることになった、
大学生という時代をまざまざと思い出させるわけなんですよねー…
凹むわー…

もちろん、引き篭もった香子の言動や、おまけんの花火大会でと、
随所に滲み出るゆゆぽ節も超面白いですし、読んでて楽しいです。
香子と思いっきり真正面から喧嘩することで過去と向き合うことに決めて、
リンダに連れられて高校の同窓会に行く万里に成長も感じられて、
キャラへの愛着もどんどん湧くわけですよ。
というか、このゆゆぽ節の面白さがなかったら心が痛すぎて読んでられないですよ!

しかしここへきてあのラストとはなぁ…
というか、どうなる以前にどうなったんですかね、あのラストは…
つ、続きはよ…

:: 2013/4/14 日曜日::

■[ラノベ]真祖襲来「ストライク・ザ・ブラッド 7 焔光の夜伯」

ストライク・ザ・ブラッド (7) 焔光の夜伯 (電撃文庫)
著者/訳者:三雲岳斗
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-04-10 )
文庫 ( 264 ページ )
作者サイト:ミクモノグラフィカ
作者twitter:三雲岳斗 (mikumo)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:fotologue : gallery : manyaxmohu2
絵師twitter:マニャ子 (manyak)さんはTwitterを使っています

遂に浅葱バレキタァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)アァ( ゚)ァア( )ァァ(` )アア(Д` )ァア(*´Д`)アァン

今回は第四真祖「焔光の夜伯」の秘密に迫る過去編と現在編が入り交じり、
バトル要素もてんこ盛りな7巻となっています。
TVアニメ化ということですのでこういったバトル描写のアニメ化は楽しみです。
まぁ、7巻までアニメ化されるかはちょっと判りませんが…

今回は十二番目の「焔光の夜伯」や暁牙城といった新キャラだけではなく、
”宴”や”聖殲”といった謎を含んだ数々の言葉が出てきたりと、
世界観の根幹を成す所にいよいよ踏み込んできた感がありますね。
登場した真祖の正体には割りと早くから気付きましたけど、
大物の登場で、物語の急変が感じられます。

というかまぁ、個人的には一番の見所は浅葱が古城の秘密を知った事なんですけどね!
そして秘密を知ってまず気にしたのが、古城が雪菜の血を吸ったかどうかという、
恋する乙女脳全開な所に大変ニヤニヤいたしましたよ!
アレだなー、幽遊白書で幽助の秘密を知った螢子の第一声が「そこ連れてって」
だった時に感じた感慨に近いでしょうか。(笑

その浅葱ですけど、また面倒な相手に目をつけられたみたいで、
しかも”カインの巫女”という訳のわからない存在っぽくてですね。
今後のキーパーソンになりそうなので、ヒロイン度の上昇が期待出来る訳ですよ。
頑張れ浅葱、雪菜には現時点で三馬身ほど差を付けられてるけど、
まだまだ挽回できるチャンスはあるで…!

:: 2013/4/12 金曜日::

■[ラノベ]今明かされる世界の秘密「ソードアート・オンライン 12 アリシゼーション・ライジング」

ソードアート・オンライン (12) アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-04-10 )
文庫 ( 328 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

牢獄から脱出したキリトとユージオの前に整合騎士が立ち塞がり、
前途多難どころではない状況だったのを助けてくれた幼賢者カーディナル。
世界の秘密を知る彼女が語る世界の真実と、
キリトがこれからしないといけないこととは…?

今回は前半部分がほぼ説明のみという内容でしたが、
今までずっと気になっていた世界観の謎、ということと、
キリトとカーディナルのキャラクターの魅力のお陰で飽きが来ませんでしたね。
というか、カーディナル可愛いな! 抱っこしたい!

取り敢えず方針としてはセントラル・カセドラル100階にいる、
最高司祭アドミニストレータを倒すため、
途中の階層に立ちふさがる圧倒的実力を誇る整合騎士を倒していくという、
中ボス戦を何度も繰り返す鬼畜ゲーな展開に。
でもそこは流石のキリトさんですから、何とか突破口をこじ開けていくから凄いです。

後半のバトル展開はお互いの武器の能力を発現させる「完全支配術」の駆け引きが入って、
ちょっと能力バトルの要素が入ってきた感じがありますね。
それだけにアリスが操る金木犀の規格外っぷりが絶望感を漂わせますよね。
というか、金木犀の能力は是非アニメで見たい演出です。(笑

しかしラストがまさかの展開だったなぁ…
でもアレだよね、キリトさんですからきっと何とかしてくれますよ!
というかフラグ立てスキルがMAXのキリトさんですから、
ここでもアリス攻略フラグ(性的な意味で)を立てるに違いないですよ!
信じてますよ、キリトさん!

:: 2013/3/14 木曜日::

■[ラノベ]末永くお幸せに「選ばれすぎしもの!」3巻

選ばれすぎしもの! 3 (電撃文庫)
著者/訳者:峰守ひろかず
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-03-09 )
文庫 ( 344 ページ )
作者twitter:峰守ひろかず (Minemori_H)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:INFINITY DRIVE
絵師twitter:きょのひと (shin_kyogoku)さんはTwitterを使っています

「選ばれすぎしもの!」は残念ながらこの3巻で完結です。
1巻で1ヒロイン増加するとしても凄いな! とか思ってたんですけどねー…
まぁ、この3巻でもまた別の世界からゲストが来てたんですけど、
ビジュアルがまんま等身大の昆虫ですから、イラストもないという…(笑

今回で完結とはいえ、色々とサービスシーンは盛り込まれており、
みんなで海に行った上に、キトラの精霊力で夢遊病+発情期に入ったヒロインたちから、
あの手この手で迫られ攻められるという展開は良いモノでありました。
また、ロリキャラのアーニーが不思議パワーでナイスバディの大人に成長して、
全ヒロイン中で一番のおっぱい力を発揮する展開もグッジョブでしたね!

とはいえ、主人公の護はフラウディア一筋で相思相愛なので、
マヤの横恋慕も報われないのはちょっと切なかったかな。
作者もあとがきで言ってましたが、基本的にハーレムモノではなく、
相思相愛カップルと周囲の女の子たち、という構図だったのが、
最近流行のご都合主義万歳な風潮に合わなかったかなぁ、とも思います。

とはいえ、相変わらずよく出来ていると思うんですよね、ホント。
話の構成もそうですけど、着眼点とかも鋭い所を突いてきてるし。
昆虫型の知的生物に「接触と呼吸と発声を同じ器官で兼ねるコンセプトが分からない」
と言われて膝を打つ感じだとか特に。
世界観の設定とかも綺麗に辻褄が合いますしね。
それだけに3巻で終わるのはちょっと残念だな、と。

どうやら作者の峰守ひろかずさんはメディアワークス文庫から来月新刊が出るっぽいので、
そこら辺の実力はそちらで発揮されるのかなぁ、と思います。

あと、全くの余談ですけど作者近影で映っていた一番勇者の武器っぽいアイテムって、
どう見ても完全変形ダイ・ソードです、本当にありがとうございました。(笑

勇美の設定で「クロノアイズ グランサー」を連想したのは間違ってなかったですよ…
長谷川裕一作品好きとか、そりゃ私と趣味が合うわけだよなぁ…(笑

:: 2013/2/16 土曜日::

■[ラノベ]藍羽浅葱の悲哀「ストライク・ザ・ブラッド 6 錬金術師の帰還」

ストライク・ザ・ブラッド 6 錬金術師の帰還 (電撃文庫)
著者/訳者:三雲岳斗
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-02-09 )
文庫 ( 328 ページ )
作者サイト:ミクモノグラフィカ
作者twitter:三雲岳斗 (MIKUMO) は Twitter を利用しています
絵師サイト:モフモフ
絵師twitter:全裸の魔術師マニャ子 (manyak) は Twitter を利用しています

藍羽浅葱死亡確認!

今回は錬金術師たちが生み出した悪夢とのバトルな訳ですが、
周りの迷惑顧みない錬金術師の悪行に巻き込まれて、
浅葱が心肺停止状態にまで追い込まれる訳なんですが…
というか浅葱の扱いが毎回酷すぎて涙がちょちょぎれそうです。
一体いつになったら古城に血を吸ってもらえるのか…

アスタルテが小粋なジョーク、もとい予言を出してきたからちょっとは期待していたのに、
まさかここまで酷い目に遭うとは…
いやまぁ、浅葱の実は脱いだら凄いボディを古城に見せつけるとか、
悪くない展開ではあるんだけど、中の人がなぁ…

しかし雪菜のメインヒロインっぷりが凄いというか、
古城をラブホ街に連れ込むとか…! いやまぁ、ラブホ目的じゃないにしても。
バトルでは頼もしい活躍をしながら、修学旅行もとい宿泊研修を凄く楽しみにしてたのが見え隠れして、
普通のJCなんだなぁ、と可愛らしさを感じられたりもしますね。

でもまぁ、やはり浅葱が凄く健気なので応援してあげたい訳ですよ。
今までの不遇っぷりを思うと!
しかしビッチに見えて一途な処女でナイスバディと属性は色々揃ってるんだから、
これ以上「料理下手」という属性はいらないんじゃないかなぁ、と思います。
ニーナさん、料理の時だけ融合してあげて!

:: 2013/2/11 月曜日::

■[ラノベ]友情、ほほえみ、フェアプレー「ロウきゅーぶ!」12巻

ロウきゅーぶ! (12) (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山サグ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-02-09 )
文庫 ( 344 ページ )
作者サイト:さぐちきん。-蒼山サグ 個人ページ-
作者twitter:蒼山サグ (SagAoyama) on Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien

小学生の半分は優しさで出来ており、残り半分には希望が詰まっている。

相変わらず小学生について語る昴さんは熱いモノがありますな。
この12巻ではついに公式戦に出られることになったけど、
まだまだ仲が良いとは言えない五年生チームと六年生チームが、
商店街のお祭りにおけるトラブルを通して絆を深める話がまず一つ。
そして後半は公式戦でついに見えることになった硯谷との試合になっているんですけど、
こちらは第2クォーターまでとなっております。

今回の表紙は真帆ですが、出番自体はそれほど多い訳ではないです。
しかし出番が少ないながらも母親の萌衣さんとの心温まるストーリーは良いモノでしたね。
ただ、その話の直後に昴がやんばるさんと一緒にお風呂という展開があったため、
全てはそれに持って行かれたなぁ、という感じはします。(笑
というか、いつもクールなやんばるさんが恥じらうとか最高に萌えじゃないっすか!
これはやんばるさんもヒロイン化くるー?

そして幼馴染み属性を持ちながらヒロインルートが危うい葵ですが、
五年生チームのコーチとしてのポジションをしっかりと築いて昴の隣りにいるのは良いんだけど、
五年生たちのオモチャにされている感がしないでもない…
というか是非ともコミカライズはここまでちゃんとビジュアル化して欲しいと思いましたね!
葵のブラはずしでおっぱい揉み揉みとか最高じゃないっすか!

それと硯谷との試合ですけど、緒戦にして最終決戦的な燃え上がりですね!
未有の成長っぷりがまるで別人なレベルでしたけど、
それ以上に試合中に精神的に成長していく怜那が凄いですね。
この急激な成長は小学生ならではなり、流石は小学生に定評のある「ロウきゅーぶ!」だな!
としみじみと思いました。
やっぱり、小学生は最高だな!

第3クォーター以降は次巻に持ち越しみたいですけど、
結構伏線が張られたままなので忘れないうちに出して欲しいモノであります。

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