本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2021/11/28 日曜日::

■[ラノベ]シン・タコドラゴン「佐々木とピーちゃん 4 異能力者と魔法少女がデスゲーム勢を巻き込んで喧嘩を始めました ~並びに巨大怪獣が日本来訪のお知らせ~」

佐々木に関係する女性たちが一堂に会してしまって一触即発!
そんな修羅場から始まる4巻ですが、佐々木の修羅場は待ってくれません。
異世界では王家の勢力争いに巻き込まれるわ、
日本では異世界から堕ちてきた亜竜を相手にするわと大わらわ。
佐々木は今日もスローライフを目指して日々奮闘するのだ…!

5人のヒロインたちの修羅場とかどう収めるのかと思いきや、
絶様なタイミングで駆けつけた上に、
絡まった紐を一つずつ丁寧にほぐすように、
大きな破綻を見せることなく、平和裏にコトを収める佐々木の交渉力が凄かったです。
けっして嘘は言わず、それでいて秘匿すべき情報はきちんと隠しながら、
相手を納得させるという手腕が上手いんですよね。

太平洋に落着した亜竜に対しても、
魔法少女からの願いと自衛隊からの依頼を同時に叶えつつ、
ピンチの時にも必要最低限の能力開示だけで乗り切るとか、
機転も利いてかなり有能なところを見せてくれるんですよね。
まぁ、肝心なところは二人静に助けられてはいるんですが…

というか二人静のポジションがどんどん上がってきていますね。
異世界のミュラー伯爵のように、佐々木とピーちゃんのバディみたいというか。
まぁ、ミュラー伯爵とはピーちゃんに対する態度が真逆ではあるんですけどね。
二人静以外の女性陣たちにも徐々に佐々木の情報が漏れ始めているけれど、
お隣さんJCは業腹だろうけど、今のところ二人静が一番佐々木のパートナーっぽいんだよなぁ…
まぁ、佐々木は二人静に性欲は催さないっぽいけれど。

しかしアラフォーの佐々木に丁度良い年齢もとい身体のヒロインが本当に居ませんね。
はたして佐々木の性欲はこのまま枯れてしまうのか…!?
それとも新たなヒロインが現れたりすするのか?
5巻にも期待です。

:: 2021/7/3 土曜日::

■[ラノベ]THE IDOLM@TSUURA 委員長&包丁「西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~」11巻

ホストになったと思ったら今度はアイドルのマネージャー!?
あらすじを読んでどうしてそうなったのかと思いましたが、
そこは無敵の人、松浦さんからのリクエストということで納得です。
やはり… ホスト破産していたか…w

松浦さんの股間がフルオープンになっているのに、
そこに飛びつかずに委員長からの告白待ちするとか、
とても童貞の西野らしい行動ですが、
そのお陰で委員長のツンデレっぷりが堪能できるので結果的にOKです。

新キャラのピンク髪コスプレイヤーの来栖川アリスちゃんですが、
JCなことといい、ラストでの積極性といい、
ガブちゃんとの互換性があるように思えますね…
まぁ、今の西野は委員長にロックオンしているので攻略は難しいと思いますが…
というか、今後再登場するのかどうか微妙なところですが。
いや、今までの自称サバサバ系のこととか考えると可能性はあるかな…

今回は久しぶりに松浦さんがメインを張ってましたが、
股間を使うのに躊躇わないむっち巨乳クラスメイトの文系クラブの元姫で、
搾取されるよりも搾取する方に回りたいし、メチャクチャ口が悪いクズっぷりを発揮してましたね。
包丁の松浦さんも再び垣間見えたりと、やはり松浦さんはアグレッシブで素敵ですね。
ヒロインとしてはダメだけど、サブキャラとしては最高に光ってますよ!w

そして委員長ですが、鈴木くんの独善的気遣いを気持ち悪いと思い、
西野の行動に胸キュンしているあたり、もう完全に堕ちてますね…
今の状態で西野の方から迫ればOKされそうなもんだけど、
それをやらないのが西野だからなぁ…w

ガブちゃんは別に西野と委員長が付き合っても愛人枠で満足しそうだけど、
ローズは絶対に許さないと思うんですよね…
次回は修学旅行みたいだし、このチャンスをローズが逃すとは思わないので、
西野を巡る女の戦いがどうなるのか気になるところです。

:: 2021/7/2 金曜日::

■[漫画]異世界で行商を始めました「佐々木とピーちゃん」1巻

アラフォー独身貧乏サラリーマンの佐々木が癒しを求めてペットショップで出会ったのは、
とても愛らしい文鳥だった。

文鳥に癒される日々を妄想していた佐々木だったが、
その愛らしい文鳥は…

異世界から転生してきた星の賢者様なのであった…!

今、ここに、神戸牛のシャトーブリアンを食べるスローライフを夢見て、
異世界転生文鳥と冴えない中年佐々木との共同作業が始まったのだ…!

という訳で「佐々木とピーちゃん」のコミカライズ1巻です。
原作も面白かったけど、このコミカライズも面白いですね。
ピーちゃんが佐々木とパスを繋いだときの演出とか、
原作だとそんな描写はなかったのに、まるで魔法少女の変身シーンみたいで笑えましたね…w

主人公は冴えない中年だし、画面映えしないだろうからコミカライズは難しいと思ってたんですが、
かなり頑張っていましたね。
特に序盤なんて女性キャラはお隣のJCちゃんくらいしかいないだけに、
どうなることかと思ったんですが、単純に原作の面白さを見せてて良かったです。
それと、カントクさんの絵柄に寄せて原作ファンとしても嬉しかったですね。

1巻は異世界貿易の話がメインでしたが、
2巻からは現代での異能力者との話がメインになると思います。
待望の女性キャラもどんどん出てくるので、
画面の華やかさという意味でも楽しみです。

:: 2021/5/29 土曜日::

■[ラノベ]酒は飲んでも飲まれるな「佐々木とピーちゃん 3 異世界ファンタジーなら異能バトルも魔法少女もデスゲームも敵ではありません ~と考えていたら、雲行きが怪しくなってきました~」

佐々木とピーちゃん3巻佐々木とピーちゃん3巻
出版社:KADOKAWA
作者名:ぶんころり
作者サイト:BUNCOLOLI Works
作者twitter:ぶんころりさん(@yokaigundan) / Twitter
絵師名:カントク
絵師サイト:5年目の放課後
紙書籍通販:佐々木とピーちゃん 3
DMM電子書籍:佐々木とピーちゃん 3

異世界貿易で金持ちになって毎日シャトーブリアンを食べられる生活をしたいだけなのに、
異能バトルに巻き込まれ、魔法少女には狙われ、ついには天使と悪魔のデスゲームに巻き込まれ、
異世界では領地経営に宮廷政争にも巻き込まれて大変な佐々木とピーちゃん。
一人と一匹は平穏無事な日常を勝ち取ることが出来るのか…!?

2巻で登場した悪魔アバドンの使徒となったお隣JCちゃんですが、
そのヤバさがドンドン加速していきましたね!
どんだけ佐々木のことを熱烈にメンヘラってるんだよ、と。
かなり歪んだ性愛っぷりにはドン引きではあるんだけど、
そこが魅力的だとも思ってしまうんだよなぁ。

そんなJCのことを身を挺して庇う魔法中年佐々木は格好良かったですね。
わりとマジで死にそうになってるのに、
あそこまで冷静で、他人を思いやれるとか、佐々木ってばスパダリだわ…
まぁ、見た目がちょっと中年すぎるけども。

そしてピーちゃんですが、今回は盛大にやらかしてましたね…
そもそも、あれほど莫大な魔法を使えるのにどうやって暗殺されたんだ…
とは思ってましたが、酒という弱点があるんだったら納得ですね。
ロリババアの二人静さんもぶち切れのやらかしのお陰で、
とても凄いことになってましたけど、これはどう収集つけるんだろう…

星崎さんには便利な水筒代わりだったのに頼れる同僚として慕われ、
魔法少女からは構ってくれるおまわりさん兼魔法中年としてなつかれ、
盛り姫様は大好きなパパを助けてくれた大人として頼られ、
お隣のJCからは長年助けてくれた恩人であり性欲の対象として愛されて…
佐々木はモテモテで大変ですね!

:: 2021/4/7 水曜日::

■[ラノベ]暴力と交渉のコンビ「佐々木とピーちゃん 2 異世界の魔法で現代の異能バトルを無双していたら、魔法少女に喧嘩を売られました ~まさかデスゲームにも参戦するのですか?~」

アラフォー社畜の佐々木が癒やしを求めたペットショップで出会った文鳥のピーちゃんが、
異世界の魔法使いの転生体だったことから始まるシャトーブリアン生活を目指す物語の第2巻!
二人とものんびり自堕落で裕福な生活を求めているのに、
色々とデンジャラスでバイオレンスな日々を送ることになっていますね…

佐々木はアラフォーということもあり結構枯れてるところはあるんだけど、
高校生男女の青春を見ると忸怩たる想いがあるあたり、独り身の悲哀を感じますね。
ピーちゃんがいるとはいえ、スキンシップは少なめだしなぁ。

何だかんだで魔法中年として能力の多彩さと強力さはあるんだけど、
無双するよりも交渉で何とかしようとするのが佐々木らしさでしょうね。
むしろ暴力で何とかしちゃおうとするピーちゃんを諫める立場というか。
良いコンビしてると思いますよ。

しかし、シャトーブリアンを週一で食べる生活のためとはいえ危ない橋を渡るなぁ…
特にロリババア能力者の二人静との繋がりのお陰で異世界商売が軌道に乗るとはいえ、
そのためにアキバ系の具現化能力者とバトったりととってもバイオレンスですし、
エルザ嬢にやらかされちゃったりとトラブルの数々に巻き込まれて、本当に大変そう…
理不尽な目に遭っても取り乱さずに淡々と交渉して何とかしようとするあたり、
佐々木らしくてとても良いと思います。

それにしてもお隣のヤンデレJCちゃん、予想以上にヤバい子でしたね…
今度は天使と悪魔の代理戦争によるデスゲームとか、
また20年前のラノベあたりの設定が出てきてアラフォー世代はワクテカですよ。
まぁ、その直前のスポポビッチ的なアレはリアルでゲンナリでしたが…

ちなみに2巻途中でWeb版を追い抜いたのでかなり新鮮な気持ちで読めました。
カントクさんのイラストもあって、とても良い書籍化だと思います。
3巻も今から楽しみですね。

:: 2021/1/28 木曜日::

■[ラノベ]魔法中年ササキ・マジカ「佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~」1巻

アラフィフ社畜の佐々木は癒しを求めてペットにゴールデンレトリバーが欲しかったけど、
無い袖は振れないのでペットショップで手頃な子を求めたらラブリーな文鳥と出会ってしまう。
しかしその文鳥のピーちゃんは異世界から転生してきた賢者様で、
ピーちゃんから授かった魔法の力を駆使して二人のスローライフを目指すのであった…!

ぶんころりさんの「田中」「西野」に続いての新作がこの「佐々木」です。
今度の主人公は長い社畜生活で精神がすり切れているのか、
やたらと冷静沈着というかマイペースですね。
わりと命が懸かった場面でも焦らないところがある意味凄いです。

タイトルの通りに色々な設定てんこ盛りの作品ですが、
この1巻では主に異世界を舞台にした物語が展開されております。
異世界で現代工業製品を売って金儲けというのはよくあるモノですが、
佐々木はそれなりに社会人生活があるため日本の貨幣経済の統制っぷりを熟知してるので、
わりと迂遠な手で堅実にやっているんですよね。

魔法の練習も地道にコツコツとやってるし、社畜生活もこうしてたんだろうなぁ…
というのが感じられますね。
まぁ、その社畜生活も異能力者と勘違いされての公務員への転職でオサラバ出来たのは、
おそらく良かったと言えるのではないでしょうか。
高給取りになったけど、その分いろいろと危険になったっぽいですが…

私は電子書籍で買ったので実感はないのですが、
MF文庫Jながらかなり分厚いデカイ判で出ているみたいですね。
それだけのボリュームがあるお陰で異世界、異能力、魔法少女とヒロインがちゃんと出てきてる上に、
この書籍化で新たにメインヒロインが追加されております。
それにしてもどのヒロインもロリ属性があるあたりが何というか…
こう… 作者の性癖が感じられますね…!w

スローライフを求めながら色々な事件に巻き込まれてしまうあたり、
佐々木のお人好しっぷりが感じられますね。
主にピーちゃんに対する甘さというか信頼があってこその巻き込まれだと思います。
出会ってからそんなに時間は経ってないけれど、
佐々木とピーちゃんは良い師弟であり相棒であり、主人とペットしてますよね。

カクヨムでWeb版を読むことはできますが、
前述した通りに書籍版では新ヒロインが登場していますし、
何よりもカントクさんのイラストが書籍版では拝見できますので、
是非とも書籍版を買うべきだと思います。
ちなみに私のイチオシのデザインはロリババアの二人静さんです。
キツキツかー…

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