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:: 2011/11/9 水曜日::

■[漫画]魔王さまの勇者育成日記「セカイ魔王」1巻

セカイ魔王 (1) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:双見 酔
出版社:芳文社( 2011-10-27 )
コミック ( 120 ページ )
作者サイト:とどかない そら
作者twitter:hutami (hutami) は Twitter を利用しています

ニートの少女の無気力だけど、ほんの少しだけ前向きな漫画「空の中屋根の下」
その作者である双見酔さんが描く新作は近年多くなってきた魔王と勇者の物語。
…なんだけど、普通に魔王と勇者が戦う単純な構図のはずもなく、
割りと怠惰な雰囲気を醸し出すのです。

ある日目覚めてみれば玉座。
そしてどうやら自分は歴代最強の魔王らしい。
そんな魔王で美少女な彼女は前回の魔王の側近とともに、
自分を滅ぼす存在である勇者を探してみたら、
歴代最弱な勇者が見つかって…

という訳で勇者伝説も観光に使われるくらい平和な世の中で、
最弱モンスターにすら苦戦して、強くなろうとしてもまだまだ最弱な勇者が、
魔王の分身体の妖精とともに旅を続けていくわけなんですが…
ここまで苦労性な魔王と勇者は前代未聞かもしれない。

勇者も弱いんだけど勇者の証拠があるんだけど、
手に入れた伝説の剣はポッキリいっちゃうし、
終盤では死にかけるわけなんですが…
今後どうなるのかサッパリわかりませんな!
うーむ、勇者が魔王のヒモになるくらいしか予想できない…!(ぉ

:: 2011/10/2 日曜日::

■[漫画]二人の少女のピュアで胸が痛い青春「アクアリウム」2巻

アクアリウム (2) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:
出版社:芳文社( 2011-09-27 )
コミック ( 120 ページ )
作者サイト:dismaless

まんがタイムきららキャラットでは珍しい、
二人の少女の真っ直ぐでピュアな友情物語が惜しくも2巻で完結。
きらら系は均質性が尊ばれているようなので、
こういった作品は珍しいからこそ好きだったんだけどなぁ。
この絵の素晴らしさはそれだけで武器になるほどなのに。
ちなみに装丁が里見英樹さんなので表紙とキャッチコピーも非常に秀逸です。
1巻の「息がつまるほど、青春。」、そして2巻の「胸の音が、聞こえる。」
作品の内容が詰め込まれており、そして読者の琴線に触れるこの文章!
いやー、本当に2巻で終わるのがもったいない…

とはいえ、全2巻とはいえ非常によくまとまった内容だったと思います。
表紙がずっとゆうとさおりの二人だけだったように、
徹頭徹尾、この二人の少女の友情モノな内容でした。

特に1巻の時点で予想できたとおり、よしあきを挟んでの三角関係が2巻では焦点に。
幼馴染のよしあきが好きな、スペックが高い故に孤立しちゃっているさおり。
好きだからこそよしあきは自分を異性として見ていないこと。
そして好きなのはゆうであることに気づいてしまう。
だからこそ、クラスの意地が悪い男子のせいでなんとなくで告白したんじゃない、
とわかってしまうさおりが可愛くて切なくて、本当に胸の痛みが聞こえてくるようでした。

アクアリウムとよしあきを軸とした女の子同士の友情物語として、
非常によく出来ていた作品でした。
また、非常に絵がうまく、少女たちが見せる一喜一憂な表情が魅力的でした。
これからも博さんの作品を読んでいきたいので次回作も頑張って欲しいです。
まぁ、雑誌は芳文社以外のをお勧めしたいですが…

:: 2010/10/27 水曜日::

■[漫画]なんか色々えろいけど、いやらしい本ではありません。「まじん☆プラナ」3巻

まじん☆プラナ (3) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:nino
出版社:芳文社( 2010-10-27 )
コミック ( 120 ページ )
作者サイト:にのうちいらず
作者twitter:nino (ninouchiirazu) on Twitter

ただでさえ刊行ペースが遅い4コマ漫画なのに、
作者のninoさんが兼業作家の為に正にお久しぶりな3巻がやっとこさ発売。
兼業作家なので仕方ないですが、そんな忙しさの中で描き下ろした巻頭カラーでは、
微妙に自虐ネタなアニメ誌をパロった偽アニメ化情報をやったりと、
笑って良いのかどうか悩んで結局苦笑いしたりしなかったり。(笑

しかしその面白さは本当にアニメ化しても良いんじゃないかと思う訳です。
所謂一つのハーレムラブコメの様相を呈するえろっちぃ作品なんですが、
他と違うのはヒロインホイホイ主人公の有人が幼馴染みの茉莉ちゃんラブを公言しながら、
「だがそんなの関係ねぇ」とばかりに拉致るヒロイン、押し倒すヒロイン、不意打ちでキスするヒロインと、
肉体的接近遭遇を積極的に果たすヒロイン勢が揃っている所です。
だが、それが良い。

そんな肉食派女子が20人以上居るのにこの3巻で更にヒロインが追加。
北の国からやってきたロリ系教師のころちゃん先生は初っ端からブルマにスク水と、
あっという間に洗礼を浴びるだけでなく、白蛇の依り代になっちゃったりと、
属性が上書きされまくりで可哀想なような、それもアリなような。
取りあえず黒ストを履いてきたころちゃん先生はかなりアリだと思います。(キリッ

いやー、それにしてもハーレムラブコメとしてホント面白いですな。
ヘビー級おっぱいを持つ茉莉ちゃんの積極的ラブと、それに伴う異常なまでの女の勘と、
他の女の匂いに対する全開な嫉妬心は大変にニヤニヤします。
このままだと本当にハーレムになりそうな有人ですが、
少なくとも正妻は茉莉ちゃんで決まりでしょうね。(笑

それにしても2巻の時はリッカが報われると良いなー、と思ってましたが、
この作品のヒロインたちは自力で何とかしてくれるみたいですね。
いやはや良かった良かった。(笑

:: 2009/3/30 月曜日::

■[漫画]ヒロイン分増量中「まじん☆プラナ」2巻

まじん☆プラナ (2) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:nino
出版社:芳文社( 2009-03-26 )
定価:¥ 860
コミック
ISBN-10 : 4832277936
ISBN-13 : 9784832277939
作者サイト:にのうちいらず

冒頭カラーページにて兼業漫画家の過酷さとぷよさんとの篤き友情、
そして何より濡れ透けおっぱいの素晴らしさを教えてくれるのがこの「まじん☆プラナ」の2巻なのです!
それにしても「メガネ」と「雨」というキーワードだけで何故にセーラー服にノーブラなんだとか、
色々とツッコミたい所はあるんですが、取りあえず結論として一言。
「…大変良いおっぱいでございました!」

ランプの魔人のプラナさんは今日も有人の家のエンゲル係数を高め、
ご主人様の有人は相変わらずフラグを立てまくりで、
今回は旅館の女将のつららに忍者のさなりと相変わらず人外かそれに準じてたりと、
バラエティに富みすぎてるけどそれもまた良しってなのがこの漫画のノリです。

また、有人だけでなく友人の河原も準主人公的な立場に昇格し、
犬耳魔人メイドのルトに冬将軍のラニと次々と女の子を侍らせ、
ラブはないけど結構充足した日々を送ってたりして割りと羨ましい立場に。
しかしルトはクーデレと言うにはデレが少なすぎるというかドS過ぎな気が…(笑

それと2巻で忘れてならないのは大人バージョンのプラナと、
過去回想編での幼少時の可愛さも激しい巨乳のツンデレ幼なじみの茉莉ちゃんですね。
バレンタインに混浴露天風呂と相変わらず素晴らしいネタを披露してくれるだけでなく、
プラナとの関係を誤解して泣いて怒って大団円とラブ一直線なのが素晴らしいです。

しかしリッカは可哀想な扱いやなー
3巻ではもう少し報われることを祈っております…(笑

:: 2008/3/1 土曜日::

■[漫画]ランプの魔神は食欲魔人!?「まじん☆プラナ」1巻

まじん☆プラナ1巻まじん☆プラナ 1 (1) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:nino
出版社:芳文社( 2008-02 )
定価:¥ 860
コミック
ISBN-10 : 4832276832
ISBN-13 : 9784832276833
 
作者サイト:にのうちいらず

巨乳ツンデレ幼なじみに人外ロリ×3に囲まれたハッピー学園ライフ。
Q.これなんてエロゲ?
A.きららCarat連載の萌え4コマです。
…それにしてもこの主人公モテモテである。

TYPE-MOON系同人からひぐらし、東方と様々なジャンルをこなすninoさんの初単行本です。
これがまぁ、何ともきらら系らしい萌え4コマ的キャラ陣容でして、
人外ロリが出てきて同居したり、幼なじみが窓からコンニチワだったり、
萌え冬将軍が主人公に恋しちゃったりと見事な萌えキャラっぷり。
更にパロネタも散りばめられたりしてるんですが、
そんじょそこらの萌え4コマとは一線を画すコクとキレがこの漫画にはあります。

ヒロインの中ではツンデレ幼なじみの茉莉ちゃんが個人的に一番のお気に入り。
毎朝パンチラを無意識に拝ませてくれるだけでなく、
プロレス技を掛けたら乳が乗る巨乳っぷりが何ともステキでして。
それは表紙で拝謁できる見事な谷間っぷりからも伺うことが出来よう。
巨乳といえば最強なおかんも凄いっすよね。
20代で全然通用しそうな若さと何よりナイスバディっぷりがすげぇ。

すっきり可愛い絵柄で読みやすいので、
初見の方も同人時代を知っている方も是非。
しかし長い間応援してた方が単行本を出すと感無量ですね。
センスがある方だとは思ってましたがカバー下のノリは初単行本とは思えません。(笑
現在も元気に連載中なので2巻も頑張っていただきたいです。
個人的には「ねこのミミ」の続きも読みたいんですが流石に無理か…

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