本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2016/11/24 木曜日::

■[漫画]人生常に崖っぷち「波よ聞いてくれ」3巻

波よ聞いてくれ(3) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:沙村 広明
出版社:講談社( 2016-11-22 )

Kindle版:波よ聞いてくれ (3)
Kindle版まとめ買い:波よ聞いてくれ

この漫画は唯我独尊が服を着て歩いているようなミナレさんが、
流れでラジオのパーソナリティーをやりつつ、
崖っぷち人生を爆走する姿が楽しい漫画です。

相変わらずというか、巻が進むごとにミナレさんのクレイジーさが花開いていきますね。(笑
本人的には普通にしてるだけなのに一挙一動がエンターテイメントしてるんですね。

namiyo03_01

ミナレさんの赤面顔は正直ちょっと萌えますし、
「先輩」というワードも中々にラブコメ脳を刺激してくれます。
でも渡すブツが新巻鮭て。
いくら北海道が舞台とはいえ絵面が凄すぎる!(笑

それにしても今回のミナレさんのやらかし具合は凄かった!
前回までのはクズ男のミツオが元凶といえば元凶なのでそれほどでもなかったんですが、
今回の騒動はミナレさん本人はホワイトよりのグレーを主張しているけど、ほぼミナレさんの過失ですからね!

それまでの展開が「また沙村広明さんは猟奇モノにいっちゃうのか…」
と感じるものだっただけにギャップが大きすぎて笑い転げましたよ!(笑
これだけ読んでて楽しい漫画は中々ないですね!

それと作中に出てきたこの温泉ですが。

namiyo03_02

なんか実在するらしいですね。
日本もまだまだ秘境が残ってるわ…

:: 2016/6/27 月曜日::

■[漫画]くじびきの終わり「げんしけん 二代目の十一」20巻

げんしけん 二代目の十一(20) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:木尾 士目
出版社:講談社( 2016-06-23 )

日光東照宮を舞台にしたデート×4もついにクライマックス!
斑目は4人の美女、美少女、男の娘たちのハーレムから一体誰を選ぶのか…!?
デート回の後半はスーと波戸くん!
斑目を落とす可能性が高い2人はどんな萌えを見せてくれるのか…!

ハーレムモノというラブコメ王道の問題点を、
アンジェラさんは流石にきっちり把握してますよ。

genshiken20_01

そうなんだよね、重婚が可能な異世界or異星じゃないしね。
ゲームみたいに個別ルートに入れないしね。(Spotted Flowerはあるけど)
そうなんだよなー
読者の誰もが納得できるヒロインの選び方って難しいんだよ。
大抵のラブコメ作品はそこで失敗してるし…

とはいえですね、斑目ハーレムに限って言えばほぼ2択だと思うんですよ。
茨の道の波戸くんか、合法ロリのスーか。
(咲ルートはSpotted Flowerで描かれているので除外)

というかスーが可愛すぎなんだよなぁ…

genshiken20_02

これで応えないとか斑目! それはもう男じゃないぞ!
まぁ、波戸くんもめんどくさい可愛さはあったんだけど!
めんどくさいヒロインはもう初代の荻上さんでお腹いっぱいかな!(笑

それにしても今回は良い所で終わってます。
というか良い所で終わりすぎていると言ってもいいくらいでしょう。
とはいえアフタヌーン本誌では3ヶ月ほど前に通り過ぎた内容でして、
正直結論を読んだ時は辛いものがありましたね。
うん、ごめん、単行本派の人は気をしっかりもって次の巻を読んで欲しい。
まぁ、今月のアフタヌーンはそれをバネにした展開だったので、
安心してくれても良いんだけどね!
お楽しみに!

:: 2016/3/7 月曜日::

■[漫画]恋多き女「波よ聞いてくれ」2巻

波よ聞いてくれ(2) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:沙村 広明
出版社:講談社( 2016-02-23 )

Kindle版:波よ聞いてくれ (2)
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 波よ聞いてくれ

北海道のスープカレー屋の店員(首切り寸前)のミナレが、
何故かラジオ局の(そこそこ)偉い人の麻藤に気に入られて、
ラジオのパーソナリティーとしてデビューするんだけど、
その番組は色々と規格外で…

ぶっ飛んだ第1話の印象が強い本作ですが、
2巻でも素敵にクレイジーです。
何だよ放送事故を装ったラジオ番組とか。
そしてそれで釣り出されるミツオとかイベントが盛り沢山すぎる。

それにつけてもミナレさんのチョロさよ。
麻藤さん相手でもチョロく。

namiyo02_01

騙されて金を取られ、自ら殺そうと思っていたミツオにもチョロい。

namiyo02_02

あー、ダメだわ。
これはダメンズに食い荒らされる女だわ。
一番まともそうでアプローチしてくる中原くんに食指が動かないとか、
ダメな結末しか見えないぞ…!

それにしてもラジオの内容も中々にクレイジーになってきましたね。
これから更にアレでコレな内容になっていくと思いますが、
キレッキレの台詞回しは今後も継続していくと思われますので、
楽しみにしていきたいです。

:: 2016/1/7 木曜日::

■[漫画]くじびきでアンバランス「げんしけん 二代目の十」19巻

げんしけん 二代目の十(19) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:木尾 士目
出版社:講談社( 2015-12-22 )

Kindle版:げんしけん (19)

Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] げんしけん

クッチーの卒業旅行兼斑目のハーレム旅行なわけですが…
ここにきて波戸くんとのフラグがビンビンに立ちまくっており、
まるで漫画のようなイベントも起こって股間もビンビンに!?

この作品は漫画であり、作中でも漫画好きが集まっており、
そして漫画のような展開があるんですが、
時に凄くリアリティをもって読者に訴えかけてくるものがあります。
それは恵子の現実的な告白に対する斑目の反応を見て悟る恵子だったり、
アンジェラの肉体的アプローチに対する斑目の視線の先を見て悟るアンジェラだったり、
どうしようもなく現実を感じさせてくれるんですよね。

波戸くんという現実ではあり得ないクオリティの男の娘がいるけれど、
今回の舞台は日光東照宮という明確すぎるリアルがそこにあるわけですよ。
現実と非現実が交錯するからこそのリアリティが生まれていると言いましょうか。
これこそがげんしけんの魅力の一つなのかなぁ、と今更ながらに思ったりします。

しかし作中では長い間出てこなかったくじアンの要素がここにきて出てくるとは…

genshiken19_01

描き下ろし漫画によると吉武さんはくじアンを知らなかったみたいだけど、
くじアンは笹原や斑目の共通言語でしたからね。
このシリーズのクライマックスだと思わされますよ。

それにしても…
本当にこのルートで行くんだろうか…
早まるな斑目!
スーはこれからおっぱいも大きくなるんだぞ…!

:: 2015/7/23 木曜日::

■[漫画]ロリオタプーの大団円「ラブやん」22巻

ラブやん(22)< 完> (アフタヌーンKC)
著者/訳者:田丸 浩史
出版社:講談社( 2015-07-23 )

Kindle版:[まとめ買い] ラブやん

Kindle版:ラブやん (1)
Kindle版:ラブやん (2)

Kindle版:ラブやん (21)
Kindle版:ラブやん (22)

カズフサですら結婚して子供まで生まれているというのに俺ってヤツは…

増刊で読み切りが載ってから15年。
「ああっ女神さまっ」が連載終了してからアフタヌーン現役連載陣で最長連載になった「ラブやん」
ロリオタプーのカズフサの元に愛のキューピッドのラブやんが転がり込んで、
何だかんだの同棲生活が始まってからも結構な期間がありましたが、
ついに大団円ですよ!
いやー、ついにかー

ここに至るまで色々…、本当に色々とあったなぁ…
一番大きいのはやはり庵子の結婚かなぁ…
良い雰囲気になった幼馴染みが自分が一歩踏み出さなかったゆえに、
他の男に取られるとかトラウマを刺激しすぎててヤバイ。

そんなトラウマを持つカズフサがまさかなぁ…
ラブやんの方が積極的だったからこそっていうのはあると思うんですが、
それでもロリなカズフサがラブやんとファックスできるとは。(笑
ストライクゾーンを広げる方向に持っていったのはナイスだと思いましたが、
これもラブやんが貧乳だからこそ出来た荒技だったのやも、と思わなくも。

それはそうと最後までネタまみれな内容でしたね!
ロリの道がアグネスに閉ざされるとかはまだしも、
アフタヌーンで先輩となる寄生獣のネタをかますとか流石すぎる。

loveyan22_01

このネタには腹を抱えて笑ってしまったなぁ。(笑
確かにカズフサの乳首はもう寄生獣と言っても過言ではないしな!
カズフサよりもむしろ達観した理性を持つあたりが特に寄生獣だと思う。

それにしてもロリオタプーのカズフサが結婚して子持ちかぁ…
ロリでオタなのは変わらず、プーなのは漫画家の伏線を回収して見事に社会復帰。
むしろ職業的にロリでオタなのは武器にしかならないあたりがミソですね。
10年後もファックスレスになってないあたり、
ちゃんとラブやんと良い関係を築けているようで何よりです。

いやはや良い作品でした。
田丸浩史作品がここまで長期連載になるとか意外でしたが、
予想以上に楽しめたので次回作にも期待したいであります。

:: 2015/7/11 土曜日::

■[漫画]ずっと一緒にいなさい!「今日のユイコさん」5巻

今日のユイコさん(5)< 完> (アフタヌーンKC)
著者/訳者:秀河 憲伸
出版社:講談社( 2015-06-23 )
作者サイト:秀河スタジオ2

Kindle版:今日のユイコさん (1)
Kindle版:今日のユイコさん (2)
Kindle版:今日のユイコさん (3)
Kindle版:今日のユイコさん (4)
Kindle版:今日のユイコさん (5)

毎月楽しみにしていたアフタヌーンのラブコメ漫画筆頭「今日のユイコさん」が完結…!
好きな作品なだけに終わってしまうのは残念ですが、
それでも綺麗に終わってくれただけに満足感もありました。
でもなぁ… やっぱり残念なのは変わりないなぁ…

ユイコさんとトモヤのお付き合いは順調で、
進路の問題とかもあったけれどお互いが進むべき道を考えて決めて、
ちゃんと前に向かっている所とか青春してましたね。
ただ、トモヤとその周りの友人との付き合いを通して、
コミュ力をつけ、勇気を出して前に踏み出すことを覚えたユイコさんが、
リア充グループに属することで毒されるのかと不安にはなったかな。
でも、それでもちゃんとトモヤへの想いを大切にしていることが判って不安が払拭されました。
変わっていくことは多いけれど、やっぱりユイコさんはユイコさんだった…!

それにしてもユイコさんは本当に魅力的な女の子だよね。
バレンタインで膝枕をしてくれた時のユイコさん、最高でござる…!

yuikosan05_01

黒ストミニスカの膝枕から見上げる巨峰…!
しかもうっすらと透けブラしている…!
これはユイコさんの体温の高さから発汗して、汗で透けているのだろうか。
確かにこれなら子供もバンバン作ってしまうのも当然と言えましょう!

最終回はユイコさんがこれからも成長していくけれど、
毎日を楽しみに、トモヤと一緒に歩んでいくのがわかる良いモノでした。
これでユイコさんの物語は完結だけれど、
ユイコさんたちの日常が続いていくのが感じられる良い最終回だったと思います。

秀河憲伸さん、完結お疲れ様でした!
また次回作を楽しみにしています!

HTML convert time: 0.138 sec. Powered by WordPress