■[ラノベ]神の配剤としか思えないエロコメ展開「ロウきゅーぶ!」6巻
ロウきゅーぶ! 6 (電撃文庫 あ 28-6)
著者/訳者:蒼山 サグ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-10 )
文庫 ( 331 ページ )
今回は短編集ということですが、実際の所は中編3つに短編2つになっており、
しかも表紙にあるように夏祭りイベントの「みんなの願いと夏祭り」がメインです。
更にこれが書き下ろし&ボリュームがデカイために入らなかった短編もあるとか…
今後の短編集の刊行に期待です!
で、今回は短編ということでスポコン展開はバッサリとそぎ落とし、
8割方がエロコメという何というか大変に変態なことに!
顔面ヨーグルトBUKKAKEなんて序の口で、裸ビブスな小六女子だけでなく、
下着を着けない浴衣とかもう何か色々と凄いです。
作者さんもよくこんなに次々とアレな展開を思いつくもんだなぁ。(笑
とはいえ、そういったエロコメだけがこの作品の本質ではなく、
今回はスポコンがない代わりに友情モノが多分に含まれています。
5人全員がお互いがお互いのことを大事に思っているエピソードが多く、
特に「みんなの願いと夏祭り」では智花のお父さんにバスケと仲間を認めて貰う所は、
正直ちょっと感動しちゃう名シーンだと思うんですよね。
エロコメだけがこの作品の魅力じゃないんですよ!
まぁ、そうは言ってもエロコメが外せないのがこの作品でもあるんですよね。(笑
冒頭でのいかがわしいシーンを妄想させる文章だとか、
組んず解れつな小六女子との絡み(絡み言うな)とか読んでいて非常に楽しいです。
次回ではスポコンも入れて欲しいけど、エロコメにも勿論期待です。
それはそれとして紗奇がBL趣味に目覚めないことを祈っております…
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