よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2016/2/22 月曜日::

■[ラノベ]彼らの肖像「フルメタル・パニック! アナザー」SS

表紙が12巻と同じ構図なので見間違えやすいですが、
こちらが短編集のSSになります。
しかし何故こんな似たような表紙にしたんだろうか…
通常版と特装版の差異くらいしかないから、
勘違いして片方しか買わない人とか出るんじゃないかと心配してしまいます。

今回は短編集ということで時系列的には昔のエピソードも収録されているので、
旭がバリバリ元気な時の短編も収録されているので、
在りし日の姿を思い出してちょっとしんみりしちゃったりも。
まぁ、ノリはかなりふもっふなコメディなので、
しんみりする暇はあんまりなかったけどね!

短編集とはいえ、ヒロインはやはりリーナでしょう。
実は幽霊が怖いリーナが可愛かったし、
日本の混浴マナーを知ってドキドキするリーナもとても可愛かったです。
結論としてはリーナがとても可愛い。

それにしてもまだリーナと一線を超えてなかったのか…
達哉はAS戦闘に関しては天性の才能を持っているけれど、
恋愛に関しての才能は全然ダメダメですね!
まぁ、外野がうるさいだろうけどマイペースに頑張ってね!
ゆっくりしすぎると菊乃に食べられちゃうかもだけど!(笑

:: 2016/2/21 日曜日::

■[ラノベ]戦士の帰るべき場所「フルメタル・パニック! アナザー」12

ガルナスタンのシェルターでクルピンスキーの企み通り、
オルカンがラムダ・ドライバを蘇らせたことで窮地に陥る達哉たち。
正体不明の脅威の力場に圧倒されるが、
達哉は僅かな手掛かりからラムダ・ドライバを攻略していき…

見事な完結巻でした!
前作もラストは綺麗でしたけど、このアナザーも綺麗なラストでしたね。
バトルもフィナーレを飾るには少々泥臭いモノでしたけど、
それもまた達哉らしいかな、と思わせるものでしたし。
どれだけ戦士の才能があろうとも、
土建屋の息子はやっぱり土建屋だったという戦いでしたね。

それにしてもクルピンスキーはやはりアマルガムの関係者だったのかー
金属元素のコードネームを持っていたということからそこそこ有能だったんだなぁ。
そこそこ有能だったからこそ諦めきれずに妄執を抱き続けてたんだろうけど、
それに人生を狂わせられたオルカンたちが可哀想ですよ。

エピローグもしっかりとそれぞれのその後が描かれており、
達哉とリーナの二人の関係もこれからが期待できる感じだったので、
そういった意味では不満はないのですが…
唯一スッキリしないのがジオトロンが賠償金払ったかどうかわからない点なんですよね。
カエサルの暴挙はクルピンスキーの造反があったとはいえ、
結局はジオトロンの試作機の暴走なわけなので、過失はジオトロンにあると思うんですよね。
悪いことをやったらそれなりの制裁がくだされないとスッキリしないんだよなぁ。
まぁ、それが面白さのメインではないとはいえ…
うん、でも、やっぱりそこはスッキリしないかも。

:: 2016/2/8 月曜日::

■[ラノベ]胸が茂る西国無双「織田信奈の野望 全国版」14巻

織田信奈の野望 全国版 (14) (ファンタジア文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2016-01-20 )

絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零(@miyama0)さん | Twitter
Kindle版:織田信奈の野望 全国版 14
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 織田信奈の野望 全国版

島津四姉妹の絆を深め、相良義陽という姉が出来た相良良晴。
あとは大友宗麟の元へ赴いて毛利攻めを依頼するだけだと思いきや、
ガスパールに扇動された黒田官兵衛は黒官一流の旗を立てるため、
大友宗麟の軍師として日向に攻め入り…

いやー、騙された。
今まで官兵衛ちゃんがチョロチョロしかっただけに、
今回もあっさり騙されたんだと思ってたんだけど、
官兵衛ちゃんもしっかり成長してたんだね。
まぁ、策が大掛かりになって齟齬が生じてしまうあたり、
官兵衛ちゃんらしいなぁ、とも思いますが。

立花宗茂が実は男装の姫武将というのは予想はしていましたが、
誾千代と百合夫婦をしているとまでは読めなかったんだぜ…
そんな島津義弘とも渡り合える西国無双だけでなく、
メンヘラちっくな大友宗麟をも惚れさせるとか、
流石の相良良晴と言えましょう。

ただ、そういったラブコメ要素が全国編に入ってから極端に減った上に、
挿し絵も減って全体的にダイジェスト感が漂っているというのに、
更に次回はページ数の都合でダイジェスト化される可能性もあるとか…
うーん… これは厳しくなってきたぞ…
読者のストレス的な意味で…!

:: 2015/12/20 日曜日::

■[ラノベ]魂の共鳴、神々の降臨「東京レイヴンズ 14 EMPEROR.ADVENT」

東京レイヴンズ (14) EMPEROR.ADVENT (ファンタジア文庫)
著者/訳者:あざの 耕平
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2015-12-19 )
作者サイト:あざログ
作者twitter:あざの耕平(@k_aza)さん | Twitter
絵師サイト:—マッチョリ—
絵師twitter:すみ兵(@suminiku)さん | Twitter

Kindle版:東京レイヴンズ 14 EMPEROR.ADVENT

Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 東京レイヴンズ(文庫版)

遂に上巳の日を迎えた東京は…!?

陰陽庁だけでなく、外部の大人たちも動き出した14巻でしたが、
周到で老獪な大人たちの方が一歩先を行っちゃいましたね。
焦る若者たちの中心にいながら落ち着いて、辛抱強く待った天海さんだとか、
老舗編集部の古林編集長とか、冬児の父である大物議員の直田だとか、
結構活躍してくれたんだけどなぁ…
BBBの時もそうだったけど、相手役の策士の方がちょっと優秀なのが辛い。

とはいえ大人も全員が全員優秀なわけではなく、
マリリンのように未熟な人もいるんですよね。
とはいえ、そういうもんですよ、人間なんて。
そんな未熟な大人を導くのが先達というものですが、
宮地さんはまた厄介な人だなぁ…
春虎が言う通り最悪だけど、同情はできる人という印象があります。

早期霊災感知網が天壇というのは予想できましたけど、
春虎が夏目と合わなかった理由は最後まで分かりませんでしたよ。
まさかこんな事情があったとは…
その糸がほつれた理由は次の15巻で詳らかになるんでしょうが、
それにしたって予想外すぎて何がどうなってるのか本当にわからないので、
15巻が早めに出ることを願うばかりです。

春虎との再会は久しぶりだというのに阿吽の呼吸で合わせた冬児や、
単身その能力を活かして侵入した天馬や、
星を読んで導いた京子や、
危険を顧みず秋乃を救いに行った鈴鹿といった若者たちの活躍も眩しかったですが、
彼ら、彼女らの活躍はまだまだ始まったばかりですからね。
ついに終盤を迎えることになったので面白さはここから倍増するはずなので、
本当に続きが楽しみで仕方がないです。

:: 2015/11/3 火曜日::

■[ラノベ]四妖精の生々しい生活「甘城ブリリアントパーク」7巻

相変わらず内容と表紙が全く一致してない甘ブリです。
むしろ6巻と表紙が逆じゃないのかと思います。
今回はエレメンタリオの4人の妖精たちにクローズアップした、
妙に生々しい短編集です。

そう、生々しいんですよ。
無駄にリアリティがあるんですよ。
いえ、4人が肌色タイツをしてない生肌さらしの痴女って意味ではなく、
描写が妙に共感できるというかなんと言いましょうか。

自宅が炎上してネット上でも炎上したサーラマが、
ミュースの家に泊めてもらおうとしての会話の流れと、
その後のギスギスしたところが非常に生々しいというか、
妖精どころかまんま女子大生あたりのノリと言いましょうか。

前回の飲み会でコボリーとの仲が妙な感じになったワニピー先輩の反応とか、
それに対するコボリーの態度だとか、
職場の飲み会に参加したミュースの心労が察せられてしまうというか。
おかしい、妖精さんたちがメインのはずなのに、
所帯じみたリアリティとかそういうものがビシバシと感じられちゃうんですよっ!

まぁ、それがむず痒くて面白いんですけどね。
そういったリアリティがあったからこそミュースの西也への想いがわかり、
萌え度が高まりまくるというのはあります。

ミュースと言えば飲み会帰りのワニピー先輩とのツーショット挿し絵ですが、
いかにも女子校出身の処女がバイト先の先輩にお持ち帰りされるビジュアルっぽくて、
そっちの意味でも生々しかったです、ハイ。
いすずやシルフィーの巨乳イラストといい、小生前かがみであります。

:: 2015/9/28 月曜日::

■[ラノベ]騒々しくも楽しい日々「東京レイヴンズ EX3 memories in nest」

今となっては懐かしく、そして大切な、騒がしくも楽しい記憶。
春虎と夏目たちがまだ陰陽塾に居た頃の、
ちょっとした騒動はあったけれども、
それすらも愛おしい思い出たちを綴った短編集です。

鈴鹿に追われて渋谷の町を逃げまわる春虎と夏目の「渋谷ランナウェイ」も良かったけど、
一番印象的なのは夏目がソシャゲにハマった「夏目忍法帖」ですね。
幼い頃に下手に無菌室で育っちゃったがために免疫が出来ずに、
大きくなっておもいっきりハマっちゃうという典型というか。
ソシャゲメーカーの思惑そのまんまにハマる夏目を見てると遠い目になっちゃうというか。
課金兵を憎んでいたはずなのに、自らもその闇に堕ちてしまうとか、
陰陽師としての資質的にどうなのかというか。
夏目の意外なようで意外じゃない一面に触れることが出来て面白かったですね。(笑

夏目と言えば、夏目が失くした生徒手帳に挟んでいた写真が、
思いの外かわいらしい思い出でほっこりしましたね。
春虎も写っている写真を挟んでいるだろうとは思ってましたが、
まさかあんなワンシーンがあったとはなぁ。
この写真、千鶴さんが撮ったんだと思う。(笑

そして書き下ろしの短編ですが、まさか夜光の過去編とは。
茨木童子が夜光と出会い、角行鬼という名の式神として仕えることになるエピソードなんですが、
まさか二人の出会いにこれほど大きな騒動があったとは…
確かに茨木童子のような大物を使役するようになるには、
何かしらのイベントがあったとは思ってましたが、
これは予想以上のデカさですよ。
そして飛車丸は昔から飛車丸だったんだなぁ、と思いました。
絶対の忠誠を誓う飛車丸は尊い…

さて、本編である長編の方ですが…
クライマックスが近づいているのは間違いないんですけど、
はたしてどういった結末を描くことになるのか。
飛車丸のことを考えると心配ですが、
それ以上にあざの耕平さんの物語のまとめ方に期待値が高まります。
11月に14巻が出るみたいなので今から楽しみです。

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