本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2018/5/15 火曜日::

■[漫画]さらば愛しきたわわ「ソードアート・オンライン プログレッシブ」7巻

原作2巻のエピソードで比村奇石さん版のSAOPコミカライズは終了です。
非常に残念ではあるし勿体無いとは思うのですが、
比村さんほどの”自分で稼げる作家”をKADOKAWAが養えるほどの甲斐性があるとは思えませんからね。
これも時代なのかな…

これで完結とはいえ比村さんは最後まで仕事はきっちりとやってくれました。
原作とはかなり違った展開になっていますが、
絵で魅せるメディアである漫画ではこちらの方が良いですよね。
何せ、原作だと終盤はほぼ会話だけで成り立っちゃってるもんなぁ…
原作そのままだとどう考えても地味すぎる…!

しかしバトルメインにするにしても、
そこでキズメルさんの胸の装甲だけ剥落させてたわわ分を過剰に供給するあたりは、
比村さんが職権濫用しているとしか思えませんでしたね!(笑
いや、私は大好きですけども!

それと、キズメルの仇討ちとキリトvsモルトの両方で感じたんですが、
敵の言動へのイラツキ度合いが半端ないですね!
川原礫作品では悪辣な悪役が多いとはいえ、これはちょっとベクトルが違っているというか。
比村さんのバックボーンから考えると間桐慎二の遺伝子を感じざるを得ない…!
まぁ、そんな悪役をキッチリ倒してカタルシスを感じるのはSAOPだなぁ、と思います。

それにしても最後までキズメル、アスナ、アルゴといった女性陣が輝くコミカライズでした。
一応この続きは別の作家さんが描かれるとのことですが、
比村奇石版SAOPはこれが最後なのかと思うと残念ですね。
まぁ、月曜日のたわわでたわわには毎週会えるのでそれほど淋しさはありませんけども。

取りあえずお疲れ様でした!
また比村奇石さんの漫画の次回作に会えることを楽しみにしています。

:: 2018/4/3 火曜日::

■[漫画]俺たちの戦いはこれからだ…!「絶対ナル孤独者」4巻

絶対ナル孤独者4巻絶対ナル孤独者4巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:川原礫
原作者サイト:
原作者twitter:川原礫 (@kunori) on Twitter
作者名:越水ナオキ
作者サイト:15th floor
作者twitter:越水ナオキ (@miz2215th) on Twitter
Kindle版:絶対ナル孤独者 (4)
Kindle版まとめ買い:絶対ナル孤独者
DMM電子書籍:絶対ナル孤独者 (4)

残念ながらこの4巻で完結です。
SAOの川原礫作品が原作でも中途半端なところで打ち切られるとか、
本当に出版不況なんだなぁ、と思い知らされますね。
結構好きな作品なんだけどなぁ。

好きな作品ではあるんですが、嫌いなキャラもいます。
3巻でも言いましたがオリヴィーこと斉藤オリヴィエです。
今回も私が嫌いなところが発露されまくりです。

主人公のミノルにはお前のミスでタクシーの運転手が死んだ、
と暴力をふるった上に罵るということを仕出かしたのに、
自分はその殺人犯である発火者を密かに包囲しようという作戦にこれですよ。

油断ならない強敵だと分かっているのに、
自己満足のロマンのために無駄に音をたてるバカ。
発火者が特課のメンバーの包囲に気付いたのって、
実はこのバカな所業のせいなのでは? と思いますね。

他人のミスには厳しくて、自分のミスには甘い。
というか自分のミスはミスだと気付かないその無神経さ。
だからオリヴィーって好きになれないんだよなぁ。

この巻で完結することの何が残念って、
オリヴィーが痛い目を見る前に終わることですね。
もう一人のヒロインだる小村スウが登場したばかりで、
出番をもっと見たいというのももちろんあるんですが。

ちなみに作者の越水ナオキさんは次作ではブギーポップを手がけるみたいですが…
実を言うと私はブギーポップを読んだことがないので、
ほぼ初体験になるので、割りと楽しみにしています。

:: 2018/2/16 金曜日::

■[ラノベ]パズル&トラップズ「ソードアート・オンライン プログレッシブ」5巻

ソードアート・オンライン プログレッシブ5巻ソードアート・オンライン プログレッシブ5巻
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:wordgear
作者twitter:川原礫 (@kunori) on Twitter
絵師名:abec
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (@BUNBUN922) on Twitter

PoHとの邂逅でPK集団の危うさに具体性が出てきた中、
辿り着いたアインクラッド六層はパズルギミックだらけの街。
アスナとパートナーを組むキリトは領主のクエストをこなし、
攻略を進めるつもりだったけれど既に罠が張られていて…

まさか2年以上も待たされるとは思わなかったよ…!
流石に前巻の内容がうろ覚え状態ですが5巻も面白かったです。
ツン期のアスナが見せてくれる無自覚なデレは、
今のデレ期100%のそれとは一味違っていてこれはこれで良いモノです。

それにしてもPK集団のモルテは本当に頭が良いというか…
倫理に縛られない自由な発想による悪辣さは本当に凄いよなぁ。
そこに思い至れないあたりはまだまだキリトさんも中二ですよね。
中二でそこまで頭が回ったらむしろ怖いレベルですが。

しかしお風呂場でバッタリとかベタベタにもほどがあるけれど、
そこからオレンジカーソルにならないためという理由を付けて、
押し倒すまでいくとか凄いとしか言い様がないですね!
やはり川原礫さんはプロ作家だなぁ、と感心しました。(そこで?

まぁ、何にしても面白かったけれど六層は上下巻構成だとは…
次巻は早めに出るみたいだけど…
これ、完結まで何十年掛かるんだろう…(笑

:: 2017/11/11 土曜日::

■[ラノベ]殲滅の罠「アクセル・ワールド 22 -絶焔の太陽神-」

アクセル・ワールド22巻アクセル・ワールド 22 -絶焔の太陽神-
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫;AW22巻11月10日発売 (@kunori) on Twitter
絵師名:HIMA
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (@himapo) on Twitter
Kindle版まとめ買い:アクセル・ワールド
DMM電子書籍:アクセル・ワールド 21 ―雪の妖精―

白のレギオンと加速研究会の関係を明らかにする作戦も失敗したかに思えたが、
ショコラが録画していたリプレイカードで物的証拠を手に入れたネガ・レビュラス。
七王会議でその物的証拠を提示して白のレギオンを糾弾するつもりだが、
当然アイボリー・タワーは保険を打っていて…

約1年ぶりの新刊ですね。
というかそもそも箸休め的なエピソードになるはずだったのに、
いつの間にか普通にストーリーが進んでいてびっくりですよ。
まぁ、それでも相変わらずゆっくりとしたペースにはヤキモキしますが…

それにしても白のレギオンは本当に容赦ないですね。
ゲームのシステム上、相手を実質的に倒すには無限EKとかにするしかないとはいえ、
殆どチートな手段を使ってその状況を作るとかマジで卑怯だわー
それをしているのが、純然たる騎士ってのが何とも皮肉というか…
いやはや、凄い。

あと、純色の七王たちの意外な姿が見られた気がしますね。
パープル・ソーンは予想以上に可愛かったですし、
イエロー・レディオはまさかの性癖で思わず笑ってしまいましたよ。(笑
まぁ、本人の年齢的にそれほどおかしくないのかもしれませんけども。

しかし、良いところで終わるなぁ、本当に。
そろそろキッチリと白のレギオンとの結末を見せて欲しい気がしますが…
難しいかなぁ…
そろそろ川原礫さんの作品のどれかを明確に完結させて欲しいところであります。

:: 2017/9/13 水曜日::

■[ラノベ]見習いたちの成長「ソードアート・オンライン 20 ムーン・クレイドル」

ソードアート・オンライン20巻ソードアート・オンライン20巻
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫;SAO19巻発売中 (@kunori) on Twitter
絵師名:abec
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (@BUNBUN922) on Twitter

アンダーワールドに取り残され、ここで生きていくことになったキリトとアスナ。
人界と暗黒界の安寧のために尽力する二人とその仲間たち。
四帝国の大乱から1年、少しずつ成果が見えてきた矢先の暗黒界人による人界人の殺害事件。
事件の真相と真犯人を突き止めようとロニエとティーぜも含めて奔走するが…

終わってないじゃないですかー!

いや、一応事件の真犯人は判って、倒してはいるんですが、
事件の黒幕とかそこらへんはまだまだ謎なままじゃないですか!
しかもあとがきによると、この事件は解決までに100年掛かるとか!
もうね、どこまで長期スパンの物語を書くつもりなんですか…
ワンピースもビックリの大長編だよ!

まぁ、それはともかくロニエとティーぜが可愛かったですね。
二人とも忘れられない想いを胸に、それでも頑張る姿が健気でしたよ。
騎士としてあろうとするだけでなく、
キリトやユージオの影響を色濃く受けて、
自ら成長していこうという意思も含めて尊かったです。

それにしても相変わらず悪役のゲスさというか外道さというか…
こう、胸くそ悪くなるクズっぷりが半端なかったですね!
川原礫作品の真骨頂はこの悪役のクズっぷりにあるのではなかろうか。
そう、思えるほどのアレっぷりでした。

次は現実世界のキリトたちが主人公の、正真正銘の続きみたいですね。
まぁ、この「ムーン・クレイドル」の続きはプログレッシブシリーズよろしく、
別シリーズで書いて欲しいかな、と思います。
まぁ… 完結は10年以上先になるでしょうけどね…(笑

:: 2017/7/16 日曜日::

■[漫画]音速0.7のバイク「絶対ナル孤独者」3巻

絶対ナル孤独者3巻絶対ナル孤独者3巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:川原礫
原作者サイト:
原作者twitter:川原礫 (@kunori) on Twitter
作者名:越水ナオキ
作者サイト:15th floor
作者twitter:越水ナオキ (@miz2215th) on Twitter
Kindle版:絶対ナル孤独者 (3)
Kindle版まとめ買い:絶対ナル孤独者
DMM電子書籍:絶対ナル孤独者 (3)

”咀嚼者(バイター)”との戦いを終え、ルビーアイを追う特課の一員となったミノル。
早速作戦指揮官であり能力者”思索者(スペキュレーター)”イサリリ教授と面通しし、
その能力の秘密について協議し、更なる疑問に直面することに。
しかしルビーアイの活動は待ってくれず、凶悪な能力者”発火者(イグナイター)”の被害が出て…

この3巻では私がこの作品で最も嫌いなキャラが出てきます。
それがこの斎藤オリヴィエです。

一応は特課のメンバーなので味方ではあるんですが、
ぶっちゃけ敵側である”咀嚼者(バイター)”や”発火者(イグナイター)”よりも嫌いです。

理知的に見えて言葉ではなくいきなり暴力に訴えてくる凶暴性。
論理的に見えて独善的な論理を振りかざすだけのナルシスト。
友好的に見えてコミュニケーション不全の一匹狼気取り。
それが斎藤オリヴィエです。

それに比べるとユミコさんは全然マシだよなぁ…
初対面の時にかなり独善的な理屈でミノルに無理難題を迫ったけど、
その後は友好的だし、理解しようとしてくれてますからね。
何より窮地に陥ったミノルを救う為に頑張ってくれたし。

ミノルが助かった時に見せた涙は尊いと思う訳ですよ…
もちろん、助けられなかったサナエのことがあったからこその涙だとは思うのですが…
それでも涙の価値は少しも毀損するものではないと思います。

しかしこのペースだと原作2巻も漫画にすると単行本2冊で終わりそうな予感が…
原作ストック、間に合うのかな…
ちょっと心配かもしれない…(笑

HTML convert time: 0.131 sec. Powered by WordPress