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:: 2010/11/13 土曜日::

■[ラノベ]日本史上最大の撤退戦、金ヶ崎の退き口!「織田信奈の野望」4巻

織田信奈の野望 4 (GA文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2010-09-15 )
文庫 ( 320 ページ )
絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零 (miyama0) on Twitter

遂に始まってしまった日本史上最大の撤退戦、金ヶ崎の退き口!
史実では秀吉が殿を務めながら生き残ったかを知っているけど、
具体的にどうやったのかを知らない良晴が、それでも未来の知識を応用しながら、
命を捨てるのが当然と考える殿部隊を「誰一人死なせたくない」と鼓舞し、
何とか生き残ろうと足掻きに足掻きまくる展開には手に汗握らされます。

で、今回一番の見所はやはり信奈たんです。
いつの間にこんなに良晴のことを想うことになったんだろう、とばかりに心中は良晴ばかり。
良晴が死んだと思い込み、愚昧な浅井久政、協力する比叡山に憎悪を滾らせる信奈たん。
そして光秀が良晴を助けてくれたことに心の底から感謝する信奈たん。
それでいて良晴が勝家のおっぱいを揉んでるのを目撃したら氷の眼差しを向ける信奈たん。
やはり信奈たんは本当に最萌えヒロインだと思います。

そして株を上げたのが光秀ですね。
良晴のために奮戦し、良晴のために激昂するだけでなく、
そのちょっと抜けてるけど優秀な頭脳で良晴救出の功労を立てる訳です。
人工呼吸でキスするだけでなく人肌で温めるという、お約束なんだけど美味しい役をやって、
更に信奈の言葉で勘違いして舞い上がってる光秀が無駄に可愛いです。(笑
うーん、本能寺の変はここら辺の勘違い&恋模様が原因で起こるのではなかろうか…
そんなコトも考えちゃいますね。

さてさて窮地を脱した信奈軍団ですが、遂に満を持して甲斐の武田信玄が登場です。
お約束通りに姫大名な訳なんだけど史実通りだとこの後病没なんだけど、どうなるんだろう…
それにしても本当に織田信長って波瀾万丈な人生だったんだなぁ、と思わされますね。
この後にも上杉謙信に本願寺とまだまだ待ちかまえているだけに心配です。
勿論、ラブコメ的な意味でも心配というか期待です!(笑

:: 2010/10/22 金曜日::

■[ラノベ]姫大名が闊歩する並行世界の戦国時代にタイムスリップ!?「織田信奈の野望」1巻

織田信奈の野望 (GA文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-08-15 )
文庫 ( 288 ページ )

周りで割りと評判になってるので取りあえずと1巻を買ってみましたが、
前評判に違わず、結構面白かったです。
GA文庫は殆ど読んだことなかったのでちょいと食わず嫌いだったんですが、
これはちょっと続刊を買ってみても良いかもー

タイトルと表紙からある程度連想できるように、戦国時代にタイムスリップものです。
現在連載している中ではゲッサンの信長協奏曲なんかが一番近いでしょうか。
ただ、この作品の変わった所は戦国大名の多くが女体化、姫大名なんですよね。
だから信長が信奈だったり、勝家が巨乳だったりする訳なんですよ!
ここら辺は恋姫無双の流れを汲んでると言えるのかしら。

戦国時代にタイムスリップした戦国ゲーム好きな相良良晴が、
志半ばで果てた木下藤吉郎の代わりとばかりに信奈の為に頑張る、
というか美少女ハーレムの天下を取るために奮闘する訳なんですが、
こういった欲望に忠実なバカは結構好きだったりするんですよね。(笑
あれだ、横島忠夫の系譜に連なる主人公ですよね。

信奈も良いツンデレだし、他にも勝家とか巨乳だしで、
美少女ラブコメものとしても面白そうですし、
何より戦国時代のif作品としても楽しめるので二重の意味で美味しいです。
うーん、やっぱり続刊読んで追いかけるべきかな。

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