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:: 2019/1/25 金曜日::

■[漫画]雨がっぱバイ女群「化物語」4巻

化物語4巻化物語4巻
出版社:講談社
原作者名:西尾維新
原作者サイト:西尾維新オフィシャルサイト
作者名:大暮維人
Kindle版:化物語 (4)
Kindle版まとめ買い:化物語
DMM電子書籍:化物語 (4)

「まよいマイマイ」の終わりと「するがモンキー」の始まりの4巻です。
そして阿良々木くんが戦場ヶ原と付き合い始めたばかりの4巻でもあります。
だが甘いラブコメな展開にはならないのであります。
ちょっぴりエッチな要素はあるけどね!

ちょっぴりエッチというのがどういうのかというと、
そのまんま、戦場ヶ原のお着替え下着シーンのことです。

まぁね、問題はね、戦場ヶ原に全く恥じらいがないことなんですよね。
これはもう原作そのまま、キャラ的に恥じらうはずがないんですが、
それでも彼氏のすぐそばで下着姿になっているというのに、
全く赤面しないというのはラブコメヒロインとしてどうかと思うんですよ。
まぁ、西尾維新作品がラブコメなはずはないんですけどね。
わかってはいたんだけども…!

「するがモンキー」に入ってすぐなので、ご存知の通り圧倒的にバイオレンスです。

化物語シリーズでまともな戦闘シーンの初めがここじゃないでしょうか。
元々週刊少年マガジンはバイオレンスなヤンキー漫画が主流でしたし、
大暮維人さんもそういった作風なのでこちらの方が合っているのでしょう。
まぁ、化物語シリーズのキモはやはりヒロインたちのキャラクターだと思ってるんですけどね。
羽川ってば最高のヒロインじゃん?

とはいえこの4巻での羽川の出番は少ないのであった…
図書館で書棚の上の本を取るために脚立に登った際に、
ちゃんとパンツガードをしてるのは可愛かったです。

やはり羽川も普通のJKなんだなぁ。
やはり羽川は最高のヒロインだと再認識した次第です。

:: 2018/11/22 木曜日::

■[漫画]愛の見開き三段活用「化物語」3巻

化物語3巻化物語3巻
出版社:講談社
原作者名:西尾維新
原作者サイト:西尾維新オフィシャルサイト
作者名:大暮維人
Kindle版:化物語 (3)
Kindle版まとめ買い:化物語
DMM電子書籍:化物語 (3)

十数年前に起こった悲劇は覆せないけれど、
今そこにある悲劇は救うことができる。
誰でも助ける阿良々木さんは蝸牛も助けるのだ。

というわけで八九寺真宵編もクライマックス。
これ読んでる人でストーリー展開を知らない人の方が少ないでしょうが、
やはり大暮維人さんの漫画というのは読み応えがあるので読み込んでしまいます。
作画の美しさは元より、見せ方もやっぱり凄いと思うわけですよ。

例えば羽川と会話してるだけなのに、
視点はずっとおっぱいに釘付けな阿良々木さんのゆっさゆさっぷり。

いやー、素晴らしいおっぱいの揺れですよ。
見せ方が上手いというか、魅せ方が上手すぎるというか。
斜め後ろからのアングルだから、形の綺麗さもわかるというか。
制服が乳袋とか最高すぎるじゃないですか。
羽川 is おっぱい。

とはいえ、それ以上に凄かったのは戦場ヶ原の見開き3連続でしたけどね。
これは是非とも実際に読んでみて欲しいんですが、
できれば電子書籍版で見た方が良いと思うんですよ。
紙だとどうしてもノドの部分とか見えないですからね。
電子書籍版で大きなディスプレイで見開きで見ることをお勧めします。
あれは圧巻だし、何より見開きにして大正解だと思わされましたから。

電子書籍と言えば、この漫画は紙で読むよりも、
電子書籍で読んだ方が良いんじゃないかな、と思うことが多いですね。
紙質が良い単行本ならともかく、雑誌は電子書籍の方が絶対に良いです。
だって、黒の綺麗さが雑誌だと潰れちゃいますから。
大暮維人さんの白と黒の芸術的な使い方を堪能するなら、
電子書籍の方が良いんじゃないかな、と思う次第であります。

:: 2018/8/23 木曜日::

■[漫画]蟹から蝸牛へ「化物語」2巻

化物語2巻化物語2巻
出版社:講談社
原作者名:西尾維新
原作者サイト:西尾維新オフィシャルサイト
作者名:大暮維人
Kindle版:化物語 (2)
DMM電子書籍:化物語 (2)

ひたぎクラブのエピローグとまよいマイマイの始まり。
それがこの2巻の内容です。

ストーリー自体はアニメでもさんざんやっているので、
ほとんどの人は知っているでしょうが、
大暮維人さんの作画が楽しみなので単行本を買っている私です。
作画能力に関してはピカイチですからね、大暮維人さんは。

今回の見所の一つは戦場ヶ原の私服姿でしょう。

より詳しく述べると、戦場ヶ原の私服姿におけるおっぱいでしょう。
阿良々木さんが注目するのも仕方ないほどにおっぱい!
これなら思春期男子の阿良々木さんの視線が吸い込まれるのも仕方ないです。
まぁ、おっぱい力では羽川の方が圧倒的なんですけどね。
この頃の羽川はまだそれを武器にしてないからなぁ。
もったいない…

それにしても戦場ヶ原はすごいですね。
その凄さの見せ方を心得ている大暮維人さんもすごいですけど。
まさか例のあのシーンを見開きで見せてくるとは思いませんでした。

うーむ、流石は戦場ヶ原ひたぎ…
原作でもアニメでもわりとアレな雰囲気が出てましたが、
漫画の見開きでコレを見せられるとかなりアレだと思わされます。
見せ方が上手いなぁ。

正直まよいマイマイのメインヒロインである八九寺よりも目立ってるというか。
まぁ、よく考えれば原作からそうだったような気がしますが、
それがより顕著になっているように思えます。
もっとも一番の見せ場はこれからというか次の3巻なんですけどね。
楽しみだなぁ。

それと八九寺ですが、とても良い小学生パンツでした。
ナイスパンツ!

:: 2018/6/15 金曜日::

■[漫画]13年目のコミカライズ「化物語」1巻

化物語1巻化物語1巻
出版社:講談社
原作者名:西尾維新
原作者サイト:西尾維新オフィシャルサイト
作者名:大暮維人
Kindle版:化物語 (1)
DMM電子書籍:化物語 (1)

2005年に始まった西尾維新の化物語シリーズが、何故か2018年にコミカライズ開始。
普通はTVアニメに先駆けてメディアミックスされるものなのですが、
この時系列の無視っぷりすらも西尾維新っぽいです。

また、コミカライズを担当するのは大暮維人さん。
大暮維人さんは物語を作るのが得意ではないように思えるので、
原作有りのコミカライズは合っているように思えますね。
それに何より、周知の通り作画能力は非常に高いので。

このコミカライズは西尾維新らしさとシャフトらしさと大暮維人らしさ。
それらが高度に融合させられたものになっています。

色が感じられないモノトーンの世界はとても西尾維新っぽいですし、
首の角度やら蟹の演出とかはシャフトっぽいし、
戦場ヶ原のエロ可愛さは大暮維人っぽいです。
つまりは、とても素晴らしいということです。

流石にTVアニメは大人気だったでしょうし、
原作も結構売れてるのでストーリーを知っている人が大半でしょうが、
それでも充分面白いと思えてしまうほどに良いコミカライズです。
この第一巻は「ひたぎクラブ」のエピローグ以外まで全部描かれているので、
キリもそこそこ良いので、サクっと読めると思います。

しかし… それにしても2018年にコミカライズか…
全部コミカライズするんなら、後何年掛かるんだろう…

:: 2015/4/8 水曜日::

■[漫画]客も喜び、演者も利を得る「大斬─オオギリ─」

大斬─オオギリ─ (ジャンプコミックス)
著者/訳者:暁月 あきら 小畑 健 池田 晃久 福島 鉄平 山川 あいじ 中山 敦支 中村 光 河下 水希 金田一 蓮十郎
出版社:集英社( 2015-04-03 )
公式サイト:となりのヤングジャンプ : 西尾維新原作短編シリーズ 大斬-オオギリ-
Kindle版:大斬―オオギリ― 西尾維新原作読切集

西尾維新と複数の漫画家のコラボーレション作品集「大斬─オオギリ─」
その漫画家というのがこれまた錚々たる面子でして、
暁月あきら,小畑健,池田晃久,福島鉄平,山川あいじ,中山敦支,中村光,河下水希,金田一蓮十郎と、
ジャンプ系列だけでなく、そこを飛び出し少女漫画家まで連れてきて、
実際掲載誌も週刊少年ジャンプ,ジャンプSQ,ヤングジャンプ,別冊マーガレットと4誌にまたがり、
それはもう凄いものでした。
そういった企画に至った経緯はこの単行本のあとがきに収録されているので是非ご覧下さい。

それぞれの短編は何かしらのお題に沿って描かれているんですが、
何故かどれも面白いほどに作家さんの個性にピッタリとした内容になっているんですよね。
特に小畑健さん作画で「天国」をテーマに描かれた「RKD-EK9」は正に小畑健さんだな! と思わされます。
それでいて山川あいじさんの「指輪」をテーマに描かれた「恋ある道具屋」は、
きちんと少女漫画しているあたりホント凄いです。

それでいてちゃんと作家さんも個性出しているんですよね。
例えば「いちご100%」の河下水希さんはしっかりパンチラ出してきてるし!(笑

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それぞれの作家さんが西尾維新の個性とぶつかり合いながらも、
自分の個性を出し切って一つの漫画作品として昇華しているので、
どれも読んでて面白いです。

ちなみに本作はKindle版も出ているんですが、
金田一蓮十郎さんの「友達いない同盟」で出てきた電子書籍の話のオチに使われていたこの話題。

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ちゃんとこのKindle版にもカバー下の表紙だけじゃなく、カバー折り返しも収録されてましたよ。
そこらへんはちゃんと判ってるなぁ、と思いました。(笑

:: 2014/9/22 月曜日::

■[ラノベ]鏡の中のエピローグ「続・終物語」

続・終物語 (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新 VOFAN
出版社:講談社( 2014-09-18 )

物語シリーズ、ファイナルシーズンの最終刊ということですが、
何かネクストシーズンで「接物語」っていうのが出るんですってよ。
うん、そんな気はしてた。

今回の「続・終物語」は卒業式を終えて合格発表待ちの阿良々木くんが、
鏡の世界へ行ってしまうというゆるい展開。
始めは台詞が鏡文字で書かれていてめちゃくちゃ読みにくかったです。(笑
しかしそれ以上にめちゃくちゃだったのはキャラの性格でしたね。

八九寺がロリじゃない21歳というのは違和感があったけど、
阿良々木くんと逆転している関係はそれはそれで美味しいかな、と。
一番変わってたのは老倉だけど、これはこれでアリだと思うんだ。
しかしこの老倉を含めてみんな消えてしまうと思うと切ないですね。
鉄人兵団のリルルみたいなもんか。

それにしても今回も妹に二人羽織状態で顔を洗って貰ったり、
ついにスカート姿になって登校するとか阿良々木くんは半端なかったです。
裏面に来たとしても阿良々木くんは阿良々木くんで問題なかったけど、
心の凝りは裏面における戦場ヶ原を見ることが出来なかったことかな。
案外月火と変わらず殆どおんなじなのかもしれませんけどね。

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