本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2023/9/29 金曜日::

■[漫画]人類の叡智 vs 大魔族「葬送のフリーレン」11巻

葬送のフリーレン11巻葬送のフリーレン11巻
出版社:小学館
原作者名:山田鐘人
作者名:アベツカサ
作者twitter:アベツカサさん(@abetsukasa) / Twitter
連載サイト:葬送のフリーレン
紙書籍通販:葬送のフリーレン (11)
Kindle版まとめ買い:葬送のフリーレン
DMM電子書籍:葬送のフリーレン (11)

黄金郷のマハトとの戦いもついに佳境。
魔法の解析をするフリーレンの時間を稼ぐために、
大魔族ソリテールとマハトを相手に奮戦するフェルンとシュタルク、そしてデンケン。
このままやられそうになるギリギリにフリーレンの解析が間に合って…

本日の金曜ロードショーからアニメ版が放映開始されましたが、
予想以上に良い出来だったのでこの先が楽しみですね。
連続2クールだから一級魔法使い試験のとこまではアニメ化されそうな予感がします。

その一級魔法使い試験で出会ったデンケンとの共闘ですが…
デンケンは人間であり、マハトは魔族であり師であるため勝てるはずがないと思ってましたが…

アニメでもやってましたが、一般攻撃魔法と言われるほどに人類全体で研鑽を積み、
改良を続けてきた魔法を使うことで、
人間全体の知恵 vs 単体の魔族、という構図に落とし込んでいるんですね。
ソリテール相手との戦いの決め手も、フリーレンが一番初めに念入りに教え込んだものだし、
伏線がしっかりと張られているのが非常に面白いです。

黄金郷が取り戻され、北を目指す旅に戻ったフリーレンだけど、
その途中で立ち寄った女神の石碑が予想外なものを見せてくれましたね…

まさか天国へと辿り着く前にヒンメルと再会できるとはなぁ…
はたしてどのようなコトがこの束の間の再会で起こるのか…
楽しみであり、ちょっぴり怖いですね。

:: 2023/9/27 水曜日::

■[漫画]勝利の宣言「龍と苺」13巻

龍と苺13巻龍と苺13巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (13)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (13)

ついに念願にして因縁の伊鶴との竜王戦での対局が始まった苺ちゃん。
ただし相手はトッププロの一人なので棋力の差は明らか。
いくら苺ちゃんが天才で、密度の濃い練習を積み重ねているとはいえ、
伊鶴も天才で、名人の教えを受けて成長してきた相手なので、
正攻法では打つ手がなくて…

作中で散々言われている通り、正攻法でやったら逆転の一手なんてないんですよね。
相手がうっかりミスをしない限り、逆転なんてできないのが将棋というものです。
だったら苺ちゃんが勝つためにどうするかというと、
将棋のルール自体を変えてきたんですよ…!

入玉宣言法という超マイナールールを持ち出すことによって、
通常の将棋とは全然違った駆け引きが必要になってきて、
伊鶴のキャリアを無理矢理ゼロにしたようなもんです。
これには流石のトッププロとはいえ咄嗟に対応できないのも仕方ないですよ。
苺ちゃんの作戦と粘り強さと心の図太さが伊鶴を超えましたよ…!

正直この戦いを演出した作者のミハルさんは凄いと思いますよ。
苺ちゃんが一年を掛けて対策して準備してきたっていうのもあるけれど、
男性棋戦で一度も使われたことがない超マイナールールを戦術に組み込むだけじゃなく、
最後の最後で、詰まされてからも諦めず、宣言法で勝てる状況を見つけ出して、
そこに飛び込むだけの度胸を持つ苺ちゃんの執念深さを描いたのは素晴らしいの一言でした。

まぁ、それだけ盛り上がったからこそ、
挑戦者決定戦の相手である斎藤二冠を相手に負けるのも仕方ないかなぁ、とは思ってたんですが…

まさか三番勝負というのを知らずに戦うとはなぁ…
初心者の頃は女流棋士という存在すらも知らなかったので当然ではあるんですけどね。
入玉宣言法のようにルールはきちんと調べてきてるんだけど、
こういった当たり前の業界の流れというのは知らないのが、とても苺ちゃんらしいと思いますw

斎藤二冠は才能は元より努力もする有望な人なので、
苺ちゃんがどうやって攻略するのか楽しみですね!

:: 2023/9/23 土曜日::

■[漫画]私をデートに連れてって「トニカクカワイイ」25巻

トニカクカワイイ25巻トニカクカワイイ25巻
出版社:小学館
作者名:畑健二郎
作者twitter:畑健二郎さん(@hatakenjiro) / Twitter
紙書籍通販:トニカクカワイイ (25)
Kindle版まとめ買い:トニカクカワイイ
DMM電子書籍:トニカクカワイイ (25)

時子さんが遺したデータを読み出すためのパーツが揃い、
ついに時子さんが長年調べた結果を閲覧することになったナサくん。
優秀な時子さんが調べ、優秀なナサくんが解析して、
不老不死の秘密に近付きつつあるんだけど…

頑張るナサくんが構ってくれないので司ちゃんは寂しいのであった…!

まぁ、司ちゃんは不老不死だけど新婚のお嫁さんですからね。
完全無欠の不老不死の力を持っていてもポンコツですからね。
でも、そういったところも魅力の一つですからね。
寂しいお嫁さんを楽しませるためならデートするのも当然と言えましょう。

そのデート先が東京タワーというのも、ある意味らしいというか…
今から30年前のオタク界隈では東京タワーは熱かったですからね。
その、魔法騎士レイアースとかの舞台になったりとか、色々あったので…
作者の畑健二郎さんも間違いなく覚えてると思うんですよw

まぁ、それはともかく東京タワーデートだけど、
そこで再会したのはまさかの相手で…

アシモとひまりちゃんとデート先が被ってしまい、
二人とも再会しちゃったんだよね。
まぁ、ラブコメとしては面白いから全然アリなんだけど、
予想外だったのはひまりちゃんと司ちゃんで…

まぁ、司ちゃんはポンコツなので今までも色々とやらかしてきたので、
何かしら縁が有ってもおかしくないんだけど、
ナサくんがナサくんとして有るようになったキッカケを作った、
ひまりちゃんとの縁が有るというのも面白いですね。

はたしてひまりちゃんと司ちゃんの過去に何があったのか…
司ちゃんが買った可愛い下着姿と同じくらいに気になります!

:: 2023/7/29 土曜日::

■[漫画]河合さんは、諦めない。「古見さんは、コミュ症です。」30巻

勉強合宿で出会った只野くんの初恋の人、河合羅美さん。
只野くんを振ったのは中二病を卒業して欲しいという、
不本意な想いからであったため、現彼女の古見さんに勝とうとするも、
友情の前に河合さんは敗北するのであった…

河合さんが恋心を抱いたのが4才というのは少々早いですし、
キッカケがありふれた普通のことですが、
それもまた只野くんとの思い出っぽいし、良いのではないでしょうか。
友情というものを考慮に入れてなかった河合さんだけど、
慕ってくれる級友がいることで、立ち上がれたのは良かったですね。

まぁ、只野くんのためだけに生きてきた河合さんが、
このままフェードアウトするのは勿体ないですからね。
こんなに美味しいキャラがすぐ退場だなんて、とんでもない!

河合さんなら本当に総理大臣になって法律変えそうだよなぁ…
まぁ、被選挙権の年齢から考えると、
それまでに古見さんと只野くんが結婚している可能性高そうだけど。
そう考えると、取りあえずは公認の愛人になるのが当面の目標かもしれない。
まぁ、只野くんは拒否しそうだけども…w

そして河合さんと違って吹っ切れている万場木さんですが、
彼女にほのかな好意を持っている和貝くんが、
精一杯の勇気を出して夏祭りに誘ってくれたことで、
バイトの合間にちょっとだけ一緒に楽しんでて微笑ましいですね。

万場木さんは和貝くんのことを友人としてしか見ていなかったけれど、
ラストで聞こえちゃった言葉で一気に動き出しそうな気配がビンビンとしますね。
とはいえ本編で万場木さんのことが描かれるのには時間があるので、
そこまで悶々としてお待ちください…!

:: 2023/6/23 金曜日::

■[漫画]度量ある大人と大人気ないJC「龍と苺」12巻

龍と苺12巻龍と苺12巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (12)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (12)

竜王戦トーナメントで当たったA級タイトルホルダーの海江田すら降した苺ちゃん。
苺ちゃんの次の対戦相手は因縁のある伊鶴なんだけど、
その前に学校の部活の大会があるので部長として引率したり、
色々とやることがあるのだった…!

海江田は初登場時に苺ちゃんを殴っていたのでどうしても印象が悪かったのですが、
棋士として礼節を大切にしてきたからこそ、
大切な場を土足で踏みにじられるのが我慢ならなかったんだなぁ、と今ならわかります。
礼節をもって接すれば度量が広いところを見せてくれますしね

まぁ、51歳の大人が知り合いの中学生にご飯を奢るくらい普通だろうけど、
それにしたって金がないからとたかりに行く苺ちゃんの厚かましさも凄いw
佐々木くんと小林くんは緊張しているけれど、それが普通ですよ。
そんな緊張している中学生にも話を降って褒めることができるあたり、
やはり海江田はできた大人だと思います。

そして大人ではなくて中学生の苺ちゃんは、
可愛い(?)後輩のこっこちゃんが侮辱されたからと、
大人気なく中学生の大会に出てフルボッコにしちゃうんですよね…w

苺ちゃんも中学生だし、プロ棋士じゃないからアマの大会に出られるんだけど、
奨励会に居る子たちよりも圧倒的に強いですからね。
もう存在自体が反則ですよね…!w

そしてついに念願の伊鶴との対決なんだけど、
苺ちゃんは一年以上前から準備してきているとはいえ、
相手は未来の名人とも言われるほどの男ですからね。
かなりの苦戦を強いられているけれど、苺ちゃんはどう挽回するのか…?
次の13巻は見物ですよ…!

:: 2023/6/18 日曜日::

■[漫画]好きを伝える日常「トニカクカワイイ」24巻

トニカクカワイイ24巻トニカクカワイイ24巻
出版社:小学館
作者名:畑健二郎
作者twitter:畑健二郎さん(@hatakenjiro) / Twitter
紙書籍通販:トニカクカワイイ (24)
Kindle版まとめ買い:トニカクカワイイ
DMM電子書籍:トニカクカワイイ (24)

両親に頼まれて由崎家のお墓を掃除した由崎夫婦の思い出話で、
実はナサくんの祖父と司さんに関わりが有ったことが分かったんだけど、
司さんはとても鈍感なので気付きそうにないのが、とても司さんらしいですね。
まぁ、このまま気付かないままで居そうな気がしまくりです。

さて、作中で司さんが言ってるように恋愛では「好き」と伝えるのは必殺技だけど、
夫婦では「好き」と伝えるのは日常なのである…! らしい…!(独身の想像の限界
そこから導き出される司さんのポンコツ具合は面白かったけど、
YouTuberのお陰でだいぶ良い感じに話が進んでいて良かったです。

あと、エロい司さんが見られてとても良かったです。
やはりX-RATEDが待たれるな…

それと新キャラ… というか久々登場というか。
そんな感じのメスガキっぽいギャルと、
ナサくんとある意味似た青年が出てきましたね。

ナサくんと因縁のある二人なんだけど、
因縁があることに気付いていない状態で二人が知り合い、
親交を深めていくのが興味深いですね。
この二人が今後ナサくんと再会したらどうなるのか…?
それはハヤテ完全版で休載率が上がったためサンデー本誌でもまだ語られていないのだ…!
早く読みたい…!

それと巻末おまけ漫画でのカナメちゃんは、
ラブコメデートをしながら数宮くんを翻弄していて、
本当に天然魔性の女だな、と思いました。
頑張れ、数宮くん…!

HTML convert time: 0.132 sec. Powered by WordPress