フラン☆Skin

都会から愛媛の田舎町に一人引っ越してきた小夏ちゃんと、
水族館部を一人で切り盛りしていた優等生が故にぼっちな小雪先輩。
二人の少女が出会い、少しずつ仲を深めていく、
ガール・ミーツ・ガールの2巻！

いやー、ぼっちを拗らせてる小雪先輩可愛いですね！
連絡先を聞くとか簡単なはずなのに気軽に聞けず、
LINEのリプも悶々として返せず、
一緒に夏祭りに行こうと誘うのも四苦八苦するという…
でも、それもこれも小夏ちゃんが特別な存在だからですよね。

小夏ちゃんの方がまだ気楽に接しているんだけど、
それでもLINEのリプがないのに不安がったり、
どこか小雪先輩と似たところがあって…
だから二人はお互いが特別な存在なのかな、と思います。

二人の気持ちをわかる読者視点だともどかしいんですが、
そのもどかしさこそがこの漫画の面白さの一つだと思うので、
中々に複雑だったりしますね。

それにしても小夏ちゃんは小悪魔だなぁ。
小雪先輩にもたれかかってうたた寝して寝顔を見せたり、
連絡先を交換しようと言うだけで小雪先輩を喜ばせたり、
小雪先輩の浴衣姿をさらっと褒めて真っ赤にさせたり…
これはもう、天然の小悪魔ちゃんやね…！

余談になりますが、作中に出てきた青島ですが実在します。
言われて見れば確かに長浜から定期便が出ているので、
長浜が舞台の作品なら出てもおかしくないんですが、
ちょっと意外ではありました。
私はそれほど猫が好きというわけでもないんですが、
一度は行ってみたいものですね。

父が海外転勤するので東京から伊予長浜にある叔母の家に引っ越してきた天野小夏。
転入先の七浜高校を見物しに来たら偶々月イチの水族館部一般公開日で、
そこで水族館部を一人で切り盛りする帆波小雪先輩と出会い…

電撃マオウ期待の新作「熱帯魚は雪に焦がれる」の1巻が発売されました！
マガジン☆WALKERを購読し始めた頃に始まったので読み始めたんですが、
これがまぁ、べらぼうに面白くて面白くて！
大きなドラマがあるわけでもなく、普通の高校生活の日常モノで、
百合というほどでもない、親愛以上百合未満といった感じの、
先輩と後輩モノであります。

皆から慕われて優等生だ高嶺の花だと言われる帆波先輩。
転校してきたからこそ、先入観なく等身大で見ることができる小夏が、
帆波先輩の隠れた孤独な淋しさを見付け、寄り添ってあげるという、
微笑ましい雰囲気がとても優しく、居心地が良いのです。

帆波先輩はみんなに優等生だと思われているけれど、
図らずも孤高になってしまっているからコミュ力が低くて、
小夏ちゃんともっと仲良くしたいんだけど中々できない初心なところが可愛いし、
少しずつ小夏ちゃんに籠絡されているのも可愛いです。
パンケーキで餌付けされる帆波先輩を見てると私はもうダメです。
もうメロメロすぎてダメです。
ダメなのです…！

あと、個人的に興味をひかれたポイントは愛媛が舞台ということですね。
私も松山育ちなだけに愛媛が舞台の作品にはつい食指が動く方なんですが、
まさか電撃マオウで伊予弁を見ることになるとはなぁ…

「なんしよん!?」とか確かに言ってたなぁ。（笑
かなり長い間愛媛から離れてるけど、方言を理解できてるあたり、
私は愛媛出身なんだなぁ、と実感します。

それにしても伊予長浜とか通ったことしかなかったけれど、
愛媛県立長浜高等学校には水族館部なんてものがあるんですね…
愛媛出身だけど知りませんでしたよ。
ド田舎だと思ってたけど、やるなぁ、長浜…

ComicWalkerでは第一話が読めますので、百合好きな人もそうでない人もまずはどうぞ！
面白いよ！

とある田舎町で農業を営む18歳JKの朝比奈千代丸は罠猟免許持ち。
今日も今日とて自宅の畑を荒らす害獣を退治するために罠を作り、
シカやイノシシと戦っていくのだ…！

作者の緑山のぶひろさんはエロ漫画家でもありますが、
それと同時に農家さんでもあります。
つまり「山賊ダイアリー」と同じ系統の漫画ですが、
この漫画は主人公がJKになっているので、
華やかさというか萌え分が多めになっているのです。

自宅の枇杷畑を守るためにシカを罠で獲ったり、
友達のレモンのほうれん草畑を守るためにイノシシを罠で獲ったり、
タイトルの通りに罠猟がメインになってます。

獲るだけでなく、地元の猟友会に頼んで獲ったシカを、
教わりながら解体して食べるという、
本当に「山賊ダイアリー」的な内容もやってるんですよね。

JKが罠猟をしてシカを解体して焼肉にして食べるとか、
字面だけ見るとかなりワイルドでファンタジーなんですけど、
結構しっかりと描かれてるので現実と地続き感があるように感じます。

電撃マオウ連載なので知名度が少々低いですし、
何よりこういった萌え雑誌にこういった内容の漫画は珍しいですが、
真面目な面白さがあるので是非読んで欲しいものであります。

ああ…　アニメが終わってしまった…

TVアニメは原作のテイストを可能な限り忠実に再現してくれていて、
そのお陰で原作ファンとしてはとても安心して観ていられる内容でしたね。
原作消化スピードがメチャクチャ早いことには驚きましたけど、
30分TVアニメとしては程よい密度だったと思います。

ただ一つ残念なことがあって…
それは、この7巻のエピソードが映像化されないということなのです…！

いや、仕方ないことはわかっているのですよ。
アニメ最終話はあのエピソードが相応しいと思いますし、
1クールという長さから考えても仕方ないと思います。

でもですね…　この7巻では是非とも映像化して欲しいエピソードがあったんですよ…！
それも二つも…！

ひとつ目は内巻すば子こと、内巻くんの女装回です！
まず、内巻くんの話の持っていき方が凄い。

おいおい、宇佐美さんってばお得意の妄想がもうここまで来ちゃったのか…
と思ってたらまさかの現実ですよ！
三次元に興味がない内巻くんがこんなこと言うだなんて、
宇佐美さんの魅力についに参ってしまったのか…！？

ということは全然なくて、相変わらずの内巻くんなのでありました。
うん、まぁ、分かってたことだけどね！

一応中学生らしい良識をわきまえている宇佐美さんですので、
いくら内巻くんの頼みのとはいえ断るのも当然なんですが、
しかし、伊万莉さんというある意味で宇佐美さん以上に内巻くんとの距離感が近い人のお陰で、
見事に内巻くんはすば子へと転生することが出来たのです…！

それにしても伊万莉さんは男女のそういう機微にはホント無頓着ですよね。
自分が今さっきまで着ていた制服を男子に着せてあげるだけでなく、
すば子をその豊満なおっぱいで抱きしめたりとか…
宇佐美さんが目撃しなくて本当に良かったですよ…

しかしアレだな…
宇佐美さんはこの後、自分の制服に内巻くんの匂いを纏うチャンスを逃したことに気付いて、
ベッドの上で悶々としたりするのだろうか…
いや、中学生だしそんなことも…
だがしかし、コレットさんにグチョグチョのグチュグチュという擬音だけで赤面していたし、
結構耳年増なことが考えられるので充分ありえる気がするぞ…！

そんなすば子回と同等かそれ以上に映像化されて欲しかったのが水着回です！
夢子先生発案の海水浴（一応美術部の合宿）での水着姿…
宇佐美さんの可愛らしい水着も良いですけど、伊万莉さんのはJCばなれしてますよね！

大胆な水着だと感心していたら、それもオタ業界御用達アイテムだったとは…！
まぁ、そこが伊万莉さんらしいんですけどね。

でも今回一番輝いていたのは夢子先生でしょう。

夢子先生のおっぱいにはね…
夢がいっぱい詰まっているんですよ…

それにしてもののか先輩は貧乳気味なのに好きな相手がおっぱい星人で大変ですね。
頑張れ、ののか先輩。
宇佐美さんともども応援していますよ！

もうすぐTVアニメが放映開始しますね！
めんどくさくいけどそれ以上に可愛い恋する乙女な宇佐美さんが、
どんな声で、どんな風に動いてくれるのか、
今から楽しみでたまらないです！

さて、この6巻でもそんな宇佐美さんの可愛さ初めからMAXですよ！
内巻くんに下の名前で呼ばれるようになる絶好の機会に恵まれながらも、
その動機に思うところがあってモヤモヤする宇佐美さんの可愛さといったら！
やはり宇佐美さんはベッドの上でゴロゴロするところが可愛いんだよなぁ！

そして何と言っても見どころはララララブラブ、ラブレター！　でしょう！
宇佐美さんが友人たちに見事にのせられてラブレターを書いてしまったら、
それを落として読まれてさぁ大変ですよ！

覚悟完了した宇佐美さんも可愛いですね。
まぁ、オチはベタなものだったんだけど、
そこに到るまでのシチュエーションには読んでて悶えに悶えましたよ！
宇佐美さん可愛い！（魂の叫び

恋する乙女といえば部長の幼馴染みのののか先輩も可愛かったですね。
ただ宇佐美さんよりも覚悟完了しているというか、
既成事実になっているというか、ステージが一段高いところにいるので、
宇佐美さんとはまた別のベクトルの可愛さになっているように思えます。
まぁ、それもまた良いんですけどね！

最後の相合い傘といい、6巻も宇佐美さんが最高に可愛かったです。
続きもアニメも楽しみだなぁ！

小梅けいと版「狼と香辛料」もついに最終章「太陽の金貨」編に突入。
ホロのヨイツでの旧友ミューリの名を冠する傭兵団を訪ねるため、
デバウ商会のお膝元であるレスコに赴くホロとロレンスだが、
そこでは思わぬ出会いが待っていて…

原作ではここに到るまで人気作故の引き伸ばしでgdgdしてましたが、
それを思い切り良くオミットすることでサクっと進んだ感がありますね。
ホロとロレンスのふたり旅ということで原点に戻った感がありますが、
二人の触れ合いを見ていると二人の距離がどれほど縮まった伝わってくるんですよね。

変わらないようで、間違いなく変わっていて。
それがとても心地良いんですよね。
やはりこの二人はもう立派な夫婦ですよね…

ミューリ傭兵団の団長に受け継がれていた爪の伝言とか、
レスコの町の特異さとか驚くことは多かったけれど、
ホロとロレンスの二人なら上手くハッピーエンドに持って行ってくれますよ。
ロレンスがデバウ商会のカラクリにどんな風に気付くのか、
そういった展開も楽しみですね。