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:: 2015/4/26 日曜日::

■[ラノベ]勇者、深刻なエラーでラブコメる。「はたらく魔王さま!」12巻

はたらく魔王さま! (12) (電撃文庫)
著者/訳者:和ヶ原聡司
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-02-10 )

作者twitter:和ヶ原聡司 (wagahara211)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:KONGARI -http://029-oniku.com/-
絵師twitter:029 (o2929)さんはTwitterを使っています

Kindle版:はたらく魔王さま! 1
Kindle版:はたらく魔王さま! 2

Kindle版:はたらく魔王さま! 11
Kindle版:はたらく魔王さま!12

2ヶ月半遅れでKindle版が配信されたのでやっと読了。
電撃文庫は電子書籍事業に大きな投資しないと判断したのでしょうが、
一読者としてその判断は辛い…

ライラが登場、というか引きずり出されたことで、
エンテ・イスラという世界の謎と今そこにある危機が判るかと思いきや、
恵美と真奥の二人はライラの話を聞くこともせずに、
それぞれが日本での日常を優先することに…

うーん、モヤモヤするなぁ。
恵美が素直になれないのは判るし、真奥の言い分も判るんですけど。
”ノブレス・オブリージュ”とは言うけれど、
それは真奥が持つ義務は統治する魔界にのみ適用される話なので、
エンテ・イスラは非適用なので知ったこっちゃないですよね。
日本の大金持ちが中国の経済危機をなんで助けないといけないんだ、みたいな。
ただ、世界の謎をずっとお預けにされる読者としては非常にモヤモヤします。(笑
このモヤモヤ感は「灼眼のシャナ」を思い出す…

それに比べてラブコメ成分は充実してましたね。
恵美の深刻なエラーとか中々にラブいものがありましたけど、
それもこれも真奥のカリスマのなせる技ということでしょうか。
私としてはエンテ・イスラで二人で旅してた時からベル推しなので、
今回もベルが良いラブコメ臭を出してくれてニヤニヤしました。(笑
まぁ、ちーちゃんは好感度は既に振り切れてるから、
これ以上の見せ場が中々ないのがネックといえばネックでしょうか…

それにしても六畳一間の魔王城に10人前後が集まって食事シーンとか、
凄い絵面になってそうだなぁ。
ちょっと見てみたい。(笑

:: 2014/6/24 火曜日::

■[ラノベ]元勇者と一緒に「はたらく魔王さま!」11巻

エンテ・イスラでの騒動がひとまず終わり、日本に戻ってきた真奥たちの日常編。

何故か電子書籍版の刊行が早くなったので紙の一ヶ月遅れで読めました。
まぁ、それはともかく内容の方ですが相変わらず面白かったです。
恵美は肩の荷が下りたというか、自然体に戻ったのか、
真奥への葛藤を一歩前に進んで解消した感じになったのに、
逆に真奥が色々とアタフタしちゃってるのが可笑しかったですね。(笑

ちーちゃんはヒロインというよりもお母さん属性が付いてきた気が…
いや、もちろん可愛いんですけども! 良いヒロインしてるんですけども!
とはいえ、真奥にマジ説教かましているシーンとか、
どう見ても子供を叱るお母さんって感じがしましてですね…(笑
ちーちゃんは良いお母さんになると思う。

そんな巨乳女子高生に叱って貰える真奥ですけど、
今回は珍しくバイト仲間との会話シーンがありましたね。
同僚との会話とか、働いてたら当然とはいえちょっと新鮮。
ある意味「はたらく魔王さま!」というタイトルに沿っていますけども。
まぁ、その内容がリア充爆発しろ的なアレなのは、
客観的に真奥の居るポジションを考えれば当然だよなぁ…
年下の巨乳女子高生に好かれて、美人の知り合いも同じ職場にやってきて、
親しげな客には和風美人も居るとか、確かに爆発して良いと思う。

サプライズイベントとかも意表を突かれて面白かったし、
ノルドとミキティから語られるライラの動きと世界の謎とかも、
色々と想像を膨らますことが出来て面白かったですね。
良い所で終わったので次の12巻が楽しみです。

それはそうとカラーピンナップで描かれていた洋装の鈴乃は、
意外性があってこれはこれで良かったです。
うーん、やはり鈴乃はヒロイン度が高いな…
個人的にこの作品におけるヒロイン度の高さは
アラス・ラムス>鈴乃>ちーちゃん>恵美>(超えられない壁)>ミキティ
だと思ってます。(キリッ

:: 2014/5/12 月曜日::

■[ラノベ]冷奴と茗荷「はたらく魔王さま!」10巻

つい先日11巻が出たばかりだけどKindle版10巻は出たのが半月前だから仕方が無い。
電子書籍が普及するには値段よりも新刊の発売時期の方が問題だと思うの。

エンテ・イスラに連れ去られた芦屋と恵美の父、
そして帰ってこない恵美を助けるためにエンテ・イスラに渡った真奥と鈴乃。
アルバートと合流することが出来て情報が集まっていく中で判明した真奥の不調。
そんな中、天使とオルバの策謀に翻弄される恵美の元に悪魔大元帥として復帰した芦屋から手紙が届く。
そこには冷奴と茗荷という、日本の習慣に関する話が書かれており…?

いやー、良かった良かった!
長く続いたエンテ・イスラでの騒動もこれで一件落着ですね!
圧倒的な実力がありながらも魔王への復讐という心の芯がなくなってしまったら、
あっさりと勇者としての心が折れてしまった恵美のメンタルでしたが、
まぁ、確かに恵美は子供の頃から普通の農家の娘として育ってきましたからね。
それはもう致し方ないでしょう。
むしろ、その後に残ったのが東京で暮らしていた思い出というのが見所だったと思います。

鈴乃はあっさりと天使たちの罠に掛かって飛ばされていらん子状態かと思いきや、
敢闘賞をあげたくなる程に裏で支えてくれましたね。
エンテ・イスラで培った人脈と地位が見事に役立っていた感じでした。

そして真奥は冒頭から散々情けない所を見せてくれたし、
激戦直前でも割りと日常を感じさせる描写が多かったけど、
決める所は決めてくれて、流石は魔王さまだなと!
まぁ、一番良い見せ場を持っていったのがミキティだったのには参りましたけど!
というかあそこに挿し絵を持ってくるとか卑怯だ。(笑

世界の謎が小出しになっちゃっててモヤモヤでしたが、
そこは11巻に期待したいとこです。
Kindle版はいつ頃出るんじゃろか…

:: 2014/1/28 火曜日::

■[ラノベ]真奥と鈴乃の凱旋(?)「はたらく魔王さま!」9巻

10巻出たの先月なのに今更9巻の感想というのも時期を外しまくってますが、
Kindle版が出たのは先月なので仕方ない。
アニメ放映時期には全巻Kindle化したのに、放映後は3ヶ月遅れで配信とか、
電撃文庫は釣った魚には餌をやらない方式なんでしょうか…(´・ω・`)

まぁ、それはともかく9巻ではエンテ・イスラに連れ去られた芦屋と恵美の父、
そしてエンテ・イスラから戻ってこない恵美を助けるために、
鈴乃と真奥が赴くことになるんだけど…
準備の段階から喧々諤々な騒動になって千穂ちゃんに諌められるとか、
この二人で大丈夫なのかと心配になりましたね。(笑
しかし、原付の値段やキャンプ用品の値段でケチケチしているのを見ると、
芦屋とか攫われて大変なはずなのに緊迫感がない上に笑ってしまいます。(笑

それにしてもこの9巻では鈴乃の魅力が際立ってたなぁ。
真奥とキャンプ用品のどっちを買うかとか夫婦喧嘩かと思うようなものだったし、
真奥に洋服が似合うと言われて照れてる鈴乃とかマジ可愛いですよ。
それに今まで明かされなかった真奥がエンテ・イスラに侵攻した理由を、
鈴乃相手に告解するとかもう色々と始まってて素晴らしいな! と。
2巻ラストにおける鈴乃と千穂からの「あーん」攻撃的な修羅場ハーレム展開が、
今後有り得るのではないかと思って「ムフ♥」とあだち充的に思ってしまう次第です。

しっかし、予想していたとはいえオルバのクズっぷりが半端ないなぁ。
出来ればまた真奥に悪魔の鉄槌を下して欲しいんですが、
真奥が元の姿に戻れない事情とかあるっぽいしどうなることやら…
世界の謎とかも意味深な感じに残ってるし早く続きが読みたいです。
Kindle化はよ!
もうここまで来たら紙の本で揃えたくないんじゃよ…!

:: 2013/7/16 火曜日::

■[ラノベ]短編、そしてターニングポイントへ「はたらく魔王さま!」7,8巻

7巻は短編集でアニメ最終話で改編されて放映されたクーリングオフの話と、
真奥が捨て猫を拾ってきた話と真奥と恵美とアラス・ラムスがお出かけする話。
そして千穂ちゃんがバイトをすることにした理由と真奥との出会いを綴った4本。
それから8巻は物語が大きく動くモノとなっておりターニングポイントでもあります。

捨て猫の話は相変わらずアラス・ラムスが可愛かったけど、
鈴乃が一番ギャップ萌えで優勝だったような気がします。(笑
まぁね、見た目とのギャップはないんだけどね! 普段の態度からのギャップがね!
子猫は可愛いから仕方ないよね!

そして真奥一家のお出かけ短編はやはりアラス・ラムス可愛い!
ガブリエルに頭突き出来るのに電車の窓におデコをぶつけただけで泣くとか可愛い!
それと6巻ラストでいきなり萌え度が急上昇した恵美も可愛い。
何だろうね、この三人揃った夫婦っぷりは。
恵美本人は認めないだろうけど、これって傍から見る限りどう考えても夫婦とその子供ですよ。
千穂ちゃん大ピンチ!

その千穂ちゃんだけど7巻の短編でそのしっかりした所を存分に見せてくれるだけでなく、
8巻ではその気丈さで最後までしっかり立ってた所はヒロインらしいです!
まぁ、鈴乃の血で汚れるとか日本の女子高生なのにかなり殺伐度が高くなってる気がしますが…
というか8巻では恵美が軟禁状態でヒロイン度高いし、梨香も恋する乙女状態でヒロイン度高いです。
でも一番ヒロイン度が高いのは攫われた芦屋かもしれない…(笑

それはそうと8巻表紙を見た時、アラス・ラムスが成長してしまったのかと絶望しかけました。
まぁ、それは杞憂だったので安心しましたけどね!
というかアラス・ラムスは是非このまま赤ん坊の可愛さを振りまいて欲しいです。
成長するにしても本編完結後のエピローグくらいでお願いします!
是非!

:: 2013/7/15 月曜日::

■[ラノベ]天使なんかじゃないっ!「はたらく魔王さま!」5,6巻

相変わらずこの作品に登場する天使はどいつもこいつもろくでもない奴等ばかりですね!
普通の女子高生の千穂ちゃんを偶然の流れ弾みたいな感じだったとはいえ、
昏倒させるとか噴飯物ですよ!
まぁ、そのお陰で千穂ちゃんの新たな凄い一面を見るキッカケになったのは、
塞翁が馬って感じですけど。

それにしても5巻の見所は千穂ちゃんも良いですけど、梨香だと思うんですよね。
千穂ちゃん以上に一般人な恵美の友だちの梨香が芦屋にマジ惚れしちゃって、
遂にはその恋心をはっきりと自覚するまでの所はラブコメとして大変美味しいですよ!
まぁ、梨香はそれ以外にも家電に疎すぎる真奥たちのボケを関西人らしくツッコミ入れたり、
ニュートラルな宗教観の日本人らしい卓見で鈴乃の疑問にサクっと答えたりと、
割りと良いポジション占めてましたねー

6巻だと千穂ちゃんが大活躍というか、終盤は独擅場って感じでしたね。
萌えとかエロ的には序盤から中盤にかけての銭湯シーンが一番の盛り上がりでしたでしょうけど!
それにしても自分の貧乳にコンプレックスのある恵美と鈴乃は可愛いですねー
やはり貧乳というのはそれそのものではなく、コンプレックスを持つことによる、
恥じらいや葛藤こそが萌えだと思う訳ですよ!
そのコンプレックスを生む元凶としても千穂ちゃんは良いポジションを占めていると思います!

それにしてもセフィロトの樹に関するアレコレや、
恵美の打倒魔王の立脚点の父の死が早合点で生存してただとか、
世界観とかの設定がまた大幅に出たようで肝心なトコがボカされてますね。
ふと思ったんだけど、魔王城の裏庭にある一本だけある広葉樹って、
実はセフィロトの樹に関するナニかだったりするのかしら。
うーん、気になる…

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