■[ラノベ]今度は義妹だ!「エロマンガ先生 妹と開かずの間」
エロマンガ先生 妹と開かずの間 (電撃文庫)
著者/訳者:伏見つかさ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-12-10 )
文庫 ( 376 ページ )
作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog
絵師twitter:かんざきひろ (kanzakihiro)さんはTwitterを使っています
「エロマンガ先生」というキャッチーというかあざとすぎるタイトルですが、
実際読んで私がまず思いついたタイトルは「バクラノ。」でした。
そう、今回の伏見つかさ&かんざきひろさんの新作は、
ラノベ版の「バクマン。」といった方が近いような気がします。
まぁ、妹モノラノベってことには間違いないのですが!
またかよ! と思う人が居るかもですけど、これで正解だと思う訳ですよ。
何故そう思うかというと、以前知り合いの漫画家が連載終わって新作の方向性を、
前作と同じものにするか、それとも全く違ったものにするか悩んでいた時、
飲み会で木○士目先生にお会いして相談した所、
「読者が望んでいるのは前作と同じものです」と含蓄有るお言葉を戴いたそうですからね!
経験者のお言葉は重い…!
それにしてもエゴサーチが出来ない豆腐メンタルとか、作画動画配信とか、編集者に対する恨み節とか、
妙に実感こもってて、そういった所が「バクマン。」っぽいですよね。
作中で電撃文庫作品に関しては伏せ字にしてないし。
原作と作画のコンビの2作目でのコレってとこも共通点があるように思えるから不思議です。(笑
しかし中学生デビューのラノベ作家で、しかも担当イラストレーターが偶然義妹で、
ライバルの人気ラノベ作家がたまたま隣りに引っ越してきてとか偶然が過ぎるというか…(笑
まぁね! ご都合主義とか考えちゃダメですよね!
もしかしたら実は深い設定があるかもだし。
引き篭もりだけど超絶可愛い義妹の紗霧も可愛いけど、
小卒売れっ子作家の山田エルフちゃんもそれはそれで魅力的だと思うんですよ。
性格に難があるのは確かですが、今流行りのちょろインというヤツですしね。
しかし、エルフで貧乳好きで文体が独特でベッタベタな流行りものを書いてるとか、
故・ヤマグチノボルさんを彷彿とさせるものがあるなぁ…
ほぼ二人暮らしになっている理由やら、色々明らかになってない設定もありますし、
何より面白いので2巻も楽しみです。
しかし、エロマンガ先生ってタイトルはどうなんでしょうね…
中学生はレジに持っていくのに勇気がいるだろうなぁ…(笑
最近のコメント