本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2011/4/17 日曜日::

■[ラノベ]小さく気高き最強の剣士「ソードアート・オンライン」7巻 マザーズ・ロザリオ

ソードアート・オンライン〈7〉マザーズ・ロザリオ (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-04-08 )
文庫 ( 305 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

死銃事件より数週間、平和なALOで起こったちょっとした事件。
PvPで数々のプレイヤーを圧倒し、あのキリトをすら退けた「絶剣」
その噂を耳にしたアスナは興味を持ちその対戦場に赴くと、
そこには黒曜石のような細い直剣を持つ、小さな少女剣士ユウキが居た…

今回はキリトではなく、アスナが主人公の物語。
ギルド「スリーピング・ナイツ」のリーダーであるユウキを軸に、
彼女が何を思い、何を志し、ALOを駆け抜けたのか綴られています。
その小さくも気高い生き様にアスナが感化され、成長していき、
ユウキが残した掛け替えのないものが確かに存在するのだと思わされます。

キリトは表紙でもそうだけど裏方役で、目立った所はないんだけど、
見せる所は魅せてくれて、シリーズ通しての主人公っぷりは流石でした。
アスナもその大規模ギルドの元幹部の実績を活かしながら、
その内面のもろさも同時に見せてくれて更に魅力的になったような気がします。

VRMMOとしてのバトル要素は少なめになったけど、
主役交代で、また違った側面の面白さを見せてくれた7巻でした。
死銃編の終盤もそうだったけどVRMMOを中核としながらも、
それだけに留まらないのは凄いと思わされます。

余談ですが、アスナとキリトの初デュエルは作者の同人誌で発表されています。(しかも漫画で)
2月のティアで総集編が出たので読んでる人も多少はいるのではないでしょうか。
更に余談ですが、キリトの2本目の剣である聖剣を手に入れたエピソードに関しては、
昨年末から今年の上旬までの年末限定企画であった「キャリバー」で書かれてました。
これはその内、短編集にでも収録されたりするのかな?

:: 2010/12/11 土曜日::

■[ラノベ]銃の世界で繰り広げられる命を懸けた戦い「ソードアート・オンライン」6巻

ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-12-10 )
文庫 ( 445 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
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ゲーム内で撃たれたキャラが現実でも死んでしまう<死銃>事件を調べる為、
ALOの世界から銃と硝煙の匂いが満ちるGGOの世界へとやってきたキリト。
少女のような容姿に変わってしまったキリトはその見た目に似合わず、
銃が支配する中で光剣を駆使し、最強を決めるBoBを勝ち進み、
死銃その人を突き止めようとするのであった…

SAO生還者であり、殺人ギルド「ラフィン・コフィン」の生き残りである死銃を前に、
かつて自分と仲間を守るタメに手に掛けた3人の命の重さを前に、その業を思い出すキリトと、
5年前、現実世界で母を守るタメに強盗犯を撃ち殺した事があるシノン。
似た業を持つ二人が本人の意思とは裏腹に引かれ会い、絡まりながら関わっていく様は、
何とも魅力的でした。

しかし死銃事件のカラクリですが、大まかな概要は推理できたけど、
てっきり運営体が黒幕かと思っていただけに中々にビックリな所も多かったです。
本当の犯人にはかなり驚かされましたし、その動機にも衝撃を受けましたが、
かつて私もROというネットゲームにハマっていた身としては、
ちょっと理解できるのもまた確かなのでした…

それにしてもいつもより1.5倍の分厚さで、そのお陰で睡眠不足になってしまいましたが、
読み耽ってしまうだけに面白さが間違いなくありました。
シノンというキャラが魅力的なのは元より、最後のバトルの緊迫感が最高でした。
うーん、やっぱりソードアート・オンラインは面白い!
次回からの絶剣シリーズにも期待です。
シノン出るのかなー

:: 2010/8/7 土曜日::

■[ラノベ]キリトたんハァハァ「ソードアート・オンライン」5巻

ソードアート・オンライン 5 (電撃文庫 か 16-10)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-08-10 )
文庫 ( 297 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

遂にヒロイン単体の表紙になるとは、ハーレム化が進行したのかなぁ…
とか思ったらまさか主人公がヒロイン化してたとは…
キリトさんは俺TUEEEE!だけじゃなく、私KAWAEEEEEE!まで達成してしまうとか、
本当にキリトさん無双ですね!
キリトたんハァハァ。

新章1冊目の前半はキリトが総務省の人間から銃のMMO、GGO内で囁かれている、
現実にも死をもたらすという都市伝説的な死銃(デスガン)の調査を依頼される経緯と、
アスナとの皇居デートという平和な日常と、
新ヒロインのシノンが抱える凄惨な子供時代のトラウマとその克服の為に、
GGOで指折りのスナイパーとして成長、活躍する様が描かれています。

そして後半からはGGOにキャラをコンバートしたキリトさんの話なんですが…
ALOで作り直したキャラだろうと容赦のないスペックを誇り、
あろうことか銃の世界で剣技を振るい、勝ち進むのはタイトルに偽りナシとはいえ、
正直チートな強さだと思いました。(笑
だが、それが良い。

新ヒロインのシノンも過去に深く暗いトラウマを抱えており、
そのせいで人間不信に陥ってる感がありますが、
キリトが同種で同質なトラウマを抱えていることでまたフラグが立ちそうな予感です。
というかキリトさん、目的のためだろうがアスナという彼女がいるのに、
ナチュラルにフラグを立てすぎだと思います!
だが、それが良い…

SAOのゲーム内の死と現実の死が等価だった頃に近いシリアス展開に合わせて、
SAOの負の遺産が登場したりと1作目の雰囲気に近くなってきたので、
原点回帰的な意味でも楽しみですわー
多分6巻は4ヶ月先でしょうけど、今から楽しみで仕方ありません。
キリトたんハァハァ。

:: 2010/4/13 火曜日::

■[ラノベ]少女の報われない恋は儚くて萌える…「ソードアート・オンライン」4巻

ソードアート・オンライン 4 (電撃文庫 か 16-8)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-04-10 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 311 ページ )
ISBN-10 : 4048684523
ISBN-13 : 9784048684521
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ

2月発売の「アクセル・ワールド」4巻の巻末で4月発売なのが確定した時から、
一日千秋の思いで発売日を心待ちにしていた「ソードアート・オンライン」4巻が遂に発売ですよ!
発売が近付いてきたら、毎日書店のラノベ売り場を早売りを期待してワクワクしながら覗いたりしてたんですよねー
発売されたら即買って、脇目もふらずに読み耽ったりと我ながらハマりにハマりまくっているんですよ。(笑
正直ここまで楽しみなラノベ作品って化物語シリーズ以来じゃないかな。
ちなみに現在、二次創作エロ同人誌が読みたいラノベ作品の暫定一位の作品でもあります。
今月末のCOMIC1☆4では先見の明があるサークルさんが居ると期待したい…!(ぉ

話の大筋自体は予想通りなんですけど、その予想通りな王道展開が面白いんですよね。
幾ら絶望的な状況になったとしても「それでもキリトなら…、キリトならきっと何とかしてくれる…!!」
と、そんな風に思ってしまうくらいにキリトが半端ない強さを持つ主人公なんですよねー
フラグを立てるだけでなく、それを持続させる能力も完備してるとかマジぱねぇっす!

表紙も飾ってる上に本編では触手陵辱プレイされかけたりと、シリーズのヒロインは勿論アスナなんですが、
個人的にはALO内のリーファこと義理の妹にして従妹の直葉が一押しなんですよねー
アスナを見詰める和人(キリト)の眼差しに深い愛情を感じてしまい、思いを告げる前に失恋して、
キリト(和人)を好きになって忘れようと思った矢先にキリトの正体を悟ってしまうシーンは盛り上がったなぁ…
「いでじゅう!」のなかさくもそうですが、報われない少女の恋心ってのはハートにズキュンと来ますよねー

少々長めのエピローグもむしろ読みたかったことが全部書かれてて大満足だったし、
ここら辺の「読者が読みたいことを汲み取る」作品作りは流石は元がWeb小説だなぁ。
次回からはどうやら毛色が違った展開になるみたいですが、
キリトさんのフラグ立て能力は相変わらずMAXっぽいので新章にも期待しています。(笑

それはそうと「アクセル・ワールド」5巻の予告が巻末に載ってた訳ですが…
フーコさんおっぱいでかいっすね!
これは夢が広がるな…!

:: 2009/12/10 木曜日::

■[ラノベ]愛する人の為にもう一度冒険の旅へ「ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス」

ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-12 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 315 ページ )
ISBN-10 : 4048681931
ISBN-13 : 9784048681933
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ

ゲーム内の死と現実の死がリンクする狂気のゲームをクリアし、
キリトは愛する人と共に現実世界へと帰還したはずだったが、
アスナを含む約300人は未だ目覚めることなく眠ったままだった。
しかもアスナの父親と親しい須郷が眠り続けるアスナを利用しようと画策するも、
何も打つ手がない自らの不甲斐なさに打ち拉がれる。
しかし、SAO内で知り合ったエギルがもたらしたアスナの情報を元に、
妖精と魔法のVRMMORPG、アルブヘルムオンライン(ALO)へとダイブするのだった

今回はログアウト可能であり、死と隣り合わせの緊迫感は薄れたものの、
新ヒロインであるシルフのリーファことキリトの妹、直葉のお陰で、
ラブコメ的に充実した内容になっていますし、
今回はあからさまに「厭な奴」である須郷という悪役がいることで、
エンターテイメント性が高まっていますね。

SAO事件を通して従兄である和人(キリト)のことが好きになった直葉の、
和人にはアスナという愛する人がいても諦められずに好きでたまらない気持ちと、
ALO内でリーファとして知り合ったキリト(=和人と気付いてない)に惹かれ始めた気持ちの、
二つの好きで揺れ動いている様子が微笑ましくて素晴らしく萌えでした。
物語の都合上、アスナの出番が少ないのを充分補うヒロインっぷりで、
正直難しいとは思いますが直葉の恋路も応援したいです。

しかしレベル制ではなくスキル制の世界とはいえ、キリトの強さは反則的ですね。
前代未聞なスピードと反応速度で一気呵成に攻め立てる二刀流は圧倒的だし、
剛胆なハッタリとムチャクチャな行動力を持ってるし、フラグ立てスキルMAXなモテっぷりだし、
ホント、物語の主人公してて爽快ですね。

今回は続き物ですが、悶々としたものが溜まることなく純粋に続きが楽しみな終わり方で安心しました。
正直言ってWeb連載してた頃に読んでたら、と未だに後悔はありますが、
こうなったら単行本でじっくりと楽しんでいきたいと思います。

:: 2009/8/12 水曜日::

■[ラノベ]キリトのフラグ立てスキルは熟練度MAXに違いない「ソードアート・オンライン (2) アインクラッド」

ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-08-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 404867935X
ISBN-13 : 9784048679350
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:■BUN+BUN■

1巻で綺麗に完結していたので、どうやって続きを書くのかと思ったら、
1巻の序盤から終盤までの間にキリトが遭遇したイベントを纏めた、
4つの短編を集めた短編集という形の2巻でした。
そして短編集ながらその面白さは1巻に迫るものがあり、
この作品の面白さは本物だと核心した次第です。

中階層で出会ったレアなビーストテイマーの13歳の少女、シリカ。
アスナの友人である鍛冶屋の童顔の少女、リズベット。
新婚の頃、22層で記憶を失っていた少女、ユイ。
そしてキリトがかつて所属していたギルドの苦い思い出の少女、サチ。
最後のサチとの話以外は登場する少女とアスナ視点なので、
キリトの主人公補正が掛かりまくってます。(笑

何というか、キリトのフラグ立て能力は半端ないっすね。
時には兄のように接してシリカの心を奪って、
時には変わった人として一緒に冒険してリズを恋に堕として、
時には父のように接してユイと幸せな家族のように過ごして、
そして、いつも後悔するのは守ると誓いながら守れなかったサチのこと。

いやー、兎に角面白かった。
そしてだからこそ、Web公開されていた頃に読まなかったのを後悔ですよ。
特にSAO1巻の話はWeb公開版はエロかったというのを聞いて更に…!
そして知らないからこそ、3巻があるのか判らないのでドキドキです。
続き読みたいんだけど、どうなんだろうなぁ。
できれば出て欲しいんだけど、続きをどうするのか判らないだけに不安と期待が半々です。

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