本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2022/9/24 土曜日::

■[漫画]千尋さんはファザコン「焼いてるふたり」8巻

焼いてるふたり8巻焼いてるふたり8巻
出版社:講談社
作者名:ハナツカシオリ
作者twitter:ハナツカシオリさん(@hntkchan) / Twitter
紙書籍通販:焼いてるふたり (8)
Kindle版まとめ買い:焼いてるふたり
DMM電子書籍:焼いてるふたり (8)

浜松を舞台にした作品なので浜松でイベントをやるのはわかるけど、
まさかSAとコラボするとは思わなかったでござる。
10/1のサイン会には幸運にも当選したので楽しみです。

さて、この8巻ではクリスマスディナーで楽しそうな二人と、
クリスマス後に頭がピンク色になった健太から始まるのですが、
とても微笑ましいし、爽やかな羨ましさというか…
こう、羨望の念が湧いてくるんですよね。

そして千尋さんの誕生日には都内の良いホテルでゆったりしてるんですが、
そのイチャコラ具合が最高なんですよねぇ…

千尋さんのドーンがとても可愛い…
微笑ましいの極地というか…
こんなお嫁さんが欲しいだけの人生だった…

そんな千尋さんが父の再婚話でどんよりしているのを見るのは意外でしたね。
まさかこんなにファザコンの気があるとは思いませんでしたが、
そこもまた魅力の一つかな、とも思います。

そんな千尋さんの子供っぽいところを戸田&伏見さんのカップルに見せたわけですが、
戸田は相変わらずデリカシー0発言をしてたわけですが、
それに対する伏見さんの言葉が良いですね。

気安い関係になっているのが感じられているというか…
こう、二人は恋人同士になったんだなぁ、というのが伝わってきます。

伏見さんだけでなく千尋さんのお父さんもそうだけど、
幾つになっても恋をして、人を好きになっても良いと思うのですよ。
そんな風に感じられた8巻でした。

:: 2022/9/23 金曜日::

■[漫画]世界最強のお爺ちゃん「マタギガンナー」1巻

マタギガンナー1巻マタギガンナー1巻
出版社:講談社
原作者名:藤本正二
原作者サイト:藤本正二の漫画活動記録
原作者twitter:藤本正二さん(@namasute123) / Twitter
作者名:Juan Albarran
作者サイト:Patreon logo
作者twitter:Juan Albarranさん(@JuanAlbarran75) / Twitter
紙書籍通販:マタギガンナー (1)
DMM電子書籍:マタギガンナー (1)

元マタギの山野仁成。
長年連れ添った妻を亡くして猟犬ラッキーと孤独に暮らすようになったある日、
不法投棄されたゲーム機を拾って暇潰しで始めたFPSゲーム”ガンナーズトライブ”を、
よく分からないままにプレイしてたら勘所を掴んで、
2年後には有名なスナイパーになるも英語がわからないので知らぬは本人ばかりで…

モーニングで始まったマタギ+eスポーツという異色の組み合わせの漫画です。
主人公が元マタギのお爺さんというのがとても渋いんですよ。

無口で無愛想という、田舎のお爺さんのイメージそのままで、
コミュニケーション能力もほぼ皆無な上に、
家事を頼っていた奥さんを亡くしたからぬか床の管理もままならないという、
頑固な日本男児っぷりなんですが、ゲームは強いんですよ。

ただ、ゲームというものに一切触れてこなかった人生なので、
当たり前のように本名プレイだし、何よりもキャラメイクの個性が強い…!

日本男児を目指して作ったらちょんまげ+フンドシになったでござる…

こんなにふざけたキャラなのにゲームの操作方法を覚えたら、
マタギの経験を活かしてスナイパーとして超一流の仕事をするとか超格好いいんですよ。
本人は暇潰しでやってるから上昇志向とかないので、
世界ランクとか気にせず、ゲーム内のコミュニケーションも取らないんだけど、
本名プレイだからググってやってきた少女にチームに誘われることになるんだけど…

これも一つの異世界転生俺TUEEEに近いモノがあると思います。
本人は無自覚なあたりも面白いですしね。
世界最強のお爺ちゃんの明日はどっちだ…!?

:: 2022/7/25 月曜日::

■[漫画]怪物には名前と仕事を与えよ「黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ」1巻

藤田和日郎さんがモーニングで描く黒博物館シリーズ第3弾。
それは後に多くの人に影響を与えた作品、
”フランケンシュタイン ーあるいは現代のプロメテウス”を世に出した女性作家。

メアリー・シェリーが主人公の物語です。

メアリー・シェリーとプランタジネット舞踏会という、
一見全く関わりがなさそうな要素を結びつける手腕は流石なんですが、
それだけにこれがどういう風に物語を形作り、
どのような結末を見せてくれるのか全く予想が付かないんですよね。
それだけにワクワクしてしまいます。

金欠のメアリーが義父に呼び出された先で依頼されたのは、
コサックの暗殺七姉妹の死体を、事故死した村娘とつなぎ合わせて復活させた化物を、
舞踏会で女王を暗殺から守る護衛として教育するという、奇想天外なもの。

フランケンシュタインの怪物を世に生み出した作家だからこそ抜擢されたとはいえ、
かなりの難行を課された形になりますよね…

そしてこの時代の男尊女卑の世界がとても丁寧に描かれており、
それに対峙しないといけないメアリーを見ていると、
フェミニズムというものがどういうものであり、
どのようなものと対峙する必要があるのか、というのが伝わってくるかのようです。

まだ1巻ということで序盤ですが、
前作のような上下巻構成ではないことから、
しばらく続きそうな感じですね。
続きも楽しみです。

:: 2022/6/26 日曜日::

■[漫画]こたつ de テレワークな千尋さん「焼いてるふたり」7巻

焼いてるふたり7巻焼いてるふたり7巻
出版社:講談社
作者名:ハナツカシオリ
作者twitter:ハナツカシオリさん(@hntkchan) / Twitter
紙書籍通販:焼いてるふたり (7)
Kindle版まとめ買い:焼いてるふたり
DMM電子書籍:焼いてるふたり (7)

地元の友人の結婚式で那須に帰省した健太と千尋の夫婦。
健太は非モテをこじらせた原因の初恋の先輩と会って話し合いわだかまりを解き、
千尋はマッチングアプリで健太と出会ったことを義母に話して心を軽くするのだった…

健太の性格は両親譲りなんだなぁ、と思いました。
ほんわかのんびり優しいところとか、ご両親そっくりですよ。

そして那須から浜松に戻って二人の仲がより深まった感じがしてとても良いですね!

千尋さんの可愛さが増し増しになってますよ!
エロエロにもなっててとてもニヤニヤしました。

ただ、千尋さんって美人だけどわりとポンコツなんだよなぁ…
という事実をこたつ回で再認識させられましたw

テレワークで似たようなことをやったことがある私は人のこと言えませんが、
こたつでテレワークは自堕落になるというのもそうだけど、
こたつだと足腰に負担が掛かるので、そっちも心配ですね!
健太にマッサージして貰って、一緒にジョギングするのが良いと思います!

健太と千尋のカップルの中は盤石ですが、
この7巻では伏見さんと戸田のカップルが誕生して微笑ましかったです。
アラフィフな伏見さんが恋に翻弄されてて可愛かったです。
描き下ろしの一コマで、千尋さんに質問されて赤面している伏見さんが可愛いですね!
この二人も幸せになって欲しいな、と思います。

:: 2022/4/22 金曜日::

■[漫画]嫁への愛は無限大「ざんげ飯」5巻

ざんげ飯5巻ざんげ飯5巻
出版社:講談社
作者名:こだまはつみ
作者twitter:こだまはつみさん(@k8d2m3) / Twitter
紙書籍通販:ざんげ飯 (5)
Kindle版まとめ買い:ざんげ飯
DMM電子書籍:ざんげ飯 (5)

喧嘩するほど仲が良い千夏と隆史の新婚夫婦ですが、
負けず嫌いの千夏が知識力、観察力、直感力のクイズで完敗し、
やさぐれた千夏の機嫌を取るために料理をする隆史も大変だなぁ、
とは思ってたんですが…

千夏のこのクイズにも正解できてしまうあたり、
隆史はとても気持ち悪いなぁ、とも思うのでした。
いや… うん… これも一つの愛の形なのかもしれないし?
アリといえばアリなのかもしれない…?

個人的に今回刺さったのは村井っちですね。
描き下ろしで村井っちの今までの半生が描かれてましたが、
兄に虐げられ、妹におやつをぶんどられてキレたら親に叱られるという、
兄妹の真ん中が故の悲哀、というのがとても共感できました。
断言しても良いけど、兄は虐げていた記憶はサッパリ忘れてると思いますよ。
事実、私の兄は10代の頃に頻繁に私を殴ってたことを一切覚えてませんでした。

そんな村井っちが今年のクリスマスはモテモテです。

親友の元カノ、先輩の娘、ちょっと怖い同僚、片想いの後輩…
4人の女性にクリスマスに料理を振る舞って貰えるとか、
村井っちの人生の絶頂期はココですよ!
今までの村井っちの不運はこのためにあったんですよ!
でも、今までの不運のせいで逃げちゃうのが村井っちなんだよなぁ…
勿体ない…

千夏と隆史は行方不明の千夏兄を放置して結婚式を挙げることにしたけれど、
ここへきてビデオレターが届いてどうなるのか…
そして村井っちは幸せになれるのか…
色々と気になります!

:: 2022/3/24 木曜日::

■[漫画]牛柄ビキニの千尋さん「焼いてるふたり」6巻

焼いてるふたり6巻焼いてるふたり6巻
出版社:講談社
作者名:ハナツカシオリ
作者twitter:ハナツカシオリさん(@hntkchan) / Twitter
紙書籍通販:焼いてるふたり (6)
Kindle版まとめ買い:焼いてるふたり
DMM電子書籍:焼いてるふたり (6)

自宅で燻製をやったりと浜松生活を満喫中の千尋さんと健太の二人。
まったりラブラブな新婚生活を見てるとほんわかします。
季節は秋となり、外で焼くものが多くなってBBQライフが充実するかと思いきや、
何故か健太の様子がおかしくて…?

健太の不調の原因は説明されてもよくわからなかったけど、
千尋さんが取ろうとした手段も斜め上でよくわかりませんでしたね…
でも、牛柄ビキニの千尋さんは最高だというのはよくわかります!

Dモーニングでこの回を読んだ時にアンケートで、
「牛柄ビキニの千尋さんをもっと大きな画面で見たいから単行本描き下ろしでお願いします!」
と送ったら本当に単行本描き下ろしで! しかも見開きで!
牛柄ビキニコスの千尋さんを描いてくれて、とても嬉しかったです。
いやはや、アンケートは書いてみるもんですね。
まぁ、私のアンケートのお陰とは限りませんが。

それと今回、健太が地元の友人の結婚式に参加する、
ということで結婚式の話が出てましたが…

二人とも、結婚式は挙げるつもりはあったんですね。
まぁ、最近は順番がバラバラなのはよくあることですが、
てっきり二人は結婚式を挙げないつもりなんだと思っていただけに意外でした。

それと二人の家族の顔合わせはちゃんとやってたんですね。
まぁ、健太が千尋さんのお父さんと顔見知りだったことから予想はできましたけど。
仕方ないとはいえ二人の馴れ初めを偽装していたことに心を痛める千尋さんは良い子ですよ…

あと、健太の初恋の先輩が出てきたのには驚きましたね。
健太の焼けぼっくいに火が付くとは微塵も思ってないですが、
二人の心のわだかまりが綺麗に無くなると良いですよね。

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