本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2020/7/24 金曜日::

■[漫画]ツンデレ狼の悔恨「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」16巻

周到かつ悪辣な罠を準備してロキ・ファミリアを迎え撃った闇派閥。
フィンは呪いに倒れ、アイズはレヴィスに足止めされ、多くの団員は毒に犯され、
絶体絶命の状況の中でも百戦錬磨のロキ・ファミリアたちは奮闘するも、
若い団員たちは闇派閥の悪意に飲まれていき…

現在ダンメモで開催中の3周年イベント「アストレア・レコード」は、
作中時間で7年前の闇派閥との一大決戦をリューさん視点で描いているんですが、
そちらもかなりの絶望&絶望ですが、こちらも痛烈な絶望を描いています。
ダンメモ内ではアイドルになっているリーネちゃんもここで退場です…
リーネちゃん… ダンメモでは転身の護符を装備してまだまだ活躍して貰うからね…!

後半からの主役はツンデレ狼のベートです。
ダンメモ本編でも初っ端にベルくんをバカにして読者のヘイトを貯めてくれましたが、
今回はロキ・ファミリアの団員たちのヘイトも貯めまくりです。
ベートはベートなりの考えがあるんだけど、ツンデレでわかりにくいんですよね…
まぁ、そんなわかりにくかろうと遠慮容赦なく体当たりしてくるヒロインが登場することで、
ベートもタジタジになってしまうのが見所と言えば見所ですね!

そのヒロインとは、腹パンされて喜ぶというクレイジーすぎるアマゾネス、レナちゃんです!

設定の時点でヤバすぎると思うんですが、
それを魅力的に仕上げちゃうのが大森藤ノさんの天才的なところでして、
矢樹貴さんはそれを萌え寄りにちゃんと描いているのが凄いです。

ティオネと同じく恋するアマゾネスなんだけど、
ティオネとはちょっとベクトルが異なる狂い方をしていますね。
まぁ、狂ってるのは間違いないんですけども。
あんだけ読者のヘイトを貯めてたベートに対して、
ちょっと同情的になってきてしまうくらいだから凄いw

もうしばらくベート編が続くと思いますが、
最後にはキッチリと締めてくれるのは間違いないので、
ベートのヘイトに負けず、レナちゃんのクレイジーさに負けず、
次の17巻も読んで欲しいです。
大丈夫、ちゃんとハッピーエンドだから…!
主にGA文庫編集長のお陰で…!

:: 2019/12/19 木曜日::

■[ラノベ]一騎当万の八英傑「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeフレイヤ」

それはベル・クラネルと出会う前の物語…

伴侶を求めてオラリオからふらりと出掛けたフレイヤは、
商機を求めた商人のボフマンを手足のように使って、
砂漠の国を巡っている中で立ち寄ったオアシスで、
奴隷の少女アリィに魂の輝きを見て…

フレイヤ様、まじフレイヤ様。
美の女神は男女どちらもイケるというのは良い情報ですね。
見初められたアリィはフレイヤ様に振り回されることになったけれど、
魂の輝きを見せることで王として花開くことになって、
結果として良い出会いだったな、と思います。

ちなみにダンメモをプレイしている身としては、
砂漠での戦いとかちょっとニヤリとしましたね。
流石にベヒーモス・オルタは出なかったけれど、
1周年イベントをちょっと思い出しましたね。

それと原作のラキア王国との戦いから予想はできてましたが、
Lv.5以上の冒険者にとってはLv.2以下が群れても意味がないんですね…
見事に蹂躙されてて、ちょっと哀れに思うまでありますね…
まぁ、これは自業自得ということで諦めてもらうしか。

あと、フレイヤ・ファミリアの過去が知れたのは良かったです。
都市最強のLv.7と言われるオッタルだけれど、
やはりゼウスとヘラのファミリアが居た頃は何度も負けてたんですね。
というか、Lv.8やLv.9が居たとかどんだけ…
それほどの強者が居たゼウスとヘラでも勝てなかった隻眼の竜とか、
勝てるビジョンが全然見えないですね…

ミアとアーニャ、それにシルといった、
豊穣の女主人とフレイヤ・ファミリアとの繋がりが知れたのも良かったですが、
あえて注文をつけるなら、若かりし頃のミア母ちゃんの姿を見たかったです…
ニリツさん… もしデザインしてるなら今度個人的にで良いので見せてください。(公私混同

:: 2019/12/18 水曜日::

■[漫画]凡人の矜持「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」15巻

闇派閥の残党を追っていたロキ・ファミリアたちの前に立ちはだかるはオリハルコンの門。
あからさまな罠だけれど、虎穴に入らずんば虎子を得ず、
ということでフィンたちは人造迷宮へと突入するんだけれど、
そこはロキ・ファミリアが予想していた以上の魔窟で…

胃が痛い… これは胃が痛いですよ…
原作読んでいるのでこの先の展開は知っているのでとても胃が痛いです…
フィンという絶対的な精神的支柱がいるだけにロキ・ファミリアは強いんですが、
だからこそ、フィンが窮地に立たされると脆いんですよね…
そこを狙ってきた闇派閥はとてもよくわかってますよ。

正直、フィンが殺されそうになっている場面は気が気じゃなかったですが、
窮地のフィンを救ったラウルは情けないけど格好良かったですね。

凡人という言葉がどこまでも似合うラウルですが、
凡人だからこそラウルは頼られるんですよね。
情けないし格好はつかないんだけど、
それでも何とかしようと奮闘する姿は格好良かったです。
わりとアキとお似合いじゃないかな?

まぁ、去年の今頃は本当にラウルに手を焼いてましたけどね…
ハロウィンのラウルにクリスマスのリリの組み合わせは凶悪でしたよ…
都市最強の冒険者がラウルとか何の冗談かと思いました…(ダンメモ脳

閑話休題

ロキ・ファミリアのみんなはそれぞれ最善を尽くしているんですけど…
アニメと違ってコミカライズ版はとても原作準拠ですからね…
この後どうなるのかはとても心得ているだけに、
次巻は心を強くして読みたいと思います。

:: 2019/7/16 火曜日::

■[ラノベ]総力戦!「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」12巻

メッチャクチャ面白かった…!

読んでて何度も鳥肌が立つくらいに面白くて、
この3連休、何度も読み返すくらいに熱中し、
更には本編ともども1巻から読み返してしまいました。
いやー、ダンまちって本当に面白いですね…!

以下ネタバレ有りの感想なのでご注意ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エニュオの正体がディオニュソスだったとは…!
いやー、見事に騙されましたよ!
wikipediaでデメテルを調べたら怒りの女神的な記述もあったし、
何より、ディオニュソス・ファミリアが犠牲になるシーンが印象的だったので、
完全に白認定しちゃってました。
フィルヴィスもなぁ… あの死に方だとショック受けまくりだったもん…
本当に作者(神)の意図通りに騙されて、驚かされて、引き込まれました。
うーん、一本取られた…!

バトルですが、オールスター登場は非常に熱かったですね!
私は「うしおととら」の最終決戦でみんなが登場するのが大好きなので、
今回の都市崩壊瀬戸際の戦いで、ロキ・ファミリアやヘルメス・ファミリアだけでなく、
ガネーシャ・ファミリアにヘファイストス・ファミリアはもちろんのこと、
フレイヤ・ファミリアにカーリー・ファミリア、さらにはヘスティア・ファミリアまで参戦する展開は、
メッチャ熱くて最高でした…!

しかも、外伝なのにヘスティア・ファミリアが良いところを持っていきまくりでしたね!
リリがフィンに代わって指揮を取るのも面白かったし、
命が魔法を盾として活躍するだけでなく、
ヴェルフが魔法を使って対精霊戦で活躍するのは上手いなぁ、と思いました。

でも、一番はやっぱりベルくんでしょう…!
遊撃を担当して圧倒的な速度と殲滅力で各所をサポートするだけでなく、
その成長を超えた飛躍でエニュオが指した必殺の一手を覆したのはカッコ良すぎでしたよ…!
ベルくんの英雄願望の音でみんなが奮起するシーンとか、
アニメになったらメッチャ盛り上がること間違いなしですよ!
ソード・オラトリアのアニメ2期が待たれる…!

ベルくんに主役を食われそうになっていたアイズとレフィーヤですが…
アイズは悪落ちせずに留まってくれて安心したけれど、
”復讐姫”というスキルは真の目的にはまだ使うだろうし、
本当に安心できるのはまだ先でしょうね。

そしてレフィーヤですが…
戦闘の面ではリヴェリアの後継者と言われるだけの活躍をしてたし、
何より親友であるフィルヴィスと戦うというのはツラいのに、本当に頑張ったなぁ…
ある意味ベルくんよりも過酷を紡いでますよね、レフィーヤ…

それはそうと、フィルヴィスの大魔王バーンっぷりが凄かったです。
分身魔法という反則魔法からの合体でパワーアップとか、
回復を受け付けなくする属性がついた攻撃とか暗黒闘気かよ…!
それでいて死ぬ時は灰になるとかハドラーっぽいし…
今後レフィーヤのピンチにフィルヴィスの魔法がまた護ってくれたりするのかな…?

しっかし、これほど見事に終わったのにまだ完結じゃないんですね。
いや、読者としては大歓迎なんですけども。
次はレフィーヤが覚醒して大活躍してくれそうだけど…
まずは心の傷を癒やして欲しいな、と思います。

あと余談なんですけど、ソシャゲのダンメモがめっちゃ熱いですね!
今は2周年イベントでアルゴノゥト編がやってるんですけど、
これがまたすごく面白くて!
流石は大森藤ノさん書き下ろしだな! と。
ダンまちファンなら必読な面白さなので是非読んで欲しいです。
今から始めても難易度NORMALならクリアできると思うので、
ダンまちファンなら絶対損はしないはずなので!
ガチャ代で損をするかもしれませんが…w

:: 2019/7/15 月曜日::

■[漫画]恋する少女たち「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」14巻

つい先日からダンまちアニメ2期が始まりましたね!

本編原作をどこまでアニメ化するのか…
ゆっくりと8巻までやるのか、
急ぎ足で11巻までやるのか…
できればじっくりと8巻までやって欲しいところですが、どうなんでしょう…?

さて、その外伝コミカライズ14巻ですが…
港街メレンで繰り広げられるカーリー・ファミリアと、
ロキ・ファミリアの攻防戦はついに終幕。
ティオナとティオネのアマゾネス姉妹が、
過去のトラウマを克服する巻でもあります。

名探偵ロキによる解決編であり、
フィンが団長らしく凄く美味しいところを持っていったお陰で、
オチが凄くコメディになってて笑いましたね!

強い雄には腰砕けになっちゃうアマゾネスの本性…!
恐ろしい性(さが)…!

そして後半からは原作7巻のエピソードに突入するわけですが…
うん… この先の展開を知っているだけに読むのがツラいね…

恋するリーネが可愛すぎてツラい…
ことさら可愛く描いてる矢樹貴さん…
何も知らない読者にトラウマを植え付ける気だな…!

ちなみにソシャゲであるダンメモでは、
リーネが凄く使えるキャラになっているんですが、
切なすぎるので余り限界突破できない私です。
まぁ、単純に石がないからガチャできないのもあるんですが。
うーむ、本を買ったらガチャチケついたりしないものだろうか…(←重症

:: 2019/6/18 火曜日::

■[ラノベ]冒険者たちの休日「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」15巻

今回はアニメ第一期のDVD/BD特典小説を収録しつつ、
14巻後のエピローグ的な日常回を挟んでの短編集的なモノになっております。
特典小説を元にしているので既読のモノが多かったですが、
書き下ろしの日常回も大変に満足度が高かったので、とても面白かったです。

遠征の過酷さを考えるとみんな成長していると思っってましたけど、
ベルくんの成長、というか飛躍は予想以上でしたね。
まさか一回の遠征でランクアップできるところまで行くとは…!
まぁ、今回は保留してましたけど、Lv.5になるのは時間の問題だろうなぁ…
今回もアビリティオールSになってからのランクアップになるのでは…

そしてリリ…!
苦節15年…! ついに待望のランクアップ…!
そりゃね、我を忘れるくらいに喜びますよ。
特典小説での不憫な半生を読んだら、その喜びの理由もよくわかりますよ。
そりゃ春姫に対して先輩風ピューピュー吹かせちゃいますよ。
そんなリリがとても可愛かったですね。

恋する受付嬢のエイナさんは流石の可愛さでしたね。
ベルくんの破天荒すぎる遠征の真実に頭を抱えるのは予想通りでしたが、
まさかおっぱいを押しつけるほどにハグをするとは…!
それくらいに心配したし、想いが溢れたんだなぁ…
とは、過去編を見れば一目瞭然ですが、
その想いは冒険者に対してだけではないのは間違いないでしょうね。
ベルくんだからこそ、だよね?

ヴェルフは… ベルに負けず劣らずの鈍さ…!
まるでラノベ主人公のような鈍さ…!
愚直なところが良いんだけど、もうちょっと女心というものをですね。
ヘファイストス様も大変な相手に惚れてしまいましたね…
というかヴェルフはフォボスといい、女神に愛される男だなぁ…
罪作りな…

あとね、リューさんがね。
とっても可愛かったですね!
好き避けしちゃうとか小学生並みの恋愛っぷりで可愛くて可愛くて。
好きすぎて思わず投げてしまうとか可愛すぎて笑っちゃうレベルでポンコツで、
初期のリューさんのイメージがドンドン崩れていってるんですが、これはこれで!
本当にもう、可愛すぎてニヤニヤしちゃいまくりでした。
それとシルさん… 絶対に気付いてますよね、あれ…

どの短編も面白く、ニヤニヤしまくりで最高でした。
最後にアイズ出生の秘密が垣間見えましたけど、
そのあたりの真相はまだ先になるでしょうね。

今回、短編メインで冒険がほぼなかったですけど、
ソシャゲのダンメモでは大森藤ノさん書き下ろしの二周年イベントが始まるので、
そちらで冒険のワクワクを補完しようと思います!

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