よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2015/9/26 土曜日::

■[ラノベ]蘇る斥力「フルメタル・パニック! アナザー」11巻

アフガンの地で再会したリーナと達哉と菊乃。
しかしガルナスタンの侵攻は再会の喜びを悠長に待ってくれず、
難民を守りながらの撤退戦を繰り広げることに。
しかし、撤退先の都市にも侵攻の手が及んでおり、
かつての砦跡を改修して何とか防衛する達哉たちの前についに彼らが現れて…

いやはや本当にクライマックスですねー
リーナがついに自分の想いを自覚してラブコメ的にもクライマックスだし、
クルピンスキーが企み、オルカンが窮地で覚醒し、
ラムダ・ドライバをこの世界に蘇らせてしまったことで、
戦争的にもクライマックスですよ。

まぁ、個人的にはラブコメ的な意味での修羅場が一番の見所なんですが!
菊乃は愛人ポジションでも全然OKという所も良いんですけど、
それをリーナが許すかどうかは判らないと思うんですよね!
しかし二人がにらみ合う挿し絵は本当に素晴らしい修羅場でした。
いいぞ、もっとやれ。

しかしここでラムダ・ドライバが出てくるとは思わなかったなぁ。
クルピンスキーがそれをひたすら願っていたのは判るんだけど、
TAROSからそれを導きだしたのか、それともアマルガムと関係があったのか。
色々と気になる所ですが、達哉たちが窮地に陥ったのは間違いないので、
ここからどう物語が転ぶのか気になりますね。

:: 2015/9/24 木曜日::

■[ラノベ]本朝最後の鬼の最期「織田信奈の野望 安土日記 1 本能寺茶会騒動」

今回の「織田信奈の野望」は短編集。
時間軸で言えば本編11巻から12巻までの間の出来事が収録されています。

仲良く喧嘩する半兵衛ちゃんと官兵衛ちゃんだったり、
相良良晴に妹軍団が出来て信奈が嫉妬したり、
薩摩から家久ちゃんが上京してきて良晴に惚れたり、
割りと色々な短編が収録されています。

ですが主流というか本筋は荒木村重として蘇った本朝最後の鬼と、
それを蘇らせた茶器泥棒の朧月夜こと陰世から来た蘆屋道満の物語です。
本朝最後の鬼については本編でいつの間にか消えてたので、
微妙に気になっていただけにこれを読んでスッキリしましたね。

実は鬼が何かの伏線で後々に何か祟るんじゃないかと心配していただけに、
ちょっと安心しました。
後は本編の方の続きが気になりますが…
それ以上にみやま零さんが大丈夫なのか気になりますね…
挿し絵が殆どないとか大丈夫なんでしょうか。

流石に既刊を富士見ファンタジア文庫版を全部買い直すつもりはないですが、
今後も新刊は追っていきたいと思いますので、
早く復調してくれることを願っています。

:: 2015/5/24 日曜日::

■[ラノベ]相良良晴と相良義陽「織田信奈の野望 全国版」13巻

織田信奈の野望 全国版 (13) (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2015-05-20 )
絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零(@miyama0)さん | Twitter

Kindle版:織田信奈の野望 1
Kindle版:織田信奈の野望 2

Kindle版:織田信奈の野望 全国版 12
Kindle版:織田信奈の野望 全国版 13

織田包囲網を解除するため、毛利を抑える大友宗麟への使者となった相良良晴。
しかし姫大名 大友宗麟の傍にいる宣教師ガスパールの奸計によって、
一人漂流し、肥後の八代に辿り着くことになってしまった。
そしてその地を治めるのは相良義陽という名前の姫武将で…

今回の舞台は修羅の国、九州。
現在では「ドリフターズ」の島津豊久が有名ですが、
その親世代である島津四兄弟、もとい四姉妹が活躍する恐ろしい地。
姫大名ですら討ち死にすることが珍しくない地獄であろうとも、
全ての実を拾おうとする良晴はブレないなぁ、と思いましたね。

そんな修羅の国だろうと確かに繋がっている島津四姉妹の絆や、
義陽とその妹、徳千代との不器用な姉妹愛とかは尊いですね。
そして良晴はそんな姉妹間の絆をしっかりと結びなおしておきながら、
良晴自身を取り合って姉妹で修羅場が起こってしまうとは、
良晴さんマジぱねぇっす。

暗躍するガスパールとそれにノセられるチョロい官兵衛ちゃん。
そして信玄に謙信にまさかの世良田二郎三郎の登場と、
事態はますます混迷の度合いを増していくんだけど、
果たしてこれはちゃんと収拾出来るのか。
それにエロい挿絵が増えるのか。
色々と気になるので早く続きが読みたいわけなんですが、
どうやら既刊が書き下ろし多数で再刊行されるらしいので、
それの余波がどれほどになるのか心配ですね。

:: 2015/4/19 日曜日::

■[ラノベ]可児江西也の決断「甘城ブリリアントパーク」6巻

京アニが制作したアニメ版が終わってから3ヶ月も経ってからの新刊とか、
営業さんが文句言ってきそうな刊行スケジュールですが無事に6巻が発売!
まぁ、その煽りを食らったのかコップクラフトが延びまくってますが。
流石は賀東招二さん、もう慣れたよ…

というかアニメ版を見て思ったんですが…、
この原作ってアニメのプロト版だったのでは…?
おそらく深く考えたらダメなような気がするので、
これ以上考えようにしたい。
そんな原作の6巻であります。

今回は短編のノリではなくて一冊の長編であり、
西也にとってのターニングポイントでもあると思います。
進行するラティファの呪いと、彼女から授かった王統魔法の代償有りの使い方。
世界一のデジマーランドとそのライバル・コズミックスタジオの対立と、
物語は大きく動いたようなそうでないような。
結局西也はどういった道を歩んでいくのか。
少なくとも、みんなの笑顔のために西也一人が犠牲になる、
という道には行かないようになったのは喜ばしいとは思うんですけども。

それにしても本当にカラーピンナップと内容は殆どリンクしてないですね。
メリーゴーランドだけはリンクしてたけど、それ以外は全く皆無…
いや、うん、ヒロインたちの水着姿や浴衣姿は見れて嬉しいけどね?
でも週刊漫画誌の漫画と関係ないグラビア見てる気分みたいな…?

そういえば作中でもモノクロだけど見開きがありましたね。
こちらは女の子以外も描かれてたので飲み会のカオスっぷりがよく出てたと思いますよ。
しかし飲み会のノリとかも大規模飲み会のあるあるが詰め込まれてて、
賀東招二さんのブラックさが出てたと感じました。
本当にこの手の飲み会の幹事って大変だよね…!

それはそうとコボリーは確かにオタ受けしそうですよね。
ええ、好きですよ! 黒髪ロング!
良いじゃないですか! 好きなんだから!
あとはポニテにしてくれたら最高かな!(開き直り

:: 2015/3/22 日曜日::

■[ラノベ]老獪な大人vs未熟な若者「東京レイヴンズ 13 COUNT>DOWN」

倉橋と相馬の計画「天曺地府祭」まで秒読み段階に入ったクライマックス直前!

老獪な大人たちが周到に張り巡らせた計画を前に後手に廻る夏目たち。
春虎は飛車丸(コン)の回復と、夏目の反魂の固定に忙しく、
大友先生は余裕がなくなるほどに張り詰めた上で独自で動き、
夏目たちの頼みの綱の木暮も陰陽庁の内部から動いているが、
それすらも倉橋長官たちは見越しており…

天海という頼れる大人を中心に活動する夏目たちだけど、
その天海をもってしても更に一枚上を行く倉橋長官たちの計画がエグい!
倉橋長官というより、夜叉丸が中心に献策してそうな気がするんだけど、
それにしたって、自分たちの計画の結果(悪評)を春虎に押し付けようとするとか、
権力を持った人間の周到な計画には舌を巻く思いですよ。

そんな大人たちと比べてまだまだ未熟な所があるのが若者たちで、
特に今回は秋乃がその若者代表って感じでしたね。
秋乃が持つ葛藤はかつて夏目や鈴鹿が通ってきたもので、
だからこそ夏目と鈴鹿の二人は秋乃のことを気遣えているあたり、
二人の成長が見れて微笑ましかったです。
ただ、そんな微笑ましい場面ですらゆっくりとさせてくれない程に、
事態が切羽詰まっているのがキツいですね…

次回にでも「天曺地府祭」が発動しそうだし、
物語が一気に爆発しそうで期待が高まります。
そして夜光の知識を持つ春虎ですら理解が及ばない夏目が抱える問題だけど、
これは夏目の中の北斗が、龍ではなくあの北斗じゃないかとか、
色々と気になる所が多々あるので、早く続きが読みたいですね。

それにしても緊迫した事態でもブレずに幼女好きなすず先輩には笑ったし、
秋乃の「月輪」と春虎が繋がっていたと知った時の鈴鹿の反応には、
「やっぱり鈴鹿はまだ春虎のことを…」と感じられて萌えましたね。
緊張の中にも一粒の萌え要素があって嬉しかったです。

:: 2015/2/21 土曜日::

■[ラノベ]14年前の悪夢「フルメタル・パニック! アナザー」10巻

敵軍に囚われたリーナと、傷付いた機体と身体で敵地に取り残された達哉と菊乃。
3人が死んだと思い酷く落ち込むクララたち新生D.O.M.S.の面々だが、
更に日本からレイヴンの返却要請をされることに。
しかしガルナスタンの実質的支配者となったオルカンは壊れており、
14年前に日本を襲った悪夢の機体を用いて新生D.O.M.Sが身を寄せるクルディスタンに侵攻し…

まさかフルメタ原作2巻に出てきた超重量級ASのベヘモスがまた出てくるとは…
今回はラムダ・ドライバを自重を支える斥力場発生源としてではなく、
遠隔操作用の端末として使用している違いはあるけれど、
それでもその圧倒的な巨体からくる脅威は変わりない訳で。

でも自衛隊の下村さんがあの当時の生き残りという設定がこうして活かされるとはなぁ。
あの時、僚機2機が破壊されて戦意を喪失して手を挙げて吹っ飛ばされたのが下村さんなんですね。
14年前にベヘモスを操ったタクマは「一年もたったら、ほとんどの人は忘れる」と言ってましたが、
下村さんのようにトラウマとして覚えていた人がいるとは思わなかったでしょう。
そしてそれを克服するためにレイヴンを作りあげ見事に一矢報いることになるとはなぁ…
それに今度はクルツの代わりにその娘のクララが見事なショットを見せるオマケ付きですよ。
これは運命を感じさせられるものがありましたね。

そして達哉たちの方ですが…
リーナが死んだと思って情緒不安定になった所に、生き残るために敵兵を殺して…
もうね、どんどん精神が壊れかけていく達哉を見ているのが辛かったです。
そんな達哉が菊乃を押し倒しそうになった時はっどうなることかと。
いや、そのまま押し倒して菊乃の母性に救われるという展開も有りかも…?
などと一瞬思いましたけど、
血と硝煙の匂いが立ちこめる中で三角関係の修羅場を見せてくれたことで、
あそこで踏み留まって正解だったな、と思い直した次第です。(笑

というかリーナと菊乃は仲良くハーレムでも良いんじゃないかな。
かなめとテッサみたいなどちらかを選ぶ結末じゃなくても良いじゃないですか。
幸い菊乃は寛容なようだし、このままユースフに頼んでイスラームに改宗して、
ハーレムを築くのが良いと思います。(キリッ

まぁ、そんなラブコメ的なことを許してくれそうにないほどに、
情勢は世界大戦の崖っぷちな状況なんですけどね。
これから物語のクライマックスが待っているので、
その帰結がどのようになるのか楽しみにしたいと思います。

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