本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2019/7/6 土曜日::

■[漫画]石油へ至る道「Dr.STONE」11巻

Dr.STONE11巻Dr.STONE11巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) | Twitter
作者名:Boichi
Kindle版:Dr.STONE (11)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (11)

GW中暇だったんで相良油田まで行ってきたのですが、
あそこって基本的に自動車じゃないといけないような僻地でしたね…
ロードバイクなら何とか駅から行けるのかもしれませんが、
アップダウンが激しいのでかなりのトレーニングになると思われます。

さて、私はGPSに案内されて自動車でサクサクっと辿り着けたわけですが、
どちらもない千空たちにとっては本当に地道な捜索作業な訳です。
でも、そんな地道な作業の中でも食料や素材を空から探して、
そこからパンとかが生まれるんだから面白いですね。

そんな生み出された中の一つであるカメラなんですが…

私はこの銀鏡反応の時点で気付けましたね!
これは銀板カメラを作ってるって!
というか銀鏡反応とか懐かしいな!
これ、学校の実験でやったなぁ…
学校の実験レベルで実用的なのってこの銀鏡反応くらいでしょうね。

気付けたといえばブラウン管もそうですね。

蛍光塗料の時点で何となく察せましたけど、
仮にもディスプレイ産業に従事している身ですから、
ブラウン管は教科書で読んだことはあるので原理は知ってます。
まぁ、流石に自分で設計したり作ったことはないですけどね。
それにしても科学レベルが一気に昭和にまで来たなぁ…
すげぇ…

どんどん科学のアイテムが生み出される楽しみもあるけれど、
ホワイマンとか予測不可能な展開もドンドン産まれていて、
読めば読むほどハマっていってしまいますね。
アニメ第一話も観ましたけれど、結構良い出来なのでそちらも楽しみです。
1クールだとサルファ剤を完成させるまでとかかなー?
楽しみです。

:: 2019/4/8 月曜日::

■[漫画]遙かなる旅路「Dr.STONE」10巻

Dr.STONE10巻Dr.STONE10巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) | Twitter
作者名:Boichi
Kindle版:Dr.STONE (10)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (10)

ダイナマイトの力で休戦し、司の妹である未来も助けることができて、
これから千空と司の二人が協力しあっていくことになるかと思いきや、
氷月が隠していた牙を剥いて司を排除しようとする事態に!
肺を刺され瀕死の司と貧弱もやしな千空の二人で氷月に立ち向かうことになるんだけど…

相変わらず物語がトントン拍子で進むことなく、
ドキドキとハラハラな展開の連続で全然飽きることがないですね!
氷月が腹に一物持ってるのは予想はしていましたけど、
それでもこの時点でクーデターを起こすとは思ってなかったし、
更に言うなら瀕死の司と千空で勝てるビジョンは見えなかっただけに、
あそこからの逆転には本当に驚かされました。

圧倒的な武力の差がありながらも、
科学の武器があれば簡単に覆せるというのが面白いですね。
まぁ、そこまで持っていけたのも日々のトレーニングの賜物だったといのが熱いです。

理不尽に思えたトレーニングも無駄にはならないとか、面白いじゃないですか。
この時は金狼に感情移入して、グッとくるものがありました。
千空ってば仲間への感謝をストレートに表すから慕われるんじゃないかな、と思います。

そして司を助けるために石化光線の原因を本格的に調査しようと、
今度は長期航海に向けて動き出した千空たちですが、
そのために復活させた新キャラが中々に濃いですよ。

若くて有能だけど性格はアレな海の男、龍水。
自分の欲望に忠実という、物欲に振り切った男なんだけど、
これはこれで悪くないと思っちゃいます。
ここまできたらいっそ清々しいですよ。

地球の裏側まで航海→船作り→機帆船→石油が必要→探索に気球が必要、
と、今回も科学の階段を登るために遠大なステップがあるんだけど、
千空たち科学チームのおかげで駆け足で進んでいくのが面白いですよね。
しかし機織り機まであっという間に作っちゃうとか半端ないの…

先人の知恵を千空が正確に覚えていたからこそなんだろうけど、
これには杠じゃないけど度肝を抜かれましたよ。

でも、度肝を抜かれる展開はこれからもバンバン出てくるので、
続きを読むのがめっちゃ楽しみですね。

:: 2019/2/10 日曜日::

■[漫画]石鹸が生み出す科学の力「Dr.STONE」9巻

Dr.STONE9巻Dr.STONE9巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) | Twitter
作者名:Boichi
Kindle版:Dr.STONE (9)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (9)

囚われたクロムを助けるためにハリボテ戦車を開発する千空だけど、
クロムはクロムで大人しく囚われたままなはずもなく、科学の力で大脱出!
これで司帝国との戦いを一気に進められることになるんだけど、
司は司で電話機を発見して千空の思惑を看破して…

逆転逆転、どんでん返しの大逆転!

少年漫画らしい怒涛の展開の連続で何度も心を揺さぶられましたよ!
これは面白い…!

クロムが牢屋から脱獄するために試行錯誤するのが面白い。
手に入れた電池から発火させて簡単にバレて失敗して、
次は電気分解からアルカリ性の液体を作ってヒモを腐食させるとか、
一気にレベルが上がった感がありますね。

それに追っ手の陽を騙す手腕はクロムの科学力と、
ゲンから学んだハッタリが役に立ってて面白かったです。

そして硝酸を巡る戦いでも、
無血勝利をした直後に司たちが出てきて逆転されてからも熱かった!
チェックメイトされた状態からも諦めず、
みんなの力を合わせて科学の力を生み出す展開は最高ですよ…!

流石にね、私もちょっとは化学を囓ったことがありますからね。
硝酸と硫酸と石鹸(グリセリン)というキーワードだけで察することが出来ましたよ。
ニトロを作るつもりだなって…!

まさかここへきてDr.STONEというタイトルをまた回収しちゃうかと。
1巻の石鹸をDr.STONEと言っていたのはここにも掛かっていたのかと。
ホント、何度も驚かされて、興奮させられましたね!

驚かされたといえば氷月ですね。
ちょっとクレイジーなところがあるとは思ってましたけど、
虎視眈々と下剋上を狙ってたとはなぁ…

どこまでも安定した物語にならないあたり本当に凄い漫画です。
続きが楽しみでなりません。

:: 2018/12/7 金曜日::

■[漫画]加速する科学と進行する作戦「Dr.STONE」8巻

Dr.STONE8巻Dr.STONE8巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) | Twitter
作者名:Boichi
Kindle版:Dr.STONE (8)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (8)

ついに携帯電話(と言うにはゴツいですが)を完成させた千空。
ただ、電話は離れた二人が持っていてこそ真価が発揮されるもの。
道案内のゲンと荷物持ちのマグマとクロムの三人が司帝国に潜入しようとするけど、
監視役のほむらが追跡して…

現代では電波法だなんだで作っても使用することができませんけど、
石器時代においてはそんなの気にすることもなく携帯電話を使えるわけです。
ほむら捕縛作戦で見事に通信機の利点を活かすことで、
石神村のみんなにも携帯電話の凄さを身をもって理解したのが熱いですね。

熱いと言えばあの男…!

大木大樹、久しぶりの登場…!

司帝国のスパイとして雌伏していた大樹と杠が、
携帯電話を得たことで本格的に動き出すわけですよ!
これは中々に熱い!

しかし、ゲンのリリアン声帯模写で騙す作戦の被験者第一号が、
まさかのリリアンガチファンだったのには熱さよりも冷や汗が出ましたね!
本当に千空はトコトン運が悪いですよね。
まぁ、運が悪くても再現性が高い科学で乗り越えるからこそ面白いんですよ。
一昔前に企業面接で流行ったフェルミ推定をも当然のように使いこなすとか、
流石は千空さんやで…

それにしても携帯電話だけでも度肝を抜かれたというのに、
まさか蒸気機関による自動車を作ろうとするとか…

本当にどこまでも読者の予想を超えてくるよなぁ。
作り方も理に適ってるから納得です。
また、失敗が少ないのは先人たちが既に歩んだ道だからでしょう。
もしかしたら石化する前にミニチュアサイズとかで実際に作った経験があるのかも?
なんにしても、本当に凄い。

ジャンプ本誌では既に決着がついている司帝国との戦いですが、
おそらく次巻には全て収録されてくると思います。
メッチャクチャ面白いので今から期待で胸が膨らみますね!

:: 2018/9/6 木曜日::

■[漫画]時を越えて届く声「Dr.STONE」7巻

Dr.STONE7巻Dr.STONE7巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) | Twitter
作者名:Boichi
Kindle版:Dr.STONE (7)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (7)

クロムとカセキのコンビが作った水車によって動力を得た科学王国・石神村。
そこからケータイ作りに向けて連鎖的に次々と発明されドンドン生活が豊かになることで、
石神村の住人たちは科学の恩恵を身をもって実感することになるんだけど、
ケータイの作成には数々の難題が立ちふさがっていて…

竹炭フィラメントで真空管って出来るんだっけ?
と疑問だったんですが、やっぱり駄目だったんですね…

試行錯誤の連続は大変なんだけど、
千空の知識によってゴールが明確に見えている分、まだマシでしょうね。
とはいえ石器時代相当の技術水準で高融点金属なんて無理ゲーだろうと思ってましたが、
まさかバッテリー作成→クロムの洞窟探検→灰重石ゲット→日の出の紫外線で正体判明とか…
ドラマチックにもほどがあるでしょう…!

物語の構成がすこぶる巧すぎて読んでて興奮しまくりですよ。
採掘でのマグマの活躍もそうだけど、
それぞれが得意なことを分業することで問題を解決していくプロセスは、
これも一つの友情の形なのかな、と思います。

それと白夜パパが遺していたものが他にもまだあったとは驚きです。
まさか墓石にガラスで作ったレコードを入れておくとか、
全く予想ができませんでしたよ。

確かに宇宙飛行士くらいのエリートなら有り合わせの材料からレコードくらい作れるでしょう。
もっとも白夜も遺したレコードで息子があんなゲスい作戦を実行しようとするとは、
まったく予想ができなかったでしょうけどね!

それにしても今更ですが、ゲンって普通の漫画なら敵にいそうなキャラですよね。
大樹みたいなまっすぐな主人公を翻弄するライバル役になりそうなのに、
信頼して心強い仲間にするとここまで面白くなるんだなぁ。
ちょっと目からウロコです。

さて、次巻からは千空たちの反撃が始まりますよ。
科学で作ったモノを使っての快進撃は爽快感があるので、
次巻も楽しみですね。

:: 2018/7/5 木曜日::

■[漫画]三千七百年の時を越えて繋がる親子の絆「Dr.STONE」6巻

Dr.STONE6巻Dr.STONE6巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) | Twitter
作者名:Boichi
Kindle版:Dr.STONE (6)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (6)

原始的な生活をするコハクたちの村の名前は石神村…
その始祖は千空の父、石神白夜を含めた6人の宇宙飛行士だった。
しかしその衝撃的な真実の感傷に浸る間もなく、
司たちの勢力は村に攻め入ってきて…

熱い…! 熱かった…!
白夜たち宇宙飛行士も為す術がなかった肺炎を、
その子孫と協力して千空が克服するというのも熱いし、
宇宙でラーメンを食べた子孫たちが、
猫じゃらしラーメンを食べていたという展開も面白かった!
三千七百年という長き時を超えて、人々は繋がっているんだなぁ、と思わされますね。

それにしてもよく子孫が絶えることなく続きましたよね。
近親婚を繰り返すことになったんだろうに、よく大丈夫だったなぁ…
まぁ、出身地が離れてて元々遺伝子的な多様性があったのかもだし。
それと言語があまり変わらなかったのに関しては、
外部との接触がほぼなかったというのもあるでしょうね。
ある意味閉じた集団だったからこそ、色々と保存されて伝わったのかな、と思います。

さて、そんな感慨にふける暇を許してくれないのが司たちです。
ついに司軍が村に攻め込んでくるということで、
外的排除のために一気に科学が進みます。

まさかの日本刀…!
千空たちが製鉄は小規模とはいえ砂鉄を原料にしたたたら製鉄だったから、
確かに日本刀を作る材料は既に揃っていたとはいえ、
こうもあっという間に作ってしまうだなんて…
カセキじーさんの工作力が飛び抜けていることがわかります。
それにしても過去のゲンの何気ない一言が伏線になるとはなぁ…

何気ない一言といえば大樹の「スマホか!?」発言がまさかの伏線で驚きましたよ。

いきなり携帯電話を作とうとするとは…!
もうね、読んでて度肝を抜かされましたよ。
ゲンの気持ちがめっちゃよくわかりますよ。
私なら中途半端に知識があるだけに、
そのハードルの高さを察してしまい尻込みしてしまいます。
でも、それをやり遂げるために躊躇しないのが千空なんだよなぁ。
千空格好いい…

そんな千空に触発されてクロムとカセキじーさんが、
予備知識なしに水車を作ってしまうのにも驚きです。
現代人にとってはたかが水車ですが、されど水車です。
ついに自然から動力を吸い上げる力を手に入れましたからね。
これから一気にケータイ開発が進みますよ。
ワクワクが止まらない…!

今、少年ジャンプで一番楽しみにしている連載です。
早く続きが読みたい…!

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