本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2009/11/14 土曜日::

■[漫画]地球をまっぷたつに割る大決戦!「マップス ネクストシート」8巻

マップス ネクストシート 8 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-11-12 )
定価:¥ 588
Amazon価格:¥ 588
コミック ( 160 ページ )
ISBN-10 : 4797357274
ISBN-13 : 9784797357271
作者サイト:スタジオ秘密基地

地球の対宇宙の急進派であるビスマルクたちの罠に嵌められたナユタたちだけど、
その前に立ちはだかったのはどう見ても前大戦の英雄の一人、リプリム!
どう見てもリプリムなんだけど、地球製のリープタイプ・リプリリスと名乗って、
読者的には何が起こっているのか判らない状態のまま8巻の幕開けとなる訳ですが…

今回は前作からのファンとしては盛り上がらずには居られない展開目白押しで、
リプリムの登場に始まり”さまよえる星人”が残した遺跡に、
それを起動させる遺伝的にゲンの子供であるナユタ!
そしてゲンを彷彿とさせるナユタの行動に最後に出てくる一機のリープタイプ!
これは興奮せざるを得ないですよ!

暴走したリリスを止めるために、遺跡を起動させて地球を割る壮大さもそうですが、
ミュズを身を挺して庇うナユタの姿が主人公してて最高でしたね。
ゲンの血を引いているのが目に見えて明らかな行動に興奮したのもそうですが、
その行動が人間に諦観していたリムの心を動かしたのには判ってはいたけど大興奮でした。
いやー、これだから長谷川先生のファンは止められないんですよねー

ちなみに今回はカバー裏にカラーのお風呂シーンが描かれてたりと、
色々な意味でサービス満載な巻でした。
そして9巻では遂にあの二人が登場する訳で…
ホント、今から楽しみで仕方ないです!

:: 2009/7/14 火曜日::

■[漫画]いざ、デス銀河の地球へ「マップス ネクストシート」7巻

マップス ネクストシート 7 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-07-09 )
定価:¥ 588
コミック
ISBN-10 : 4797355441
ISBN-13 : 9784797355444
作者サイト:スタジオ秘密基地

前大戦での勇者たちによる捕獲作戦を乗り切り、
助太刀してくれたシアンを頼ってリープタイプが暮らす翼の星での一時の休息。
マップス・シェアードワールドで登場したリープタイプも出てきたりと、
サービス精神も忘れない中、遂に明かされる地球の秘密。

ナユタたちが知る歴史と、銀河の歴史が食い違っている謎が、
「銀河伝承族によるコピー銀河の創造と、地球のすげ替え」
という壮大すぎるもので、そのスケールの大きさは流石のマップスと感心しました。
でも謎が明らかになることによって、それほどの壮大な仕掛けを施した、
銀河伝承族の真意がどこにあるのかという疑問がまた更に深まった訳で。

ゲンと星見の遺伝的観点からの息子であるナユタと、
リプミラとダードの設計的観点からの娘であるミュズという主従という、
ムムム…、と唸ってしまう組み合わせが何とも興味をそそられます。
これ、ゲン、星見、リプミラたちが知ったら別の意味で盛り上がりそうだなぁ。(笑

どう見てもリプリムなリープタイプが登場したり、
まさかの金子の離反というか、萌え絵の影響力も面白かったですけど、
やはり一番笑ったのはゲンのツノですね。(笑
まさか作者本人がネタにするとは思わなかったというか…
いや、僕も当時はカッコイイと思ってたんですよ?
時代の移り変わりの哀愁と、それすらもネタに昇華する長谷川先生の度量の広さに感服した次第です。(笑

:: 2009/5/13 水曜日::

■[漫画]壮大なスペースオペラ、感動の最終回「マップス 愛蔵版」6巻

マップス 愛蔵版 6 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-05-09 )
定価:¥ 1,764
コミック
ISBN-10 : 4797352337
ISBN-13 : 9784797352337
作者サイト:スタジオ秘密基地

銀河全てを舞台にした壮大なスペースオペラ「マップス」の最終巻。
大きく広げた風呂敷は最後には銀河どころではなく、銀河群、それらを内包した宇宙、
そして宇宙が幾つも集まった宇宙群、とそれら全てをひっくるめた”世界”にまで及び、
しかもそれらをキッチリと纏めているのが本作の素晴らしい点だと思います。

銀河の存亡を賭けた神帝ブゥアーと、ブゥアーに反旗を翻す反乱軍との三つどもえの戦いは、
銀河に住む一人一人の一所懸命な思いが積み重なって勝利を導いていくというのが凄い。
ゲン本人が勇者はいなかった、勇者がいない方が良いとまで言って最後のガタリオンとの決戦に臨み、
ゲンたちが自分たちが生きる明日の為に、ブゥアーを乗っ取るしかなかったガタリオンたち、
そして初期宇宙の文明が遺した記録装置ブゥアーを倒していくという展開は、
結局各々の正義を貫き通すエゴとエゴのぶつかり合いなんだけど、
だからこその見応えがあって非常に面白かったです。

また、最終巻には数多くの外伝も収録されており、
リプミラがゲンと出会う200年以上前のダードが誕生する時のエピソードや、
ゲンたちが星図を手に入れる過程での珍道中、
また、シアンが騎士としての生き方を学んだ頃のエピソードだったりと、
面白いものが多かったです。

愛蔵版6冊という形で再び読むことが出来た訳ですけど、改めて読んでも面白かったし、
現在読んでも充分通用する面白さがあることを再認識しました。
ネクストシート単体でも当然面白いですけど、やはり原点である「マップス」は外せないですよ。
ネクストシートしか知らない人がもし居るなら、是非ともこの愛蔵版を読んでいただきたいです。

:: 2009/4/16 木曜日::

■[漫画]リプミラ復活と神帝ブゥアーとの最終決戦の幕開け「マップス 愛蔵版」5巻

マップス 愛蔵版 5 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-04-09 )
定価:¥ 1,764
コミック
ISBN-10 : 4797352329
ISBN-13 : 9784797352320
作者サイト:スタジオ秘密基地

記憶を奪われただけでなく偽の記憶を植え付けられゲンに殺意を向けるリプミラだけど、
ゲンとの間に紡がれた絆は偽の記憶よりも強く、何度読んでも感動してしまうし、
また、同胞を救うために憎き伝承族に従ってきたスガラがその本懐を遂げ、
その感動に流す涙にはぐっと来るモノがあるなぁ。

ファーストボーンが語ったさまよえる星人の真実は、
伝説の力などというものが存在しない、という事実を突きつけるものだったけど、
それは同時に何物にも束縛されない自由な心こそが重要であることを示し、
その心の持ち主であるゲンがリープタイプを解放し、第八軍を動かしたんですよね。

そして期日より早く開始された神帝ブゥアーとの戦いでは、
銀河全域を覆う圧倒的なスケールの大きさに畏れを抱かずにおれないけれど、
それでも奮闘する八つ軍団をあざ笑うかのように暗躍するガタリオンたち反乱軍。
しかしガタリオンの意に反して立ち向かうダードのその勇姿と、
兵器として生まれながらも最後までラドウを気に掛けていた姿には漢を見たなぁ。

ゲンやリプミラのような勇者と言われる人間だけでなく、
星見のように力のない人間やシアンや名も無き兵士にビメイダーの一人一人が懸命に戦い、、
限りなく小さくともその勝機を諦めずに出し尽くそうとするドラマは圧巻の一言。

その目論見を成就させようとするガタリオンとの最終決戦も目前に迫っており、
最後まで目が離せませんね!

:: 2009/3/15 日曜日::

■[漫画]立ちはだかるは銀河の勇者…!「マップス ネクストシート」6巻

マップス ネクストシート 6 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-03-11 )
定価:¥ 588
コミック
ISBN-10 : 4797353554
ISBN-13 : 9784797353556
作者サイト:スタジオ秘密基地

惑星ツベルグでの白銀の支配者エラルードとの予期せぬ邂逅に驚く暇もなく、
ジャンバ王ツキメが率いるかつて銀河を救った十の魔物の生き残りの六の魔物、
前作で活躍した銀河の勇者たちが七勇太たちを消去する為に動き出す!
ブゥアーの後継者を生み出す危険性を消去する為に策を弄する勇者たちと、
例え作り出された命だとしても今生きていることを守るために七勇太は立ち向かう!

戦力では圧倒しながらも不意打ち、星を盾にした策略、波状攻撃、
と形振り構わぬ卑怯と言われても仕方のない速攻を掛けるツキメたち。
彼ら銀河の勇者に掛けられる重責から仕方のないこととはいえ、
それでも承伏しかねるものがあったのは確かで、
傷つきながらもそこを指摘した武士道を体現するズローニンと、
それに共鳴した騎士道精神を尊ぶリプシアンの参戦は痛快でした。

大のために小を切り捨てるザザーンのやり方は実は昔から変わりなく、
かつてはダードと戦うリプミラを切り捨ててでもゲンに地球への帰還を促したんですよね。
ゲンとリプミラの二人が居なくなって60年で昔のザザーンに戻ったんだなぁ、と。
それに対してシアンは変わらずシアンのままで安心しましたよ。

銀河どころか宇宙そのものの命運を賭けることになりかねないけど、
自分とミヤコ、そしてミュズの命を守るために前へ突き進む七勇太はカッコイイですよ。
カッコイイと言えば久しぶりの再登場で無駄にエイブが格好良くて驚きましたよ。
仮面を被ってるなんて卑怯だと思う!
まぁ、その後でらしいトコを見せてくれて安心しましたけどね。(笑

:: 2009/2/12 木曜日::

■[漫画]長期連載お約束な記憶喪失イベント発生で大ピンチ!「マップス 愛蔵版」4巻

マップス 愛蔵版 4 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-02-10 )
定価:¥ 1,764
コミック
ISBN-10 : 4797352191
ISBN-13 : 9784797352191
作者サイト:スタジオ秘密基地

青き円卓こと地球にて銀河統一を為し、
銀河どころか宇宙全体の運命を背負うことになった勇者ゲン。
人一人の背中に背負うには重すぎるその重圧に思い悩み苦しむんだけど、
ラブコメ的展開を経て、星見のお陰で潰されずに前に進んでいく…
リプミラとは違った戦わないヒロインなんだけど、良いんですよねー、星見。
応援したくなります。

ゲンは遊撃隊として伝承族の本拠地に向かうもニードルコレクションの襲撃を受け、
部隊が分断されてしまうんだけど、リープタイプは逞しいもので全員生存。
ただ、リムは伝承族により再生されたダードに襲われと再生ラドウを連れ去られ、
シアンはヒィと共に光破船団を復活させようとするも、悲しい別れを体験し、
二人とも成長していくんですよね。

そして主人公のゲンとリプミラは銀河系外まで飛ばされてしまい、
成り行きで付いてきてしまったシスター・プテリスの三人で騒がしい帰還への旅路につくも、
銀河系外知的生命体とコンタクトを取ったり、ニードルコレクションに再度襲われたりと、
波瀾万丈が尽きない冒険に。

ゲンがビメイダーの問題を目の当たりにしたり、
肝心のリプミラがニードルコレクションの攻撃で記憶が消去されたりと、
息つく暇もないほどの展開に何度読んでも興奮が尽きませんよ。
いやー、やっぱりマップスは面白い!

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