フラン☆Skin

ジャロウデク王国が乾坤一擲で建造してきた飛竜戦艦ヴィーヴィル。
空飛ぶ要塞とも言える巨大兵器を前にして新生クシェペルカ王国はまたもや劣勢に立たされるも、
エルネスティたち銀凰騎士団たちがその討伐のために前線に向かい、
早速会敵することになるんだけど…

ディートリヒの成長がめざましいですね。
かつてはベヒモスを相手にして逃げ出してしまったディーですが、
二度と逃げ出さないと奮起して立ち向かう姿は正直、かなり格好良かったです。
こんなに格好いいキャラになるとは想像できなかったなぁ。

そして立ち向かいながらも自分に出来ること、出来ないことをしっかりと把握し、
エルくんにヴィーヴィルを任せて、
自分にできることをやろうとする姿を見てると、
本当に成長したんだなぁ、と思いますね。

そしてエルくんですが、
この世界の物理というか、真空についての知見が敵より足らなかったので、
良いところでヴィーヴィルを取り逃してしまいましたが、
エルくんのことですから次は完勝できると確信する次第です。

大西域戦争もそろそろクライマックスですね！
アニメ版の最終回に追いつきそうですが、
是非ともその後もコミカライズが続いて欲しいものであります。

”サバラモンドの落とし子”という組織の手足となる人物に捕らえられた匠。
それに雇われた殺し屋の阿牙倉一家に胴体を切断されたミサキちゃんだったが、
屍神殿からゾンビからヴァンパイアへと進化させられたミサキちゃんにとって、
そんなことは全然問題ないのであった…！

屍神殿ことポルカくんはわりとのほほんとしているけれど、
その裏では匠くんたちがかなりバトルことになってますが、
まぁ、それはミサキちゃんたちの実力を信じているからでしょう。
実際問題、阿牙倉相手にもどうにかなっちゃってますしね…

いくら闇の世界での実力者とはいえ人外を相手なんてしたことないでしょうし、
怪人ソリティアと同類のトリックと考えてしまうのも仕方ないですよね。
種も仕掛けもあるんだけど、それは死霊術という種なんだよなぁ。

そして”サバラモンドの落とし子”という組織ですが、
警察内の協力者は意外なところから出てきましたね。
警視総監がちゃんと把握していたのも驚きましたが、
細呂木さんがポルカくんに頼んだやり方には驚きました…

あと、小夜さんが言ってる通り全く嘘をついてないのがヒドイ…ｗ
それと、小夜さんは良い感じに外部の人間って感じだから、
わりと痛いところを突くというか客観的に見てくれるので、
良い刺激になっているように思います。

それと毎度恒例の巻末書き下ろし小説ですけど、
結構核心的なところに入ってきましたね。
うーん、向こうの人たちがもっと新宿に来る可能性もあるのだろうか…
ポルカくんは嬉しいかもしれないけれど、地球の人たちにとっては災厄かもしれない…

夏休みは終わったけれど海夢ちゃんと新菜のコスプレな日々は終わらない！
初めて参加したサンシャイン60でのコスプレイベントに、
以前と同じ雫たんの別の衣装で参加することに！

5巻ラストで新菜がヘッドドレスのリボンの位置で悩んでいたのは、
この衣装に関してだったんですね。
確かにエロゲを含むゲームのキャラというのは衣装が一つな訳がないんですよね。
昨今ではVtuberでも新衣装があるのが当たり前ですし、
それが源流となるエロゲキャラならさもありなん、というものでしょう。

それにしても初期に海夢ちゃんを撮影していたお姉さんが再登場するだけでなく、
涼香さんという名前まで出てくるとは思いませんでした。
確かに海夢ちゃんの行動力ならSNSで交流してたりしてそうだしなぁ。
それにしても海夢ちゃんの雫たんコスから元ネタのエロゲに手を出すとか、
涼香さんも中々にオタクでいらっしゃる…

そしてコスプレイベントで新たに出会った昴コスの姫野あまねさんですが、
コスプレイヤーでは普通にいる女装コスの方！

女装コスあるあるを教えてくれるだけでなく、
既製品をそのまま使ったコスプレという、
王道というかハードルが低い入門編を教えてくれて、
これはこれで興味深かったです。
まぁ、こういった店があるのは大都市圏だけでしょうけど、
それでも「ある」というのは心強いことでしょう。

後半からは表紙にもなっているバニーガール編ですが、
確かにバニーガールというのは普遍的に人気が高いんですよね。
最近だと「りゅうおうのおしごと！」でも姉弟子がフィギュアになってたし、
数ヶ月前はFGOでもスカサハ師匠がバニーになってくれてましたからね。
オーソドックスなバニーガール衣装というのはトラディショナルであり究極だと言えましょう。

そして新菜は慣れてきたからこそ陥ったミスで凹んでましたが、
悩みながらも人に聞くことが出来ただけ十分及第点は取れてると思いますよ。
若い時にミスをしない人なんて居ないんだから気にしない方が良いですよ…！
というかこの6巻は新菜の心にこびり付いた澱を取り除くようなエピソードが多かった気がします。

それはそうと海夢ちゃんのバニーガール姿は最高でしたね…！

キャラのコスプレも素晴らしかったけれど、
素のバニーガール姿も最高の一言ですよ。
やはりバニーガールというのは最高の衣装ですよ…
ちなみに私はドラゴンボールで植え付けられました。

それにしても海夢ちゃんは本当に良いキャラですよね…
バニーガールを熱く語る姿も良かったし、
ペロンって脱げないと知って「サンタはいないんだ」と知った時に近いガッカリする所も良いし、
バニーのタイツについて熱心に新菜に語るところも最高でした。

そんな海夢ちゃんと新菜が付き合っているのか気になるのはわかりますが、
新菜にはちょっと刺激が強すぎるので…
7巻での新菜の心境の変化に要注目ですね…！
あと、そろそろジュジュ様にも会いたいので何卒よろしくお願いしたいところです。

フォンタニエで新生クシェペルカ王国の再興を宣言して勢いを増したエルたち一行だが、
ジャロウデク王国もさるもの、色々と対策を打ってきて中々攻めあぐねていた。
しかし、ジャロウデク王国が抱える狂気のマッドサイエンティストが生み出した、
機械仕掛けの巨竜が新生クシェペルカ王国を襲い掛かり…！

ジャロウデク王国のドロテオ卿、主君が身罷り嘆いていますが、
そもそも侵攻してきたのが自分たちだということを理解してない気配が濃厚ですよね…

殴りかかったら殴り返されただけなのに、
正に身勝手のお手本のような復讐心ですが、
エルくんにはそんな機微は搭載されていないので、
暖簾に腕押しになる気配が濃厚なのがドロテオ卿にとって一番の不幸な気がします。

それにしても機械仕掛けの巨竜、飛竜戦艦ヴィーヴィルですが、
敵ながらカッコイイフォルムですね…

色々と面白ギミックも満載なので、
エルくん的にはとても大満足できそうな敵ですが、
そもそもロボットではないので認めない気がしますね。
まぁ、アレだ。
モビルスーツ対モビルアーマーというのも熱いと思うんですよ。
大抵の場合はコンパクト＆ハイパワーなモビルスーツの方が有利な気がしますけどね。
質量を持った残像みたいなギミックがなくても勝てそうな気がします。

さて、次回はヴィーヴィルｖｓイカルガですね…
作画コストが大変そうだけど、加藤拓弐さんには頑張っていただきたいですね…！ｗ

ダンまち本編のコミカライズ担当である九二枝さんが心身を崩されたのか長期休載されているんですが、
流石に人気作のコミカライズが止まったままなのは読者だけでなく出版社も困ったのか、
戦争遊戯編の次である、春姫編を矢町大成さんがコミカライズされることになりまして、
その単行本の1冊目がこれになります。

既にアニメでは描かれてますがコミカライズは最初の方から丁寧に描かれてます。
第0話として原作ダンまち4巻に収録されているヘスティア・ファミリア結成初期の話である、
「女神へのカンパネラ」を描いた後に、
団員を増やした今のヘスティア・ファミリアを描く、というのは上手い構成だと思います。

そして初手で借金二億ヴァリスネタをかますのはヘスティア様らしいなぁ、とも思います。

借金があっても仲間の絆は傷付かないし、
むしろ結束を強くするあたりはヘスティア様の人徳、もとい神徳ですよね。

今回の春姫はまだ序盤の顔見せ程度で、
むしろアマゾネスたちの縦横無尽っぷりが印象に残ってしまいますが、
春姫の悲哀と諦念が混じった瞳は印象的なので、
冒頭でベルくんが気づいたリリの笑顔みたいに、
春姫の心からの笑顔を見せてくれるシーンが今から待ち遠しいです。

ちなみに巻末には原作者である大森藤ノさんの書き下ろし春姫短編がありますので、
原作ファンは見逃せないですよ…！

褐色ギザ歯キャラのベロニカのコスプレをするために海夢が黒ギャルに！？

読モやってるのに日焼けして大丈夫なの！？
というか一日海に行っただけでこんなに真っ黒に？？？
と思ったらファンデーションだったらしく…
いやはや本当に驚かされましたね。
海夢ちゃんは行動力がありすぎるので見事に騙されましたよ…

この5巻は海夢ちゃんと新菜の夏休み中の充実したコスプレ活動でしたね！
コスプレだけでなく、一緒に服を買いに出かけたり、
一緒に夏祭りに行ったりとデートしまくりですよ、デート！
新菜は全然意識してないっぽいけど、ひたすらデートしまくりですよ！
ジュジュ様！　のんびりしてる間に青春しまくりですよこの二人！

それにしてもショップの店員がダサいと思ってしまうほどに似合ってない新菜の服も、
海夢ちゃんが見ちゃうとどれも大しゅきに見えちゃうとか、恋は盲目ですね！
そんな海夢ちゃんがとても可愛いと思うのですよ。

そして漫画喫茶のカップルシートで話す二人が良き…
自分にはハーフツインのような髪型が似合わないと言う海夢ちゃんに対して、
軽いノリではなく、真剣に考えて似合うと思うと伝えるとか…
これだから新菜はカッコいいんだよなぁ。

海夢ちゃんも新菜が嘘をつけないし、本気で言っているのがわかっているだけに、
本気で照れてしまうし、何度も惚れちゃうんですよ。
これが極上のラブってもんやで…！

そしてそして！　5巻の目玉の一つはやはりラブホ回です！
いやまぁ、ラブホといっても撮影スタジオとして行ったんですけどね！
うっかりでやらかした海夢ちゃんですが、
撮影自体はちゃんと上手いこと行ってたんだけど、
ラブホというシチュのせいでエロい雰囲気になったのにはドキドキでしたね…！

海夢ちゃんの感じちゃった声、エロ可愛かったなぁ…
騎乗位からの対面座位とかエロいにも程があるよ…
そりゃ新菜も捗るよ…

夏祭りと花火大会では新菜の嘘がつけないところから、
海夢ちゃんの浴衣姿のうなじにグッときたのがバレてしまい、
とってもニヤニヤできるデートでしたね…
新菜はずっと雛人形を作るための修行に没頭してきたけど、
それだけでは感じられなかった五感に訴えかける体験ができて、
海夢ちゃんと一緒にすごせて最高の夏休みでしたね…！

恋人未満な二人のラブラブなコスプレ活動が最高の5巻でしたね。
これはこれで最高に素晴らしいと思うのですが、
そろそろジュジュ様が再登場してくれないかな、と思います。
せっかくできたコスプレ仲間なんだし、合わせをやって欲しいですね！
まぁ、二人でずっとイチャコラするのもそれはそれでアリだとは思うんですけども！ｗ