本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2018/3/12 月曜日::

■[ラノベ]未来への脱出「魔法科高校の劣等生 24 エスケープ編 上」

魔法科高校の劣等生24 エスケープ編 上魔法科高校の劣等生24 エスケープ編 上
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生

質量エネルギー変換魔法”マテリアル・バースト”を使える司波達也を排除するため、
新ソ連とUSNAが共同で立ち上げた金星テラフォーミングプロジェクト、ディオーネー計画。
即座にその真の狙いを看破した達也は国内の同調意見を無視するも、
更に七賢人のレイモンド・クラークがシルバー・トーラス=司波達也であると暴露し…

恒星炉がここへきて重要になってきましたね。
今までも達也は恒星炉を作ることを推し進めてきて内外に示してきましたが、
それがこうやって相手の狙いを外す手段として使われることになるとは…
本当に達也は先見の明があるというか、ありすぎるというか…
エレメンタルサイトとはまた違った能力ですよね、これは。

ただ、それだけで他国の思惑を外せるわけではなく、
まだまだ国内外がきな臭くなっててクライマックスが近いことを感じますね。
光宣もなんだか変な感じになってきてる上に、
リーナの身辺も心配になってきてますし。
しかし、リーナは軍がまるでマフィアの手先みたいだと言ってましたが、
アメリカって昔からそんなもんじゃないでしょうか。(偏見

そんな世界情勢だけでなく、ちゃんとサービスシーンが入ってきてるのは、
ある意味流石というか、ラノベらしいというか…
甘えた声で裸で甘えてくる深雪さんの破壊力は高いっすわー…
そして水波のおへそで赤面する十三束くんってば純情だわー…
まぁ、今回は困ったちゃんだったけど。

しかしそんなサービスシーンを見せてくれた水波だけど、
まさかまた穂波さんと同じようなことになるとは…
これは… 流石に達也は黙ってないんじゃないかな…

下巻は来月発売なのであまり待たなくて良さそうですが、
それでも何だかんだで1ヶ月は長いので、早く読みたいです。

:: 2017/8/16 水曜日::

■[ラノベ]戦争への足音「魔法科高校の劣等生」23巻

魔法科高校の劣等生23巻魔法科高校の劣等生23巻
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生

ブラジル軍によって戦略級魔法「シンクロライナー・フュージョン」が紛争地帯で使われ、
更に大亜連合の手によって「霹靂塔」が使われてしまった2097年。
魔法師への非難が高まる中、十師族からも孤立し始めた達也に更なる逆風が吹き荒れる。
それは金星テラフォーミング計画「ディオーネー計画」へのトーラス・シルバーへの参加要請に見せかけた、
戦略級魔法「マテリアル・バースト」を使用できる達也の木星への追放令で…

達也と真夜と十文字先輩の魔法は三竦みだと思ってたんだけど、
バリオン・ランスによってその構造を崩すとは面白かったです。
九校戦で十文字先輩の魔法の一端を垣間見ることができ、
更にリーナの魔法を体感することで対抗策を講じた達也の非凡さには脱帽ですよ。

ただ、その非凡さ故なのか、どこからもつまはじきにされるのは辛いものがありますね。
深雪が苦悩している通り、どれだけ尽くしても排斥されるだなんて…
達也本人はそんな苦悩とは殆ど無縁なんだろうけど、
だからこそ、深雪のような身近な人間は達也以上に思い、悩まされるんだと思います。

まぁ、達也がつまはじきにされる中でも味方になってくれる友人がいるのは心強いですね。
私としては真由美さんもその友人の中に居て欲しかったんだけど…
流石に根っからの十師族だから、思考がそっちよりなのがネックだったのかなぁ。
むしろリーナの方が達也よりの考えだったのが興味深いですね。
映画でもそうだったけど、意外とリーナが今後のキーパーソンになりそうな気がします。

しかし「ディオーネー計画」の中身といい、流石は大国ですね。
自分たちでルールを作り、本人たちは抜け穴を使って痛い目を見ずに、
相手だけを嵌めるやり方はとても欧米らしいと思いました。

クラーク親子によって窮地に立たされた達也だけど、今後どうするのか…
どうにか深雪と幸せに暮らして欲しいものです。

:: 2017/6/18 日曜日::

■[ラノベ]囚われの姫君「魔法科高校の劣等生 22 動乱の序章編 下」

魔法科高校の劣等生22巻魔法科高校の劣等生22巻
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生

劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女を見て思ったのは、
第二次世界大戦中の日本の陸軍と海軍の対立が再現しているということでした。
同じ軍だというのにライバル視して、情報の共有ができてない故の内部対立とか、
傍から見ているとマヌケなんですが、この22巻でもそう感じましたね。

情報部に所属する十山家の魔法師が達也を危険視して色々とちょっかいをかけるとか、
陸軍と情報共有していればそんなバカなことをするなんてあり得ないはずなのに…
とか思ってしまいますが、まぁ、それもまた四葉の秘匿性が生み出した歪みの結果なのかも…
とはいえ、それに巻き込まれるというか介入していく一高の面子には迷惑な話なんでしょうね。

侍郎を鍛えるエリカの心境が当初は理解できませんでしたが、
終盤で分った時はとても納得できました。
こう、どこまでも前向きなところがエリカらしいな、と。
普通の作品だったらエリカも充分メインヒロインを張れる器だと思いますよ。
まぁ、この作品では深雪さんがとてつもなくヒロインしてるので活躍する場面少ないけど。

とはいえ、今回のヒロインはやっぱり詩奈でしょうね。
囚われの名家の令嬢とか正にヒロインですよ。
深雪を第一に考える達也の言動に憧れを抱く当たり、
完成がとても普通の女の子してるところも良かったですね。
まぁ、普通というよりも少々乙女チックがすぎるかもしれませんが、
それもまた良し。

あと、リーナにちょっとだけだけど出番があったのが嬉しかったです。
劇場特典に付いてきた美少女魔法戦士プラズマリーナのことを思い出すと、
二度美味しかったです。(笑

:: 2017/6/17 土曜日::

■[漫画]勝利を呼ぶ少女「魔法科高校の優等生」8巻

魔法科高校の優等生8巻魔法科高校の優等生8巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:佐島勤
作者名:森夕
Kindle版:魔法科高校の優等生 (8)
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の優等生
DMM電子書籍:魔法科高校の優等生 (8)

劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女、良かったですね。
何が良かったって、やっぱりリーナですよ、リーナ。
アニメだけを見ている人にはチンプンカンプンだったでしょうが、
原作の来訪者編で出てきたUSNAスターズ総隊長アンジー・シリウスその人です。
予想以上に可愛いヒロインしていて非常に良かったですね。

ヒロインの魅力をこれでもかというほどに引き出す「魔法科高校の優等生」で、
リーナが登場するのが今からとても楽しみになりましたよ。
まぁ、来訪者編に入るのは後10巻くらい掛かりそうですが…!

この8巻では九校戦編の新人戦のクライマックスですね。
特にほのかのバトルボードでの激闘は原作ではなかった場面なのでとても見所がありました。
原作でも予選の時点で三高が優位とあったけど、
予選突破人数のことだけではなく、選手の実力も加味しての発言だったのかなぁ、
と納得するほどに決勝戦の相手である四十九院沓子選手は強かったですね。

それと、深雪と雫の熱戦も良かったです。
原作準拠でしたが、やはり魅力的なヒロインが実力をぶつけ合う展開ってのは良いモノですね…

次巻ではそろそろ深雪さんのミラージバットの出番でしょうか。
達也の活躍を描くなら、その後になりそうだけどどうなるんだろうなぁ…
とても楽しみです。

:: 2017/2/16 木曜日::

■[ラノベ]若手たちの動向「魔法科高校の劣等生 21 動乱の序章編(上)」

魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉 (電撃文庫)
著者/訳者:佐島 勤
出版社:KADOKAWA( 2017-02-10 )

Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生

沖縄で一騒動はあったけれど無事に三年生に進級しようとしていた司波兄妹。
しかし、そこに世界を揺るがす大ニュースが舞い込む。
それはブラジル軍がゲリラ相手に戦略級魔法を使ったというもので、
これによって各国の戦略級魔法師とそれを取り巻く環境が動き出し、
隠された戦略級魔法師である達也も否応なく巻き込まれることになり…

今年の新入生総代の三矢詩奈ちゃんは素直可愛いですね。
十師族直系だけど末っ子だからなのか真っ直ぐ育った可愛さというか。
魔法的な聴覚過敏というハンデを持っていながら、
それでもこれだけ素直に育っているんだから、
両親から愛されてたんだなぁ、と思います。

そして詩奈ちゃんの幼馴染みである矢車侍郎くんですが、
こちらも才能不足というハンデを持ちながら努力を怠らず心を折らず、
自分ができる精一杯をやってきているのは好感が持てますね。
とはいえ世界情勢的にそれが許されるかはきな臭くなってきたので、
エリカに鍛えられれば良いと思います。
詩奈ちゃんに嫉妬されるのはそれはそれで美味しいですし。(笑

しかし世界情勢は本当にヤバい感じになってきましたね。
二十八家の若手で会合を持ったりと日本の魔法師も動いてないわけではないけど、
下手に家の事情を絡めようとしたりする人のせいで、
達也がハブられそうになってるけどどうなるのかな…
一条が上手いこと動いてくれると良いんだけど。

それにしてもサブタイトルが本当に不穏ですね。
すでに新ソ連からの侵攻が始まっているのに序章とか、
これからどんな動乱が起こるのだろう…
不安なので続きを早く読みたいですね。

それと真由美さんは相変わらず良いラブコメヒロインでした。
次巻での活躍も楽しみです。

:: 2016/9/11 日曜日::

■[ラノベ]南の海と四葉の兄妹「魔法科高校の劣等生 20 南海騒擾編」

魔法科高校の劣等生 (20) 南海騒擾編 (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2016-09-10 )

Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生

今回の魔法科高校は1冊のボリュームに収まっているので丁度良い塩梅です。

四葉家の仕事で沖縄に訪れることになった司波兄妹。
表の仕事では5年前の沖縄戦の追悼行事への出席ということだったが、
裏の仕事は久米島沖の人工島竣工記念イベントを狙ったテロの防止。
折しもあずさたち卒業生たちの卒業旅行も沖縄で、
更にほのかと雫も北山家がイベントに招かれている関係で合流して…

沖縄だから水着イベントがあるかと思ったけど、春先だったのでなかったでござる…!
いや、それでもほのかはアグレッシブに攻めてくれたので水着0ということではなかったですけどね!
むしろ深雪さんは脱がないからこそのエロさがあるというか。
雰囲気に酔った深雪さんの積極性も良かったですし、
寝込みを襲おうとしているところはとてもキュンキュンしましたね!
やはり兄妹から婚約者に変わったことでリミッターが解除されつつあるのでしょうか。
呼び方も変わってきてますしね。

テロ防止作戦ですが、まさか大亜連合のあの二人が今度は友軍として参加するとは…
生きたまま捕虜にしたから捕虜交換があったとは思ってたけど、
降格とかされてなかったのは意外でしたね。
「灼熱のハロウィン」で十三使徒が死んだことから考えると、
精鋭が欠けたとかの台所事情があるのかもしれませんが。

テロ作戦ですが裏から糸を引くイギリスの黒幕っぷりがなんともイギリスらしかったですね。
それに操られたオーストラリアから来たテロ作戦応援要員の二人が可哀想になってきます…
世界の裏側では老獪なジジイたちが暗躍しているので、
まだまだ面倒な事態になるでしょうね。
次回から司波兄妹は三年生に進級することになりますが、
学校のイベント以上に四葉家として、魔法師として大変になりそうで心配です。

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