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:: 2012/9/18 火曜日::

■[漫画]圧倒的な緒方の実力「ベイビーステップ」23巻

ベイビーステップ(23) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2012-09-14 )
コミック ( 192 ページ )

表紙はなっちゃんですが、実は殆ど出てきておりません。
まあ、前巻で最高に萌えな展開を見せてくれたので、
その余韻が味わえるとも思えますが…

遂に準々決勝に進んだエーちゃんですが、
今回の相手はかつて池くんのライバルであった緒方!
腰椎を故障してしばらく表に出てこなかったけど、
そのポテンシャルは既に世界レベルな池と同等と言われる相手に、
エーちゃんは果たして勝つことが出来るのか…?

突出した得意な決め球があるわけではなく、オーソドックスにただただ強い。
今まで積み上げてきたモノを駆使しても勝てない相手に、
昔からそうであったように、新たなチャレンジを試すエーちゃんの姿に、
強くなっても変わってないのを感じられて少し安心しましたね。

しかし緒方のキャラは意外だったというか珍しいというか。
圧倒的な実力を持ちながらも、何というか草食系と言いましょうか…
そこら辺がつけ込めるトコなのかもしれないけど、
しかしながらその壁は高くて割りと絶望させられますね。

ただ、その絶望を乗り越えてきたのがエーちゃんですし、
次巻での逆転劇を楽しみに待ちたい所であります。
ただまぁ、今まで逆転できるかも? という所で何度か負けてきたので、
そう簡単に安心できないのがこの「ベイビーステップ」なんですけどねー
あー、ホントハラハラするわー…

:: 2012/7/19 木曜日::

■[漫画]テニスもラブコメも最高潮!「ベイビーステップ」22巻

ベイビーステップ(22) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2012-07-17 )
コミック ( 192 ページ )

全国3位のシード選手、岡田相手の大接戦を描いた22巻!
いやー、熱い! 表紙の赤みが強いのも頷ける大熱戦でしたよ!
スポーツ漫画としての真骨頂を見せつけられるかのような手に汗握る展開でした!

今までエーちゃんと戦ってきた実力ある選手は誰もがそうでしたけど、
エーちゃんに解析されて弱点が浮き彫りにされ、ひたすら粘られたら、
そのせいでスランプ脱出して成長しちゃったりするんですよね。
今回の岡田もそうで、「理想のない挑戦は逃げ」という意識を持てるようになり、
一皮剥けたせいで全国3位の真価が発揮される様は敵ながら天晴れでしたよ!
惜しくも敗れても今後の展望も開けたようで何よりだと思いました。

そんな岡田相手に本当に粘って勝利をもぎ取るエーちゃんは本当に凄いですよね。
諭吉が公式戦でのエーちゃんとの対戦という夢を叶えられたのも、
全てはエーちゃんの今までの頑張りを一番傍で見ていたからというのも頷けるぐらい、
妥協無く質の高い努力を続けられる本当に良い選手だと感じられます。

そしてこの作品のもう一つの魅力であるラブコメ要素ですが、
エーちゃんの試合結果を息せき切って聞きに来るなっちゃんも可愛かったですが、
いきなり&まさかの丸尾家と鷹崎家のご対面イベントが大変ニヤニヤできて素晴らしかったですね!
しかもソコに清水さんが絡んでくるとかどんだけ読者を萌えさせれば気が済むんだと!

しっかし、なっちゃんは清水さんのあの涙だけで気付いちゃうかー
うーん、やっぱりなっちゃんも一人前の女の子なんだなぁ。(←失礼
巻末おまけの女の子らしいことをしたい清水さんを読んじゃっただけに、
清水さんの切なさが凄いことになってるんだけど、恋の逆転は無理っぽいからなぁ…
いやホント、清水さんには幸せになって欲しいです…
エーちゃんを取るのは無理だと思うけど…、ね…

:: 2012/5/6 日曜日::

■[漫画]パワフルな地味「ベイビーステップ」21巻

ベイビーステップ(21) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2012-04-17 )
コミック ( 192 ページ )

遂にエーちゃんの未来を決する全日本ジュニアの開幕。
そんなシチュエーションだからこそ、流石にプレッシャーで調子を崩しますが、
でもそこからしっかりと立ち直るのがエーちゃんですよね。

初めの関門は全国でも有名なんだけどちょっと知名度に欠ける岡田。
難波江も評価しているプレイヤーなんだけど、
ガタイは良いのに「もってる」か否かを気にするネガティブ思考なんだけど、
テニスのスタイルはハイリスクハイリターンで超攻撃的。

そんな岡田に序盤は苦戦してもすぐに対応してくるのはエーちゃんは流石だと思いましたが、
そこから更に井出曰く「ジャンピング岡田バズーカ」という秘密兵器を出してくるあたり、
流石は全国ジュニア、そして全国区のプレイヤーだと思わされますね。
とはいえ第一セットを落としたとはいえ、持ち前の学習能力の高さと、
そこから最適解を導き出すエーちゃんはやっぱり主人公だと思わされます。

今までもエーちゃんは荒谷みたいに伸び悩んでいるプレイヤー相手に、
その持ち前の適応力と対応力で対することで、相手を成長させてきましたが、
今回の岡田も正にそんな感じでどんどん強敵になってきていますが、
それすらも打ち破ってくれると期待せざるをえないです。

それt今回は試合展開がメインでラブコメ要素は少なめだったとはいえ、
序盤でエーちゃんと再会した清水さんが、運命を感じた直後になっちゃんとの仲を知ってしまう展開には、
正直「うわちゃー!」と思わずにはいられませんでしたが、
このままで終わるとは到底思えないのでこちらの方面にも目が離せません。
でもどうなるんだろう…?

:: 2012/2/18 土曜日::

■[漫画]現在マガジンで一番の正統派ラブコメ漫画「ベイビーステップ」20巻

ベイビーステップ(20) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2012-02-17 )
コミック ( 200 ページ )

今回は試合と試合のインターバル的な話なので、
密度の濃い練習をしたり、部活はやってないエーちゃんには関係ないけど、
注目の選手が多く参加しているインターハイの視察したりとしていますが、
やはり何と言っても一番注目すべき所はなっちゃんとの水着デートでしょう!
異論は認めない!

初っ端からデートプランに対してもマメさを見せるエーちゃんも可愛かったけど、
それに対してストレートに一行で返信してくるなっちゃんがらしくて微笑ましかったです。(笑
手を繋ぐだけで赤面したりするとかどんだけ純情な青春を過ごしているんだと!
巻末もなっちゃん三昧だったし、これがラブコメ三昧の力なのか…!

まぁ、最近の週マガはドロドロな恋愛が多いからなー
ベイビーステップで一番癒されるのも確かだったりするんですが、
ちゃんとスポコンとして面白いんですよね、実際。
インターハイで見た神田が熱血根性論の体育会系の学校で鍛えられたりと、
エーちゃんとは対極な練習方法で開花してるのが興味深いですね。
全日本ジュニアで多分この二人の決戦が繰り広げられるんだろうけど、
どういった展開になるのか今から興味深いです。

しかしプロになりたいからこそ、プレッシャーが掛かりまくるとか生真面目なエーちゃんらしいけど、
それに対して無意識的にノートにマインドマップを書いてスッキリするとか、
本当にエーちゃんらしいですよね。
池くんとのエキシビジョンマッチで心機一転して次回からは遂に全日本ジュニアが始まります。
うーん、将来が掛かった試合だけに緊張するけどやっぱり楽しみですね!

:: 2011/11/20 日曜日::

■[漫画]難波江戦に全力をぶつけろ!「ベイビーステップ」19巻

ベイビーステップ(19) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2011-11-17 )
コミック ( 192 ページ )

難波江がピンで表紙を飾っている19巻ですが、本当にこの1冊は丸々vs難波江戦が詰まってます。
全国優勝を目指すエーちゃんにとって最後には越えないといけない壁、全国トップの難波江。
ゾーンに入って序盤は圧倒できたけど、難波江の実力はそれだけで勝てるほど甘くはなくて、
むしろ難波江の恐ろしさが浮き彫りになったことで苦戦するエーちゃんだけど…

いやー、本当に先が読めなくて手に汗握る展開ですよ。
エーちゃん渾身のサーブを容赦なく打ち返す難波江の強さがマジ半端無い。
そしてそんな難波江の強さをしっかりと認識した上でそれを越えるタメに試行錯誤するエーちゃん。
諦めずに試行錯誤をするその姿が面白いんですよね、ホント。

意識してゾーンに入ろうとして手痛い失敗をして、それを反省して、
論理的に考えて勝てるビジョンを組み立て、その困難さを認識した上で失敗を恐れずチャレンジ!
ここらへんが似たタイプなんだけど、難波江との違う所でしょうね。
難波江が手持ちの札を豊富に用意した上で試合中に組み合わせて勝負するタイプだとすると、
エーちゃんは試合中に札を作っていくタイプと言うのでしょうか。
諦めずに勝つために試行錯誤して前へと進んでいく姿には元気付けられますよ。

今回は難波江の回想シーンもあって、難波江の成長過程も判ったんですが、
同年代の選手における池ってのは圧倒的すぎる存在感がありますね。
エーちゃんが今後成長して間違いなく壁として立ちはだかるんだろうなぁ。

取りあえず全国までの切符は手に入れて残り3週間、目標に向かって邁進するエーちゃんですが、
先ずはなっちゃんとのデートですよ!
いやはや今から20巻が楽しみですね!(笑

:: 2011/9/18 日曜日::

■[漫画]全国一位との対決!「ベイビーステップ」18巻

ベイビーステップ(18) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2011-09-16 )
コミック ( 192 ページ )

表紙がなっちゃんですが、メインはついに始まった難波江戦ですよ!
プロになるために全国一位にならないといけないエーちゃんにとって、
絶対に避けては通れない難攻不落にしてかつて敗北を喫した相手。
全国大会の前哨戦、関東トーナメントベスト4での対戦で、
エーちゃんは何を掴むのか…?

とはいえ、なっちゃんも良いトコで良い形で出てきてるんですけどね。
付き合い始めたばかりの二人はホントにラブラブっすね!
ハイタッチのつもりが両手を恋人繋ぎにしてぎゅっとするとか、
バカップル丸出しじゃないっすか! 周りに人がいるのに!
まぁ、そこら辺は何ともなっちゃんらしいな、と思います。

それはそうと前巻から戦ってきた高木ですが、
ルールの範囲内でマナーに反して精神的揺さぶりを掛けるプレイスタイルは、
今までエーちゃんが戦ったことのない相手。
ですが、経験の少なさから初めは動揺するも、
すぐに対応するのは流石はエーちゃんだな、と感心させられます。

高木も痛感してましたが、エーちゃんは努力の質と内容が凄いんですよね。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と言いますが、
己を知り、自分の理想を設定し、必要な努力を効率よく行っているエーちゃんは、
2年半で全国トップレベルに来られたのはある意味必然だったのかもしれませんね。
そしてエーちゃんと似たスタイルを持ち、キャリアが上である難波江と、
一体どこまで戦えるのかは見物だと思います。

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