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:: 2013/8/8 木曜日::

■[漫画]次を見据えて走れ!「弱虫ペダル」29巻

弱虫ペダル 29 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2013-08-08 )
コミック ( 193 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

色々TVアニメ放送が迫ってきた「弱虫ペダル」29巻!
3年生の卒業を控え、手嶋たちの代に入った総北高校自転車競技部。
手初めの大会では箱学からの新エース、葦木場が登場!
しかし巻島が留学してスランプに陥った坂道は…

新体制になって不安も大きいけど、手嶋と青八木の先輩としての力量は確かなモノ。
青八木は寡黙だけど鳴子も認めるスプリンターに成長しているし、
手嶋は後輩を引っ張るだけじゃなく、背中を押す貫禄を見せ始めていて、
新しい体制にも希望が持てます。

しかし、それでも3年生が抜けた穴は確かに存在しており、
それを補うために今泉は鳴子にスプリンターからの転向を促したりと、
次期エースは既に来年のインターハイを目標にしてるのが凄いですね。
来年入ってきそうな新入生も顔見せしたりと期待が高まりますね。

そして今泉からオールラウンダーへの転向を進められた鳴子は、
初心に戻るために大阪に帰省し、トラックコースを走ることになるんだけど、
そこではど派手なヤツやインターハイに来てたヤツと一緒に、
あの因縁の相手まで来てたりと中々に油断ならないです。
新体制に入ってもまだまだ熱い…!

:: 2013/5/10 金曜日::

■[漫画]次世代戦スタート!「弱虫ペダル」28巻

弱虫ペダル28 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺航
出版社:秋田書店( 2013-05-08 )
コミック ( 174 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

挑戦者だった総北が王者となったインターハイ。
しかし物語はそこがゴールなのではなく、
休む間もなく来年のインターハイに向けてスタートで。
しかも「王者」となった総北に周囲からはプレッシャーが向けられる上に、
今まで屋台骨を支えてくれていた3年生は引退することに…

特に一足先にいなくなることになった巻島の存在感たるや!
今まで坂道にとって先輩クライマーとしてどれだけ頼りになったことか。
そしてどれだけ指針となってきたかが居なくなってより顕著に。
飄々としながらも揺るぎない信念を貫くユニークさが際立っていた巻島ですけど、
時には背中を押し、後輩を頼りにしてくれることで奮起を促しと、
先輩としてこれ以上ないほどに素晴らしかったんだなぁ、と思わされます。

そして先輩として素晴らしいのは3年生だけではなく、
インターハイでは裏方だった手嶋と青八木の2年生も頼り甲斐があることがこの28巻で判ります。
特に手嶋は金城からキャプテンを任されることに納得の安心感。
凡人であることを自覚し、凡人であるからこそみんなの支えであり、
凡人として出来る事を精一杯やる姿は後輩たちの心を震わせますからね。
金城とはまた違ったスタンスだけど、キャプテンとしてこの在り方は有りでしょう。

「王者」の地位から落ちた箱学も層の厚さを発揮して、
新2年生の体制が既に組み上がってるけど、新キャラの葦木場が面妖なキャラですね。
手嶋との昔なじみの2メートル超えの超身長という特異さだけではなく、
ちょっと天然入ってる性格も妙に愛嬌があって面白いです。(笑

インターハイで熱き戦いを見せてくれましたが、
新世代に代わっても期待感が膨らむ「弱虫ペダル」です。
ちなみに公式ファンブックの27.5巻も同日に発売されました。
弱虫ペダル27.5公式ファンブック (少年チャンピオン・コミックス)

半分近くがカラーなのでお値段はそこそこ高かったですが、
20ページの描き下ろし漫画もあるので結構お買い得でしたね。
しかし女性ファンはやはり巻島と東堂の二人のサインを欲しがるのかぁ…
わかるわ…(笑

:: 2013/3/15 金曜日::

■[漫画]ゴール、スタート、そして別れへ…「弱虫ペダル」27巻

弱虫ペダル 27 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2013-03-08 )
コミック ( 184 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

インターハイ決着!

長かった…、本当に長かったですねー…
刊行ペースが早かったし、毎回盛り上がったので体感はそれほどでもないですけど、
インターハイだけで19冊という数字だけ見るとその長さが感じられるかと思います。

ゴールまでの上りで繰り広げられた真波と坂道の決戦は凄かったですね!
初日の東堂と巻島のバトルと同じく、クライマー同士の戦いは、
血の一滴、肺の一息まで絞り尽くす熱さが伝わってくるだけに、
盛り上がらざるをえない訳ですよ。

そしてそんな激戦を制した坂道は最高にカッコイイ主人公でしたね!
挫けそうな心をジャージに託されたみんなの想いを支えに走りきった坂道はマジ主人公!
また、その坂道を信じ、想いを預けてきたチームメイトの面々の祝福の嵐には、
仲間というものの素晴らしさが感じられてジーンと来てしまいました。

それにしても表彰台に登った時のみんなの表情を見てると興味深いですよねー
いつもより子供らしさが出ている金城にも驚いたけど、
あの巻島が静かに涙を流したのには目を瞠りましたよ。
でもその理由もこの巻ラストの展開を読んで少し納得したりも…

インターハイは終わりましたけど、弱虫ペダルはまだまだ続きます。
アニメ化も決定しましたし、何より1年生たちは新しいマシンに乗り換えたし、
忘れられ気味な杉元も後輩の面倒見が良い田所さんがちゃんとフォローしてるし、
今後も期待出来そうですね!
(桜井はマジで忘れられてる気がしますが…)

それはそうと、坂道が遂にBMCに乗り換えましたね!
1巻の表紙で描かれていましたが、まさか実際に乗るのに27巻まで掛かるとは…(笑

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

しかしパーツ諸々を含めると100万円近くすると思うのですが、
それをポーンと貸し与えるとか幾らOBとはいえ寒咲先輩も思い切ったことをしますね…
まぁ、インターハイ優勝者だから宣伝効果もあるのかもしれませんけど、
あれは恐らく妹の幹ちゃんが将来嫁ぐだろうし早めの結納金代わりなんですよ、きっと。(笑

:: 2012/12/8 土曜日::

■[漫画]限界突破の頂上決戦!「弱虫ペダル」26巻

弱虫ペダル 26 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2012-12-07 )
コミック ( 173 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

かつてない程に肌率が高い弱虫ペダル26巻の表紙ですが、
今回は真波が表紙になるのも納得の真波尽くしですね!
箱根学園が福富を差し置いて3日目の頂上を目指すエースとして出してきた、
一年生の若きエース、真波の少し壊れた速さに注目です!

そしてそれを追うのは我らが主人公、小野田坂道!
一日目に東堂と巻島の二人が競い合う様を見て、
いつか勝負をしてみたいと語っていた二人が、
まさかその二日後に優勝を賭けて争うことになるとは…!

みんなの想いと願いに後押しされてペダルを回す坂道に対して、
ある意味どこまでも自分の為に走る真波は好対照ですね。
ギアを軽くして回して駆け上る坂道に対して、
逆にギアを重くして加速する真波のスタイルも対照的でした。

ゴールまで間近に迫り、チームメイトや家族たちの願いをその背に、
次の27巻で遂にその死闘に終止符が打たれるわけですが…
いやー、チャンピオン本誌で読んでいても今から楽しみでなりません。
早く27巻が読みたいです!

:: 2012/10/11 木曜日::

■[漫画]因縁の対決! 御堂筋vs今泉!「弱虫ペダル」25巻

弱虫ペダル 25 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2012-10-05 )
コミック ( 187 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

遂にインターハイ3日目も終盤戦。
坂道も御堂筋と真波の二人にちゃんと追いついて先頭集団に合流。
今泉とのジャージの絆を確かめ合う感動の場面だが、
御堂筋はそんな情景にお構いなく攻め立ててきて…

今回は遂に御堂筋と今泉との一対一の因縁の対決が決着!
初登場の頃からずっとライバル視して、インターハイ中に二度も敗北を味わった今泉だけど、
先輩と友人たちに支えられ、遂に真っ向からの対決でも引けを取らないまでに成長し、
敗北を知るが故の太さと頼り甲斐のある走りを見せてくれます。

対して御堂筋ですが、走る姿は確かにキモいの一言なんだけど、
勝利への飽くなき執念には感心させられるものがあっただけに、
全力を出しきっての結末には寂寥感と同時に満足感があります。
最後の最後で石垣のことを思い出すとか、
何だかんだ言いながら心の底では仲間のことを考えてるのかも…?
と思いますね。

しかしクライマックスという事もあるけど、坂道のおかんと、
箱学の委員長ちゃんが出てくるだけでも驚いたというのに、
3巻に出てきたヒロくんが再登場するには驚きましたね。(笑
緊迫感のあるインターハイの中で一時の休息を見せてくれる、
結構いいキャラだと思います。(笑

:: 2012/8/20 月曜日::

■[漫画]御堂筋、真波、そして坂道。「弱虫ペダル」24巻

弱虫ペダル 24 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2012-08-08 )
コミック ( 188 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

先週から「弱虫ペダルSPARE BIKE」のW連載となった「弱虫ペダル」
「まじもじるるも魔界編」もやってるのに更に週刊を増やすとか、
正気の沙汰とは思えないのに渡辺航さんは更に自転車に乗りまくってるという、
最早人外レベルなんじゃと思う筆の速さですよ。

そんな筆速に負けじと迸るパッションが熱い24巻ですが、
表紙にあるように遂に主人公である坂道が頑張りますよ!
じわじわと上げてきた御堂筋が、巻島と東堂がお互いを牽制して消耗し合う隙をついて、
一気に前に行った所に真波が食らいつき、そして坂道は魂を預かって追走する…!

いやー、熱い! ホント熱いですね!
技術的には圧倒的に御堂筋と真波に負けているから、
簡単なフェイクにすら引っかかるんだけど、
そんな事に心は折られず、みんなから引き継いだ総北のジャージを心に載せて、
ただひたすらに前へ前へと進む坂道が超熱いです!

遂に先頭集団に追いついて、
三つ巴からついに最後のゴールを狙う展開になる訳ですが、
先ずは今泉と御堂筋の因縁の対決が迫っています。
果たしてどういった結果になるのか…
次回も刮目して見よ!

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