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:: 2012/3/4 日曜日::

■[ラノベ]体育祭週間である!「彼女がフラグをおられたら こんな女子ばかりの体育祭に出られるか、僕は二人三脚に出させてもらう」

コミカライズ1巻と同日発売の原作2巻は体育祭編!
しかも1週間丸ごとのイベントで最後には怒濤の障害物競走!
確かひまチャきでも自転車レースで盛り上がってたけど、竹井10日さんはこの手の催しが好きなんでしょうか。
まぁ、実況に権田原&野々宮ペアが出てくるのは予想通りでしたけどね!

学生時代の非モテ根性をおっさんになっても保持ししている理事のおっさんたちと、
割りと抜けている所ばかりの生徒会長のせいで男女混合のクエスト寮の廃寮を賭けて、
体育祭でMVPを取る必要が出てきたクエスト寮の面々。
そして今回のヒロインは助っ人として登場する英雄崎凛!
そしてアンドロイドの忍者林瑠璃の二人だー!

というか凛の正体ははがないにおける夜空と似たようなもんなんですが、
その真価はフラグがソッコーで攻略済みになるというISヒロイン以上のチョロさにあります。
流石の颯太も攻略済みフラグには干渉出来ないのでチョロチョロさにタジタジです。
そして瑠璃はアンドロイドなのでフラグが判りにくくて大変です。
うーむ、颯太もなんだかんだで大変であるなぁ。

自身に立っている特大の死亡フラグとみんなの記憶にない実の姉のことについて、
一歩踏み出すことにした颯太が今後どういった行動を取るのか?
最後に出てきた侍少女が一体どんな役割を持っているのか未知数なだけに気になりますね!
それと侍少女のフラグがどういったものなのか、今回出番が控え目だった菜波の出番は増えるのか。
いやはや3巻も楽しみであります。

まぁ、それはそれとして北条恋歌の続きも読みたいんですがまだなんじゃろか…

:: 2012/3/3 土曜日::

■[漫画]みなさん、がをられてますか?「彼女がフラグをおられたら」1巻

彼女がフラグをおられたら(1) (ライバルKC)
著者/訳者:凪庵
出版社:講談社( 2012-03-02 )
コミック ( 192 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter
作者サイト:路地裏萬亭
作者twitter:凪庵 on Twitter

講談社ラノベ文庫の「がをられ」こと「彼女のフラグがおられたら」が早速コミカライズスタート!
ここら辺のスピード感には講談社ラノベ文庫の本気度が判りますが、
その作家に凪庵さんを抜擢して、しかもそれが面白いというのにはビックリです。
兎にも角にも、竹井10日ファンとしてはこれで一人でもファンが増えると良いなぁ、と思う次第です。

この1巻には5話+オマケのプレビュー漫画が載っているのですが、
実は原作1巻の内容ほぼそのままだったりするんですよね。
それでいて内容を圧縮したように感じさせません。

フラグ目視能力がある旗立颯太が転校生としてやってきて、
お姫様な菜波やお嬢様な茜やお姉ちゃんな菊乃や男の娘な恵と、
何だかんだで同じ寮に住むことになるハーレムラブコメなんですが、
颯太はダウナー系主人公なので消極的なんだけど…

まぁ、何はともあれ読んで欲しいです!
竹井10日さんの文体は独特なので敬遠しがちな人もいるとは思いますが、
コミカライズされたことで万人受けになってますし、
何より竹井10日作品のキャラクターの魅力は損なわれるどころか、
凪庵さんの作画力によって可愛さが更に増していますので全然大丈夫というか超オススメです!

「秋桜の空に」の頃から全ての竹井10日作品を読んできている私も太鼓判を押せるコミカライズです。
オススメ。

:: 2012/1/25 水曜日::

■[ラノベ]しずき屋グループ繁盛記「10歳の保健体育」4巻

10歳の保健体育4 (一迅社文庫 た 1-5)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:一迅社( 2012-01-20 )
文庫 ( 286 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter

年末、がをられで初めて竹井10日作品に触れたけど面白かった、という人と会いまして、
次に何を読めば良いのかを聞かれたので東京皇帝☆北条恋歌と答えました。
東京こうていわ。(挨拶

「10歳の保健体育」の感想にいきなり何を書いているんだとお思いでしょうが、
私も何を言っているのか意味がわかってないよ?
でもまぁ、それが竹井10日の文調っぽいじゃないですか?
などと誤魔化してみたりしますが、ぶっちゃけ竹井10日作品の主人公って2パターンに分かれますからね。
「東京皇帝☆北条恋歌」や「がをられ」のダウナー系と、
この「10歳の保健体育」や「秋桜の空に」「ひまチャき」に代表されるアッパー系に。

という訳でアッパー系でひたすらモテる主人公の静姫ちゃんですが、
はみるさんの動向調査してたらメス猫的なペットが2人できたり、
乙海のお宅訪問して家族ぐるみの付き合いしたりしてたら、
最後にははみるさんのバイト先で商才を発揮して、その商才を活かして学生起業して、
ついには全国展開するという訳のわからないことをやってくれます。
本当にわけがわからないよ。

3巻で出てきたジュリエットの出番が少なくなって、
バイト先で巨乳女子小学生が出たり、更に飛び級で転校してきた10歳のお嬢様が出てきたり、
相変わらずタイトル通りに10歳の幼女ばかりが出まくりなんですが、
いつも通りに変態な態度を取るのは流石は静姫ちゃんだな、と。

とはいえ10歳のお嬢様な朋萌はお淑やかでお上品でと、似鳥姉妹のイイトコ取りなんだけど、
好きになったら一直線でストーカー気質になるとこは流石は竹井10日作品のヒロインだな、と。
竹井10日作品のヒロインは何かしらおかしくないと務まらないよな、と。
という訳で今後出番が減るのか増えるのか分かりませんが、
朋萌さんは強く生きて下さい。

:: 2011/12/4 日曜日::

■[ラノベ]タイトル略称:がをられ「彼女がフラグをおられたら ~俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ~」

帯がMF文庫Jにそっくりな創刊されたばかりの講談社ラノベ文庫。
その1期生的な作品たちの中で真っ先に手に取ったのは竹井10日作品!
ええ、私は竹井10日ファンですゆえ。

竹井10日作品ですので相変わらずダダ甘お姉ちゃんがいます。
そして当然のようにハーレムです!
主人公のタイプ的には臣くん的なものではなく、一斗が近いかな!
豪華客船沈没事故唯一の生存者な旗立颯太が転校生としてやってくる所が始まるんですが、
主人公な彼は他人の頭上にフラグを見る能力があったのだ…!

という訳で過去のことがあって友情フラグとか恋愛フラグを折りまくる颯太相手に、
それでもくっついてくるヒロインたちが一緒の寮に住んでハーレムな話です。
なんだ、いつもの竹井10日作品だな!

取りあえず同居し始めたヒロインはというと…
菜波・K(ナイト)・ブレードフィールド:欧州の小国の第13公女。ツンデレ。フラグが見えない。
魔法ヶ沢茜:魔法ヶ沢財団会長の孫でお嬢様。フラグが折れてもすぐに回復する。
召喚寺菊乃:幼馴染みのダダ尼お姉ちゃん。フラグを折ろうとすると神速でフラグが避ける。
盗賊山恵:絶対領域所持の可憐な男(自称)。フラグが万国旗。
と一癖も二癖もあるフラグ持ちばかり!

そんな彼女と暮らし始めて早速一人攻略しちゃう颯太だけど、
よく判らないフラグを掴んで、更にキャラが増えるフラグも読者的には見える訳なんですが、
果たしてどういったストーリーを魅せてくれるのか楽しみであります。

地の文でノリツッコミをする独特の文体で、
キャラが特異的なので合わない人もいるかも知れませんが、
私は大好きなので是非ともお試しに読んで欲しいと思います!

:: 2011/8/4 木曜日::

■[ラノベ]ハーレムエンドが見えた!「東京皇帝☆北条恋歌」9巻

東京皇帝☆北条恋歌 9 (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-07-30 )
文庫 ( 303 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter
絵師サイト:el2

最終決戦に臨んだ一斗が偶発的に過去に飛ばされ、そこで目にした真実と、
体験してしまった悲しみを胸に、運命に従い北条皇斗として生きていこうとした矢先に現れた、
北条恋歌と一斗の娘と名乗る西園寺衛梨珠という少女。
果たして一斗の時間軸と幸せな結末はいずこ…?

と思ったら開始すぐの章に一斗、もとい読者の幸せな結末がありましたよ…
衛梨珠が何故過去の世界に来たかという顛末を含めたバックストーリーがあるんですが、
恋歌、来珠、ゆかり子、美文、四菜の5人を孕ませて子供を産ませている一斗さんマジイケメン。
来珠は正妻! 他の4人は愛人で良いじゃないですか!
と言わんとばかりに子供産ませて更にゆかり子さん懐妊中とかマジぱねぇっす!
そうだよ、ハーレムモノは無理に一人に絞る必要はないんですよ。
皇帝なんていう絶対的な権力者がいる世界観なんだから一夫多妻制でも問題ないよね!

とはいえ、その世界も順調とは言えないが故に衛梨珠がエニグマIIIで過去に跳んだんですが、
一斗が最終決戦でMIAになって数ヶ月後の恋歌たちも悲嘆はありつつも、
衛梨珠に聞かされた将来に悶絶してたりと中々に萌えさせられる訳なのです。
うーむ、一斗と皇斗は同一人物だけど同一人物ではないというのはどういうことなんでっしゃろ?
時間軸が絡まりまくってて、一体どういったことになるのか疑問が尽きませんね。
雫のキャラクターも結構謎だし、果たしてどういった真実が隠されているのかなー

しかししばらく出番が少なかったのを埋めるような夕鶴のブラコン変態っぷりが凄い巻でもありました。
というか、5人のヒロインに手を付けながら夕鶴との一線は護ってたとか一斗さんマジぱないっす。
今回である意味幸せなアフターを疑似体験できた訳ではありますが、
まだりせや雫に雪絵といったハーレム要員はいますし、何より一斗が皇帝になっていないので、
まだまだ楽しませてくれそうです。

:: 2011/4/3 日曜日::

■[ラノベ]過去に収束する物語。そして…「東京皇帝☆北条恋歌」8巻

東京皇帝☆北条恋歌 8 (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-03-31 )
文庫 ( 383 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter
絵師サイト:el2

短編集を挟んでの本編再開ですが、最初っからクライマックスですよ!
竹井10日さんらしいテンションの高い会話による笑いがあるとはいえ、
一人、また一人と倒れていく仲間たちを前に突き進まざるを得ない一斗が、
絶望を目の前にして自分がやるべきことをやっていくという主人公っぷりを見せてくれ、
別人かと思うような成長をしていくことからも、そのシリアスっぷりが判ろうというものです。

物語の根幹を成す謎が今までの竹井10日さんとは違うモノでした。
1巻冒頭から繰り返されてきたあの序文がそういう意味だと理解できたと思いきや、
最後の最後でのどんでん返しが巻き起こるという展開には心底驚きましたよ。
正直、竹井10日さんの実力を見誤っていたと自省せざるを得ない展開でした。

東京帝国の成り立ち、怪蟲が生まれた訳、謎の初代東京皇帝北条皇斗の正体…
そういった核心部分や、一斗の覚醒を伴う成長が中心に描かれている為、
どうしても従来の沢山のヒロインによる修羅場な萌えラブコメ要素は減っているんですが、
予想以上に物語としての面白さが強烈でぐいぐい引き込まれていきましたよ。
いやー、ホント竹井10日さんってコメディだけの人じゃなかったんですねぇ…(しみじみ

ラストの予想外の展開で今後どうなるのかホントに判らなくなりました。
恋歌と一斗の血縁はどうなっているのかとか、今回新たに登場した花恋はどうするのだとか、
更に言うなら悲劇のヒロインである雪絵は救われるのだろうかとか、
そういったラブコメ要素は元より、巴すらも把握できていない雫の立ち位置だとか、
ここまでシリアスになった一斗が次回から元に戻るとかホントなのかとか、
先が気になって仕方のない展開でヤキモキしまくりです。
うーん、予想以上に面白くなってきたぞ「東京皇帝☆北条恋歌」!

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