本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2012/2/28 火曜日::

■[漫画]エルサ編、スタート「狼と香辛料」7巻

狼と香辛料 7 (電撃コミックス)
著者/訳者:小梅 けいと 支倉 凍砂
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-02-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:小梅けいとの原典皆既
作者twitter:小梅けいと (koumekeito) on Twitter

キング・クリムゾン!

アマーティ編をショートカットしていきなり原作4巻のエピソードに突入した小梅けいと版「狼と香辛料」
原作は既に完結したのである程度はショートカットするのは賢い選択だと思います。
まぁ、アマーティ編での黄鉄鉱の相場の変動で手に汗握る展開は割りと好きだっただけに、
ちょっと残念、という気持ちもなきにしもあらずですが、エルサ編でのエルサの可愛さで帳消しということで。

で、そんなテレオ村でのエルサ編ですが、ロレンスとホロはむしろ脇役というか、
物語の主人公は完全にエルサであるような描かれ方がされていて原作読者としても新鮮です。
ノーラ編の時も思ったけど、小梅けいとさんは各話毎のヒロインの掘り下げ方が巧みなので、
ヒロインの魅力の再発見が出来るし、何より面白いのでこれは良いと思います。

話の流れは原作の通りで、フランツ司祭が亡くなったことでエンベルクの町がテレオ村相手に強気に出てきて、
エルサが頑張ろうとするんだけど、それをあざ笑うかのような酷い策を仕掛けてくる。
しかしたまたまホロとロレンスがフランツ司祭が蒐集した異教の神々の書物を目当てに訪れていて、
エルサとその恋人であるエヴァンを自分たちのついでに助けようとするんだけど…

という訳で今回はエルサが主人公なのでいつもより駆け足で展開していますが、
話を理解するのには充分ですし、何より苦悩しながらも前に進もうとする姿は見ていて好感が持てます。
また、エルサの視点からホロとロレンスの連れ合いを見ることで、
二人の魅力がより分かる、というのもありますしね。
なんにせよ、これはこれで面白かったです。

:: 2011/10/28 金曜日::

■[漫画]私はオマエと恋がしたい「鏡野町のカグヤ」1巻

鏡野町のカグヤー (電撃コミックス)
著者/訳者:草凪 とんぼ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-10-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:Tonbo Kusanagi web site
作者twitter:草凪とんぼ (tonbo9) on Twitter

草凪とんぼさんは知る人ぞ知る作家さんで、
今までにやった商業の仕事だと「U.F.O. 未確認飛行おっぱい」くらいじゃないかと。
何しろ同人誌もコミティアを中心に活動されてますし、
書店に卸してる気配もない上に完売されることも多いのです。

そんな草凪とんぼさんが遂に漫画で! 初の単行本!
いやー、草凪とんぼさんの描く女体が全国に出回ってるかと思うと、
ファンの一人としては興奮せざるを得ないですな!

草凪とんぼさんが描く女体では特にそのおっぱいが魅力的なんですよ!
細い腰と相まって素晴らしく絶妙なバランスを保ち、
弾力性と張りが両立されたそのおっぱいの魅力には本当にメロメロになってしまうのです。
おっぱい揉みたい。

話の内容は、鏡野町に住む白髪の少年、武美が町の古い祭について調べていたら、
どこからともなく水面の上に美少女が現れ、彼女はカグヤと名乗った。
その不可思議な現象に驚いていたら空中に襖が現れて、
語部と指名された武美がお伽噺の姫君たちに「自分を選んで貰う」ために、
恋心や直截的な力で言い寄ってくる展開に…!

まぁ、まだ1巻ですし話の序盤も序盤なので判らない所が多いですが、
積極的なカグヤさんはその身体ともども魅力に溢れています。
あそこまでストレートに好意をぶつけてきて、武美に好きな人がいたと知っても、
それでも振り向かせてみせると微笑む彼女はステキだと思います。

1巻出るのに凄く時間が掛かったので2巻がいつになるか判りませんが、
次も楽しみにしています。

:: 2011/8/31 水曜日::

■[漫画]涼馬くんのお人好しは世界を救う「世界の果てで愛ましょう」5巻

世界の果てで愛ましょう 5 (電撃コミックス)
著者/訳者:武田 すん
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-08-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:たけだ動物園

大国デンバーの王子にしてエミリオ王子の実弟であるアレックスが仕掛けた、
涼馬を利用してのエミリオ王子暗殺計画。
男に戻る薬を餌に涼馬を利用していたつもりのアレックスにも、
毒を飲まされると思っていたエミリオ王子にも予想出来なかった、
自らが毒をあおることで解決しようとした涼馬だったが…!?

という訳で肉親同士で血で血を洗う戦いに明け暮れていた王子たちにとって、
ドがつく程のお人好しな涼馬は完全に想定外。
アレックスはかつて自分を救った母の面影を幻視して涼馬の中に母性を見ることに。
またエミリオも妄執に囚われることなく即位した頃の初志を貫徹して、
アレックスには兄弟としての罰を下すのみとすることに。
うーん、涼馬の母性ってばぱないの。

柔道部のチアリーダーを頼まれるという、
何ともバカらしい展開の話でもそのお人好しっぷりを見せつけて、
非常に心揺さぶられまくりというか、乳も揺れまくりな涼馬は、
本当に罪作りな可愛さだと思うわけですよ!
女の子より女らしい涼馬には気むずかしい貴族のグリンデルさんも遂にはデレてしまうのです。

まぁ、そんな涼馬に初期からデレてる実弟の祐二なんですが、
長期連載に付きものの記憶喪失をすることでとんでもない勘違いをして、
家出&タイタニアの旅館に行くことで次のフラグが立ってる訳なんですが、
はたしてブラコン(シスコン?)は治るのでしょうか?
…無理な気がするなぁ。

しかし何だかんだでエミリオ王子のことを信頼している涼馬が可愛いわけですが、
その涼馬が母親似だったのにはビックリです。
オヤジさん、良い嫁貰ってたんだなぁ…

:: 2011/6/2 木曜日::

■[漫画]アニメでもぱんつはいてない「ロッテのおもちゃ!」6巻

ロッテのおもちゃ! 6 (電撃コミックス)
著者/訳者:葉賀 ユイ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-05-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:FOX_TALE ENTRANCE
作者twitter:葉賀ユイ (hagapon) on Twitter

アニメでもぱんつはいてない本作ですが、釘宮良いですよね釘宮。
明日葉の田村ゆかりも良いですがやはりロッテの釘宮が最高だなー
と久しぶりにロリツンデレヒロインの釘宮分を補充している次第ですが、
原作の方ではツンも終わり、チラホラとデレが見られている今日この頃です。

さてさて6巻に収録されているエピソードの中でも一押しのモノと言えば、
ナオヤに惚れているヘルガが、ナオヤが子持ちなのを知って撃沈するのも良いですが、
やはりイニの手によって一時的に10年後の姿に成長したロッテたちでしょうね!
おっぱい星人のナオヤ相手にひんぬーなのは中々に厳しいでしょうが、
現時点でナオヤに好かれていることを図らずも知ったロッテのドキドキ感がたまらないのです。

他にもエリカの初めての直接吸血を不意打ちで受けてしまったナオヤを、
一族のしきたりで婿に迎えるとドレイプニルス伯が迫った時に、
赤面しながら何とかそれを阻止しようと立ちはだかるロッテもこれまた可愛いのです!
うーん、6巻になってロッテの可愛さが際立ってきた気がするぞ!

それと忘れてならないぱんつはいてないの展開ですが、
巻末の方に載っているリュッカの実家訪問イベントでの水浴び→全裸→葉っぱ一枚のコンボは良いですね!
正直全裸より、大きめの葉っぱを被ってぱんつはいてないという状況の方が萌えだなぁ、
と思わざるを得ないのでした。(笑

:: 2011/5/28 土曜日::

■[漫画]鎌池和馬さんのもう一つの世界「ヘヴィーオブジェクト」

ヘヴィーオブジェクト (電撃コミックス)
著者/訳者:犬江 しんすけ 鎌池 和馬
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-05-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ジンガイマキョウ
作者twitter:犬江しんすけ (inushins) on Twitter

犬江さん仕事しすぎ。(笑
電撃黒マ王からマ王に移籍して、一時W連載してましたがこっちは一段落した時点で終了。
一応1巻を1冊に纏めた状態なので原作も続いているので続刊の可能性は多分にあるんですが、
やはりまじこいが終わらないと犬江さんのキャパが足りないってトコなんでしょうね。
ベテランなら兎も角、犬江さん商業作家になって日が浅いし仕方ないっすよねー
でも、出来るならそのうち連載2本とかやれるようになってくれないかなっ!(無茶ぶり

さてさて、原作は禁書目録で有名な鎌池和馬さんのヘヴィーオブジェクトをコミカライズ。
オブジェクトと呼ばれる多目的戦闘兵器が戦争の勝敗を決める時代において、
そのパイロットである「エリート」のお姫様ことミリンダと、
派遣留学の学生クウェンサーと残念貴族のヘイヴィアの三人が、
敵陣にてほぼ装備がない状態で孤立させられた所から生還する物語です。

無口キャラかと思いきや平仮名言葉で結構饒舌なお姫様も可愛かったけど、
鎌池和馬原作だけあって主人公であるクウェンサーがヒーローしてて爽快でしたねー
お姫様のピンチに駆けつけて救い出した上に、機転を働かせて敵の主力をぶっ潰し、
更には大殊勲を挙げるのは清々しいほどの王道展開で最高でしたよ。

それにしても犬江さんのコミカライズの素晴らしさはやっぱり凄いですね。
原作のことを殆ど知らない私でもグイグイと引き込まれますし、
キャラクターの見せ方が上手いし何よりも漫画として面白い!
それと忘れてならないのがおっぱいですよね!
18歳なのにあり得ない上司で巨乳キャラのフローレイティアさんは当然として、
幼児体型かと思いきや意外と良いおっぱいを持っているお姫様も良かったです。

やはり犬江さんが描くおっぱいは最高だな!

:: 2011/4/6 水曜日::

■[漫画]ノーラ編、見事に完結!「狼と香辛料」6巻

狼と香辛料 6 (電撃コミックス)
著者/訳者:小梅 けいと 支倉 凍砂
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-04-04 )
コミック ( ページ )
作者サイト:小梅けいとの原典皆既
作者twitter:小梅けいと (koumekeito) on Twitter

前回までと同じく、素晴らしく丁寧にコミカライズされた「狼と香辛料」
原作は完結しましたが、漫画版は今回のノーラ編で終わりということもなくまだまだ続くみたいです。
とはいえ、全16巻の中でまだ2巻+αが終わったばかりなので、
単純計算で全48巻くらい行きそうなんだけど、どうするんでしょうね…
どの巻か飛ばすのかな?

まぁ、そんな先のことは兎も角、この6巻なんですがホント素晴らしい!
原作では余り描写されなかったノーラの可愛さが事細かく随所に描写されるんですよねー
ロレンスたちが死んだと聞かされた時の表情や、ホロの正体を知った時の表情はもとより、
たまに見えるノーラの素足が艶めかしかったのが妙に印象深かったです。

そしてメインヒロインであるホロは流石の貫禄で、
狼形態に変化する時に脱ぐ仕草がエロくないのにエロいという絶妙なさじ加減でした。
それでいて、短編で描かれていたホロ視点での看病イベントでは弱ったホロが本当に可愛くて…
ロレンスに甘えて粥を食べさせて貰ってるホロはもう賢狼の威厳なんて皆無というか、
ただの可愛い少女でしたよ、ホント。

ノーラの出番が終わったかと思うとかなり切ないモノがありますが、
次回からの展開もまた楽しみだったりするのも確かです。
原作では描き切れていなかった所を補完するコミカライズの妙技を見せてくれる名作ですので、
末永く付き合っていきたいですね。

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