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:: 2012/12/5 水曜日::

■[漫画]Web版と単行本版で別の面白さがある「ワンパンマン」2巻

ワンパンマン 2 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:村田 雄介
出版社:集英社( 2012-12-04 )
コミック ( 200 ページ )
公式サイト:となりのヤングジャンプ : ワンパンマン
原作者サイト:ワンパンマン
原作者twitter:ONE (ONE_rakugaki)さんはTwitterを使っています
作者twitter:村田雄介 (NEBU_KURO)さんはTwitterを使っています

2巻も1巻と同時、つまり通常のジャンプコミックスと同じ発売日でしたが、
実を言うと近所の本屋の新刊売り場ではH×H31巻の陰に隠れて配置されてて、
中々見つけられなかったという不幸な出来事が…
いや、うん、H×Hって面白いですしね! 人気あるしね!
でも「ワンパンマン」もこれから人気出ると思うんだ!

さて、単行本になった「ワンパンマン」ですが実は結構描き直されています。
特にこの2巻に収録されている「音速のソニック」という「頭痛が痛い」系の名前のヒーローが、
サイタマ相手に自慢のスピードで撹乱する場面は単行本では2ページでしたが、
実はWeb版では20ページに及んでいるんですよね!
ここら辺はクリック連打で次々に読めてまるでアニメーションのように読むことが出来る、
Web漫画の利点を最大限に利用した新しい見せ方だと思います。

元々村田雄介さんはそういった新しい切り口での面白い見せ方を考えるのが得意で、
以前もtwitterで話題になってたんですよね。
関連:煌く才能&驚愕の新表現技法!漫画家・村田雄介先生の3Dツイッター漫画『絶壁絶命!!』 – Togetter

そしてそれは単行本になっても現れていまして、
カバー下の作画も勿論気合いが入っていますが、
表紙や裏表紙の折り返しまでだまし絵みたいになってて面白いのです。
関連:【コラム・ネタ・お知らせ】 「となりのヤングジャンプ」で更新中の「ワンパンマン」が描き過ぎな件について – アキバBlog

という訳でWebならではの面白さがあるだけではなく、
単行本ならではの面白さも満ちあふれているのでWeb版だけで満足するのは勿体ないので、
是非とも単行本での面白さを堪能して欲しいですね!

余談ですが、名だたるジャンプ作家の中でも村田雄介さんは鳥山明の遺伝子が濃いなぁ…
とこのワンパンマンで痛感した次第であります。

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