本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2013/5/23 木曜日::

■[漫画]クリスマスにバレンタインとイベント目白押し「謎の彼女X」10巻

謎の彼女X(10) (謎の彼女X (10))
著者/訳者:植芝 理一
出版社:講談社( 2013-05-23 )
コミック ( ページ )

相変わらずマニアックすぎるけど何故か共感できる箇所もあるという、
かなり異色なラブコメ「謎の彼女X」が遂に10巻という2桁の大台に突入しました!
内容は9巻から続いて文化祭で、椿所属の映研で作中劇「謎の彼女Y」の上映がありつつ、
ちょっと久しぶりなあのアイドルも出てきたりと盛り上がっております!

今回は文化祭だけではなく、クリスマスに正月にバレンタインデーにホワイトデーと、
次から次へとイベントの目白押しになっていて凄く学園ラブコメっぽいです!(笑
そしてイベント毎に見せる卜部の色んな表情に椿ならずもトキめいてしまうのです!
あぁ…、やっぱり卜部は最高に可愛いラブコメヒロインだなぁ!

しかし徐々にたれ目系ヒロインの諏訪部さんが頭角を現してきてるんですよね。
文化祭での映画の件で準レギュラーにまでのし上がっただけではなく、
ホクロの回ではかなりマニアックなエロさを見せてくれるまでに!
というか、その言動が結構思わせぶりな上に本当か嘘か分からないので、
椿ならずとも惑わされまくりなのです。

諏訪野の誘惑

でもそんな一時的に惑わされてる椿をしっかりと我に返らせるというか、
よそ見させない卜部は彼氏を掌握する能力に長けまくっておりますですよ!
ただまぁ、男のロマンというか繊細さには無頓着だったりするんですけどね。(笑
バレンタインでは丘さんや椿のお姉さんの後押しがなかったら、椿にチョコを上げなかっただろうし。
それでもたまに天然で見せてくれる笑顔には椿ならずともキュンキュンさせられるのですよ!

サンタコスの卜部の笑顔

もうね、こんな笑顔を見せられたらそりゃよそ見なんてしてられませんよ!
徐々に赤面率が高くなってきている卜部を見てるとそれだけで鼓動が高鳴るってなもんです!
いやはや、本当に卜部は可愛いな!

それとこの10巻には巻末描き下ろしでサイン会 in 福岡のイベントレポが収録されております。
漫画家生活20年&アニメ化も2回経験している人気作家なのに極端に露出が少なかった植芝理一さんが、
如何にしてサイン会に出ることになったのかが赤裸々に綴られているので、
ファン必見と言えましょう!

今回は福岡という立地の関係で参加できませんでしたが、
(それでも東京から参加した人もいたみたいですが)
最後のコメントを読む限りまた機会があるっぽいので、
いつかサイン会に参加してみたいものであります。

:: 2013/3/22 金曜日::

■[漫画]ユイコさんは頑固可愛い「今日のユイコさん」2巻

今日のユイコさん(2) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:秀河 憲伸
出版社:講談社( 2013-03-22 )
コミック ( 144 ページ )
作者サイト:秀河スタジオ2

ユイコさんとトモヤの仲が少しずつ、
まるで牛歩の如くゆっくりと深まっていく「今日のユイコさん」の第2巻!
作中では夏休みに入ったことで表紙のユイコさんも夏服となっています。
暑いからと言って着崩さず、きっちりと制服を着こなしているのが真面目なユイコさんらしいですね。
そして無防備にワキチラしているのもまたユイコさんらしいです。
いつも堅物なユイコさんが不意に見せるチラリズム…
これぞメニアック!

とても真面目で頑固なユイコさんだけど、
トモヤのことが好きで好きでたまらない一面も確かにあって、
慣れない料理も見栄少々と頑固な性分も少々、そしてたっぷりのトモヤへの愛情で作る訳ですよ!

料理は愛情!

愛情を指摘されて赤面するユイコさん可愛いです!
そしてそんなユイコさんの想いをしっかりと受け止めるトモヤも良い彼氏です!

部屋に行ったり動物園に行ったり、一緒にプールに行ったりと夏休みを満喫してる二人ですが、
お互いの仲が少しずつ深まっている所が感じられて非常にニヤニヤしちゃいますね。
でもプールでトモヤ相手にだけ水着姿を見られるようにしたりと、
ユイコさんも時には大胆なことをすることもあるんだなぁ…

そんな二人を温かく見守る友人たちが良いんですよね。
真面目な性分なせいで友達付き合いが得意じゃないユイコさんを、
トモヤが支え、赤崎さんたちが引っ張り上げる友情っぷりも良いですね。
ユイコさんはトモヤを含めて人と出会う運に恵まれているなぁ。

ユイコさんの性格からして二人の仲はこれからもゆっくりと進んでいくことでしょう。
でも、それ故に二人の青春ラブコメを噛みしめるように楽しむことが出来るので、
今後もじっくり丁寧に物語を進めていって欲しいです。

:: 2012/12/21 金曜日::

■[漫画]波戸ケンジロウの純情「げんしけん 二代目の四」13巻

げんしけん 二代目の四(13) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:木尾 士目
出版社:講談社( 2012-12-21 )
コミック ( ページ )

m9(^Д^)プギャーーーッ
「俺、単行本派だから」とか斜に構えてた人は夏までお預けm9(^Д^)プギャーーーッ

はい! という訳で初代のラストからずっと悶々とさせられてきた斑目の恋の結末ですが、
14巻に続くこととなりました! 単行本派の人は残念! 無念!
というかまさかこの作品で斑目の恋の結末がちゃんと描かれることになるとは…
ずっとお茶を濁したままで行くと思ってましたよ…

それはそうとコラを作ってくれと言わんばかりのコスプレスーの表紙から分かるように、
今回は学園祭とそれに伴ってキャラが次々と登場して出会うことにより、
連鎖反応が起こって化学反応が勃発しまくりですよ!
そして先ずはこの二代目の主役と言える波戸くんが高校時代のコイバナを含めて、
色々と清算をしている訳なんですが…

まぁ、それはそれで中々見応えがあるというか荻上さんの過去エピソード並の重さはあるんですが、
しかしやはり何と言っても一番の見所は波戸くんの斑目に対して恋する乙女状態な所だと思うんですよね!
サークルに顔を出してくれて嬉しくて、でも一番始めに声を掛ける相手がクガピーでちょっと残念で…

残念そうな顔の波戸くん

笹原妹に嫉妬全開の眼差しを送ったり…

波戸くんの嫉妬の眼差し

自分の事を心配して来てくれたというだけでこんなに嬉しそうな表情をして…

悦ぶ波戸くん

もうね! 波戸くんどう考えてもYOU! 斑目に恋しちゃってるってばよ!
男の娘とかそんなのに関係なく、恋してる波戸くんマジ可愛い!
やっぱり恋すると女の子だけでなく男の娘も萌えますよね!
恥じらう波戸くんとか最高に萌えますよね!
キュン死レベルですよこれは!

とまぁ、この13巻では波戸くんが可愛くて堪らなかった訳ですが、
初代からのファンとしては次の14巻こそがクライマックスと言えましょう!
まぁ、単行本派の方々は半年ほど首を長くして待てばいいんじゃないでしょうか!(上から目線

:: 2012/9/23 日曜日::

■[漫画]ユイコさんはマジデレだ!「今日のユイコさん」1巻

今日のユイコさん(1) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:秀河 憲伸
出版社:講談社( 2012-09-21 )
コミック ( 144 ページ )
作者サイト:秀河スタジオ~秀河の部屋~

ユイコさんはとてもまじめで強気な女の子なんだけど、
ごく普通な男子のトモヤにベタ惚れで、偶にデレを見せる女の子。
「たぶん付き合っている」という微妙な関係な二人が、
不器用ながら少しずつ恋を育んでいくという青春ラブコメです。

こんな青春純情超特急なラブコメも載せるアフタヌーンは懐が大きいです。
「ラブやん」みたいな変態的でラブコメの定義を間違ってるような漫画の直後に、
こんな「今日のユイコさん」が載っていたりしますからね!
アフタヌーンは本当にカオスな雑誌です。

この作品のキモは何と言ってもユイコさんのキャラクター性です!
ルール厳守が染みついている、頑固で融通の効かないまじめキャラなユイコさん。

一緒にお買い物したいけど融通がきかないユイコさん

でも、そのせいでコミュニケーションが上手く取れなかったりして、
そのことを後悔したりするんだけど、トモヤとか周りのみんながフォローしてくれるんですよね。
うーん、青春だなぁ。

そんなちょっと面倒くさい女の子なユイコさんですけれど、
それを乗り越えた先にあるのは極上のラブでありデレであり萌えなのです!
ユイコさん本人もその性格故に素直にイチャつくことが出来ないけれど、
遠回しにトモヤと二人きりになろうとしたり、甘えようとしたりという、
恋心故の欲求が透けて見えて悶絶モノなんですよね!

間接キス狙いなユイコさん

この萌えっぷりがクセになるんだよなぁ…!

ちなみに作者の秀河憲伸さんは四季賞2010年秋の四季賞受賞者です。

四季賞2010秋

「ONE HAND SHOOT」でも強気系女子がヒロインでしたし、
強気系女子がお好きなのかもしれないですね。(笑

:: 2012/8/30 木曜日::

■[漫画]松笛と戸川に会える「謎の彼女X」9巻 DVD付き限定版

DVD付き 謎の彼女X(9)限定版 (アフタヌーンKC)
著者/訳者:植芝 理一
出版社:講談社( 2012-08-23 )
コミック ( ページ )

卜部の裸Yシャツとか好きだからー!

ドラマCDを聞いた時はどうなることかと思ったんですが、
終わってみれば全話普通に面白かった「謎の彼女X」
今回のDVD付き限定版ではしかも新作エピソードだったんですが、
浴衣姿の卜部が魅力的だったのは当然として、赤面顔が多かったのには非常に満足でありました。
そして更にディスコミの松笛と戸川が出た上に、
ディスコミ新装版出るとかで最近は植芝理一さんがフィーバーすぎてヤバイ。
というかディスコミって私が高校生の時の作品で懐かしすぎる…

まぁ、それはそれとして漫画本編ですが、
この9巻ではほぼ全てが文化祭での映画作りとなっております。
椿が幽霊部員してる映研が作る映画がよだれをテーマにしたラブコメという内容で、
まるで卜部と椿の二人のような関係性なんだけど、
主役を張る椿の彼女役はタレ目がチャームポイントの諏訪野さんで…

と、今回はひたすらに椿が葛藤しまくる内容がメインで、
相変わらず青春してんなー、とニヤニヤして読んでおりました。
まぁ、一番ニヤニヤしたのは卜部の裸Yシャツ姿なんですけどね!

卜部の裸Yシャツ

うぉおおおーー! 男の夢! 男の浪漫の裸Yシャツが今ココに! なう!

更にここに卜部の照れた赤面顔まで来るというクリティカル!

赤面卜部

これはヤバイ…! 卜部が萌え殺しに来てるでぇ…!

しかし文化祭で映画作りとか学生らしい青春してますよね、ホント。
内容が退廃的な所が何とも植芝理一さんっぽいですけども。
アイドル編並に長くなってきた文化祭シリーズですが、
次巻ではそのアイドルなあの子も出てくる予感なのでそちらも要チェックであります。

:: 2012/6/23 土曜日::

■[漫画]大合作!「げんしけん 二代目の参」12巻

げんしけん 二代目の参(12) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:木尾 士目
出版社:講談社( 2012-06-22 )
コミック ( 174 ページ )

二代目になって3冊目まで出て改めて確信しました。
この作品の主人公は波戸くんであり、ヒロインもまた波戸くんだな、と!

主人公であること今まで物語の中心に居たということだけでも実証されていますが、、
今回は学園祭におけるメバエタメ特別号を描く上で波戸くんが抱える問題がフィーチャーされたり、
更には荻上と合作をする事態に!

大合作

デビュー作の評価で悩んでいる荻上にとっても刺激になるし、
斑目の件で色々思う所がある波戸くんにとっても良いキッカケになるということで!

そう、斑目なんですよ!
波戸くんがヒロインとして破格のポテンシャルを秘めていることを如実に表面化させるキーパーソンは、
やはりというか、我らが総受けな斑目なんですよね!

男の娘な波戸くん

いや、この台詞はノリで言っただけなんでしょうけど、兎に角ヒロイン力が半端無い!
げんしけんで一番女子力が高いのは波戸くんだと実感させられますよ!
見よ! この斑目に向けた波戸くんの眼差しの萌え力を!

圧倒的なヒロイン力!

はー、癒されるわぁ…

もちろんヒロイン的な魅力は他の1年生にも見受けられ、
今回身内が出てきた吉武もそうですが、矢島さんが結構可愛くて萌えるんですよね!
空気読んだぜ! 的なドヤ顔でいて実際深い所まで考えが及んでいないトコとか、
高校時代のしょっぱい恋心とか可愛いじゃないですか!

まぁ、何にしても「げんしけん」は二代目になっても面白いといことで!
特に今月のアフタヌーンでは波戸くんの斑目フラグが立ちまくりで、
キュン死レベルみんなも早くキュンキュンすれば良いと思います!

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