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:: 2023/6/11 日曜日::

■[漫画]新猫登場!「ラーメン赤猫」4巻

ラーメン赤猫4巻ラーメン赤猫4巻
出版社:集英社
作者名:アンギャマン
作者twitter:アンギャマンさん(@ANGYAMAN) / Twitter
連載サイト:ラーメン赤猫 – アンギャマン | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:ラーメン赤猫 (4)
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DMM電子書籍:ラーメン赤猫 (4)

「ラーメン赤猫」も連載は1周年を迎えて単行本も4冊目です。
ネタ切れも起こさず、新キャラも出て面白さに磨きが掛かります。

接客業あるあるな困ったお客さんもいるけれど、
それも華麗にさばく猫たちの愛らしさが素晴らしいのですが…
社さんは前職のクセが抜けなくて報連相せずに仕事をしてしまって失敗するんだけど、
それを的確にフォローできる赤猫のみんなが温かいんですよね…
やはり仕事っていうのは人間関係が全てですよ。
まぁ、赤猫の場合は猫関係になるのでしょうけども…w

その猫関係ですが、忙しくなりすぎたので、
猫の手も借りたいということで新キャラもとい新猫が来ました!

将来猫のホストクラブを作りたいというジュエルくんです!

猫のホストクラブという、ある意味凄そうな夢を持つジュエルくんですが、
まだまだ若輩者なので、赤猫のプロの面々には驚かされますが、
地道なトレーニングも欠かさず頑張っていて好感が持てます。

それにどんなにバカにされても猫のホストクラブという夢を捨てないところも、
とても一途で良いと思うのですよ。
そんな夢をバカにせず、応援してくれる赤猫のみんなは最高だと思います!

まだまだ修行が足りないジュエルくんですが、
このまま赤猫で頑張って実力を磨いて、
夢を叶えてくれると良いですね!

まぁ、ジュエルくんが抜けると赤猫が大変だと思うので、
もう一匹赤猫のスタッフ猫が増えてから卒業した方が良いとは思うので、
後数年は頑張って欲しいものです…!

:: 2023/5/4 木曜日::

■[漫画]究極のリリエルROM修行編スタート!「2.5次元の誘惑」17巻

2.5次元の誘惑17巻2.5次元の誘惑17巻
出版社:集英社
作者名:橋本悠
連載サイト:2.5次元の誘惑 – 橋本悠 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:2.5次元の誘惑 (17)
Kindle版まとめ買い:2.5次元の誘惑
DMM電子書籍:2.5次元の誘惑 (17)

新入部員のお嬢様、翼貴ちゃんも馴染んできた頃。
四天王、淡雪エリカから送られてきた紙片の謎を解いてやってきた日暮里。
そこで知ったのは淡雪エリカがユニット名であり、
モデルのユキとタッグを組む本体であるエリカさんは古参のコスプレイヤーということだった…!

私はとっくにアラフォーなので、
エリカさんのオタクネタをリアルタイムで経験しているので、
謎の技術でシャツのセリフがコマ毎に変わっているネタが全てわかってしまうのです…!

VITプリは確かにオモチャ2Fが鉄板だったなー
私は盗作チェイサーだったからスフィ地下2Fでマミー狩りしてたよ。
ROはもう10年以上やってないけど、あの頃はあれが全てだったなぁ…

エリカさんに四天王に誘われてもリリサはおバカさんだから、
奥村くんと究極のリリエルROMを作ることしか頭にないんだけど…
それが良かったのか、先達として指導してくれることになったのは、
とても少年漫画っぽいな、と思いました。

筋トレや骨格のことについて教えを受けるリリサに対して、
奥村くんは内面の言語化とカメラ技術を習得することになるんだけど、
それに付き合うことになったミカリンが超可愛くて…!

二人きりの花畑デートとか、
ミカリンが恵まれすぎてて怖くなるくらいなんですけど、
ちゃんと報われても良いくらいには、本当に良い子ですからね! ミカリンは!

長年恋している奥村くんのことを巡るライバルだとしても、
リリサは親友だから仲直りして欲しいと真剣に言うし、
後輩の翼貴ちゃんをさり気なくガードしながら原宿デートに付き合って上げるし、
本当に良い子なんですよ、ミカリンは…!

18巻ではミカリン推しが報われる展開が収録されているはずですが、
まだ結末は見えていないのでまだまだ油断できません。
私はこれからもミカリン推しでいきますよ…!

:: 2023/4/18 火曜日::

■[漫画]オタクの海に漕ぎ出そう!「限界煩悩活劇オサム」2巻

限界煩悩活劇オサム2巻限界煩悩活劇オサム2巻
出版社:集英社
作者名:ゲタバ子
連載サイト:限界煩悩活劇オサム – ゲタバ子 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:限界煩悩活劇オサム (2)
Kindle版まとめ買い:限界煩悩活劇オサム
DMM電子書籍:限界煩悩活劇オサム (2)

オタク特化型除霊師オサムと、オタクに優しいギャルというカイカちゃんの二人が、
色んなオタクの怨霊たちに振り回されながら、
浄化したり、沼に沈んだりする漫画の第2巻です!

相変わらずオサムはステレオタイプなオタクネタとはちょっと一味違うんですよね。
何というか… とても解像度が高いんですよね。
通常のオタネタ漫画がFHDくらいなら、オサムは8Kくらいある感じなんですよね。
大手サークルの二次創作でも解釈が違ったらイマイチ乗り切れなかったり、
贅沢だとは思うんだけど、私も共感してしまうネタだったり…!

かねてよりオタクは沼に沈むと例えられてきましたが、
オタク初心者のみしんちゃんにとって分かりやすいように、
大海に例えたのはとてもよく理解できるのです…!

原作だけ楽しむ人、メディアミックスも楽しむ人、二次創作も嗜む人。
色んな楽しみ方があって良いし、どれが優れているとかはない。
ただ、何もガイドがなかったら溺れるだけ、というのがとてもオタク…!

それとオサムが生き霊となった二次創作作家さんに憑依させた回では、
マイナーすぎるカップリングを楽しむ人が出てきましたが…

気のせいか、この生き霊さんに近い人の話をTwitterで見たことがあるんですよね…

「20年間同じジャンルを愛し続けている友の話」 – Togetter

オタクというのはそういった生態系が形成されやすいのでしょうか。
原作の行間をしゃぶって飢えを凌ぐというのはわかりますが、
何故そのような修行僧のような生き方をしてしまうのか…
やはり… 愛か…

そんなオサムを中心としたオタクのぶっ飛んだところと、
そんなオサムに付き合ってくれるカイカちゃんのコミュ力がとても面白い2巻でした。
とても濃いので通常のジャンプ+読者がどこまでついてこれるのかわかりませんが、
この調子でぶっ飛んでいって欲しいものです。

:: 2023/4/17 月曜日::

■[漫画]ライバルとの共闘「マリッジトキシン」4巻

マリッジトキシン4巻マリッジトキシン4巻
出版社:集英社
原作者名:静脈
原作者twitter:静脈さん(@joumyakun) / Twitter
作者名:依田瑞稀
作者twitter:依田瑞稀さん(@Yozudami) / Twitter
連載サイト:マリッジトキシン – 静脈/依田瑞稀 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:マリッジトキシン (4)
Kindle版まとめ買い:マリッジトキシン
DMM電子書籍:マリッジトキシン (4)

3人目の婚活相手にして護衛対象のハムスター使いの嵐山キミ恵。
獣使いの分家たちの集会への護衛として同行した下呂と城崎だったが、
そこには使い手を殺して回っている殺し屋狩りが居て…

殺し屋狩りの桃壱くんは白兵戦では五大名家の下呂くんをも圧倒するんだけど、
使い手ではない、ただの一般人なんだけど、ただただ強いという突然変異なんですね。

彼が使い手を殺して廻るのも、自分と恋人が幸せな日常を送るために、
危ない人たちを排除しておきたいから、というトンデモな理由なあたり、
下呂くんよりもとってもクレイジーだと思います。

危険な計画を企んでいるという獣使いを殺したい桃壱と、
護衛対象の嵐山の命を握られた下呂くんの二人が共闘して、
五大名家の獣使いの道後家に乗り込む展開は少年漫画みたいで熱いですよね。

命を奪い合った相手と利害が一致して共闘するのも熱いし、
かつてのライバルが窮地に駆けつけるのも熱いです。
婚活漫画だったはずが、まるで熱血バトル漫画のような展開ですよ…!

それはそうと、使い手の名前が有名な温泉地なのは気付いてましたが、
獣使いの家が道後っていうのは面白いですね。
今から40年くらい前、道後には動物園が有ったんですよ。
私は幼稚園の頃に遠足に行ったことがありますから間違いないです。

動物園が有ったことがあるから道後家は獣使いなんでしょうね。
だとすると、他の温泉地も使い手の能力と何か関係があるのかもしれません。
それを考察してみるのも面白そうです。

:: 2023/4/4 火曜日::

■[漫画]天才の30年 vs 凡才の300年「バンオウ-盤王-」1巻

バンオウ-盤王-1巻バンオウ-盤王-1巻
出版社:集英社
原作者名:綿引智也
作者名:春夏冬画楽
作者twitter:春夏冬画楽さん(@garaku_akinai) / Twitter
連載サイト:バンオウ-盤王- – 綿引智也/春夏冬画楽 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:バンオウ―盤王― (1)
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月山元は悠久の時を生きる吸血鬼である。
生きるのに飽きていた頃に出会った将棋という遊び。
月山には特別な才能はなかったけれど、
ただただ将棋の面白さに熱中すること300年。
彼は前人未踏の経験値を詰むことで圧倒的な棋力を身に付けていた…!

この物語は、下手の横好きが300年積み上げてきた経験で、
圧倒的な才能を持つ現代のプロ棋士に挑む物語である…!

ジャンプ+で始まった新連載なんですが、面白いですよね。
今は藤井聡太ブームで将棋が熱いですし、
何より月山が挑むように、竜王戦はアマチュア参加枠がありますからね。
だからこそ、フィクションを盛り上げる一助になっているんだと思います。

月山は吸血鬼なのでネット将棋以外では表舞台に立つ気がなかったんだけど、
10年以上通っている将棋教室が潰れるのを防ぐため、
優勝賞金目当てで参加する、というのが人情味があって良いですよね。
その将棋教室では小学生たちが楽しくやっている、というのも実に良いです。

それに月山は吸血鬼であることに自尊心とかそういうものが全然なく、
むしろ、全ての基準が将棋になっているような気がしますねw

自分と互角に戦えるプロ棋士には憧れすら持っていて、
何というか、微笑ましささえ感じられます。

月山は棋力だけならプロ棋士と互角以上あるんだけど、
吸血鬼なので日中は体力が減るばかりだったりと、
色々と弱点があるので、そこが良い感じにネックになってますよね。
旧友の同族だったり変な吸血鬼狩りも出てきた事だし、
2巻以降もとても楽しみです。

:: 2023/2/10 金曜日::

■[漫画]祝! 正式採用!「ラーメン赤猫」3巻

ラーメン赤猫3巻ラーメン赤猫3巻
出版社:集英社
作者名:アンギャマン
作者twitter:アンギャマンさん(@ANGYAMAN) / Twitter
連載サイト:ラーメン赤猫 – アンギャマン | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:ラーメン赤猫 (3)
Kindle版まとめ買い:ラーメン赤猫
DMM電子書籍:ラーメン赤猫 (3)

この3巻に収録されている三十杯目から正式連載になっているんですが、
そこに至るまでのエピソードが実に良いんですよね。
正式連載に合わせて社さんが正社員登用が決定になる、
という話の構成と、そこまでの流れが実に良いのです…

社さんの前職がブラック企業でクズ上司に使い潰されかける、
というのは知っていましたが、そのクズ上司が偶然ラーメン赤猫に来たんですが…
これがもう、とてもリアリティのあるクズっぷりでしたね!

ヤクザのようなやばさではない、どこにでもいるイキったクズで、
器の小ささも含めてとてもリアリティがあるだけにムカついたんだけど、
それを感じさせながらも漫画として読後感を悪いモノにしていないのは、
とても上手いなぁ、と思いました。

また、ラーメン赤猫のスタッフ間のエピソードだけじゃなく、
お客さん同士のエピソードも中々に味わい深いですね…!

赤猫大好きな佐倉さんが太客になりそうだからと逆ナンした滝くん。
二人の出会いは赤猫があってこそだし、
滝くんの悩みの解決も赤猫があってこそですよね。
このまま二人が付き合うことになって、
もし結婚することになったら…
二次会が赤猫であったりしないかなぁ、とか妄想しちゃいます。

それと、社さんが拾ってきた子猫ちゃんですが、
子猫の目線で画面が動くのも躍動感があって良かったですね。
弁護士の御所川原さんも運命に出会えたみたいだし…
みんなハッピーになるのは、とても良いと思います…!

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