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:: 2015/12/16 水曜日::

■[ラノベ]ギルドの重み「ソードアート・オンライン プログレッシブ」4巻

ソードアート・オンライン プログレッシブ (4) (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-12-10 )

作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

今回のSAOPは今までと違ってギルド間、ひいては人と人との関係がメインです。
4層まではゲームとしてのソードアート・オンラインにクローズアップされてましたが、
MMORPGでは避けては通れない人と人との関わりが主軸となっています。
そして今後アインクラッドをクリアした後もキリトたちを悩ませることになる、
ラフィン・コフィンの蠢動も描かれています。

人と人との関係が重点的に描かれるということは、
つまりはキリトとアスナの二人の話も濃密にわけですよ。
お陰でアスナの可愛いところがメチャクチャ多くて、
読んでてとてもニヤニヤしちゃいましたね。

うっかりデートと言ってしまい真っ赤にして怒ったり、
アルゴとはフレンド登録してるのに自分とはしてないことに嫉妬したり、
貴金属やアクセサリーに目を輝かせる女の子らしさがあったり、
アストラル系モンスターが苦手な可愛らしいところがあったり、
心の中の衝動に耐えながらもついには耐え切れずにキリトに抱きついたり、
もう全方位でアスナが可愛すぎてヤバイ。

また、ボス戦もかなり熱かったですね。
キリ番階層ということで一筋縄ではいかないとは思ってましたけど、
ギミックが凝ってるだけでなく、いやらしさもあったとは。
でも、だからこそ、それを攻略していくキリトたちが格好良かったですね。
特にALSのリーテンさんが良かったなぁ。
好きな人のために身体を張るとか75層のアスナといい、
SAOの女の子はここぞという時に強さを見せてくれますよね。

そのリーテンさんの友達という鍛冶師志望の女の子ですが、
恐らく、というか十中八九リズですよね。
この後にリーテンさん経由でアスナがリズと知り合うのかなー
うん、とてもありそう。

そしてラストでついに出てきましたね、PoH…
まさか二重顎だったとは…(そこかよ
今まで存在だけは語られてきましたが、
ここまで厄介な相手だとはなぁ。
まだその恐ろしさとおぞましさの片鱗しか見せてませんが、
今後もキリトたちの前に立ちはだかるのは間違いないので、
キリトたちは気をつけて欲しいものです。

:: 2015/10/13 火曜日::

■[ラノベ]帝城の秘密「アクセル・ワールド 19 暗黒星雲の引力―」

アクセル・ワールド (19) ―暗黒星雲の引力― (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-10-10 )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫(@kunori)さん | Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA(@himapo)さん | Twitter

今回は珍しく4ヶ月ぶりでの新刊となった「アクセル・ワールド 19 暗黒星雲の引力―」
帝城への侵入に成功したハルユキと楓子師匠。
そこで待ち構えていたのはリードだけではなく、
飄々としたグラファイト・エッジであり…

グラファイト・エッジが色々と説明してくれたんだけど、
肝心な部分が微妙にボカされているせいで判ったようで判らずにモヤモヤしますね!
特に加速世界が出来た理由として語られた似た世界の戦いとか、
SAOの話っぽくて、だからこそ知りたくなるんだけど、
詳細が語られないからモヤモヤするんですよねー

そして帝城以外、というか現実世界での物語の動きも大きいですね。
確かに今までの繋がりから考えるとあり得ないことでは無いんだけど、
レインも思い切ったことを考えるなぁ…
思い切ったことと言えばショコラたちのスカウト行動もかなり凄かったし、
ハルユキの生徒会への立候補承諾も含めて、
みんながそれぞれ決意して行動する姿からは中学生という若さを感じました。

それにしてもハルユキたちが作中でも言っている通り、
ネガ・ネビュラスの男女比が凄いことになってますね。(笑
ハルユキも色んな女性たちに嫉妬されて大変ですが、
迂闊な発言のせいとも言えるのでちょっと自業自得気味かも?

今後多少は解消されるのかもしれませんが、
このままの男女比でも良いかなー、と私は思います。(笑

:: 2015/8/11 火曜日::

■[漫画]真紅のマタドール・アスナ「ソードアート・オンライン プログレッシブ」4巻

キリトたちのアインクラッド第二層攻略のクライマックス!
この4巻は一冊丸々がボス戦を描いているので、
刺激的かつ濃厚なバトル要素に溢れています。
キリトだけじゃなく、もちろんアスナも暴れまくりです!

SAOの主人公は誰もが認めるキリトですが、
このSAOP4巻に限ってはレジェンド・ブレイブスのオルランドも主人公でした。
ロールプレイのうざさは少々あるけれど、バトルでは熱血しているし、
何より皆を鼓舞して支え合おうという姿は勇者を名乗るのに相応しいものがありました。
仲間が起こした問題の責任を潔く取ろうとする姿も高潔でしたしね。

それに対して今回のキリトはある意味主人公が見せてはダメな顔をしてましたね…(笑

saop_comic04_01

まぁ、当時はまだ中二だもんなぁ…
美少女のアスナにあんな顔されたらこうなっちゃうのも致し方なかろう。
それにしてもキモい。(笑

そしてキリトにそんな顔をさせたアスナですが、
やはり彼女がいないと画面が締まりませんね!
ボス戦も彼女が参戦してからが本番って感じでしたし!
また、体術クエでトレードマークの紅いマントでマタドール姿を披露してくれたのも良かったけど、
やはり自分がしてしまった表情を思い出して赤面している姿が良かったです。
いやー、やっぱりソードアート・オンラインの正ヒロインはアスナだなぁ!

とはいえ、そんなアスナも可愛いだけの女の子じゃないんですけどね。
キリトが不得手としている政治工作に長けているところが実際怖い。

saop_comic04_02

確かにアリシゼーション編でのオーシャンタートルへの潜入工作 から見ても、
アスナが政治工作に長けているのは判っていましたが、
まさかこんなアインクラッド編からその実力を遺憾なく発揮されていたとは…!

それにしてもアスナとアルゴは相性が良すぎると思う。
これで何故SAOクリア後に行動を一緒にしていないのかが気になるんだけど…
遠隔地に住んでいるとかなら判るんだけど、
75層に到るまでにアルゴが死んでたりしたら嫌だなぁ…
うーん、原作の続きが気になる…!

さて、次回からは原作2巻の部分に突入します。
新たなNPCヒロインのキズメルが登場しますし、
ラッキースケベ率も高まるはずなので、
比村奇石さんがそこをどうエロく描いてくれるのか…!
いやー、今から楽しみで仕方ありませんね!

:: 2015/8/10 月曜日::

■[ラノベ]アルティメット・アスナ降臨!「ソードアート・オンライン 16 アリシゼーション・エクスプローディング」

ソードアート・オンライン (16) アリシゼーション・エクスプローディング (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-08-08 )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

ついに始まってしまったアンダーワールドの最終負荷実験。
NSAから依頼されたPMCのガブリエル・ミラーが闇神ベクタとしてログインし、
副官としてヴァサゴまでも侵略軍として加わったため絶望的かと思いきや、
ベルクーリが率いる人界守備軍は奮戦し優勢に進めることができるものの、
どうしても犠牲というのは出てきて…

ここまで登場してきた名のある騎士たちが戦い、散っていく大決戦。
今まで登場してきた彼や彼女たちだけではなく、
侵略軍側の方も容赦なくフラクトライトの輝きが失っていき、
今までのバトルとは別種の面白さを見せてくれます。
個人的に一番印象に残った散り方だったはオークの姫騎士レンジュかなぁ…
その潔さと気高さな上にabecさんがオークなのに美しく描くんだもの。
オークとはいえ、一種の神々しささえ感じました。

神々しさといえばアスナさんが抜群でしたけどね!
スーパーアカウントで入ったから正に女神状態でしたが、
アリス相手にキリトを取り合う正妻戦争を早速起こしてしまうあたり、
やっぱりアスナは人間だなぁ、と思い知らされました。(笑
それにしても後輩のロニエにリーナ先輩も加わって素敵な修羅場でしたね。
これでキリトが心神喪失状態だったのは良かったのか悪かったのか…
まぁ、このフラグの立てっぷりは流石のキリトさんですけどね!

それにしてもラストはこうくるのかー! って感じでした。
ガブリエルが仕掛けてきた奇想天外だけど有効な手段に対して、
キリトたちが今まで紡いできた人の絆で対抗しようとか、
ユイちゃんってば有能すぎるにも程がある!
ある意味、アリスよりも貴重なのではと思いますね。

そろそろキリトさんも覚醒してくれると信じているので、
次の17巻も楽しみにしております!

:: 2015/6/12 金曜日::

■[ラノベ]0Gバトル!「アクセル・ワールド 18 ―黒の双剣士―」

アクセル・ワールド (18) ―黒の双剣士― (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-06-10 )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫(@kunori)さん | Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA(@himapo)さん | Twitter

8ヶ月ぶりの新刊となった「アクセル・ワールド」!
緑のレギオン”グレート・ウォール”との会談の最中に乱入してきたのは、
かつて”ネガ・ネビュラス”の四元素の一人だった”グラファイト・エッジ”
帝城で無限EKトラップに囚われているはずの彼は謎に包まれていた、
”グレート・ウォール”の六層装甲の第一席らしく…?

物語の描写が非常に丁寧で、緑と黒の宇宙ステージでの模擬領土戦とか、
すごく細やかに綴られていて面白いのですが、
それ故に物語の展開がスローペースになっているのでヤキモキしまくりでした。
特に巻末にはかつてのBD特典だった「紅炎の軌跡」が収録されているので本編短かったですしね。
何より気になりすぎるヒキだっただけに早く続きが読みたすぎる!

それにしても”グラファイト・エッジ”が予想以上に面白いキャラでした。
”黒”で”二刀流”の時点で作者のもう一つの著作であるSAOのキリトさんを彷彿とさせましたが、
更に彼が繰り出す剣技が”バーチカル・スクエア”とかSAOのそのまんまですしね!
しかも巻末で明かされたことには本当に驚かされましたよ。
そうくるのかー

しかしハルユキも男性キャラとしては負けてないですね。
0G下で大活躍する必殺技の”ヘッドバット”や戦術はもとより、
メイデンやロータスが戦っている最中に心の拠り所にするとか、
他者への影響度は充分に主人公してました。
ショコラとか女性キャラへのフラグの立ちっぷりは間違いなく主人公ですしね。(笑

それとマンガン&コバルトの二人がリアルを曝したのには驚きましたが、
二人の巨乳っぷりには更に驚愕させられましたね。
何? 未来の日本人は巨乳ばかりなの? パラダイスすぎない?
しかしこうなると、より驚かされるのは黒雪姫の貧乳さだなぁ…
何というか、その… ドンマイ…?

:: 2015/2/12 木曜日::

■[ラノベ]人類に仇なすレッドアイを駆逐せよ「絶対ナル孤独者 2 ―発火者 The Igniter―」

絶対ナル孤独者 (2) ―発火者 The Igniter― (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-02-10 )

作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter

8ヶ月ぶりの2巻刊行となりましたが、
この2巻でやっとこの物語が始まった、という所まで来ました。
宇宙から飛来した”サードアイ”の力や、特課に所属する”ジェット”の仲間たちの顔見せ。
そして”ルビーアイ”の組織の片鱗が見えてきたりと、
ここから物語が大きく動き出し始めます。

今回の敵は”発火者(イグナイター)”
かつて特課が手傷を負わすも取り逃がすだけでなく、
一人の仲間を脳死に追いやってしまった苦い経験のある能力者。
その能力は”酸素”を操るという生物にとっては致命的なモノ。
その能力でもって都心で次々と焼死体を作り上げていく”発火者”相手に、
特課に所属したばかりの”孤独者(アイソレータ)”ミノルが挑む…!

1巻では殆ど見せ場がなくて顔見せだけだったヒロインのユミコも、
今回は排気量800ccの大型バイクに跨がりマッハ0.7で加速するという、
豪快すぎる乙女っぷりを見せて大活躍してくれます。
ミノル相手に人工呼吸をほどこして初キスを捧げてくれたりと、
メインヒロインとしての面目躍如といった所ですが、
個人的には義姉の典江さんも捨てがたい所です。
もう今のうちに既成事実作っちゃえば良いんじゃないかな。

それにしても今回はミノルが主人公らしく活躍したと思うんですよね。
”発火者”を見付けたり、その正体に感づいたり、土壇場で真の能力に気付く頭脳プレー
そして最後にはユミコをその能力でもって救ったりとと大活躍ですよ。
だからこそ、オリヴィエに殴られたのは少々納得いかないというか。
オリヴィエが今回やったのって単に壁を斬っただけだし。(笑
そこはやっぱりちょっとモヤモヤしたかなぁ。
っていうか覚悟とか散々言っておきながら鎌倉の山海堂に行ってるとか…
ちなみに山海堂にはSAOの武器も売ってるので、
オリヴィエが使ったのはエリュシデータという可能性も…
いや、三章の内容から考えるとALOのエクスキャリバーかな?

そんなオリヴィエが活躍し、”屈折者(リフラクター)”小村スウが出てくる次の3巻ですが、
インタビューによればしばらく年に一冊刊行という、SAOPと同じペースらしいので来年までおあずけです。
小村スウも好きなヒロインなだけに待ち遠しいです。
それまではエヴァの「瞬間、心、重ねて」を見返して待ちたい所です。(笑

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