本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2015/3/14 土曜日::

■[ラノベ]魔王と神様の珍道中「神様ライフ」4巻

神様ライフ (4) (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:気がつけば毛玉
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2015-02-28 )
作者サイト:気がつけば毛玉
作者twitter:気がつけば毛玉(@takemika00)さん | Twitter
絵師サイト:Pion
絵師twitter:みわべさくら(@sakurapion)さん | Twitter

Kindle版:神様ライフ 1
Kindle版:神様ライフ 2
Kindle版:神様ライフ 3
Kindle版:神様ライフ 4

3巻ラストで流れのメイドという不可思議な職業のルナリエッタの正体が魔王だと判明!
新たな戦いの幕開けかと思いきや1章の序盤は平和な日常が始まってて、
一瞬キングクリムゾンが発動したかと勘違いしましたが、
そんな訳ではなくて…

次代の魔王になるために魔神を倒しにきたルナリエッタが出会ったのは、
マジンジャナイ感がたっぷりの悠斗だったので、様子を見ることに。
という訳で悠斗とルナリエッタの不思議な関係が出来上がったんだけど、
魔神そのものはまだいるので、それを倒すために二人が協力していく珍道中でしたが、
そこは相変わらずのノリで面白かったです。

しかしこの4巻で完結といのはちょっと寂しいなぁ。
キャラの魅力が出始めたばっかりだったし、リーゼベルもヒロインとしてこれからだったのに。
というか一番惜しいのはクーティアですよ、クーティア!
もうクーティアと会うことが出来ないだなんて悲しすぎる…
ストレスフルな現代日本においてクーティアほどの癒やしをくれる幼女ヒロインは貴重ですよ。
まとわりついてじゃれついて笑顔を見せてくれるクーティアが可愛すぎて怖い。
クーティアに背中をよじ登ってきて欲しい…

という訳でコメディ作品としては良い感じだった「神様ライフ」はこれで完結です。
次回作にも期待したい所ですが、是非とも幼女ヒロインをお願いしたいものです。
これほど幼女力が高いラノベが書けるんだから、その力を埋もれさせるだなんてとんでもない。
次回作の幼女に期待です!

:: 2015/3/9 月曜日::

■[ラノベ]ただの人間を応援する物語「俺の教室にハルヒはいない」4巻

「俺の教室にハルヒはいない」シリーズはこの4巻で完結です。
好きな作者だし、好きな内容で自分にも合ってただけに終わるのは悲しいですね…

仕事が順調なカスガとちょっとした喧嘩になってしまったユウ。
そんな時にクラスの凛々しい眉毛で黒髪ロングな委員長から、
人気のない教室に呼び出されてのんきに告白かと思っていたら、
その委員長が手に持っていたのはカッターナイフで…

タイトルから判っていましたが、
そこまでハルヒをフィーチャーしなくても良いんじゃないかな?
とも思いましたが、そのお陰で「涼宮ハルヒの憂鬱」を読むことになり、
ユウが「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品を理解し、
ひいては自分のことを知ることが出来たのは、
これもひとつの人生万事塞翁が馬ってヤツなのかな、と。

もちろん作品に対する解釈は人それぞれだと思いますので、
「涼宮ハルヒの憂鬱」の解釈だけが正統の正解だとは思いませんが、
この解釈もひとつの正解なのは間違いないと思います。
ハルヒ自体も既にひとつの歴史的コンテンツになってしまったので、
その作品を読んで影響を受けるキャラのコンテンツがあっても良いですよね。

まぁ、それはそれとして最後の展開は実に良かったですね。
カスガもマナミも神楽坂先輩も良いキャラしてました。
直球ド真ん中なカスガの告白も良かったけど、
マナミとの不思議な距離感の告白も良かったです。
つまりこれはマナミが正妻でカスガが愛人で神楽坂先輩がセフレということですね!(ぇー

これで完結なのは残念ですが、良い終わり方だったと思うので次回作にも期待したいです。
新井輝先生、また新しい作品をよろしくお願いします。

:: 2014/12/7 日曜日::

■[ラノベ]ドキッ! 脳筋ばかりの闘技大会!?「神様ライフ」3巻

神様ライフ (3) (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:気がつけば毛玉
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2014-11-29 )
作者サイト:気がつけば毛玉
作者twitter:気がつけば毛玉(@takemika00)さん | Twitter
絵師サイト:Pion
絵師twitter:みわべさくら(@sakurapion)さん | Twitter

Kindle版:神様ライフ 1
Kindle版:神様ライフ 2
Kindle版:神様ライフ 3

次々とヒロインを追加投入してきてヒロインが飽和状態ですが、
新ヒロインは変態度ぎ低いから「小説家になろう」で鍛えられた私には余裕ですよ。
フリーライフのヒロインたちは凄いのが多いからなぁ。
変態エルフだけじゃなくて変態するヒロインとかもいたし。

2巻で冒険者ギルドの脳筋ジジイたちを精神的にボコった悠斗だけど、
魔法使いとはいえそんな優秀なモノを見逃すほど統治者はボンクラではなく、
宮廷魔術師として勧誘されることに。
しかも勧誘しにきたのは王女であるヴァレンティア。
年上お姉さん風の眼鏡美女とか今まで出てこなかった属性なだけに新鮮ですね!
お色気展開もあるし、あざとい、流石王女あざとい。

しがらみとかで出ることになった闘技大会でも、
脳筋だけでなく、割りとまともな人がいて安心したら決勝の相手がアレですよ。(笑
それに対する悠斗の手段もアレでしたけど。
投網て。(笑

何だかんだで面倒なこともあったけど、元の鞘におさまるかと思いきや、
ラストでまさかまさかの展開で驚きました。
ただ者ではないとは思っていたけど、意外すぎる正体…!
チアリーダーコスで伊東ライフ的な応援をするだけはるな…!(ぇー

:: 2014/9/2 火曜日::

■[ラノベ]新ヒロインは残念系な英雄の娘「神様ライフ」2巻

神様ライフ (2) (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:気がつけば毛玉
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2014-08-30 )
作者サイト:気がつけば毛玉
作者twitter:気がつけば毛玉 (takemika00)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:Pion
絵師twitter:みわべさくら (sakurapion)さんはTwitterを使っています

Kindle版:神様ライフ 1
Kindle版:神様ライフ 2

ついつい怒りに任せてデキたてホヤホヤの迷宮を破壊しちゃった悠斗。
A.W.onlineのキャラスペックを保持したままなのでチート級の強さはあるけど根は小市民なので、
金脈たる迷宮を壊された冒険者ギルドから怒りの呼び出しに応じて、
メイドと巫女と犬耳ロリ連れで王都に行くわけなんだけど…

冒険者ギルドの老獪な脳筋ジジイどもに3つの試練を課されたけど、
この作者のノリをよく知っている身としてましては、
このジジイどもの末路に冒頭から涙を禁じえませんでしたね。(笑
実際案の定なオチに持っていったし。
低姿勢だからといって、実力が低いとは限らないんじゃよー

今回は新ヒロインが出てましたけど、まためんどそうな女の子で…
英雄の娘として生まれて箱入りで育ってきた銀髪ヒロインのリーゼベルちゃん。
基本的にいい子なんですけどね! だからこそ悠斗も手助けしちゃうんだろうし。
周りからの期待に答えようと頑張る姿とか健気じゃないですか。
終盤ではクーティアを助けるためにきちんと動けてたし、良いヒロインですよ。
普段はちょっとドジっ子なだけで…

でもやっぱり真のヒロインは犬耳ロリのクーティアでしょうね。
いやー、クーティアっては本当に可愛いですねー
子供の可愛いさと子犬的な愛嬌まであったら最強に決まっているじゃないですか。
もう、クール毒舌メイドもヤンデレ狂信巫女も必要ないのでは。

そう言えば途中でロマリアの闘技大会に黒騎士が云々と出てきましたが、
ここらへんはフリーライフとのクロスオーバー的なアレですね。
「小説家になろう」からのファンへのサービスがあって嬉しかったです。(笑

:: 2014/8/3 日曜日::

■[ラノベ]おっぱいに無防備なカスガ「俺の教室にハルヒはいない」3巻

2巻直後から話が続いている3巻です。
カスガの強さのお陰で冷静になることが出来たユウが、
マナミと仲直りするために家に会いに行ったら、
マナミの妹と父親とご対面するだけではなくて、
明日学校に登校するためにユウの家に泊まりにくることになって…

マナミとカスガの微妙なすれ違い具合が絶妙すぎる。
プライベートではユウの家でニアミスしまくりで、
仕事場ではお互い素顔で仕事をしているのに、
何故かカスガは気付かなくて…
もしかしてとは思ってたけど、カスガはドが付く天然さんなのであろうか…

というかユウの方が天然なのかもしれない。
神楽坂先輩なんかあからさますぎるアプローチかけてきているのに、
スルーするどころか気付かないとか、鈍感という言葉すらも生温い。
ユウは恋愛には向いてないのであろうか…

マナミもカスガも神楽坂先輩も徐々にユウとの距離を詰めてきているけれど、
お互いがお互いのことを知っているようできちんと知ることが出来てないように見えます。
彼女たちがお互いのことを気持ちも含めて知り合うことが出来たら、
何かが起こると思うのですが…

まぁ、それはもうちょっと先なのかな?
何よりこういった絶妙な距離感の取り方が新井輝作品ですしね。
続きが楽しみです。

:: 2014/7/6 日曜日::

■[ラノベ]サーモン海域を防衛せよ!「艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 一航戦、出ます!」2巻

1巻では鉄底海峡を攻略するという攻めの内容でしたが、
この2巻では逆に深海棲艦からの攻撃から如何に防衛するかという、
守りの展開がメインになっています。
そういった意味では1巻とはコンセプトは逆になっていますね。

2巻では艦娘が結構揃っているために色んな艦娘が出てきます。
もちろん赤城と加賀はメインヒロイン級なので出番は多いんですが、
軽巡も球磨や能代、重巡も摩耶が出るし、駆逐艦も浜風とか比較的新しい艦娘も。
そしてそんな様々な艦娘が出ていながら、ちゃんとキャラが書き分けられている所に、
作家的にも、提督的な意味でもベテランの風格を感じました。

挿し絵ももちろんよくて、個人的に一押しなのがお風呂回ですね!
巨乳艦娘ばかりに囲まれた大鳳ちゃんが可愛かったです。
まぁ、おっぱい的には恵まれない大鳳ちゃんだけど、
戦闘場面ではちゃんと見せ場がありましたしね。
流石は装甲空母って感じでしたね!

とはいえ、一番良い場面持っていったのはやっぱり大和だよなぁ。
大艦巨砲主義が見事に花開く展開とか格好いいの一言ですよ。
触接機と超長距離のレンジを持つ46センチ砲ならではの活躍っぷりには、
ちょっと痺れるものがありますね。
大和が建造された時はこういった運用が期待されてたんだろうなぁ…

しかし今回一番良い仕事をしたのは潜水艦娘たちでしたね。
シオイちゃんもグッジョブだったし、ゴーヤは単純に可愛かったでち!
次はイムヤとかも活躍の場面があると良いですね!

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