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:: 2017/7/10 月曜日::

■[漫画]二人の絆「弱虫ペダル」51巻

弱虫ペダル51巻弱虫ペダル51巻
出版社:秋田書店
作者名:渡辺航
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (51)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル
DMM電子書籍:弱虫ペダル (51)

先頭集団で協調する箱学と総北。
インターハイ三日目はこの二強で争うだけかと思ったら、
広島の奸計により下位集団がまとまって追い上げてくる予想外の事態に…!
そして一瞬の判断ミスで総北キャプテンの手嶋純太が集団に飲み込まれ…

手嶋本人も思っていたけど、キャプテンなのに何をやってるんだ…!
と感じたけど、キャプテンだからこそなんですよね。
キャプテンだから集団の状況を把握しないといけないから、
後ろを気にしないといけなくて、それ故に進路変更に気付くのが遅れてしまったという…

先代の金城のようなカリスマで統率するタイプのキャプテンではなく、
情報をまとめて的確な作戦を考えるタイプのキャプテンだからこそというか。
広島の策謀と相性とタイミングが悪かっただけなんだよなぁ…
あまり手嶋が悪いというわけじゃないだけに歯がゆいものがあります。

でも、そういった誰かのミスを助けるのが総北の良いところですよね。
そして手嶋を助けるのはやはり青八木なわけですよ。
誰かが落ちたら誰かが助けに行くというのは総北の伝統ですけど、
やはりこの手の展開は何度見ても熱くなりますよね。
何より手嶋と青八木の絆を知っているとなおさらです。

そんな二人を相手に勝負を仕掛けてきた広島ですが、
これがまた中々一筋縄ではいかない雰囲気が出ているのが不気味です。
まぁ、それでも二人の絆の強さならなんとかしてくれると思わせてくれるんですよね。
総北のチーム二人は… 強いぞ…!

:: 2017/4/15 土曜日::

■[漫画]緊張する協調「弱虫ペダル」50巻

弱虫ペダル50巻弱虫ペダル50巻
出版社:秋田書店
作者名:渡辺航
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (50)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル
DMM電子書籍:弱虫ペダル (50)

もう50巻ですよ…
舞台化、アニメ化、講談社漫画賞受賞と、次々と偉業を成し遂げてきましたが、
このペースだともしかしたら100巻越えも可能なのでは…?
いや、流石に無理か…
でも、もしかしたら…?

インターハイ3日目はスタートは順調なもので、
坂道が期待通りに今泉と合流して箱学と競り合うことで、
後ろの集団も協調して追いかけるという、
ライバルとの協力関係が何とも胸熱な展開でした。

ですが、後半からは前巻不穏な動きを見せていた広島が、
今年もまた面倒なことを仕掛けてきましたよ…
呉の陸鮫と言われる浦久保は強力なリーダーシップを持っているわけではなく、
そう…、いわゆる扇動者みたいな動きをしてきて得体が知れないんですよね。
御堂筋とも違う不気味な怖さを持っていましたが、
ここまで面倒な事態を引き起こすとはなぁ。

時にはライバルとも協力するという美しさと共に、
時にはライバルをも利用するという自転車競技のもう一つの一面を見せつけられますが、
それでも、総北ならきっとそんな状況すらも乗り越えてくれると信じてるので、
51巻での展開には心配もありますが、大きく期待もしている次第です。

:: 2017/4/7 金曜日::

■[漫画]学園部活モノでお色気要素マシマシ「あつまれ! ふしぎ研究部」1巻

高校に進学したばかりの五領大祐はどこの部活に所属するか迷っていた。
そんなある日、倉庫と間違って訪れた場所で、
オカルト研とマジック研と催眠術研が合わさった「ふしぎ研究部」に出会う。

入るつもりはなかったんだけど、ことね先輩の怪しい催眠術で、
入部させられた大祐は色々な災難とラッキースケベに遭うことになり…

「侵略! イカ娘」の安部真弘さんの新作がこの「あつまれ! ふしぎ研究部」です。
イカ娘の時のように毒にも薬にもならないような(褒めてます)、
そんな日常モノかと思いきや意外や意外エロコメ要素が入ってますよ!

元々、安部真弘さんはエロ可愛いキャラを描くことができる人なんですよ。
イカ娘ではシンディの水着姿とかちょっとドキドキしちゃってたし!
ただ、イカ娘ではそういった要素は極力オミットしてたんですよね。
それをこの「ふしぎ研究部」ではリミッター解除してきました!

個人的には… 全然アリだと思います…!

まぁ、エロコメといってもかつてのチャンピオンでは「オヤマ!菊之助」とか、
「ギャンブルフィッシュ」とかぶっ飛んだエロコメをやってましたし、
ジャンプでは「ゆらぎ荘の幽奈さん」といった化け物がいますからね。
それらに比べるとかなり薄味なんですが…

個人的にはこれくらいのエロコメ濃度でも全然オッケーです!
むしろ、これくらいの濃度だからこそ妄想も捗ると言いましょうか!
普段はSっぽいけど実は怖がりなことね先輩が、
エロい身体をしていてたまにからかったりもするけれど、
しっかりと恥じらいを持っているところとか最高じゃないですか!

正直ね…「イカ娘」のエロ同人誌は食指が動きませんでしたけど、
もし「ふしぎ研究部」のエロ同人誌が出たら間違いなく注目しますね!
よろしくお願いします!

:: 2017/2/21 火曜日::

■[漫画]2日目の夜、二人の夜。「弱虫ペダル」49巻

弱虫ペダル 49 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺航
出版社:秋田書店( 2017-02-08 )

作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (49)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル
DMM電子書籍:弱虫ペダル (49)

インターハイ2日目のゴールを逃した総北。
今まで僅差でゼッケンを逃したばかりだったが、
3日目は6人全員一丸となってゴールを目指そうとする…
だが、青八木は膝に爆弾を抱えていて…

去年と同じく順風満帆とはいかないですね、総北は。
ハンデを乗り越えてこそカタルシスはあると思うんですが、
手嶋と青八木の二人には夢を叶えて欲しいと思うんですよね。
それと、坂道と真波の二人にも。

まぁ、それはそれとしてこの49巻の見所は何と言っても巻島と東堂でしょう!
まさか2日目の夜に、唐突に二人の勝負が始まるとは思いませんでしたよ。
ちょっと腐女子に対してサービスしすぎじゃないでしょうかね!?
物語的には坂道を発奮させるために必要なエピソードなんでしょうけど、
坂道以外の、主に女性読者層も発奮してそうな気がします。

それにしてもまた広島が暗躍するのか…
渡辺航さんは広島に何か偏見でもあるのだろうか…(笑
まぁ、仁義なき戦いとかそういったイメージがあるけれど、
広島はそんなに悪いところじゃないと思いますよ。
あそこに住めばカープファンに洗脳されると畏れられてましたけどね…!

:: 2017/1/18 水曜日::

■[漫画]勝利の雄叫び「弱虫ペダル」48巻

弱虫ペダル 48 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺航
出版社:秋田書店( 2017-01-06 )

作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (48)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル
DMM電子書籍:弱虫ペダル (48)

2年目のインターハイ二日目のクライマックス!
総北、京伏、箱学のエースたちによる三つ巴のゴールスプリント!
誰が勝ってもおかしくないような盛り上がりの中で、
ゴールを制することができるのは果たして…?

去年は総北、京伏、箱学のエース3人による同着ゴールがあったので、
今回もその可能性も考えていたんですが、そんなことはありませんでしたね。
残酷で厳然とした唯一の結果を出してきましたよ。
これがロードレースというものだ、と言わんばかりです。

ゴール直前にそれぞれの過去話を持ってくることで、
それぞれに感情移入させられただけに、
結果がより重く感じられるんだよなぁ。
特に新開悠斗は優秀すぎる兄を持つ故の苦悩とか、
自分に重なるところがあるだけに、より深く感情移入しちゃうんですよね。
それだけに結果が重い…!

あと、個人的に心に響いたのは杉元ですね。

誰よりも、恐らく今泉本人よりも今泉のことを信じぬいてきた杉元だからこそ、
彼が流した涙には何者にも勝る説得力があるんだと思います。
サポートなのでレースで活躍することは出来ないけれど、
チームを裏から支えている杉元を見てるとちょっと目頭が熱くなってしまいますね。
今年の総北はサポート要員まで含めて支え合うチームだよ。

それだけにラストで判明した事実は辛いものがあるなあ。
手嶋と青八木のチーム二人はどうなってしまうのか…
心配だけど、次巻も楽しみです。

:: 2016/11/20 日曜日::

■[漫画]エース「弱虫ペダル」47巻

弱虫ペダル 47 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺航
出版社:秋田書店( 2016-11-08 )

作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (47)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル

鳴子の奮闘によって京伏の独走を防いだインターハイ2日目。
坂道と今泉の二人がトップ集団に合流したことで、
京伏、箱学、総北の3校がそれぞれ2人ずつ計6人がゴールを狙う、
三つ巴の状態になったが…

御堂筋の策略が光ったなぁ…
脚力というか走力というか、そういった意味では互角かもしれないけど、
悪辣というか容赦がないというか、
そういった発想ができる柔軟性と、
それを走りながら思いつく思考力が御堂筋の強さでしょうね。
総北で言えば手嶋の頭脳と今泉の脚力が合わさったようなもんか。

箱学の王者としての矜持を刺激するだけでなく、
仲間、というかザクの水田くんの矜持もくすぐって、
自分にとって有利な状況を生み出す能力は賞賛すべきものでしょう。
まぁ、それでも新開弟の鬱屈した状況と葦木場との絆を知らないから、
ピンチがしのげてないのがレースの面白さなんですけどね。

しかし…
御堂筋もそうですが、新開弟も見せ場が多かったですね。
偉大すぎる兄がいるために鬱屈してしまうとかあるあるですが、
それを描くことによってまさか葦木場とのカップリングが生まれるとは…(笑
まぁ、そのせいで今泉の出番と見せ場が相対的に減っていますが、
2日目のゴールは間近なので次巻では見せ場が増えると思います。

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