■[ラノベ]7年ぶりの大賞受賞作「処刑少女の生きる道 ―そして、彼女は甦る―」
処刑少女の生きる道 ―そして、彼女は甦る―
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:佐藤真登
作者サイト:佐藤真登
作者twitter:佐藤真登 (@qazxsw020119) | Twitter
絵師名:ニリツ
絵師サイト:ニリツハイハン
絵師twitter:ニリツ (@Ann_NH) | Twitter
Kindle版:処刑少女の生きる道(バージンロード) ―そして、彼女は甦る―
DMM電子書籍:処刑少女の生きる道(バージンロード) ―そして、彼女は甦る―
異世界の日本から召喚される日本人たちは、
世界を渡る際に純粋概念を内包することで莫大な力を得ることができるが、
同時に未曾有の人災を起こす元凶にもなり得る世界。
その世界で異世界人を殺すことを架せられた処刑人の物語…
ダンまち以来のGA文庫大賞受賞作ということで購入しました。
GA文庫はダンまちの面白さを見抜き、りゅうおうのおしごと! を早期に打ち切らずに継続させ、
拾い上げでゴブリンスレイヤーを出している実績がありますからね。
面白さを信頼して購入した次第であります。
で、読んだ感想としては中二力が高い面白さでしたね。
冒頭のノリだけ読んで
「ははぁん? このすばみたいな作品かな?」
とか思ってたんですが見事に騙されましたね!
導力とか純粋概念とかとっても中二でしたね!
しかも男キャラがほっとんど出てこない百合濃度が高い作品でしたね!
キマシ!
誰よりも悪人であろうとするメノウちゃんは尊いし、
そんなメノウちゃんに絶大な信頼を寄せる日本人のアカリはバカワイイし、
メノウちゃんにべた惚れの後輩であるモモちゃんもヤンデレちっくで可愛かったです。
少なくともこの1巻ではモモちゃんの方がヒロイン度高い気がします。
ラスボスの正体とかはわりと早く察することが出来ましたけど、
その動機は読めなかっただけに真実を知った時はちょっと驚きましたね。
うーん、聖母みたいな善人でもやはり人間なんだなぁ…
そう考えると悪人であろうとするメノウちゃんが一番人間らしくないのかもしれない…
9月に2巻が出るということでそちらも期待したいところですが、
姫騎士のアーシュナちゃんは再登場してくれるのかしら…
そこがちょっと心配です。
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