■[漫画]もがき、あがき、苦しみ、それでも前へ…「3月のライオン」4巻
3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)
著者/訳者:羽海野 チカ
出版社:白泉社( 2010-04-09 )
定価:¥ 510
Amazon価格:¥ 510
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4592145143
ISBN-13 : 9784592145141
作者サイト:羽海野チカ________umino*chika
表紙の島田プロが本気でシブ格好良いですが、中身も渋いです。
島田プロは「尊敬できる同性の先輩」を体現したかのような渋さなんですよね。
胃痛持ちでひ弱なイメージばかりが先行してしまいがちですが、
同世代に宗谷名人という化け物が居ながらも腐らず、足掻きながら前に進む姿が格好良いんですよ!
島田相手に将棋を指してその器のでかさに打ちのめされ、
前に一歩踏み出そうと思った零が取った手段が島田の研究会に参加すること。
前回の負けから間もないことと、島田のタイトル戦もあり3姉妹との話は少なめになってますが、
その分、島田プロの渋さが光ってて痺れます!
宗谷名人との差は明らかで、その差が一向に縮まらないことも認めているけど、
だからといってサボっていい理由にはならないと、ただひたすらに努力を重ね、
じわじわと実力を付けてタイトル戦の常連になり、故郷の期待というプレッシャーにも応えようとし、
持病の胃痛に苦しみながらも一心不乱に頑張る姿は心打たれるんですよねー
こういった先輩を持てるのは零にとって得難い収穫だろうなぁ。
そして少しだけ出てきた3姉妹ですけど、ひなちゃんが可愛かったですね。
零が義姉の香子と喧嘩している姿を見て、一歩踏み出す姿もそうですけど、
後日あの女の人だれ? と聞く姿がちょっと萌えでしたね。
でも零の前で無神経にも下着まで脱いでしまう香子も良かったです。
…うーん、Mの目覚め?
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