本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2014/12/14 日曜日::

■[ラノベ]水の都に愛をこめて「ソードアート・オンライン プログレッシブ」3巻

ソードアート・オンライン プログレッシブ (3) (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-12-10 )

作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

一年ぶりとなる原作のソードアート・オンライン プログレッシブの新刊!
今回は一冊丸々がアインクラッド第四層のことが綴られているのですが、
この第四層というのがβ時代は殺風景な涸れ谷だったのが水で満たされ、
まるでヴェネチアの如き風光明媚なマップになっていて…

マップが丸々変更されたことでビーターなキリトが持つアドバンテージがなくなるかと思いきや、
β時代の知識と差分を取ることで重要なクエストを早々に見つけ出して攻略するとは…!
この発想力と応用力こそがキリトの強さの源泉だと思うんですよね。
だからこそ、攻略本頼みなキバオウさんたちより一歩先に行って、
何より後にアインクラッドを解放出来たんだと思います。

それにしてもアスナの可愛さに磨きが掛かってきましたね。
キリトにアスナの安全第一だと言われて照れちゃっている所とか、
水の都でゴンドラを楽しんでいる所だとか凄く魅力的ですよ。
このアスナが比村奇石によるコミカライズでどう表現されるのかが、
今からすっごく楽しみです!

それにしてもボス戦がまたもやオマケというか、
エルフを巡る抗争がメインでしたね。
キズメルが出てきたのは予想通りでしたがまさか艦隊戦があるとはなぁ…
単純なソードスキルだけの戦いではないとか、
アインクラッドは私が思っているよりもバリエーションに富んだゲームなのかもしれない。
木箱に隠れる必要があるクエスト設計とかも含めてやはり茅場晶彦は天才だな…!

:: 2014/12/13 土曜日::

■[漫画]デジタルデータの武器に宿る魂「ソードアート・オンライン プログレッシブ」3巻

ソードアート・オンライン アインクラッド編第0章であるプログレッシブシリーズのコミカライズ第3巻!
原作1巻の強化詐欺編に入った所なんですが、原作を大きくアレンジしています。
話の根幹は変わらないんですが、全体的に暗めだった物語の印象が、
アスナの魅力とアルゴの出番増加と鍛冶師ネズハの意外な役どころのお陰で、
原作に比べて明るめな雰囲気になっています。

そもそも物語の構成を弄るだけでなく、キャラクターの印象も変えるとか、
このご時世、かなり大胆というか勇気がいる行為だと思うんですが、
そのお陰で原作とは違った面白さがあるし、何より新鮮なんですよね。
原作を読んでても新たな発見があるので、原作既読者にこそ読んで欲しいです。

とはいえ、原作で大事な所は変えてません。
そう、タラン饅頭を食べて顔に白濁液、もといクリームまみれになったアスナさんとか!

saop_comic03_01

流石は比村さん! エロ同人時代に鍛えたスキルを存分に奮っておられる!
このシーンだけでもコミカライズの価値があったと思わざるを得ない。
ありがとうございます! ありがとうございます!

それに原作では描写されてなかった所が見られるのも良い所ですよね。
アルゴがどうやってネズハという名前の正確な読み方を知ったかとか、
原作ではアルゴにブレーンが居たことは仄めかされてましたが、
それがまさかヒースクリフだったとは…
まぁ、確かにヒースクリフほどの博識さなら知っててもおかしくないし、
何よりこういった出番があると原作ファンとして嬉しい限りです。

しかし、レジェンド・ブレイブスが裏にいるというのは原作通りだけど、
そのレジェンド・ブレイブスのギルメンの絆が微笑ましく強いモノに変更されてましたね。
特にリーダーのオルランドはロールプレイングがちょっとアレだけど、
かなり人徳があって良い奴になっていて、これはこれで確かに面白いかも。
また、アルゴがネズハと合流したのが4人なことや、
Pooと思しきプレイヤーが声を掛けてきた時の描写から考えても、
恐らく、オルランドは強化詐欺のことを知らないんだろうなぁ。
これはネズハが罪を懺悔するシーンでも何かしらあるんじゃないでしょうか。
これでまた4巻の楽しみが増えましたよ。

他にも描き下ろしの制服姿のアスナさんのおっぱいだとか、
ネズハが暴露する巷の噂のアレコレで百面相するアスナさんだとか、
死のうとするネズハに説教するアスナさんだとか、
見所は沢山あるので未見の人は是非とも読んで欲しいです。
あー、この比村さん版の内容でアニメ化してくれないかなー

:: 2014/10/11 土曜日::

■[ラノベ]戦士たちの休息「アクセル・ワールド 17 ―星の揺りかご―」

アクセル・ワールド (17) ―星の揺りかご― (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-10-10 )

作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫(@kunori)さん | Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA(@himapo)さん | Twitter

16巻の感想
「メタトロンと黒雪姫の二人がハルユキのご主人様がどちらか揉める展開はよ!」
とか言ってたら早速17巻でやってくれましたよ!
しかも「親」の黒雪姫だけじゃなく、「師匠」の楓子さんまで参加してのプチ修羅場!
いやー、今回は中休み的な巻とはいえここまでサービスしてくれるとは…
ありがとうございます!

ISSキット本体を倒すことが出来たけど、災禍の鎧マークIIは破壊できず、
更には加速研究会の正体は判ったけど、確たる証拠は手に入れられず。
お陰で七王会議では決定打に欠ける議事進行だったけど、
次への布石は何とか打てたかなって感じですね。

ネガ・ネビュラスというレギオンも一気に構成員が増えただけでなく、
最後に出てきたあの人は多分あの人だから面白いことになりそうですね!
というかまた「つづく」かよ! と思ってしまう訳ですが。
まぁ、今回はそれほど緊迫感がある「つづく」じゃないだけマシかなー(←飼い慣らされた発言

それにしてもこの表紙はある意味残酷ですね…
黒雪姫のスレンダーっぷりがこれでもかというほど判るというか。
まるで楓子の方がメインヒロインかのようだ…
というか、乳に関しては貧乳はロリ以外では黒雪姫だけなのでは…
ドンマイ、黒雪姫…

それはそうと、大天使メタトロンですが相変わらず良いキャラしてると思います。
そして何故か既視感があるなぁ、と思ってたんですが先日その理由が判りました。
この傲岸不遜で、しもべと呼びながら愛情たっぷりで、ツンデレ風味で、見た目若いけど歳食ったババア…
3X3EYESの三只眼とかぶる属性があるからなんだ…!

:: 2014/8/29 金曜日::

■[漫画]うわっ…私のバスト…、大きすぎ…?「そーどあーと☆おんらいん。」2巻

そーどあーと☆おんらいん。 (2) (電撃コミックスEX)
著者/訳者:南十字星
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-08-26 )
ComicWalker:そーどあーと☆おんらいん。 – 無料コミック ComicWalker
原作者サイト:WORD GEAR
原作者twitter:川原礫 (kunori)さんはTwitterを使っています
作者サイト:風の生まれる場所

南十字星さんが描くSAOコメディ4コマ、ALO編発売!
電撃文庫MAGAZINE連載なので2年に1冊というスローペースですが、
その分面白さが詰まりに詰まった1冊になってますよ!
シリアス成分皆無で、二次創作的なノリなんですがそれが楽しいんですよねー

今回何が一番笑ったって言えば、カバー下漫画ですね!(笑
特に裏表紙のアレはもう笑い転げたというか。
無駄にリアルな直葉の表情がもうヒドイ。(笑
ネタ的にはアニメの二次創作の更に三次創作になるかもしれないけど、
カバー下漫画だから問題ないよね!(笑

中身の方は相変わらず素敵なんですけど、今回はオリキャラが出ないんですよね。
やはり剣士ああああはSAOの空に散ってしまったのか…
代わりと言っては何ですが、領主のサクヤとルーが多めに出てきてます。
というかサクヤのおっぱいネタが多い気がする。
二人が会談で揃った時のそれぞれの親衛隊のリアクションは面白かったなぁ。(笑

他にも原作の細かい所を良い感じに引き出してきてて読んでて楽しいです。
ユージーン将軍が自分の愛剣を暇があったら見詰めまくるとか、
ゲームとかやってるとよく判りますよ、その愛情。
それに原作の細かい所にツッコミを入れるとかも好きだなぁ。

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ザ・シードをDLする時とか原作読んだ時に私も思いましたよ。(笑
実際、何テラ…、もしくは何ペタの容量があるんだろう…

兎にも角にも原作読んでると面白さが半端なかったです。
次のファントムバレット編も楽しみだけど、また2年後かー…
取りあえず、現状だとComicWalkerで連載を追うことが出来るから、
そっちでしばらくは我慢しようかと思います。

ファントムバレット編だと直葉のおっぱい並みに、
シノンの尻がクローズアップされるのかしら…
楽しみだ…(笑

:: 2014/8/11 月曜日::

■[ラノベ]米国、介入「ソードアート・オンライン 15 アリシゼーション・インベーディング」

アメリカはいつも余計なことをする…

予想通り、ラースを強襲したのはアメリカNSAに依頼されたPMCで、
その目的は完成した人工知能を掻っ攫うという横暴なモノ。
流石はアメリカ、大国のエゴが剥き出しの作戦で納得です。
汚いさすがアメリカきたない。

そしてそんなアメリカの強襲作戦で発生したサージ電流の余波で、
殆ど廃人みたいになったキリトを世話することになったアリスですが、
彼女には守られる立場の住人たちのエゴに曝されてSAN値が下がってましたね。
これは読んでても結構ストレスが溜まりました。
それでもアリスはギリギリの所でキリトから託された想いを胸に踏み留まっていましたね。
このキリトとアリスの間にある不思議な関係は、
戦友というだけでは腑に落ちないものがあってちょっぴりニヤニヤしちゃったり。

そんなアリスとの関係を知る由もないアスナさんですけど、
正妻力を発揮してついにアンダーワールドに降臨ですか!
MORE DEBAN村の住人にならないとか、流石はアスナさんです。
しかし最終負荷実験とアメリカの介入で予断を許さない状況なので、
これからの展開が凄く気になる所です。
キリトさんー! 早く目覚めてくれー!

それにしても天使の名を持つアメリカ人が、
魂の理解を求めて殺人を犯し、更にはアンダーワールドに闇神としてログインするとか、
中々に皮肉が効いてますね。
一筋縄ではいかなそうな性格というか嗜好と思考をしているので、
アンダーワールド大戦はかなり混沌としそうです。

うーん、早く続きが読みたい。

:: 2014/7/11 金曜日::

■[漫画]最前線に咲く鮮烈な華・細剣士アスナ「ソードアート・オンライン プログレッシブ」2巻

鮮烈にして苛烈にして峻烈な細剣士・アスナの物語。

アインクラッド第一層、コボルトリーダーとのボス戦の最中、
βテスト時代と違う挙動を取ったボスのスキルで死んでしまった攻略組リーダーのディアベル。
カリスマだった彼が倒れたことでショックを受ける攻略組の中、
キリトとアスナの二人は最前線で持ちこたえるが…

希少なツン率9割のアスナが見られるSAOPコミカライズの第2巻は、
初っ端からバトル展開が盛り上がって手に汗握る面白さ!
アニメも躍動感がある血戦でしたけど、漫画も負けてませんよ!
特にバトルの最中だというのにみんなが止まって視線を集めた、
アスナの鮮烈な指示をするシーンは圧巻でしたね!

saop_comic02_01

このシーンは原作にも、もちろんアニメ版にもなかったんですが、
アスナ視点で再構成されたこのコミカライズだとすごくしっくりきました。
原作1巻の頃にはトップギルドの副団長を務めるアスナの片鱗が窺えます。
確かにこのカリスマなら副団長になってもおかしくないよなぁ。

この他にも原作との差異は幾つかあるんですけど、
どれも原作の核となる部分はそのままに、物語として判りやすいように再構成されています。
ですので、原作ファンにもそうですし、この2巻は原作1巻で飛ばした所から始まるので、
アニメしか見ていない人にも是非読んで欲しいです。

ちなみに巻末には「ディーふらぐ!」の春野友矢さんがゲストで描かれてましたけど、
「ディーふらぐ!」の高尾さんエロ同人誌(当時の感想)を描いた比村さんの本にゲストとか運命を感じますね!(笑
そう言えば比村さんは2004年の夏コミから同人活動を始めたので、
もうすぐ10周年ですね。
長年おっぱいの大きいキャラばかり描いていた比村さんも、
アスナではその欲望が晴らせないからかに情熱を傾けている気がします。

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しかし単行本になってもスカートの影になってパンツが見えないとは…
SAOの倫理コードのプロテクトは固いな…!

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